約 868,703 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5721.html
3 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/11(土) 22 41 43.35 ID GSC5vTmko [3/10] 【須賀京太郎】 <アイドルランク>(ファン人数) Dランクアイドル(10000~100000) <容姿> S(70) <雀力> C(40) <歌唱力> C(47) <演技力> B(50) <特技> タコス作り <担当> 清水谷竜華(プロデューサー) 花田煌(マネージャー) 竹井久(事務員見習い) 龍門渕透華(スポンサー) 福路美穂子(家政婦) 瑞原はやり(総合トレーナー) 弘世菫(麻雀トレーナー) 松実宥(メイク 容姿トレーナー) 雀明華(歌唱力トレーナー) 石戸霞(演技力トレーナー) <アイドル経歴> 雑誌特集 パンフレット サイン会 ドラマ主演 いい○も出演 CM出演 仮面ライダー 主演 アニメ 主要キャスト起用 |. G | F | E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS―――┼―――――――――――――――――――――――――容姿 |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll雀力 |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllll歌唱力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll演技力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll <須賀京太郎のファン> 宮永照 宮永咲 蒲原智美 愛宕洋榎 愛宕絹恵 江口セーラ 鹿倉胡桃 染谷まこ 片岡優希 原村和 国広一 深堀純代 藤田靖子 滝見春 池田華菜 久保貴子 25 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/11(土) 23 55 13.26 ID GSC5vTmko [10/10] 前スレ1000たまげたなぁ SSになれば充分ありえる話だし、じゃけんこのスレで容姿SSにしましょうね~ 【前スレ埋めネタの続き 第三回ポンコツ会議】 <<京太郎の昨晩のオカズ(性的な)を回答する>> 正解したものには京太郎のパンツが送られるという特典 果たして、正解するのは一体誰なのか――!? 咲「……」カキカキ 照「……」スラスラ 和「……くっ」 菫「……」フフフ \ジリリリリリリ/ はやり「時間でーす☆」 久「それじゃあボードをオープン!」 四人「……」 サッ!! 咲のボード「宮永咲 (お尻攻め)」 照のボード「須賀照(旧姓:宮永照)」 和のボード「石戸さん」 菫のボード「私」 久「ぶふっ!?」 はやり「わぁ……」ドンビキ \エー!?/ \ドウイウコッチャー!/ 久「えと、和以外は全員自分の名前ね」 三人「……」コクッ 久「逆に和はどうして?」 和「プライドよりも目の前のパンツです」キリッ 久「逞しくなったわね、私嬉しいわ……」シクシク \ノドチャーン ヤマワケダジョー/ \ノドッチニパンツハワタシマセンワ!/ 29 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/12(日) 00 02 03.98 ID mqqTjsPjo [1/5] はやり「あの、それより気になることがあるかなーって」 久「はい」 はやり「宮永さんの……」 久「何も見てないです」 はやり「でも」 久「何も、見てません」 咲「京ちゃんを信じてます」ドヤッ 照「やるね、咲。自分の魅力を分かってる」フフフ 菫「侮り難いな」ニヤリ 和「なんでこんなに自信満々なんですか?」 久「もう疲れたし、そろそろ解答発表ね」ドヨーン はやり「そうだね……」ズーン 四人「……」ドキドキ 久「それじゃあ正解はVTRで発表するわ!」 はやり「スイッチ・オン♪」カチッ TV「」ブゥゥウン 四人「!!」 コンマ一桁安価 ↓3 1~2 宮永咲 3~4 宮永照 5 原村和 6 石戸霞 7~8 弘世菫 9 竹井久 0 清水谷竜華 45 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/12(日) 00 13 12.03 ID mqqTjsPjo [2/5] ※あくまでパラレルです 【モニター】 京太郎「えぇっ!? い、いきなりなんですか!?」カァァァ 竜華「え、ええから! その、誰で……ぉ、なに……ぃ、したん!?」 京太郎「うぁっ……//」 竜華「……//」モジモジ 京太郎「……えと、昨日はその」ソワソワ 竜華「う、うん……」 京太郎「ひ、久しぶりに地元の幼馴染と電話して……」 竜華「……」 京太郎「普通に電話を切ったんですけど、その後に……なんか、その、ムラムラしちゃって」ウツムキ 竜華「そ、それで?」ドキドキ 京太郎「……そいつが、前に卓から落ちた牌を拾おうとした時の、こと思い出して……」ソワソワ 竜華「……//」 京太郎「気がつけば、その……」 竜華「ぁぅっ……」 京太郎「頭の中で……後ろからぐいぐいとヤっちゃいました。そりゃもうパンパンと……」 竜華「ぐっ、ぐいぐいっ……? パンパンって……//」カァァッ 京太郎「俺、人として……大切な何かを、失った気がします」トオイメ 竜華「きょ、京太郎君はその……//」モジモジ 京太郎「はい?」 竜華「お、お尻が、好きなん?」クイッ プリッ 竜華「う、うちやって……できるんよ?」フリフリ 京太郎「」ブチッ ウォォォォォ!! \ソコマデヨ!/ \オチツクンジャ!/ デキヌゥッ!! \チェンジビートル/ \キャストオフ!/ ウワァァァァ! \ウンメイノー/ ~~~~ブツンッ~~~~ 咲「」 三人「」 久「えぇっ……?」 はやり「これマジ……?」 46 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/12(日) 00 19 45.66 ID mqqTjsPjo [3/5] 咲「きょ、京ちゃんが私で……//」カァァァッ _........----......._ ,. ´ ` 、 / 、 ' , 、 ヽ / / / | | ∧ .' ' / / , イ | } | | ∧ , | / /l / / } , .イ / } } ! . | | / { _/_}ム/ / /、_| _/ / / | . { / | ィ´}//イ /} / / }/`ヽ イ ' 〉, , { | ,ィ斧汽 /´ ィ斧汽、} / |\ | {八 { \ {とヒこソ ヒこソっ イ | \} | 乂ム . . . . . . .、 . . . ムイl / 从{∧ _ _ 人 ∧{ |/ > ../^} /⌒l、` .イ } ./ リ ___/-'-'-- 、/〉「-、/ ' ,.. < {======ミ`ヽ|〉 ` ...._ /⌒\\ /`ヽ ∨, { >-、 {==、 { \/ 〈7 ー、{ ̄| //,ィ^. , \Ⅵ / | , /イ . ./ ∧ { `| 、 |_/= ´イ . . ,イ / } | Ⅳ \ | ̄´ . . . /= }イ | | / } /-r ´ | ∧ , | /__」 , | { , / | , .| . | { L∧ / / / . | . .. | | 、 ' / . . .| . . | | | \ }|. . . | . . ., | | \ / | . . .Ⅵ . .} , | | ` ー ´| . . . | . . . .マ . .| { | / , . . | . . . . .} . .| | | Ⅳ , . ∧ . . . . . / ∨ | 照「」 和「」 菫「」 久「これはなんとも言えない結末になったわね」 はやり「ぶっちゃけありえないと思うな☆」 久「でも、勝ちは勝ちよ。優勝おめでとう咲」ニッコリ 咲「あぅぅっ……//」モジモジ 照「こんなのおかしくないかな? かな?」アハハハ 和「ここはどこじゃ? わっちは賢狼でありんす」ブツブツ 菫「」ジョロジョロジョロ 久「他のメンバーはダウンしてるし、このままお開きでいいわね」 はやり「はい、優勝賞品だよ♪」 京太郎パンツ「」ホカホカ 咲「……」モゾモゾ シュルシュルッ 咲(E:京パン)「はふぅ……」ホンワカー 久「咲、それで麻雀打てば無敵なんじゃない?」 咲「そんな気がします」ゴゴゴゴッ 55 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/12(日) 00 30 31.71 ID mqqTjsPjo [4/5] 久「ということで、第三回ポンコツ会議は終了よ!」 はやり「みんな、お疲れ様♪」 照「」 和「」 菫「」 久「それじゃあ、また次回の会議でね!」 はやり「次のぽんこつは誰かな?」 ,. ―――-- 、 / ヽ、 .' ヽ / , { | , l | } , .' .| | /_j _/ .! |-/、 . { | |イ} } /}/| /}/ } ハ | {、 . | 、 从ィ斧 / イ斧Y { | ヾ} |∧ r从 { Vり Vリ |∧{ Ⅵ、 \ . . . ' . 八 リ ヽ}`ー、 ` ´ イ 从}≧=-- く ,-r―--イ} | 〉--―、 、 / {、 、 〈___/ /イ ヾ {- 乂\ 、 { / イ/ /- 、 , | Ⅵ\ > ∨-< _// Ⅵ | / ¨「__7 ̄´ { / イ | | { / ∧ / / | | 八 / ∧ , /_-'」 | Ⅵ_ _/ 〉 / , 咲「(京ちゃん。いつかきっと――)」クスッ こうして波乱の第三回ポンコツ会議は幕を閉じた 果たして、次に優勝するのは一体誰なのか――? そして―― ?「ふーん、テルー達がやられたんだ」アワイーン ??「所詮ぽんこつやからなぁ……」リュウカーン ?「あら、面白そうなことやってるじゃない……」カスミーン ?「そもそも私はもうポンコツじゃありませんから」ノドカーン ??「わしはもう――アイツのことはなんとも思っとらん」マコーン ポンコーズと敵対する謎の集団とは一体!? 次回埋めネタ――かもしれない? 【第一回シリアス会議】 ご期待ください 90 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/13(月) 00 03 13.29 ID m1zEcBfNo [1/8] 【学校 京太郎の教室】 ガヤガヤガヤッ キャー! キョウタロウキュンカッコイイ ハナシカケヨウカナァ ムリダッテー 京太郎「ふぅー、久しぶりの学校だってのに」ゼーゼー 淡「大丈夫?」ナデナデ 京太郎「アァ、ナントカナァ……」 ヒソヒソ マタオオホシサンバッカリ ズルーイ キョウダイノクセニー 淡「お兄ちゃん頑張ってるのに、みんなで邪魔して……」ギロリ ゴゴゴゴゴ 一同「!」ビクッ シーン 淡「……」ユラァ ポンッ 京太郎「よせっての、俺は平気だから」ニコッ ____ ,. ´ __ `¨¨ヽ ,  ̄` / ヽ `ヽ / _ , ∨ 、 . / /,´ / | ヽ . / //' ' / ' / l| | ∨ l// / , / ' l| | | | | | | | | _/ ィ / { l |__|_{ |∧ }/ ' / l | ∧  ̄ {〃 Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧} / , 从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | ' / イ从 l ム Vり ム' ノ/}' ´ \∧ ' ,r ' / 、 v ァ / 从/ \ `こ イ _|、 ` r ´ //∧ /| /////∧ 「 | //////////> 、 , </∧ / {///////////////> 、 , </////// ∨__∨//////////////////>、 淡「っ!」ドキッ その他女子「」キュンッ キャー! カッコィィィィ! ダイテェェン! アァァァン! 京太郎「しっかし……アイドルは大変だな」 嫁助「全く、長野の嫁さんも心配してるぞ」アハハ 京太郎「……」 嫁助「ん?」 京太郎「そういやお前っていつからこっちに来たんだ?」 嫁助「……」 京太郎「……」 淡「がるるるるっ!」フーッフーッ 周囲女子「ぐぬぬっ……」ビクビク 94 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/13(月) 00 20 08.05 ID m1zEcBfNo [2/8] キーンコーンカーンコーン 先生「それじゃあ今日はここまで。須賀君は、その……私と居残りを……//」モジモジ ガタガタガタッ A子「お、お兄↑様ァァァ!! 私と一緒に帰り――」ピョイン ドゴォッ!! X子「その、私と一緒に帰りませ――」ペターン ドグシャッ! W子「まぁ、一緒に帰ってあげてもいいですけど」プルンッ ドドドドッ モブ女子「「「「「「京太郎くぅぅぅぅん♪」」」」」」」 淡「……」ギリギリギリ 京太郎「いいって」サッ 淡「あっ……」 京太郎「ごめん! この後、仕事があるんだ!」ペコリ 一同「!!」 京太郎「また今度、一緒に帰ろうぜ!」ニコッ モブ女子勢「は、はいっ……♪」ポワーン 京太郎「じゃあなー!」タタタッ 淡「あ、タロー!」 モブ女子勢「ほへー」ポワポワー ~~~~~ 【校門前】 京太郎「さぁて、急げ急げー!」」タタタッ 煌「あ、京太郎君!」 京太郎「煌さん!」キキーッ 煌「今日はナンジャの収録だったかな?」 京太郎「はい! 和と待ち合わせしてるんです」ニカッ 煌「今日は私は同伴しませんけど、大丈夫ですか?」 京太郎「うーん、和もいるし大丈夫だと思います」 煌「ふふっ、色々と学べるといいですね」クスクス 京太郎「勿論ですよ!」メラメラ 大御所声優の代役なんだ 少しの妥協も許されちゃいけない 96 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/13(月) 00 36 19.73 ID m1zEcBfNo [3/8] 煌「うん、その意気!」 京太郎「それじゃあ行ってきます!」 煌「あ、ちょっと待って!」ギュッ 京太郎「えっ……?」 ギュゥゥゥ 煌「……んふっ♪」 京太郎「手なんか掴んでどうしたんですか?」キョトン 煌「元気になるおまじない、かな?」ニコッ 京太郎「……はいっ! 元気になりました!」パァァ 煌「(本当は私が元気になるおまじないなんだけど……)」テヘヘ 京太郎「おわっと、いけねっ! 遅刻するので行ってきます!」タタタッ 煌「頑張ってねー!」ブンブンッ タタタタタタタタッ ~~~~ 【スタジオ近くの公園】 京太郎「はぁ、はぁ……。ここか……」 予定10分近く遅れちまった 和の奴、怒ってないかな……? 京太郎「和は……」キョロキョロ 和「……」 京太郎「お、いたいた! おーい! のど――」タタッ , '" `丶、 ㏍㌻ rzzzz-ミヽ㏍⌒ヽ ´ | ㏍ ノ / / i Vk㏍㏍㏍㏍㏍ \ ' i l i i i 」i ㏍㏍㏍k/ ; i i i |i -i 圦__彡㏍ . ∨〈 i i i i八 i | 小| i . ノ i i i i /㏍' V ハ | i i i |if弐ミ | { 坏弐ミト i i i/ | i | i 圦|i { ハ \ { 心Vi i/ /l L」 ㏍k ミトVツ 乂_ ツ 丁-㏍| | l i| 、 丁 ̄` | | 八 rァ′ | | i i\ ‘` _i_r‐‐r | ,.r ' ¨¨'''ヽ......| i i i i i\ _ . r'´ _l,亠、Y´`ヽ |. ,イ __ .ゝ-、 i i i i i ` T ´ 〉/ __ \/ヽ |. ,' r'´ `ヽ. } i i i i i ‐‐-/ ' . | く..|./ i/ .', 、. \} |. i '、 .ヽ/ i i i i i ._/ヽ .|_,}./ l . i ヘ. ヽ | ハ .', / i i i i i|`´l .|V/-‐-'"¨T ' ヽ,l V L ゝ, ゝ -{ i i i i i| ‐.l .|.Lゝ-〉 ヽ、イヽヘ | `i __. `¨ヽi i i i i|r‐/ |.マニ/ V‐' 〉.|. __| r_ニ___¨' ‐---、 Vi i |にl 〉川 .| i¨f'´ |. _lノl.ゝ-、 |/ ル レ.r‐ゝ、_/.イ rノ| iニ、 '二 ゝ/| ヽ、_ ヽ ./ ゝ、イ〈-‐'`´ | i i \人. `| ゝ、 ヽi { i .i-、 ハ. ヽ i ` ̄ ¨ヽ、 ` ‐ 、. ゝ / / ゝ/¨_r-|. ', \ ¨ '‐-'、, / .| | ヽ、 __ ` 、 / i |  ̄l l´__ゝ/_ `ヽ、 / ‐- .f | 、_/ ノ´ `ヽ'´ .ゝ / -‐ | | 〉、__ / /´ ̄ ` ' ‐ 、 _./ ー-< . | | 和「迷子になっちゃったんですか? ふふ、困りましたね」ヨシヨシ 京太郎「……」ドキッ 100 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/13(月) 00 52 06.23 ID m1zEcBfNo [4/8] 和「うぇっ!? す、須賀君!?」ドキッ 京太郎「和、どうかしたのか? その子犬――」 和「えと、そこで震えていたのを見つけて……」 子犬「わぅっ!」トテトテ 京太郎「ん?」 子犬「クゥゥン」スリスリ 京太郎「ははっ、こいつってば人懐っこいな」ナデナデ 和「そうですね」クスクス 京太郎「とは言っても、首輪も無いし……」キョロキョロ ダンボール箱「(拾ってください)」 京太郎「あっ……」 和「嘘……」 京太郎「捨て犬なのか……」 和「こんなに可愛いのに……」 子犬「きゅぅん」ハミハミ 京太郎「あはは、俺の足はうまくないぞ」ナデナデ 和「須賀君、どうしましょう……」オロオロ 京太郎「とは言ってもなぁ」 このまま放置すれば、誰かに拾われるかもしれない でも……その可能性はかなり低いだろう 京太郎「もう結構時間も遅いし、今日は冷える」 もしかするとこのまま―― ふと、そんな嫌な予感が頭をよぎる 和「……っ」 和もそれを察したのか、悲しげに顔を伏せる かといって、どうしようもない 京太郎「お前も……辛いなぁ」ドッコイショ 子犬「ワウ!」 京太郎「なんだぁ、お前。ちんぽこついてないのか!」 メス犬だったのか…… もしかすると、それが理由で捨てられたのかもしれないな 京太郎「……」 和「……」 沈黙が流れる 俺も和も、やるべき事は分かってる それでも、中々実行に移せない 俺は、どうすりゃいいんだろう 106 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/13(月) 01 10 51.13 ID m1zEcBfNo [5/8] 京太郎「……なぁ、和」 和「須賀君」 俺の言葉を遮るように和が歩き出す その背中にはどこか暗い影が差している 和「行きましょう」 振り返らずに和が言う 京太郎「……いいのか?」 和「いいも悪いも、こんな同情してても……キリがありませんから」 京太郎「そう……だな」 和の言うことは正しい こんな同情はやれても一回だけだ これから先に何度も出会うであろう捨て犬 それら全てを救うことなんて、絶対にできないだろうから だからこれは偽善だ たった一回きりの自己満足 気になる女の前で格好つけたがってるだけのことだ でも、それでも―― 京太郎「……」ヒョイッ 子犬「くぅん?」 和「須賀君?」 京太郎「……この一回を見逃したくねぇよ」ヨシヨシ 和「だ、ダメです!」 京太郎「和……」 和「今から収録なんですよ!?」 京太郎「知ってるさ」 トコトコトコ 和「須賀君!!」 京太郎「バックに入れて、大人しくしてろよ」モゾモゾ 子犬「ワウワゥ」コクリ 和「だから、それはダメ――」 京太郎「和、まだ飼うって決めたわけじゃないからさ」 和「でも……」 京太郎「大丈夫、なんとかするって」ニィッ トテトテ 和「あ、ちょっと待ってください!」トテトテ 110 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/13(月) 01 26 15.60 ID m1zEcBfNo [6/8] 和「もうっ、須賀君っ!」 京太郎「しーっ!」 和「えっ?」 京太郎「コイツ、バックの中で寝てるみたいなんだ」 バック「Zzzzz」 和「あ、ごめんなさい」ペコリ 京太郎「このまま収録終わるまで静かにしてればいいんだけどなぁ」アハハ 和「えっ!? まさかスタジオに連れていくつもりなんですか!?」 京太郎「そうだけど」 和「だ、だだだだダメですよ!」ガタガタガタガタ 京太郎「大丈夫だって」 和「う、うぅっ……どうなっても知らないですよ」 京太郎「(……本当は結構怖いんだけど)」ビクビク はぁ、和の前で格好つけたかったからって……これはやりすぎたか? でも今更引き下がるわけにもいかねぇし…… 京太郎「(どうしよう……)」ズーン こうして、一時の感情で取り返しのつかないことをしてしまった京太郎 この行いが吉となるのか、それとも凶となるのか 果たして――京太郎の声優デビューの成果はいかに!? 【一方その頃 京太郎のアパート】 ピンポーン 美穂子「はーい」 ガチャッ 咲「あ、どうも」 美穂子「あら!」 照「咲、よく来たね」ニコッ 咲「えへへ、京ちゃんの部屋にお泊りに来れるなんて嬉しいな」 照「私と京ちゃんの愛の巣にようこそ」フフフフフ 咲「もう、お姉ちゃん……」 モゾモゾモゾ 美穂子「そのバックは?」 咲「あ、そうだった。ごめんね!」 ジィィィッ カピー「きゅっ!」スポッ 照「カピー!!」キラキラキラ 美穂子「か、かわいいっ!」キュン カピー「きゅぅ……」スンスン トテトテトテ カピー「きゅいきゅい!」ピョイン 咲「京ちゃんの匂いが嗅げてよかったね」 112 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/13(月) 01 30 59.96 ID m1zEcBfNo [7/8] 照「へぇ、カピーも連れてきたんだ」 咲「うん。お義母さんに無理言って」 照「ん? お義母さん? どうして咲がおばさんのことを――」 ,..-‐ .' .´ ̄ .` .ー.、 / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ / . . . . . . . . . 、..... .、 、 . .、 .. .\ / . . ... ; . . i i i ......i ...i......i... \ i . . i i.. ;i_; !-、ハ i }-トi、 i i ... ヽ | ... i |/ハ |!|;ノ | | |、ハ|`i i .. . ゙、 |. | |/;xf'‐-、 |;ノiノf==、イi ハ i . .゙、 | i | i(! b. .. i ............0 . })| i ヾiヽiー-ヽ. | ! fヽ i ゙、 `ー' 、`ー' ,!ノ | ヾ!、 ヽ ヽ!ヾ "" "" i ,、 | ヽ、 ` ー 、 ! ̄ヽフ /,ノ \i ,、 ヽiヽi、` , 、 ` ̄´ / /./ /フ r、 ヽ| ` ーイー-――ァー,-、 _ /./// ,.-,. ヾヽ. | i _,....-‐ . '〔' _/ . . . . . // ヾi |i ノ ´ ∠- '/ ,...__ヽ丶 | .! ,イ、、 . . . . . . .ト._´/ . . . . // r-、| | ´ 、 ∠.._ `ー-、`ヽ` Vヽ.,、 、\ . . . . i / . . ,;. ."イ | / ゙、 ヽ ヽ ,ィ―ー‐' ⊂二 ー' ,イ ー`ー-ヽ./-‐"-‐'ノ== レ' ヽ√i ,ノ ヽ / / .V `ー-┬'`i'ー―'´ ヽヘ ;ヘ,メ、 /〉 咲「あ、あー!! それより京ちゃんは?」アセアセ 美穂子「今日はお仕事なんですよ」ニッコリ 照「原村和と一緒」ムスッ 咲「ふーん? また和ちゃんと一緒なんだ」ジェラシィー カピー「むっ!」トテトテトテ! 咲「早く帰ってこないかなぁ、京ちゃん」 照「それより咲。さっきのお義母さんって――」 カピー「きゅぅ……」モゾモゾ 京太郎のTシャツ(INカピー)「キュゥ」ポワーン 美穂子「本当に京太郎君が好きなのね」クスッ 照「ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ」 咲「あ、アハハハ……」 果たして、ペット対決の行方はいかに!? つ づ く 143 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 19 33 42.16 ID ssBmfdOBo [2/30] 【前回までのあらすじ】 和とアニメで共演することになった京太郎 しかし、スタジオに向かう途中で捨て犬を見つけてしまう 心配そうにする和を見て京太郎はその犬を拾うことに決めるが、隠し場所はバッグの中 果たして、無事に収録を終えることができるのか!? 【アフレコスタジオ】 スタスタ 京太郎「お、おぉ……ここがスタジオなのか?」キョロキョロ 和「はい」 京太郎「ほぇ……」 ガヤガヤ ワイワイ 京太郎「す、すげぇ! あの人知ってる!」 和「しっ! ちゃんと挨拶しないと……」アセアセ 京太郎「お、おう!」タタタッ 先輩声優達「?」 京太郎「どうも! 須賀京太郎です!!」ペコリッ だいさく「あはは、よろしく」スッ おりかさん「相変わらず元気だね、須賀君」ニコッ 京太郎「あっ、折笠さんもいたんですね!」パァァッ おりかさん「うん、今日は期待してるからねー」 かゆき「ソルサキ見てるよー、面白いよ」ワイワイ つんちょ「俳優と声優は勝手が違うけど、緊張しないで頑張って」 京太郎「あ、ありがとうございます!」ペコリ ワイワイ 和「(思ったより受け入れられてますね……)」ホッ だいさく「それでマイク立ちは……」 京太郎「大丈夫です! うちの先輩達にみっちり指導を受けて来――」 ?「わんわんっ!!」 京太郎・和「!?」 ザワザワ つんちょ「わん?」 おりかさん「今、犬の鳴き声がしたような……」 京太郎「……」アセダラダラ だいさく「須賀君……? 今のは?」 144 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 19 40 38.38 ID ssBmfdOBo [3/30] かゆき「まさか犬を――」 京太郎「」ドッキィン ま、まずい!? このままじゃ―― 和「わ、私です!!」バッ 京太郎「!?」 一同「??」 おりかさん「和ちゃんなの?」 だいさく「どうしていきなり犬の真似を……?」 つんちょ「わんわんってなんのことだい? 和「そ、それは……」タジッ 先輩達「?」 . / | . i .| . . . i| | . . . . . .|! . |i . | 、 . .゙、 、 ゙、゙、 ; イ/ i ./ | i .| . . . i .| . . .i| | . . . . . . .|! .| i . i 、 . . 、 .、 . . .! . iヽ/ . . .|/ i i | | . | .| . . . i| | . . .| ! | .. |i. | .i i ゙、 . .i.;A-‐ハ .! . . . . . . ..! ___| ! .i | . | . . .i .! . . .|!.i! l | . ! . . . . ..i . .i ゙、! _/ハ ハ/ |ィ;. .,.-‐-、! /. . . . .V/i |.| . . i i i_ |、!、 . .! i !、i . . . . . .i . .i _;彡';tr=、 ヾ、"' /ヽ |' . . . . . .i . | . . . . ! i i! | .. i i . . i`iー ト-!、丶 . . . . i 、^V i_; ヽ / i . | . | . . . 、 ! i、 . .i . . . .| .i 、 .7メ'f ヾー\ . . . 、`ヾ ;;; ン ′ ノ . . ! .| . . . ヾi 、 .\ . \ .]〈 っ ; i  ̄` _,∠| | . | .|―- ヽ! .i、`゙ー-r≧ ≠ , " " / | ! . | .!//// | .| . . . . . . \! ,, ,, / i! i .i//// | .| . . .i i r== "ヽ / i . i .|//// | | . i . |\ ∨__ノ) / / . i. |//// | | . .| イ | |l`ー-..、  ̄ ̄ / / . |///// |.| . | ∧ i . !i `i ー-‐ ' ,..-‐ / . .i!///// 和「わ、ワンダフルですよ須賀君! うーん、わんこそばもう一丁!」 先輩達「……」 和「そ、そう言いたくて……//」カァァァ 京太郎「(の、和! それはあまりにも苦しすぎるぞ!?)」アセアセ だいさく「そっかー、わんこそばかー」 かゆき「うん、食べたいねー」 おりかさん「あー、お腹空いたー」 ワイノワイノ ガヤガヤ 京太郎「今のでいいのか……」 和「……//」モジモジモジ ガチャッ ナンジャ監督「皆さーん、そろそろリハ始めますよー」 一同「はーい」 ナンジャ監督「あ、須賀君。よく来てくれたね」 京太郎「は、はい!」 ナンジャ監督「これから一緒に頑張っていこう。期待してるよ」 京太郎「勿論っす!」ニッ 145 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 19 56 10.55 ID ssBmfdOBo [4/30] ナンジャ監督「今日は須賀君の出番はそんなに無いから、今日は空気を感じていってほしい」 京太郎「分かりました」グッ 大丈夫、台本は覚えてきたし……よく読み込んだ 今までだって演技はしてきたんだ 何も問題は―― ナンジャ監督「それじゃ行きます。スタート!!」 和「――!」 京太郎「」ゾワッ! つんちょ「――」 かゆき「――」 京太郎「(な、なんだこれ――!?)」 これはただのリハーサルで、台本をの読み合わせだってのに!? 京太郎「(すげぇ……頭の中に、イメージが流れ込んでくる!?)」 今まではアニメの映像に合わせて聞いていたからか、まるで違和感を抱かなかったけど―― むしろ、違和感を覚えない方が凄いんだ!! 京太郎「(これが――声だけで生きてきた人達の仕事!!)」ゴクッ 和「(須賀君が飲まれているようですね……)」チラッ 京太郎「(ドラマで成長しただなんて思ってたけど、甘かった!)」 演技の幅は果てしなく広い それなのに俺は―― 京太郎「……」 先輩達「(飛ばしすぎたかな……?)」 ナンジャ監督「(やはり新人アイドルにいきなりは無理だったか……?)」 和「(須賀君……)」 / , / / / / | | . . . / / / ' | | | | i| | . イ ' /| /| l | | | | l| | |// / | | { ' . | | } | l| | { ' 〃 | | | | ト, /| /| /| ' ∧|/ / .' , ' Ⅵ |_'. | | | | l | ' }/ }/ / .イ `\{/ / / / / { | Ⅵ≧!、,| | 、 | _/ム斗七 / . / }' ' ,イ / | { 从 | イ { しメ∧ l Ⅵ イ { し刈 `ヽ' ' }/' / /イ Ⅵ . Ⅵ Vzり \ 、 } / Vzり }/ // | 从 | \ ∨/ , / _∨∧ . ` \ , _ノ> 、_ , <//////{/{{`∧ 、 / }}//////> 、´//////////// l| ,∧ _ ∧ ||///////////>/////////////从 { 、 _ ィ -vノ ' } /'//////////////////////////{/∧ l\ ー=≦__ , ´ /' / イ∧//////////////////////////|//∧ . \ / / /'////}///////////// 一同「!?」 京太郎「(上等っ!!)」ニィッ まだまだ俺には学ぶことがある 成長することが出来る それが分かっただけでも、収穫アリだぜ! 146 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 20 05 03.25 ID ssBmfdOBo [5/30] 【リハーサル後】 監督「それでは10分休憩してから本番行きまーす」 ガヤガヤ 京太郎「……ふぅ」 和「ふふっ、どうでした?」 京太郎「どうもこうも……俺もまだまだだなぁって」ハァ 和「そうですか? よく出来ていたと思いますけど」 京太郎「それでも、悔しいんだよ」 和「え?」 京太郎「自分の思うように出来ないこと……お前に負けてる自分が」 和「私に、ですか?」キョトン 京太郎「……お前にだけは負けられねぇんだ」ジッ 和「っ!!」カァァァッ 京太郎「……和?」 和「な、なんでもありません……!」プイッ ジィーッ 先輩達「<●><●>」ニヤニヤ 和「なっ!?」カァァァッ だいさく「青春だねー」ニマニマ かゆき「若いね」ニマニマ おりかさん「分けて欲しい」ニマニマ 和「ち、ちがっくはないですけど……!」 ワイワイ ガヤガヤ ヒューヒュー! 京太郎「皆さん、なんで盛り上がってるんだろう?」キョトン つんちょ「君もいろいろと残念だね」ハァ 京太郎「??」 ナンジャ監督「それじゃあ、本番行こうか」 京太郎「あ、はい!」バッ 今の実力で出来ることを――やるだけだ 京太郎「よし! やるぞ!」グッ コンマ安価↓3 00~09 大失敗 ※大不評の後、ナンジャ打ち切りコース 10~29 失敗 30~59 普通 60~89 成功 90~99 大成功 ※大好評の後、プ●キュア消滅でナンジャシリーズ ゾロ目 京太郎 声優アワード新人賞 159 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 20 21 21.55 ID ssBmfdOBo [6/30] 【本番】 ナンジャ監督「それじゃあ最後のシーン行くよー」 京太郎「はい」 和「分かりました」 ナンジャ監督「(ここは二人きりのナンジャと黒ゼロの騎士の二人きりのシーン……)」 だいさく「(来週への引きの重要なシーンだ)」 おりかさん「(二人共、頑張って――)」 ナンジャ監督「よーい! スタート!」 和「待って、黒ゼロの騎士!」 京太郎「……ナンジャ」 和「どうして、どうして私をいつも――」 京太郎「答える必要は無い」 和「そんな……」 京太郎「……」 ズォァァァァァァ!!! だいちゅう「(こ、これは――!?)」ゾクッ かゆき「(これが、新人の出すオーラなの!?)」 ナンジャ監督「……ミックスアップだ」ボソッ AD「ミックスアップ!?」 音響監督「お互いがお互いを高め合って急激に成長している……」 ナンジャ監督「だが、それだけとはどうも――」 スネーク「あの須賀京太郎という少年、まるで巨大な基礎の塊だ」 音響監督「オオツカさん!? 今日は収録じゃ――」 スネーク「たまには新人を見たくなってね。それで来てみたらこれだ」フッ AD「それで、基礎の塊というのは――?」 スネーク「何も無い平原を歩いていたら、いきなり目の前に巨大な城でも立てるのか? というような基礎工事が行われているようなもんさ」 音響監督「……確かに、彼の印象はそこいらの新人と180度違う」 スネーク「彼は幾人ものプロによってありとあらゆる演技を叩き込まれているようだ。それも、徹底的に」 和「私! 貴方を――!」 京太郎「これ以上、話すことは無い……」 和「待って!」 スネーク「彼がもし私の元に来れば、数年でこの地球上で彼に敵う声優はいなくなるだろう」 スタッフ達「(あ、あのオオツカさんがそこまで――!?)」ビクビク 166 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 20 33 02.63 ID ssBmfdOBo [7/30] 京太郎「……」 和「……」 ナンジャ監督「はい、オッケーです」 京太郎「ふぅぅぅ、疲れた……」フラフラ 和「わ、私もなぜかいつもより――」フラフラ パチパチパチ スネーク「いやぁ、須賀君。いいもの見せてもらったよ」 京太郎「こ、この声は!? セガール!?」 スネーク「お、最初にそれが出るなんて君も若いのに珍しい」 和「お、オオツカさん!?」ビクッ スネーク「君はアクセル1の所属だったかな?」 京太郎「は、はい!」 スネーク「……どうだい? 私の元に来る気はないか?」 京太郎「え?」 スネーク「私が君を最強の声優にしてあげよう」 京太郎「……」 スネーク「数年で世界で君を知らぬ者はいなくなり、君は永遠に後世に名を残す名声優となれる」 和「す、凄い……」 京太郎「……」 スネーク「どうかな?」 京太郎「あの、折角ですけど……お断りします!」 一同「!?」 和「(す、須賀君!?)」 スネーク「……どうしてかな?} 京太郎「あ、いや! オオツカさんがダメだってわけじゃなくて……俺にはもうたくさんのコーチがいますから!」アセアセ スネーク「はぁっ!? 君は……今の師達と一緒に私の指導を受けるつもりだったのかい?」 京太郎「え? かけもちはダメなんですか? ならなおさら無理です!」 スネーク「……」ポカーン 京太郎「社長に、ひのさんに、だいちゅうさんに、すぎやまさんに、くろやさんに、てらしまさんに、霞さん……たくさん過ぎて」ゲンナリ スネーク「くくっ、あっはっはっはっ!」 京太郎「???」 スネーク「どうやら、君と私は一瞬交わるだけだったようだね」 京太郎「え?」 スネーク「君はそのまま成長しなさい。そして、思い描いた夢をつかむんだ」 京太郎「……はい!」 和「(やっぱり須賀君は凄い……差をつけられているのは、私の方――)」ズキッ 168 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 20 45 24.42 ID ssBmfdOBo [8/30] 【帰り道】 京太郎「いやぁ、一時はどうなるかと思ったぜ……」ナデナデ 子犬「わぅっ!」 京太郎「よく大人しくできたな、賢いぞ」 賢い子犬「わぅー」パタパタ 和「……」テクテク 京太郎「……和?」 和「あ、はいっ!」 京太郎「どうした? 元気ねーけど」 和「あ、いえ! そういうわけじゃ……」 京太郎「……?」 和「ただ……私、悔しくて」ギュッ 京太郎「悔しい?」 和「須賀君がこんなに成長してるのに……私はいつまでたっても」 京太郎「……そうか? 俺は逆だけどな」 和「え?」 京太郎「焦る必要なんか無いさ。俺は変わらない和が好きだぞ」ニィッ 和「っ!」ドキッ 京太郎「それに、充分上手くなってるよ。俺が保証する」 賢い子犬「わぅっ!」 京太郎「おお、お前もそう思うか?」 賢い子犬「わぅーん」スリスリ 和「励ましてくれるんですか? ありがとう」ナデナデ 賢い子犬「くぅん」 京太郎「そういや、こいつに名前をつけてやらないとな」 和「そう言えば、まだつけてませんでしたね」 京太郎「……うーん、どうする?」 和「そうですね……」 京太郎「茶色がかった毛並みに、少し白い毛もあるな」 和「こうして見ると狼っぽくも見えますね」ジロジロ 賢い子犬「わぅ?」パタパタ 京太郎「それじゃあこいつの名前は……」 ~~~~~ 【京太郎のアパート】 咲「」グッタリ 照「チッ、最後まで吐かなかった……」 170 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 20 54 18.02 ID ssBmfdOBo [9/30] 咲「そう言えば京ちゃんはまだかな?」 煌「収録時間は過ぎてますから、そろそろ戻ってくるかと」 ガチャッ 京太郎「ただいまー」 照「京ちゃん!」タタタッ 美穂子「お帰りなさい若!」タタタッ 京太郎「おわっ!? 照さんに……咲もいるのか!?」 トトトトトトッ カピー「きゅー!!」 京太郎「ん、お前もいるのか!?」ダキッ カピー「きゅぃきゅぃー」スリスリ 京太郎「よせ、くすぐったいだろ?」アハハ カピー「きゅーっ」クンクン ピキ-ン カピー「きゅぃっ!?」ビクッ 京太郎「ん? どうかしたか?」 トテトテ 和「お、お邪魔します」オズオズ 美穂子「あら」 煌「すばらっ!」 咲「和ちゃん、その胸に抱いてるのって――」 ホロ「わぅっ!」 和「子犬のホロです」 京太郎「可愛いだろ?」 ホロ「わぅーん♪」スリスリ #∧_∧ ビキッ /● ●\ | A | _____ カピー「」ゴゴゴゴゴッ 176 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 21 03 07.63 ID ssBmfdOBo [10/30] 照「なんか前世で会ったことあるような……」ウーン 京太郎「だよなぁ、俺もそんな気がするんですよ」 和「私は前世のような気がします」 ホロ「わぅ?」パタパタ 煌「これはどうしたのかな?」 美穂子「拾ってきたんですか?」 京太郎「実はかくかくしかじかで」 咲「ふーん(京ちゃんかっこいいよぉ……//)」モジモジ 照「でもそういうのはあまりよくない」 カピー「きゅいっ!!」クワッ 京太郎「新しい飼い主を見つけるまでだって」 美穂子「見つかるでしょうか?」 和「難しいですね」 京太郎「まぁ、見つけられなかったら俺が飼うさ」 カピー「?!」 ホロ「わぅわぅ!」ペロペロ 京太郎「あはは、やめろって!」 カピー「……」トコトコトコ ホロ「わぅ?」 カピー「……きゅい?」 ホロ「わぅ! わぅわぅ!」 カピー「ぎゅいっ!!」ベシッ! ホロ「わぅっ!?」ゴロゴロ 京太郎「こ、こら! 何やってんだ!」 和「ホロ! 大丈夫!?」 カピー「ぎゅいぎゅいっ! ぎゅーいっ! ぎゅい!!」トコトコトコ! ベシベシベシッ 和「いたっ!?」 カピー「ぎゅぅぅいぃぃい!!」タックルッ! ホロ「きゃうんっ!」ドシャッ 京太郎「おい、カピー! いい加減にしろ!」 カピー「きゅっ!?」ビクッ 京太郎「そんな奴だとは思わなかったぞ……」プイッ カピー「きゅ、きゅい? きゅいきゅい!」ブンブンッ 180 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 21 13 57.12 ID ssBmfdOBo [11/30] 咲「京ちゃん、カピーも寂しがってるんだよ」 カピー「……きゅい」ショボーン 京太郎「……」 和「大丈夫?」 ホロ「わぅっち!」 和「そう、よかった……」ホッ カピー「……きゅいきゅい」 京太郎「そうだとしても、暴力振るうなんて最低だぞ」ジッ カピー「……」コクッ 京太郎「ちゃんと和とホロに謝ろうな?」 カピー「……ぎゅいっ!」トコトコ ホロ「わぅっ!」ビクッ カピー「……きゅ、きゅいっ!」ペコリ ホロ「わうぅ♪」 京太郎「次は和に謝るんだ」 カピー「……きゅ、きゅ、きゅ、きゅい……」ギギギギッ 煌「気のせいでしょうか、凄く嫌そう」 美穂子「何か琴線に触れることでもあるんでしょうか?」 和「いいんですよ、気にしてませんから」ニコッ カピー「……」グヌヌ 京太郎「カピー?」ジロリ カピー「きゅ、きゅーい!」ペコリ 和「ふふ、これからは仲良くしましょうね」ギュゥゥ カピー「むぐぐぐっ!?」バタバタバタ 美穂子「これで一件落着ですね」 煌「めでたしめでたしかな?」 カピー「……」メラメラメラ 咲「カピーが凄い顔してる気がするけど……」 京太郎「とにかく、ホロの飼い主探しもしないと」 和「一応私も知り合いを当たってみます」 美穂子「そうですね。きっと誰か力になってくれるはずです」 煌「事務所のみんなもね」 ワイワイ キャッキャ カピー「……」ゴゴゴゴゴッ ホロ「わぅ?」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5697.html
555 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 00 48 02.89 ID 5wvlSv5Oo [6/8] ,..-/ . . . /. .. ! .. . .. . \ //. . / / .. .. .ヽ 〃// / / / i | i l | .. i 〃/ / i i ィ /!. ! | | | ..i .. . ..| 〃/イ./ | i /! ハ | | !ハ | | !| |i レ |i !‐廾‐| !、 ! /---、| リ | いけませんよ衣様、寝室から抜け出すなど…… | !ノi i ! |.ャ伝テ、 けメ、迂テァ∧| | | ! | !ハ iハj iイ /| ! !. |ハ| | ト、! ; !ノ | ハ ! | !ハ!ハ丶 ′ / /レ' リ | ′ iヘ丶 `  ̄´ イ /レ′ )|__\_/__K / L_\ /_/\ ,...-イ ∧  ̄7 !  ̄ / i \-、 __,...-‐' ´ / i i / || 、 / i 丶 `ー-..、 / / | i / | | Y | ゙、 ` ...、 / i 〈 , | 〈 | .! 〉 |、 / ゙、 ! | ┌-、.二/ | `t' ケ´ | \∠-‐'7 / i. | i i | .、/ | [| / / |. | | i | / | / / |. / ,>イ" / ヽ ヾト、ヽ、ヽ \.\ \\} , ' >'" / ぃ ト|‐r+ い l ト, .| / / { .| | ハ,ィ |l ト、 .|ヽ__」! ! | ハ | V. / ,' | | | |,イ || ! j リ V チ ヽ`メ| ハ/ヽ うぅっ、折角のサイン会が…… / , ' .! ! . Xヽ.」イ!キ C d,、 レ'、 |\ \ . / / ', ヽ' トメj ヽ ,`"¨′ い \-‐/ / ', ぃ .イo ソ } .', \ / V ぃ、 くう´ , '" ̄} ,イ .ヽ \/ V lヽ V \ 〈_, ‐'" イい ヽ \ 透華「お待ちなさい!!」バターン!! ハギヨシ「透華お嬢様!?」 / / ./ ヘ Y. \ | j / / / ヤ | -―‐t ` |. / / .//\ /,ヘ .| イ 7 | ヽ レ ’/.. /,イ /へ レ / ハ / / \ /./ /′  ̄`ー‐-≦7. ハ ’ / / /ヽ/ /' . / .ヘ } / / 不、 lハ {| . / } // / { ;;;≧x、V | / /. / ’ 安心しなさい衣 // ./. 弋__ツヘ | ー=--――十 ./ / / 私にいい考えがありましてよ // ,イ """ ノ て≧芯x_ノ ./ / /. / ./ // | 弋;;;__ ツクイ / / / ./ // |. ハ r """/介 ヤ / / /' / i |. ヽ ト、 /"/ | マ / /{ { . | ||./{ 、 ヽ ` ァ ー‐' /__ ヤ |. ヽ _廴_込 ヽ、 | |´ ヘ \ __ _チ'´ _. ヽマ ヽ { ヽ ` .ト.! ヘ / ∨「〈.', マ¨ . マ ハ ト、 λ マ } .ハ ヽ ヽ /_ .| | マ、 ー-、 ヽ / .l ! ._ / ハ. /ヤ /ハ| ) /ミ≧≦チ_,マ ヽ` く ̄¨¨¨. \,.へj ̄`ヽ. / / ヤ / У′ リ / ィチ 二 < マ フ`ーへ ヽ `ソ `ヽ ヘ / / ヤ / / / レ// / 厂|、ヾ、\、/ /> _`ー / `マヘ / マ .i / / / / / / | ヽヘヽ \ ,イ / // ̄`ヽ{ マ ヽ ヽ 八 .{ | .| ./ /| | iマヘ. / | λ. |.{三三/ .〉` ハギヨシ「……お聞きしても?」イヤナヨカン 透華「簡単な事ですわ。サインが欲しいのに、行けないのであれば……」ニヤリ 衣「?」 透華「須賀京太郎を、買収してきますわ!!」バーン ハギヨシ「」 衣「」 続く……? 562 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 00 55 13.92 ID 5wvlSv5Oo [7/8] 【次回予告】 京太郎「へ? 倒産ですか?」 社長「ぁ~」 煌「こ、これは!? FXで有り金全部をすった顔です!!」 竜華「これはえらい有り金すっとるで!!」 社長「」ブクブクブク 京太郎「冗談じゃねぇぇっすよぉぉぉ!!! 竜華「どうするんや!! これからどうするんや!!」 ひのちゃま「実は、スポンサーになってもいいって人がいるにはいるんだけど」 京太郎「本当ですか!?」 ひのちゃま「あー、だけど……結構個性ある人だから」 京太郎「!?」 オーッホッホッホッホ 一同「「「!?」」」 ??「お呼びのようですわね!?」 バターン!! 透華「私ですわ!!」 デデドンッ! 京太郎「りゅ、龍門渕さん?!」 【次回! ハ●テのごとく スポンサーをゲットだぜ!! の巻】 \_ \ /| r‐~~' ) / | ) ( _, -‐ヘー‐-/´`\ ( \ / ト、ヽ///| ヽ _) /| |゛゛/'""´| i |ヽ | | ヽ | 、 /イ | i __ \ |.ノ i i゙、 ,二!ニ´ ! | / `ー~ ヽ !/ ハノ ) ゙二ヽ \| ! 目立ってなんぼ…… し'´ ̄` / / ,ィ / ' "__ ゙、 ヽ _/ i i 〈 ( レ 、__,./ノ ヽi 〉 V| \ヽ. `ー‐‐'´ ノ/ .ノ 目立ってなんぼですわ…… / \ ! ト、 ,..ィ / ,.イ / ! iイ r|`  ̄ ト、.|( ( ゙、 / \Y/ \ / \ヽ .) ゙、 / , -‐ソ、r-/-v‐-、/`レ'、 ゙、 / /、 |__,イ´ヽ、_) `ヽ 丶 / / | \n / | r、./ | \ / ,ィ i | r i |/フ r、 .∩| |フ | ヽ ヾヽ | ∧! | | .i ' .レファ r、、ヽ!. / .ト、 ヽ トヽ リ | | | /ヽ、_ノ \_,ノ\ ! ヽ !.|ソ | .|.| | /、o | ,!.. `! ン\ 〉、| | | ヽ|.ハ ! `ー┬' .,ハ _爿'´ | |ハノ ソ ヾヽ、__,ノ  ̄  ̄ ヽ、__ノ/W 607 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 20 40 45.73 ID BZFVShXDo [2/20] 【時は少し遡り、サイン会終了時】 京太郎「よう、優希。タコス食うか?」ニカッ 優希「あっ……」 京太郎「部長に買ってきてもらったんだ。サイン会の間にさ」ガタッ 優希「……」 京太郎「俺が作った奴じゃねぇから、味は保証しねーけど」アハハ 優希「どう、して?」 京太郎「うへー、結構辛いのなー」モグモグ 優希「どうして?」 京太郎「……食わないなら、俺が全部食っちまうぜ?」 優希「どうして!!!?」ガタッ!! 京太郎「……」 優希「どうして、そんなに笑っていられるんだじょ……?」ギリッ 京太郎「優希……」 優希「私達は!! 私は! お前がいなくなって、どれだけ!!!」 京太郎「……」 優希「どれだけ……苦しかったと思ってるんだじぇ……」ポロポロッ 京太郎「……分かってるって。そんなこと」 優希「分かってない!! だったら、どうして!? なんでそんなに楽しそうなんだ!!」 __,.ィ ̄ ̄`ヽ/ヽ__ > ´ ̄ / ` `、 、、 - ´ / ' } ヽ ヽ\ \ `  ̄ >' / , | ∧/! | } ヽ ヽ /,ィ / ' / /| _/,.ム斗}-/ ハ . {/.' ,| ,.|-}/-{ | / ,ィチ斧ミ }/ } | . / イ/{ ! ィ斧从}/ Vzソ ノ /イ , <__ ´// 从{ Vソ / / イ- 、 | {'{ { , ' /' ⌒ } | 从Ⅵ /. ノ | 叭 v_ ̄ヽ ,rー' 从 、 イj / / . < |' /}/ 、__ ´ } イ从/ | |/ 「 ̄| 「 ̄ ̄ ̄ ̄} |//l| |//////// 、 ,. <// ∧ |//////////> 、 京太郎「……そっか。俺、楽しそうな顔してるんだな」トオイメ 優希「そうだじょ!! なんで、そんな……そんな!!!」ギュッ 京太郎「……」 優希「私に見せたことのないような、顔をしてるんだじょ……」 617 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 20 53 04.81 ID BZFVShXDo [3/20] 京太郎「……分かんねぇ」 優希「……え?」 京太郎「自分がどうして今楽しいのか、俺にもよく分からないんだ」 優希「ど、どういう……」 京太郎「今までの俺の生活ってさ……本当に無価値なもんでさ」 優希「そんなこと!!」 京太郎「目覚ましに起こされて、決まったスケジュールをこなす毎日」 辛くても、みんなの前では笑顔作って……心の中にわだかまりを残して 京太郎「恋も夢も、哲学みたいに縁のねー話でさ。いつも、答えの無い日々だった」 優希「で、でも……恋なら、その……」ゴニョッ 京太郎「でもよ、そんな日々でもなんか幸せだったんだよなぁ」 優希「え?」 京太郎「みんなの力になれて、ちょっとだけ俺も幸せになれて」 優希「京太郎……」 京太郎「そういうのを感じる瞬間こそ幸せの始まりなんだって、思えた」 優希「そんなに、私達のこと……」ズキッ 京太郎「辛く無かったわけじゃねぇさ。でも、そんな毎日でもうまくやれそうな気がしたのは多分……」 ポンポン 優希「じぇ!?」ドキッ 京太郎「お前達だったからなんだ」 優希「わたし、たち……?」 京太郎「ぽんこつの咲に、時々変な和に、しっかり者だけど頑固な染谷先輩。部長は……うん、スリスリしたい」 優希「……」 京太郎「いつまでたっても世話の焼けるわがままな優希。そんなお前がいたから、俺は頑張れたんだ」 626 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 21 04 30.76 ID BZFVShXDo [4/20] 優希「なら、どうしていなくなるんだじぇ!?」 京太郎「……」 優希「これからもずっと、京太郎は私達を見てくれればいい!」 京太郎「……悪い、それは出来ねー」 優希「なんでだじょ!?」ウルウル 京太郎「知っちまったんだ……もう」ボソッ 優希「え?」 京太郎「最初はさ、お前達と同じステージに立つ為に頑張ろうって思ってたんだよ」 優希「そ、そんなの……」 京太郎「でもそうしている内に、楽しくなってきた」 優希「たの、しく?」 京太郎「夢を追うこと。自分の為に、自分の夢の為に努力すること」 優希「あっ……」 京太郎「それが、すっっっっげぇぇぇ楽しいんだ!!」ニィッ 優希「!!」ドキッ 京太郎「知ってるか? 努力って報われるんだ! こんな俺でも、前に進めてるんだぜ!?」ニッ / / | | | | | l l | | | | | / / | |__ | | | | | l l /| | | | |. /// | |\ |‐\八 | | | |__,l /-|‐ リ リ | | / / - 、 | x===ミx|‐-| | `ー /x===ミノ// / ∧{ / | .八 _/ { { 刈`| | l /´{ { 刈\,_| イ /ー―‐ ..__. / / | |/ \{^ヽ 乂辷ツ八 |\| /' 乂辷ソ ノ^l/ } / . . . . . . . . . . `「⌒ .. // /| l、 ー‐ \{ | / ー‐ j/ /}/ . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . / _,/ . ..| | \ ! j/ ′/ . | . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . . / . . . . { |\ハ_, ノ ,___/{ . .| . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . .∧. / . . . . . . . ′ | . .|\圦 / j/l/. . ′ . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . .∧. /. . . . . . . . . . ′_,ノ⌒ヽ | 、 、 _ -‐' / . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . / . . / . /\ . . . . . . r‐ ' ´ ∨\/ ̄ )  ̄ ̄ / /. ./ . . . . . . . . . . . . . . / . / . . ./ . . / . . . . . .\ . .ノ ----- 、 ∨/ / 、 / ,/ . / . . . . . . . . . . . . . . / . / . / . . . . . . . . . . . . . / ‘, ‘, ./、 \ / /. . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . // . . . . . . . . . . / . . . . .{ ---- 、 ‘, } / . . } ̄ \ ̄ ̄ ̄/ ̄ / .{/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . -<⌒ . . . . . ./ . . . . ./ ‘, ‘,「l /⌒^\________/}/ . . . . . . . . . . . . . . . . . /´ \ . . . . / . . . . . .{ . . ‘, 人U{ . . . . . . .| \ / .| . . . . . . . . . . . .―‐┐ / \ . . . . . . . . } -- /\ . ノ r/ / . . . . . .| . . . \ ,/ . . . | . . . . / . . . . . . . . . . . ./ 優希「うぁっ//」カァッ 京太郎「もう戻れねぇよ、こんな楽しさ知っちまったら……こんな楽しみ覚えちまったら!」 優希「あ、ぅ? うぇ……//」マッカッカ 京太郎「だから! 頼む優希! 俺を応援してくれ!」ガッ 優希「じぇぇぇ!?」ビクビクンッ 京太郎「こんな気持ちになれたの、初めてだったんだ! だから、この夢を捨てたくないんだ!」 優希「……京太郎」 京太郎「勝手なのは分かってる。でも、もう俺……とまれねぇんだ」 トップアイドルになる。 その目標を果たすまでは…… そしてなりより、竜華さんとの約束を果たすまで! 637 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 21 14 02.77 ID BZFVShXDo [5/20] 634 おいらの知り合いの馬が呪いだとも言ってたよ 優希「そんなの、反対できるわけ、無い、じょ……」ブルブル 京太郎「優希?」 優希「だって! だって……京太郎がそんなに楽しそうな姿なんて、見たことないし……」ウツムキ 京太郎「……」 優希「それに、今まで私達の夢を……応援、してくれていたから」ギュッ 京太郎「優希……」 優希「だから! 今度は私が京太郎を応援する番だじょ!!」キッ 京太郎「じゃ、じゃあ!!」 優希「うん、この優希様が許す! 必ずトップアイドルになるんだじぇ!!」 ..-‐─ …─‐- .. .. '´ `ヽ、 ___ r勹´ \ -=彡' {/ / / \. /. / // ./ / / / / ! . . | .、r‐=ミ、r‐、 / / / ./ ./ / / / /| . .| l | | l { 八_丿 {/l / | .ニニ{_.」L._ ! | .| . .| | | | | |`ーくヽ `ヽ、 | /| .| | .|/ヽ}ヽ_} | .l |-r┼ト./ . .| | | \.\`ヽ |/ .| V\. .|ィァ弋ミヽ! \ `ヽ.l .|/}\| | | | | l、 }. 八 |∨ヽ|'{ {{ r'゚} ,r=ミ、 / | / . .| | | | \| / . ..| 弋.ソ ` } l l / /.! l .| | // rヘ| ' / ' // //. /. .ノノ /´{ | |ヽ r ーvヘ /// / -=彡'/=彡'′ ヽ| |、.へ、 ヽ._丿 イ/ / / / /{ ,r‐| |__/´) > . _ <〔_/´l.//}/. /、 \\ /⌒'^}`⌒^⌒^⌒/`⌒`ー─‐- 、 {\)、ノ`′} \ ィ介.┤ / ! }、 / \`´| |`'| // | /ー─一'{ \| | | / / |. /{ |ヽヘー──- 、 \ | /l | /ノ`ー─一'′〉 \ \| | //l | { / >ー-、 | |.// .| | 京太郎「優希、ありがとう」 優希「その代わり……絶対に、半端じゃダメなんだじょ」 京太郎「ああ、分かってる」 優希「それと……ごめんなさいだじぇ」 京太郎「え?」 優希「今まで、その……犬とか、言って、あの……京太郎に、辛いことばっかり」ウルウル 京太郎「はぁ……あのなぁ」 チョップ 優希「うぇ?」ビクッ 京太郎「だーかーら、誰がイヤだって言ったんだ?」 優希「え?」 640 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 21 25 17.99 ID BZFVShXDo [6/20] 京太郎「俺はあの時でも十分幸せだったんだっての」ペチッ 優希「ひゃうっ」 京太郎「俺の人生の価値を決めるのは、確かに俺じゃねぇ」 優希「……?」 京太郎「でもな、思い出は俺だけのもんだ」 優希「思い出……? 京太郎「例え俺の過去を知った百人、一万人、一億人が不幸だって決め付けてもな!」 優希「……」 京太郎「俺はそれが幸せだったって思ってる。勝手に人を値踏みしてんじゃねー!」ペチコーン 優希「きょ、きょうたろぉ……」 京太郎「落ち込んでるお前なんて見たくねぇんだ。いいからとっとと――」 ____ ,. ´ __ `¨¨ヽ ,  ̄` / ヽ `ヽ / _ , ∨ 、 . / /,´ / | ヽ . / //' ' / ' / l| | ∨ l// / , / ' l| | | | | | | | | _/ ィ / { l |__|_{ |∧ }/ ' / l | ∧  ̄ {〃 Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧} / , 从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | ' / イ从 l ム Vり ム' ノ/} 俺の知ってる優希に戻ってくれよ ´ \∧ ' ,r ' / 、 v ァ / 从/ \ `こ イ _|、 ` r ´ //∧ /| /////∧ 「 | //////////> 、 , </∧ / {///////////////> 、 , </////// ∨__∨//////////////////>、 優希「ぎょ、ぎょうだろぉ……」ボロボロッ 京太郎「!? な、なんで泣いてんだよお前!?」 優希「うぇぇぇぇ!!」ビエーン 京太郎「ああもう、今日のお前めんどくせーな!!」 優希「だっで、だっでぎょうだろぉがぁ……」メソメソ 京太郎「ほら、鼻噛め」スッ 優希「うぅっ」ズゥビー! 京太郎「たくっ、しょうがねぇ」ハァ 優希「え、えへへ……」 645 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 21 34 52.90 ID BZFVShXDo [7/20] 【廊下】 ハナミズコウゲキダジェー! ウワッキッタネー!! ホレ、パンチラノオマケダジョー! イ・ラ・ネー! 久「……」スッ 竜華「もう立ち聞きはやめたんか?」 久「……ええ。もうその必要も無いみたいだしね」 竜華「……ほら、使ってええで」つハンカチ 久「あら、優しいのね」 竜華「……そないな顔されたら、誰かてそうなるわ」プイッ 久「ほんと……弱くなっちゃったわね、私」 昔は一人でも大丈夫だと思ってた だけど、まこと出会って……和や優希、咲と出会って そして何より、須賀君と出会ってから―― . . -――..、--- .、 . ´ _ _ / \ \ / / / / /リi l i\ \ / / / i// 从ハ \ . /〃 ./ ./ノ  ̄ ‐‐- ∨ .i .. // l/ /´ ‐‐ 、,__ ∨ .| l . // / / ニ、 ィ斥心ヽi | リ i/ . //ィ斥心 V沙う ノi l/ | l | |/从。V沙 , ,,, l〃 | i | i ∧ ,,, / / | | | ∧ 〈 / ; 八 i/ ∧ ´` 〉 l .i / ヾi/ /i 介 . .., .イi l l | / ∨ノ i l _ 〕 -- i .| l / / .| / 〃 l .ノ. . i ト〃 / ノ { -=´i/ / ./ニニニ\ i/ / ./ ヽ // ̄ ノ从ハニニニニニ\__i从i /`ヽ l .i=-、 ///\ { \二二二\ |'二ニi从リ二/、. i/{ i \ \ \二二二\ |二二二ニ/} ∧. l/| 八 \ \ `<ニニニニ\|二二>'" // i 久「もう、やんなっちゃうわ」ゴシゴシ 優希「待てー!! このバカ犬ー!!」タタタッ 京太郎「へへっ、誰が捕まるかよ!!」タタタタッ 優希「……(ありがとう、京太郎)」ギュッ 片岡優希がファンになりました! 654 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 21 46 55.14 ID BZFVShXDo [8/20] 【おまけ】 煌「すばらっ!」シャキーン 優希「じぇっ!!」シュタッ 煌「すばすばらっ!!」シュバッ! 優希「じょっ!!」ジャーン! . . .-────ァ . . ´ ∠. . _ . ´ ` . 、 / ` .、 / \ 、. . _ / \ ヽ \ \ _. . ‐ ´ ̄ \ ′ _ -‐  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ` ー- _ .、 ′ _ -‐ ` 、 . -‐ __ \ i ! / , ィ . .、 }ヽ /{ / ヽ、 . i / '; ! .. / . . / . . i! .、 / / /. V 丶、ム 、 / > .、_ ハ / . _..... ´ / / ` ー-- r-ィ/ ./ ∨ Ⅵ ′ ハ ∧ ',___ ..... -‐ 厶 '′ { 厶ィ /斗==ミ ∨ V斗=ミVト i _ -‐ ´ Ⅵ ん ハ ん ハ }.| V  ̄ ̄ ∨ | 弋 フ 弋 フ ! Y⌒ヾ⊂⊃ ⊂⊃ i ゝ __.. 、 f  ̄ ̄ ` ) > _弋____ノ_ < /´‘, /ヽ / V芥/ ∧ /ヽ、/ `} { Y / i | | .! ', / i | | ! ', / i | | .! ', / ! .| | .! ', 煌「すばすばーらすばらっ!!」ヘンナポーズ! 優希「じょじぇっ!!」カッコイイポーズ! 和「あの、何やってるんですか二人共」ドンビキ 優希「お、のどちゃん久しぶりー!」 _ _ , -――- 、 _ _ ≦ Y , .,ィ i Y ≧ =-  ̄ - ―{ メ、ハ_,iィ i }― -  ̄―= ト レ(,___) (___)ト j 、_| ゚ ト-- イ u|_ノ \_.!、 ,!_ノ ひゃぁぁぁっ……// , -vー|`二' |、_||_ ( ´ ) vf__.j.v|.r┴、 i! | |! | | | {⌒ } i! ./| | .| | |.!_7/〃 `<| ト}. | | { / / i! し'/' ヽ/ |、_ノ 〃/ ハ i! く ハ、 〃 /`ー---――'く /./ | ハ ヽ \ ヾ < / ii ハ \ _> `ヽ、_,/⌒V__ノ´T´ 〃 / / | | i! 竜華「疲れとるんやな……」 社長「たまにはこういう息抜きも必要なんじゃないかな?」アハハ 660 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 22 00 07.95 ID BZFVShXDo [9/20] 【そうしてこうして、数日後】 キーンコーンカーンコーン 教師K「今日はここまで」 ガヤガヤ ザワザワ 京太郎「さーて、帰るか」 淡「……」 京太郎「なんだ。まだいじけてるのか?」 淡「愚弟」ペッ 京太郎「ぐてい?」 淡「私がお姉ちゃんだもん」ムスッ 京太郎「……熱は、無いな」ピトッ 淡「うるさーい!! もう帰る!!」ガタッ ダダダッ ピシャッ 京太郎「……何を怒ってるんだろうな、アイツ」ワカラヌ まぁ、何にしても……やっと、清澄の皆と話が済んだんだ これからもっと気を引き締めねぇと 京太郎「それにしても長かったな……」 清澄での生活を失ってようやく、俺は新たな希望を取り戻しつつある やれる―― 京太郎「俺の反撃はこれからだ!!」キリッ 【芸能事務所 アクセル1】 京太郎「へ? 倒産ですか?」 社長「ぁ~」 煌「こ、これは!? FXで有り金全部をすった顔です!!」 竜華「これはえらい有り金すっとるで!!」 社長「」ブクブクブク 京太郎「冗談じゃねぇぇっすよぉぉぉ!!!」 ざんねん! すがきょうたろうのあいどるかつどうはここでおわってしまった! 京太郎「ちょぉぉぉ待ってぇぇぇぇ!?」 煌「ま、ままままだ慌てるような時間じゃありません!!」ガタガタガタガタ 社長「ぁ~」 669 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 22 06 53.50 ID BZFVShXDo [10/20] 竜華「どうするんや!! これからどうするんや!!」ユサユサユサッ 社長「コッチガキキタイヨー」チーン ひのちゃま「実は、スポンサーになってもいいって人がいるにはいるんだけど」 京太郎「本当ですか!?」 ひのちゃま「あー、だけど……結構個性ある人だから」 京太郎「!?」 ひのちゃま「君達の方が詳しいかもね……」 京太郎「俺達の方が……?」 竜華「一体、どんな奴なんや……?」 オーッホッホッホッホ!! 一同「「「!?」」」 ??「お呼びのようですわね!?」 バターン!! 京太郎「貴女は!?」 ??「ええそう! 何を隠そう……!」 l´ ,' \ヽ∨//_ ヘ l . ', l !| ̄  ̄/' ´ ',ト ',. ,' Ⅵ /' l!∨ ', / ,'_!|__.{( _≦千‐<へヽ. //レ//「 ',l -- ´ \ ‐‐ / ',iヽヘ`ト、 //ノヘ // -ヽ_‐ | , ====ミ !| `\ // i! ! '´ ̄ ̄` / ` jレi . ', \. /// |ヘ.', ' /!´ ! ∧ `', // { | ト ー-....‐ 丶l ,' } ノ i!. l ! ヽ \.ヘ ', ,' -'/ /ヘ. j! ヾ / \ ヽ人 ヽ ; -'-‐っ /「/ ∧. ∨ \ ∨!> . /, ィ≦ イ / ∧ ヘ / / ヽ ∨ _レ ´ ヽ _.,ィl }┤ | / ∨ \. / / !_ |/ \ ヽ'‐ヘ」つ、 ! { \ \ / --‐‐ フ ヽ /´__ l ├──-ヽ _ \. / / \ イ ト r‐‐ {/ / ヽ \ | `.i \ ト、. / ! イ⌒ヽ ∧ヽ __ 、イト 、 / \ ヽ l \ \ / /` 彡' ∨ ∧ク ̄ // .!', `ヾ /、 Y i ! |、 \ \. / /イ ∨ イ. /イ | ヘ `i } ノj/ i ,' ,┐、 ヽ ___./_/´ ∨ / ヾ//i !. !|ヽ\ /,' / i / 透華「私ですわ!!」 デデドンッ! 京太郎「りゅ、龍門渕さん?!」 <<オパーイ! エロ不注意! の巻>> 682 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 22 20 21.86 ID BZFVShXDo [11/20] 京太郎「な、なぜ龍門渕さんが……?」 竜華「確か去年の……長野代表やっけ?」 煌「これは一体……?」 透華「そう難しい話ではありませんわ。私はただの帝王ファンの一人……」 京太郎「!!」 ~~~と、ここでもしも菫さんがぽんこつの世界線だった場合の話をしよう~~~ 透華「そう難しい話ではありませんわ。私はただの帝王ファンの一人……」 ロッカー「なんだと!!」ガタガタガタ 京太郎「ロッカーが動いた!?」ガビーン ガチャッ 菫「私だ」バーン 京太郎「アイエエエエエ!? スミレサン!? スミレサンナンデ!?」 菫「そんなことよりも、そこの貴様!」ビシッ 透華「あら、私のことですの?」 菫「今帝王のファンを名乗ったな……? それは、本気か?」 透華「自慢じゃありませんが、私は帝王のCD、アニメブルーレイBOX、DVDBOX、グッズ、全て三つずつ持っていますわ」ドヤッ 菫「ふん。私から言わせれば所詮、金にものを言わせるにわかファンにすぎん!!」 透華「なっ!! 聞き捨てなりませんわね!?」 菫「……おい、デュエルしろよ」ジャキッ 透華「白糸台のSSSが私とデュエル!? お笑いですわ!!」 菫「CDはAMA○ONで拾った」ジャキッ 透華「ふふふっ、いいですわ。ノって差し上げましょう……そのデュエル!」ジャキンッ 菫「では行くぞ!! 帝王デュエル!!」 透華「アクセラレーションですわ!!」バーン 竜華「」 煌「」 京太郎「」 ~~~しかし、この世界線での菫さんはぽんこつではないので~~~ 京太郎「社長のファンだったんですか……」 竜華「驚きやな」 689 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 22 31 53.67 ID BZFVShXDo [12/20] 煌「なるほど、それでスポンサーになってくれるってことなのかな?」メイスイリッ! 京太郎「そうか! それなら心強い!!」 竜華「なんや、最初からそう言ってくれれば……」 透華「ところがどっこい、そうは問屋がおろさないんですのよ!」バーン 京太郎「え?」 竜華「どういう……?」 透華「いかに私といえど、私利私欲で事務所経営を行わう資金をポンと出すことは難しいですわ」 京太郎「そりゃまぁ、そうでしょうけど」 透華「帝王のファンではあれど、仕事に情を挟むのはナンセンス」 煌「正論ですね」 透華「つまり、私がアクセル1に資金提供する義理は無いということになりますわ!」バーン てらしー「じゃあ帰れよ」チッ 竜華「何しに来たんや、ほんま」イライラ ひのちゃま「いやほら、出番が欲しい的な……」アセアセ 煌「だからってこんな期待させるようなことしておいて……」ジトーッ だいちゅう「悪いけど、そろそろお引き取り頂いても……」ドンビキ その他女子「かーえーれ! かーえーれ!」 その他男子「帰れ! 帰れ!!」 ガヤガヤガヤ! カエレヨーカエレー! ドヒンニュウガー! アニメデホウキョウシテンジャネー! ,r'´ ̄ ̄ ヽ /丶 _//∧ l'⌒ヽ-、_ / .|ヽヾ、7/ i| ヘ_/^ヽヘヘ / |,⊥ミ∨/l| ト、 └ユ ! .i ト、 ヘ ヌ二¨ ヽ ! l |L_ ゝヽ_/ ャ=ヽャ‐ \-、 i '7_,.≧=- }} ′ ` ヘ. \ヽ j ff'"⌒ヽ ノ 、_,.ィi レ、 l ヘ!. ノ 7弋 , , 爪从 . i l. イ ハ tt彳′ l j ∧ // ! ト、 _ ‐ュ /7 ∧ヘ. /,ハ ヽヽヘ f二´-‐'' " / / / ヘ ヘ { { ヘ 丶 ゝ _ /∨ / ヘ ヘ ヘ! ゝ \ ` ┬-‐' /! ィ′ ヘ ヘ 丶、_ \ 广弌irく l l 〉────'┼‐-、 !| \ Y/ /V ≦ヽl ∨ l ト !| ハ l| ィイ' 7ソトミ、 ヽヽ ヽ. l l 厶イ j ∧/ //ハヽ\∨lルl l f´ i ノ/ ∧∨// ヾ 、 ゝ'.ノ l 透華「」 京太郎「み、みなさん落ち着いて!」アタフタ ひのちゃま「話は最後まで聞かなきゃ!!」アセアセ 694 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 22 42 40.50 ID BZFVShXDo [13/20] ~~十分後~~ 透華「と、とにかく、今の状態では私がスポンサーになるのは厳しいですわ」ワナワナワナ ひのちゃま「そ、そうだよね!」 京太郎「そこをなんとかお願いします!」 竜華「なぁ、うちにいい考えがあるんやけど」 煌「なんでしょう?」 竜華「小鍛治プロにスポンサーなってもらえばええんとちゃう?」 久「あら、いいじゃないそれ!」←ついさっき来た 煌「そう言えばサイン会にもいらしてましたね」 竜華「実家暮らしらしいし、相当溜め込んでるんと思うんや」 煌「すばらっ!!」 サンセーイ コカジプロデイコー ソレガイイ ウンウン ソウシヨー 透華「」ガタガタガタガタガタ 京太郎「少しはこっちを気にしろよぉぉぉぉ!!!」 ひのちゃま「あーもう、ダメだこりゃ」ゲンナリ 透華「だ、だから、ひ、ひひ、一つ条件ををを」ガチガチガチガチ 京太郎「怖い!? なんか龍門渕さんの顔が主に怖い!?」ヒィィィ ひのちゃま「」 透華「そ、そそそそそその条件とは」ギギギギギッ 京太郎「……」 選択安価 ↓3 1 透華さんの話を聞いてみる 2 やっぱりすこやんに頼むっきゃねぇ! 3 ハンサムな須賀京太郎は別の方法を思いつく 4 どうにもならない。現実は非常である。 708 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 22 52 07.48 ID BZFVShXDo [14/20] カエレヨー! カエレー! カエレッテバヨー! カエリナサイー! カ・エーレ! カエレレノレー! 透華「わ、わわわたたたたくくくしししし」ガタガタガタガタ 京太郎「(やめてくれ、そんなに圧をかけたら……!!)」 透華「……はぅっ」シュゥゥン / / / ├-、 / / / ノ レi 〉 // / / N ' / /;' / // / /!|.| /// // r='/ , ナメ ハ!.| i/.// 《/ i,.cイナソノノ ! ト、// メ、 ! `′{ リ ノ !))/ //メ、! | __ ノ/ / ノ(. ///ノ,ハ |_ / ノ /_/ //-‐=<\ ゙、 |/ / /// ∧ \\\ハ i! 〈 (/ / \ \! i |. | 丶、ヽ 、 / \\ト-V ノ ヽノ \ \ 〉/ / ノ ヽ ヾ、( ゙、 \ Vイ ゙、 \ Y! i ` ! ゙、 京太郎「ああ、龍門渕さんが……しょげてしまった!」ガビーン 透華「グスン」プルプル 京太郎「(このままじゃまずい……俺がどうにかしないと!)」 考えろ、考えるんだ! どうにかしてアクセル1を救う方法を! 京太郎「それは、それは!!」 京太郎が考え出した方法とは!? 安価↓4 1 麻雀大会で稼ぐしかねぇ!! 2 俺自身が担保となることだ……! 3 エスポワール? 4 自由安価 内容をダメだと判断したら↓ 727 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 23 00 14.86 ID BZFVShXDo [15/20] 京太郎「……やっぱ、それしかねぇか」ハァッ 竜華「須賀君?」 京太郎「どう考えても、みんなが助かる方法がこれしか思いつきませんでした」 久「ちょ、ちょっと須賀君!? どういう……」 京太郎「俺を担保にして、金を借りてきます」 一同「!?」 京太郎「それしかありません」 竜華「な、何を言うとるん?」 京太郎「……すいません。トップアイドルになる約束、守れませんでしたね」 竜華「な、なぁ、冗談やろ? へ、へったくそな冗談やで……?」ワナワナ 京太郎「それじゃあ、俺。行きます」テクテク 久「待って須賀君!!」 煌「どこに行く気なんですか!?」 京太郎「……また、どこかで会いましょう」ガチャッ バタンッ 竜華「な、なんでや……」ポロポロ 久「一体、何をする気なの……?」 煌「京太郎君……?」 ~~一年後~~ 【アクセル1】 社長「……」 竜華「……もう、一年が経ったんやな」 社長「ああ。そうだね」 竜華「まだ……居場所は見つからんの?」 社長「……すまない。死力は尽くしているんだが……」 竜華「そんなん、言い訳やん」ボソッ あの日。 突如として姿をくらました京太郎君は……一週間後、一億円を持って現れた。 その金で会社はなんとかなったんやけど、その日を境に……京太郎君は忽然と姿を消してもうた 754 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 23 09 48.52 ID BZFVShXDo [16/20] 竜華「おじさん、うち。今でも夢見るんや」 社長「え?」 竜華「京太郎君が帰って来て、うちと一緒にトップアイドルを目指してくれる」 社長「……」 竜華「なんでやろな……ありえへんってわかっとるのに……わかっとる、のに……」ポロポロッ どうして、こんな夢見るんやろうな…… 竜華「京太郎君……」 ~~鹿児島~~ 霞「食事、持ってきたわよ」 「……ありがとうございます」 霞「今日は……顔色がいいのね」カチャッ 「少し、思い出していたので」 霞「俗世のことはもう……忘れなさい。貴方はもう、永遠にこの土地を出られないの」 「分かってますよ。それが、俺の役目ですから」 霞「……ごめんなさい」 「いいんすよ。俺が望んだことですからっ」ニッ 霞「どうして……?」 「え?」 霞「どうして、こんな状況でも笑っていられるの?」 「んー、理由は色々とありますよ……まぁ、可愛い嫁さんも貰えましたし」 霞「それ、本人に言ってあげてね。きっと喜ぶから」 「あはは。でも照れるんですよね、そういうこと言うと」ポリポリ 霞「……本当に納得してる?」 「してますよ。それに俺、こう思うんですよ」 霞「え?」 京太郎「やっぱ、人生は楽しんだもん勝ちなんだって」 END1 【籠(鹿児)の中の鳥】 762 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 23 12 22.87 ID BZFVShXDo [17/20] <<クイックロード>> 京太郎「はっ!? なんだ今のは……」 ひのちゃま「京太郎君?」 京太郎「あ、いえ……」ウーン? 透華「と、とにかく、今の状態では私がスポンサーになるのは厳しいですわ」ワナワナワナ ひのちゃま「そ、そうだよね!」 京太郎「そこをなんとかお願いします!」 竜華「なぁ、うちにいい考えがあるんやけど」 煌「なんでしょう?」 竜華「小鍛治プロにスポンサーなってもらえばええんとちゃう?」 久「あら、いいじゃないそれ!」←ついさっき来た 煌「そう言えばサイン会にもいらしてましたね」 竜華「実家暮らしらしいし、相当溜め込んでるんと思うんや」 煌「すばらっ!!」 サンセーイ コカジプロデイコー ソレガイイ ウンウン ソウシヨー 透華「」ガタガタガタガタガタ 京太郎「少しはこっちを気にしろよぉぉぉぉ!!!」 ひのちゃま「あーもう、ダメだこりゃ」ゲンナリ 透華「だ、だから、ひ、ひひ、一つ条件ををを」ガチガチガチガチ 京太郎「怖い!? なんか龍門渕さんの顔が主に怖い!?」ヒィィィ ひのちゃま「」 透華「そ、そそそそそその条件とは」ギギギギギッ 京太郎「……」 選択安価 ↓3 1 透華さんの話を聞いてみる 2 やっぱりすこやんに頼むっきゃねぇ! 3 ハンサムな須賀京太郎は別の方法を思いつく 4 どうにもならない。現実は非常である。 786 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 23 25 54.92 ID BZFVShXDo [18/20] 776 すこやんを選択でも正解 ハンサム選択の後に4でフォローor麻雀大会でも成功 ちなみにエスポワール、現実は非情であるもEND行きだった まぁ、泣きかけている透華さんを放っておくような京ちゃんは強制EDにぽいってことで 京太郎「とりあえず落ち着いてください、ほらお水です」 透華「あ、ありがたく頂きますわ」ゴキュゴキュ 京太郎「大丈夫ですよ、みんな悪ふざけしてるだけですから」 透華「そうですわね……」 ひのちゃま「(割と本気だっただろうけどね)」) 京太郎「それじゃあ、話の方を続けてください」 透華「ええ。先程も申した通り、私は重度の声優ファンですの」 京太郎「はい」 透華「それでグッズなどを集めているのですが、その事にお父様はあまりいい顔をしませんわ」 竜華「なんやそれ? 好きな事に夢中になって何が悪いん?」 透華「お父様は頑固でして、私もほとほと困り果てていますのよ」ハァ 京太郎「なるほど。その有様じゃ、声優事務所への融資なんて許可してくれるわけないですね」 煌「それなら結局どんな形でも、スポンサーになるのは無理じゃないかな?」 透華「それが、そうでもないんですの」 京太郎「え?」 透華「お父様が嫌いなのは……声優」ボソッ 一同「……え?」 透華「つまり声優が嫌いで、私に反対しているんですわ!!」ムキィーッ!! 京太郎「」 797 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 23 39 30.45 ID BZFVShXDo [19/20] 透華「私は、こんなにも帝王を応援していますのに!」ムキィィィ 京太郎「あ、えーっと?」 透華「何が……真っ当な役者でも無い半端者に金を出す気はない……ですってぇぇ!?」ギリギリッ 竜華「なんやムカついてきた……!」 煌「それは許せません!!」 てらしー「気に入らねぇな……」 のんたん「うん。そういう考えの人がいるってのは分かってるけど……」 だいちゅう「悔しいよ!」ギリッ くろださん「このまま舐められてたまるか!」 ザワザワ ソウダソウダー!! ユルセネーゼ! 京太郎「でも、やっぱり声優を認めてくれない以上……無理なんじゃ?」 透華「あら、貴方は一体なんの為にここにいますの?」 京太郎「え?」 透華「全ての鍵を握るのは須賀京太郎! 貴方ですわ!!」 _,.. -- 、__, 、___ ⌒> ´ ´ ヽ `ヽ、 _,. ´ , , 、 | 、 、 ヽ  ̄7 / / 从 、 | | | . /イ / /l/ | | | l}从} | { _/_ { 从ヽ、 { | |/ イ´∨}  ̄´ {∧ { ○ 从{ ○ }'⌒}、{ {从 r-く| \ 叭 __ 八}イ 、 └―┘ ィ/∨ 「¨>-- rく「 ̄ } , ------ ∨_」 , ∨]/|ィ¨7ー-- 、 ////////「//| ー- 」 }ヽ// ///////} {/{////// \∧ r' ヽ }' {/////// |l∧////////Ⅵ,〈 | |///////| |/∧/////////|l∧ ,l |///////| |//∧/////////() \//∧}/////// |////}////////// 「/////∧/////{ |////|///////////∨()////\/// | |////|////////////\///// ∧/ / |////|//////////////\//////,イ |////|//////// ()/////| .\//// .| 京太郎「俺っすか?」 竜華「せや! 京太郎君は声優やない、アイドルや!!」 煌「そうですね! 声優じゃありません!!」 京太郎「で、でも! 俺まだ新人で、駆け出しみたいなもので……」 透華「大丈夫、十分な将来性を見せればオーケーですわ」 京太郎「え? じゃあもしかして……俺が親父さんの説得を……?」 透華「須賀京太郎、貴方に……アクセル1の命運がかかっていますのよ!!」 京太郎「」 804 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 23 59 07.48 ID BZFVShXDo [20/20] 京太郎「で、ででででも!? 俺音痴ですし!! 音痴ですし!!」ワナワナ 竜華「音痴やで、ほんま音痴やで……」ポロポロ 透華「そんなことだろうと思いまして、強化合宿を企画しましたわ!」バーン 京太郎「合宿ぅ!?」 竜華「なんやて!?」 透華「詳細は追って知らせますわ! 各自準備しておくことですわね!」 京太郎「いや、でも急にそんな……」 久「あら、いいんじゃない? 面白そうだし」 煌「楽しみですね」 京太郎「いやいや、おかしいでしょう!?」 竜華「……」 透華「その合宿の後、お父様直々にテストをするそうですわ」 京太郎「て、テスト……」 透華「せいぜい認められるように頑張って欲しいですわね」ガチャッ バタンッ 京太郎「なんだか、最後は一気丸め込まれたような……」 久「細かいこと気にしないの! 須賀君なら大丈夫よ」 煌「ギャフンと言わせてやりましょう!」メラメラ こうして、須賀京太郎にアクセル1の命運が託されたのである 果たして透華の用意する合宿とは!? 【事務所前】 透華「……ふぅ」 ハギヨシ「お疲れ様でした、透華お嬢様」 透華「ええ。慣れないことをしましたわ」 社長「おや、もう帰るのかい?」 透華「これは帝王。先程は名演でしたわね」ニコッ 社長「あんな演技したの若手以来だよ」ハハハ 817 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/09(月) 00 10 03.20 ID r7eBwC+7o [1/5] 810 選択枝によって世界線が変わる ハギヨシ「でも、いいのですか透華お嬢様?」 透華「?」 ハギヨシ「所属している方々には後ですぐにお知らせするにしても、京太郎君は……」 透華「それが目的でしてよ」 ハギヨシ「それは一体……?」 社長「須賀君は徐々に実力もつけ、周囲からの理解も得た」 透華「ですが、アイドルになる上で大切なモノをまだ持っていませんわ」 社長「だが、ここまで追い詰められればきっと彼も……」 ハギヨシ「まさかっ! その為だけにこのような……!」 社長「それくらい必要なモノなんだ。アイドルにとってアレは」 透華「(それに、今の状態で衣に合わせるわけにも行きませんわ)」ウツムキ ハギヨシ「しかし、須賀君がそれを知ったら……!」 社長「大丈夫。彼ならきっと分かってくれる筈だ」 ハギヨシ「(まさか、京太郎君のアレを克服する為だけに……こんな大掛かりなドッキリを!)」 社長「君は聞いたことがないだろう。それくらい酷いのだよ」 社長「彼の音痴は」 透華「アイドルで音痴って……ありえませんわ」 ハギヨシ「頑張ってください、京太郎君」ホロリ 京太郎「ぼぇぇぇ!!」 一同「「「「」」」」ブクブクブクブク 827 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/09(月) 00 19 02.23 ID r7eBwC+7o [2/5] 【翌日 アクセル1】 京太郎「それにしても合宿か……」ウーン ←知らない人 久「タイヘンネー ジムショガツブレチャウワー」←もう知ってる人 煌「ガンバリマショー」←もう知ってる人 竜華「なんや二人とも!! 一大事なんやで!!」←知らない人 久「ソウネー」 煌「ガンバリマショーネー」 男性声優陣「タイヘンヤナー」←知ってる方々 女性声優陣「ガンバッテスガクゥーン」←知ってる方々 社長「ぁ~」←まだ演技してる人 竜華「な、なんて緊張が無いんや!」 ←知らない人 京太郎「大丈夫です。俺が、俺がしっかりやりますから」ブルブル ←知らない人 竜華「やったる! やったるで!!」←知らない人 はやり「大変そうだねー☆」←もう知ってる人 京太郎「そう言えば、合宿って場所はどこなんですかね?」 竜華「そういや、メールが来とったわ」カチカチ 京太郎「どこなんだろう……?」ボーッ 安価下 1~4 で一番高いコンマ ゾロ目で確定 好きな高校の名前をどぞー ※その高校の県での強化合宿になります 842 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/09(月) 00 28 37.70 ID r7eBwC+7o [3/5] 竜華「やったで! 大阪や!!」ワーイ 京太郎「おぉ! 大阪ですか!? 行ってみたい場所がたくさんあるなぁ」 竜華「おっ、京太郎君。大阪は初めてなん?」 京太郎「はい! 竜華さん、案内お願いしますね」ニッコリ 竜華「おう、任せといてや!」ニコッ /. . ヽ .' . . . . |、 ヽ `、 .i . . . . | vヘ `、 . .i . . . . | Vヘ ;, . .i . . . ii / j vヘ i . .i . . . |ト、 . / / / vヘ | ノ.. .i . . . | \ イ /) / i .ハ |-‐ ´ 〉 i|. . . |i__ニ=¬‐ / | /)' / ーi ト、 ム=-‐ ⌒ヽヘ |i . . . |i . イレi /// | i i /|i }ヘ} |i . . . |i . . ' {i | イ /´ 」レj / イi / }} |i . . . |i . | ,yア抖苧弓ミ ,ィi抖弓ミト、 |ii ,' }} |i . . . |i . レy' ん)'//心` ん)/心 ヾ〉 / / }} ドキッ |i . . . レ'⌒ヾ . 厶ヘ {ヘ{'///^} {ヘ{//^} /ムィ / }} | . . |' ヽヘ 乂ミ它ソ 乂它ソ /ムイ i . . ト、 ' | | i . . |iへ /i/i/i/i/ 、 /i/i/i// j i . . |i . ≧=r ルイ i . . |i . |//,へ 小 i|. i . . |i . v///l \ /⌒ヽ イ | i|. i . . |i . V//l ` . ー ‐' / i | i| i . . |i . V/l ` . イ. i | i| i . . |i . . Ⅵ ` ‐-‐<'//」. i | i|_ __|二ニ=-‐¬i . | \ /__〉 !. i | i|  ̄ミへ、 ,,へ へ |i . | \ ' | !. i | i| j j / \. //⌒''<⌒≫、 |i . | \ | | . i | i| j j' / ヽ 〈/ ⌒<⌒≫ |i . | \ | | . i | i| j j / i 竜華「(あれ、でもそれってデートやない……?)」カァッ 京太郎「煌さんも部長も、色んな場所回りましょうね!」 久「そうね、楽しみだわ」フフッ 煌「タコ焼き、お好み焼き……すばらっ!!」キラキラ 照「美味しそうなモノがたくさんありそう」ジュルリ 和「合宿ですか、いいですね」フフ / ヽ . . / / ,イ .| . ′ ,′ / | ト、 ∨ ∧ . i| \ |i__ ;| / 八 | _\ i ⌒|i i || ⌒ N ∨〔 `{ \|_| リ |. 八 | !庁示ミ、 ァ芹示〕 / | \|ハ 乂 ソ 乂 ソ lγヽ | | i . ,,, , ,,, ノ | | l圦 _ ー ´ | | j | > イ | l | | / }. |i 〕 | i| 八 |. / /l |i /リ ト、リ /| 〕 竜華「……」 853 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/09(月) 00 42 22.41 ID r7eBwC+7o [4/5] コノアホンダラァァァァ!! ヒィィィィィ!? キョウトイウキョウハユルサヘンデ!! ユルシテクダサァァァァイ! 久「さて、どうなるかしらねぇ」ノホホン 煌「この課題を乗り越えることができるかどうか……」ノホホーン 照「京ちゃん頑張って」モグモグモグ 社長「小清水君も来るかい?」 和「え? 私も付いていっていいんですか?」ヤッター 社長「もちろんだよ、ハッハッハ」 竜華「この鈍感! 不潔!! チャラ男!! すけこまし!」ポカポカ 京太郎「いたたたっ!? な、なんなんですか!?」ヒィィィ 竜華「知らん! もう好きにしたらええやん!! このアホ!」ポカポカ こうして、京太郎の強化合宿の日は近づいていく そして…… 竜華「ということやから、今度みんなに紹介したる!」ニパァァァ 泉「須賀京太郎が、大阪に?」 セーラ「おー、それは嬉しい知らせやな」ヘヘッ 浩子「……」スッ つカメラ 雅枝「ええなぁ。一緒に写真撮って、それをあの子らに不倫相手やーって見せてみよ」キットオドロクデー 怜「……」 / ヽ , ' . . . . 、 / / / ; . . . .ヽ ヽ ,' /. / / ;ィ ,'.| | . ! .゙. 'ヽ' /-!-',' ; イ,'__| _ ! ! . .| .! | !> |/ |'|'-l /; / l /!ヽ ! . |<! j ´| /リ | / / !x、| /| ' ! .| ,' ハ l〈 ,ァ=ミ´ ,..‐==ミ / / ! .| / l ヽ !′ ` `〃 ,' ! 楽しみやな! / ! {.! ,, ,, , ,'| ! l. / . | `l " " ,'_j ! 、 / | 、,r===~ ノ ,' l . ヽ ヽ .' ハ | '/≧ ... _ ,.._ < / / . . |ヽ! | ' l .! '/ λ! ´ _,,レヽ / ,' /L. -─、! i! |' | ,r=、 、 '/ _ ノ 、 r ´ 7イ /;' /- 、 i! / ` `ヽ.、 ノ、 `ヾ 、 // ' ;' ハヽ li! / \=X=K=、ニ_Y ! ,' ! | /二ニゝ //「| トヽ、7/ | .,'l | r'´-‐ 、\ ,.チ/|| | | \'./| |.,' | | 果たして、千里山で京太郎を待ち受ける試練とは一体!?!? 892 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/10(火) 00 54 57.77 ID mldD02BGo [2/10] 【透華が現れる数日前 某日 アクセル1】 京太郎「ぼえぇぇぇ!」 竜華「」ピクピク 煌「」ピクピク 久(E:イヤホン)「ふんふふ~ん♪」 京太郎「ほほぇ~!!」バリバリ ヤギ目の音楽トレーナー「あ、もういいDeathぅー! 音程が酷い、ジャイ○ンかっての!」 京太郎「そ、そんな……」 ヤギ目「面白い素材がいるって聞いて来てみたら、自称”アイドル”の須賀京太郎がお亡くなりになってるじゃない」 京太郎「うぅっ……」 ヤギ目「アイドルやめちゃえば?やめるしかないよねやめざるを得ないよ?アイドルもうやめるの?やめちゃえば?やめるしかないよね?やめちゃえば?やめるしかないよねやめざるを得ないよ?アイドルもうやめるの?やめちゃえば?アイドルもうやめる?やめるの?やめざるを得ないよ? もう やめちまえ」 ガシャァァァン! 京太郎「」ガクッ 煌「京太郎君!!」ガシッ 竜華「ちょっ、アンタ!! トレーナーのくせに何てこと言うんや!」 ヤギ目「オーディションに落ちた奴らの顔って超笑えるよねー。あのお笑いショーがあれば世界は平和になるんだと思うよ」 竜華「なっ!?」 久「なんてことを……」ワナワナ 竜華「おじさん、なんでこんな奴連れてきたん!?」 社長「……これが最善だからだよ」 煌「そんな!?」 竜華「これなら瑞原プロに教えて貰った方がええで!!」 ヤギ目「ホントにあの人の指導でアイドルになれると思う? 君の目指すトップになれると思う?」 京太郎「……」 ヤギ目「オレが思うにあの人のやり方じゃ……時間がかかりすぎる」 897 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/10(火) 01 07 04.89 ID mldD02BGo [3/10] 竜華「ちょっとずつでええやん! 少しずつ上を目指せば……」 ヤギ目「うまくなりたい上に行きたいなんて茶番だね。もっと手っ取り早くて確実に頂点になることもできるでしょ」 煌「価値観の相違ですね。私達は私達のやり方で……!」 ヤギ目「ムリだってば」 京太郎「……」ビクッ ヤギ目「ところでその超笑える醜態?恥辱にまみれた負け姿?今のうちにちゃんと皆さんに見てもらった方がいいDeathよ?」 京太郎「うぁ……」 ヤギ目「To My Friendsー背中のー羽ー根はーー♪ 失くしたけれどーー♪」ブチブチブチ 京太郎「ぐぁぁぁぁ!?」 ヤギ目「まだー不ー思ー議ーなーちーかーらー♪ のーこーぉーてるー♪♪ 残ってるか京太郎?」 竜華「もうやめや!!」ガバッ 久「いい加減にして!!」 ヤギ目「……」 京太郎「はぁっ、はぁっ……」ゼーゼー 社長「ご苦労だったね。明日は高円宮杯の決勝なのに」 ヤギ目「じゃあ、もう帰りますー」ガチャッ バタンッ 竜華「京太郎君、大丈夫?」サスサス 京太郎「……すみません。俺が不甲斐ないばかりに」ブルブル 煌「気にすることはありませんから」 久「……(でも、あの男の言うことにも一里はあるのよね)」ギュッ 社長「……ふむ」 ガチャッ ひのちゃま「社長、お客様が見えてますよ」 社長「ああ。すぐに行くよ」スタスタ 京太郎「……」ギュッ 901 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 01 18 00.45 ID mldD02BGo [4/10] 【社長室】 社長「待たせたね、龍門渕さん……だったかな?」 透華「ええ。初めまして、龍門渕透華ですわ」スッ 社長「ごれはご丁寧に。それで、今日のご用件は?」 透華「須賀京太郎、というアイドルがここに所属していますわね?」 社長「ああ。とても熱心な、まっすぐでいい子だよ」 透華「彼に会わせたい人がいるんですの」 社長「会わせたい?」 透華「いえ、正確にはある人物に彼を……会わせたい」 社長「なるほど。だが、理由を聞かないことにはなんとも答えられないね」 透華「ええ、ではお話しますわ……」 ~~透華 衣の過去をお話し中~~ 社長「なるほど、それでその子はアイドルに興味を持ったと」 透華「ええ。半ば幽閉の身で、娯楽になるものが少なかったというのもありますわね」 社長「そして、その子の捜している少年がアイドル志望の須賀君かもしれないということか」 透華「運命の奇妙なめぐり合わせを感じますわ」 社長「……やめたほうがいいかもしれない」 透華「え?」 社長「聞いた限りでは、その子はかなり熱狂的なアイドル好きらしいね?」 透華「え、ええ。そうですわ」 社長「だが、あいにくと須賀君はまだまだ未熟でね。演技は並だが、歌唱力はジャ○アンレベル」 透華「じゃいあん?」キョトン 社長「恐らく、失望してしまうかもしれない」 透華「……」 社長「ずっと自分の探していた人が、これまた自分の好きなアイドルを目指している」 一見ロマンティックな展開に思えなくもないが、これまた危険をもはらんでいる 社長「もし、ここで彼女が失望するようなことがあれば――」 透華「傷つく、かもしれませんわね」ウツムキ 903 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 01 28 58.31 ID mldD02BGo [5/10] 透華「では、どうすれば……?」 社長「実は今度、須賀君はドラマのオーディションを控えていてね」 透華「オーディション?」 社長「週間少年ジャンプで大好評連載中のSOUL CATCHER(S)という漫画を知っているかな?」 透華「あ、あの週間少年ジャンプで大好評連載中で! 第一巻が発売されたばかりのあの!?」 社長「ああ。あのLIGHT WINGの作者で有名なあの人が描く、超本格吹奏楽グラフィティだよ」 透華「そんな有名な方の作品が……実写ドラマなんですのね」オドロキ 社長「第一巻が好評につき、どこも売り切れ続出でね。急遽ドラマ化が決定したんだ」 透華「凄いですわ!!」 社長「かくいう私も大ファンでね。毎週欠かさずアンケートを出しているんだ」 透華「これからは私も毎週、アンケを出しますわ!」 社長「あの鬼才、荒木先生の弟子ということもありクセの強い漫画だが……それがスルメ漫画たる所以だろう」 透華「週間少年ジャンプで大好評連載中のあの作品の先生が、荒木先生の弟子!?」 社長「どうだい? 言われてみれば納得だろう?」 透華「ええ。すごくしっくりしますわね」メモメモ 社長「他人の心が見えることで心を閉ざしていた少年が、音楽で人の心を掴む力を持った少年と出会った時……」 透華「物語は始まる」 社長「【SOUL CATCHER(S)一巻】 大好評発売中!!」 透華「これは買い逃せませんわ!!」 のんたん「あの、そろそろ本題に」 社長「う、うむ」アセアセ 透華「忘れてましたわ」アセアセ 914 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 01 39 38.79 ID mldD02BGo [6/10] 社長「そのドラマは知っての通り、音楽を題材にしたものでね」 透華「ええ」 社長「恐らくある程度の音楽的知識や、実力が必要になる仕事だろう」 透華「なるほど、ですが……彼には」 社長「そのとおり。だが今のやり方ではとてもオーディションには間に合いそうにもない」 透華「……」 社長「それで危機感を持たせる為に、キツイ演出をしてみたんだが……やはり逆効果だったようだ」 むしろ、彼のやる気を削ぐような結果になってしまった 透華「……分かりましたわ」 社長「ん?」 透華「それなら、どうあがいても歌唱力を付けざるを得ない状況を私が演出しますわ!」 社長「一体どうやって……?」 透華「それは……」 ゴニョゴニョ 社長「なるほど。しかし、それでは君が随分と汚れ役になってしまうが……」 透華「私よりも、帝王に迷惑をおかけしますわね」フフッ 社長「ははっ。私はいいんだ、須賀君の為になるなら。しかし、どうして君はそこまで?」 透華「……衣の為、ですわ」キリッ 社長「……そうか。なら、利害は一致しているということか」スッ 透華「ええ。やりましょう」 目指すは須賀京太郎の歌唱力向上 そして、それが果たされた時―― 透華「衣、貴方の捜していた人を連れていきますわ」 その為なら私はなんでも…… 透華「あの、サインを頂いても……?」モジモジ 社長「もちろん」カキカキ サイン「倖田○未」デデーン 透華「」 922 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 02 00 02.28 ID mldD02BGo [7/10] 917 でぇじょぶでぇじょぶ、むしろ落ちる要素が無い というか一回も営業してないのに、どうしてそんなに不安げなんですかねぇ? 【透華襲来後 合宿前 アクセル1】 京太郎「んあー!」 ひのちゃま「そうそう、いい感じだよ!」 てらしー「けっ、下手くそが」ペッ 竜華「うんうん、順調やな。後は、うん……歌唱力」ズーン 久「(やっぱり清水谷さんにも伝えた方がいいんじゃない?)」コソコソ 煌「(いえ。清水谷さんは京太郎君に隠しきれそうにありませんので)」コソコソ 久「(なるほど)」コソコソ 京太郎「はぁ、はぁ……」 のんたん「今日はここまでにしておこうか」 京太郎「はい!」 竜華「お疲れ様。合宿に備えてゆっくり休んどき」 京太郎「……はい!」キリッ 果たして京太郎は透華の期待に応えることができるのか!? そして、ドラマオーディションの結果はどうなってしまうのか!? 京太郎「頑張らなきゃな……!!」 【一方その頃】 部員A「最近、弘世元部長キレイになったよね~」 部員B「そうそう! クールに磨きがかかってさぁ!」 部員C「憧れちゃうなぁ!」 / ./{ミミ . . .彡≧ . .\ / . /´ . . . . . . . . . . . . . . . .\i / ./ ./ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ ′ . / . . . . . . . . . | . . . . ヽ. . . . . . . . . , . . . ′. . . . . . . . .| .| . . . . . |. . . . . . . . . . . .| . . . . | . . .| . . | .| . . . . . | . . | . . . . . . . i...... . |..... . .| . . .| . ハ| . . . . . | | .| . |......... | | . | .八 . ./7 /|/ ノ| . . . /| | .| . | . . . . .ハ | . | . . . .Tイ示气  ̄ 示气T . . . . . (なぜだ? クールになればなるほど出番が……) | . | . . . . . ` ヒ...リ ヒ..リ | . . .| . .| | . | . . . . ∧ . . .| . .| | . .\ . . .∧ ' . \ | . .| | . . . . \ .∧ -- ム . . .| . .| | . . . . . . . ≧ . ..、 イ . . . . .| . .| | . . . . . . . . . . . . .| > <| . . . . . . . .| . .| | . . .| . . . . >-j f\ . . | . . .| . .| | . . .|>イ く }l | . . .| . .| | / \_ __|l i . . .|\ /\ \ / | . . | \ 淡「ロン! ロン! ロン!!!」 モブ子X「うぼぁぁぁ!?」 カンッ! 948 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/10(火) 03 20 20.32 ID mldD02BGo [10/10] その昔ジャンプで連載されていた超絶人気国民総受け漫画、LIGHTWINGという作品があってね その漫画の主人公のライバルで、超絶天才で周り全てを見下してる 才能あるなしに関わらず、全ての人間の心をへし折って、その苦痛の表情を拝むのが大好きなラスボスの鑑 名言が豊富で、未だにネット上では絶大な人気を誇っている > ̄二_ \ \ハ フ / ∧ < ー-- ´ ─  ̄/ / ̄ ̄ ̄ヽ ハ ー───/ / / ノ 、 Vハ __ ←この人 // / /二´ l 二 从「「「! ///7 / / l l <(=)` ´(=) 从{ { { //// / / ハ | | r┤ l┐{ { { ( Yl l lV/// // ハ ! V{ / / r┴, ( Yヽ} } l / ___ ヽVVハ / / / ヽ/ ヽー l ∨ / \\Vェ{ / 〉 ゝ ゝ !! / ヽ ヽノ / \/ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ ゾ 死 フ ィi <´ 蘇 迷 あ ン 臭 } \ / , / ら 惑 ヽ ビ が }、 /へ l / れ D か ヒ !\7 //ヽj / て e っ ド ! \ { j { も a て イ } ノ { / { t の // / / ! / { h ゚ ゚ // ! ! !/ ヘ ぅ / V 〉 ヘ | 973 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 20 14 43.10 ID 4mIrGtYHo [1/9] 前回までのあらすじ 九州に引っ越すまでの一週間、須賀家に泊まることになった煌。 そこで出会った須賀京太郎はとんでもなく、意地悪な奴! もぅ、こんなのイヤだよ…… え?! 一緒の部屋で寝泊り!? きゃー! 私どうなっちゃうのぉ!? 煌「という感じで」ドヤァ 京太郎「いやいや、なんですかその妙な言い回し」 煌「てへっ」ペロッ 【すばら先輩出会い編 後編】 <<煌さんが京太郎の家に来て二日目>> 須賀ママ「京太郎ー! お皿並べて頂戴ー!」 京太郎「えー? ダルい……」ゴロゴロ 須賀ママ「いいから手伝いなさい!」 京太郎「やだねー」 須賀ママ「あんたって子は……!」ゴゴゴゴッ 煌「あ、私が手伝います!」シュバッ 須賀ママ「あっ、いいのよ煌ちゃん! ゆっくりしてて!」 煌「いえ、私が手伝いたいだけですから!」カチャカチャ 須賀ママ「いい子ねー」ジーン 京太郎「……」ゴロゴロ 煌「京太郎君はゆっくりしていてくださいね」 京太郎「……」ジジーッ <<煌さんが京太郎の家に来て三日目>> 須賀ママ「煌ちゃん、お料理上手ね」 煌「ありがとうございます!」ジュワァァ! シャコシャコ 須賀ママ「ふふっ、娘がいたらこういうことが毎日できたのかしら」クスクス 煌「そ、そんな……//」トントントン 京太郎「あぁ~~、チーズ蒸しパンになりてぇ」ゴロゴロ 須賀ママ「うちの息子は全く……」イライラ 煌「難しい年頃ですから」キュッキュッ 須賀ママ「そういうものかしら」ハァ 煌「そうですよ」チャプチャプ 須賀ママ「煌ちゃんは本当にいい子ね。感動しちゃうわ」 煌「いえ……そんなこと」カチャカチャ 京太郎「……」 974 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 20 19 50.49 ID 4mIrGtYHo [2/9] <<煌さんが京太郎の家に来て四日目>> チュンチュン ピヨピヨ 煌「京太郎君、朝ですよ?」ユサユサ 京太郎「ふわぁ……おはよ」 煌「朝ごはんできてますよ。すぐに降りてきて……」 京太郎「……ねぇ、一つ聞いてもいいか?」 煌「はい? どうかし――」 京太郎「疲れない? そういうの?」 煌「え?」ピタッ 京太郎「なんのつもりか知らないけどさ、必死すぎ」スタスタ 煌「どう……いう?」ワナワナ 京太郎「……別に。そう思っただけ」 ガチャッ 京太郎「お前……全然笑わないのな」 バタンッ 煌「……」 <<煌さんが京太郎の家に来て五日目>> 煌「……」ボーッ 須賀ママ「煌ちゃん?」 煌「あっ! はいっ!」ビクッ 須賀ママ「大丈夫? 疲れてるのかしら?」 煌「いえ、そんなこと……」 須賀ママ「今日はもういいから、ゆっくりしてて」 煌「でも……」 須賀ママ「大丈夫。今日こそは京太郎に手伝わせるから」 京太郎「……あいよー」カチャカチャ 須賀ママ「あら、今日は素直ね」ビックリ 京太郎「まぁなー」チャプチャプ 煌「……」 976 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 20 28 18.98 ID 4mIrGtYHo [3/9] <<煌さんが京太郎の家に来て六日目>> 須賀ママ「いよいよ、煌ちゃんがいなくなっちゃうのねー」 煌「……はい」 須賀ママ「本当に娘に欲しいくらいだわ」ナデナデ 煌「そ、そんな!」アセアセ 須賀ママ「あー、でもウチの愚息には釣り合わないわねー」ガックリ 煌「……」チラッ 京太郎「……ふわぁぁ」ネムネム 須賀ママ「全く、あの子ったら。今日で最後だっていうのに」 煌「私は、気にしてませんから」 須賀ママ「でもねぇ」 京太郎「……」 【その日の夜 京太郎の部屋】 煌「……」ボフッ 京太郎「もう電気消すぞー」カチッ マックラ 京太郎「明日早いんだろ? さっさと寝とけよー」バサッ モゾモゾ 京太郎「……」 煌「……あの、一ついいかな?」 京太郎「ん?」 煌「……どうして、この間はあんなこと言ったの?」 京太郎「別に……。ただお前が毎日つまらなそうにしてっから」 煌「つまらなそう……?」 京太郎「心ここにあらずって感じでさ、必死に取り繕ってバカみてぇ」 煌「なっ……!?」 京太郎「……バカにすんなよ」ボソッ 煌「……え?」 京太郎「気を使われなくても、ちゃんとお前を見てるって」 煌「!!!」ドクンッ 京太郎「少しくらい、本当の顔見せてくれよ」 どうして? お父さんにもお母さんにも……おばさんにだって気づかれなかった なのに、どうして? 煌「どうして、君には分かっちゃうのかな……?」 977 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 20 34 58.09 ID 4mIrGtYHo [4/9] 京太郎「……」 煌「…………私、本当は引越しなんて、したく……ない」ボソッ 京太郎「……そっか」 煌「でも……わがままなんて、言えないから」ウルウル 京太郎「……」 煌「あははっ……ごめんね。急にこんな事言っても、迷惑だよね?」 京太郎「ああ、なんて言っていいか分からねぇもん」 煌「……」ギュッ 京太郎「でもさ、そういうのって我慢するもんじゃないと思う」 煌「え?」 京太郎「自分の心の中で感情を押し殺しても、なんにもならねぇじゃん」 煌「!!」ドクンッ 京太郎「……俺、まだガキだから分からねぇけど」 煌「……」 京太郎「お前の誰かの為に頑張る姿、かっけぇと思う」 煌「かっけぇ……?」 京太郎「今までの俺って、自分が楽しむことばっかり考えて……周りに迷惑ばっかりかけてきたんだ」 煌「……」 京太郎「だから、誰かの為に役立とうとする考えに……憧れた」 煌「憧れ……」 京太郎「でもさ、やっぱりダメなんだよ。自分の事を省みない奉仕なんて、受ける方も辛い」 煌「自分の事?」 京太郎「……俺なら、もっとうまくやるね」 煌「それはどういうカタチ、なのかな?」 京太郎「わかんね」 煌「は?」 京太郎「でも、とにかく人生を楽しむ」 煌「人生を楽しむ……」 978 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 20 43 50.81 ID 4mIrGtYHo [5/9] 京太郎「そして本当に好きな奴らを支える」 本当に守りたいものを見つけて…… 京太郎「……そいつらと一緒に、楽しく生きる」 煌「そんなこと、できるのかな?」 京太郎「……? やってみなくちゃ分からないだろ?」 煌「!!」 京太郎「だから俺はあのぽんこつ達の面倒を見るし、これからもそれは変わらない」 煌「……私にも、出来る?」 京太郎「知らねーよ。やりたきゃ勝手にやれ」モゾモゾ 煌「ごめんね……」 京太郎「でも、どうしてもって言うなら」ボソッ 煌「え?」 京太郎「お前も俺の仲間に入れてやる」 煌「なか……ま?」 京太郎「一緒に人生を楽しむ。支えあって生きていくんだ」モジモジ 煌「……プロポーズ?」 京太郎「ばっ! ちげーっての!!」バタバタ 煌「ふふっ、でもなんだか……そういう風に聞こえるね」クスクス 京太郎「……やっぱやめた。お前は仲間じゃない」ムスッ 煌「えぇー!?」 京太郎「今日から俺の手下だ! 部下で、召使で、下僕だぜ!」 煌「げ、下僕って……」エー? 京太郎「京太郎様って呼んでいいぞ!」ドヤァ 煌「……ぷっ」 京太郎「!?」 煌「あはははっ!」」 京太郎「なっ?! 何笑ってんだよ!」プンプン 煌「だって、京太郎様って……」プククク 京太郎「~~~っ!!」カァッ 979 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 20 49 48.22 ID 4mIrGtYHo [6/9] 煌「……でも、嬉しいな」 京太郎「え?」 煌「そんなこと言ってくれる人、今までいなかったから」 京太郎「……」 煌「うん、なんだか元気出てきた!」ニカッ 京太郎「……暗くて顔はよく見えねーけどさ」 煌「?」 京太郎「多分、今のお前……すっげぇ可愛いと思うぜ!」 煌「ふぇっ!?」ドキッ 京太郎「……じゃあ、もう寝るぞ」モゾモゾ 煌「……ねぇ、京太郎様」 京太郎「おう、なんだよ?」 煌「今日だけ、一緒に寝てもいいかな?」 京太郎「え?」 煌「……えいっ」ダイブッ ボフッ! 京太郎「ぐえっ!?」 煌「ふふっ」モゾモゾ 京太郎「な、なんだよ!? 入ってくんな!」 煌「よいではないですか、よいではないですかー!」ギュゥゥゥウ 京太郎「ぬぉおぉぉぉ!?」ムニュムニュ なんだ、これ!? 柔らかいモノが当たって……!? 京太郎「くぅっ!?」 煌「……ダメ、ですか?」ウルウル 京太郎「……」 ムニュゥゥゥン 京太郎「だ、ダメじゃないです」マッカッカッカ 煌「すばらっ!」ピカァッ 982 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 20 59 09.13 ID 4mIrGtYHo [7/9] 京太郎「……」ドキドキ 煌「……」ギュッ 京太郎「暑いだろ」ドキドキ 煌「……もう少しだけ」ギュゥ 京太郎「……」 煌「もう、少しだけ……」ポロポロ 京太郎「……好きにしろってばよ」 煌「ありがとうだってばよ」 京太郎「大したやつだ……」 こうして、最後の夜は更けていった 結局一週間を通して、京太郎君とまともに会話できたのはこの時だけだったのかもしれない でも……それでも私には十分だった 煌「(ありがとう、京太郎君)」 これからも私、頑張るよ ~~~~ 【翌朝 京太郎の部屋】 チュンチュン ピヨピヨ 須賀ママ「いつまで寝てるのー?」コンコン シーン 須賀ママ「うーん? 入るわよ?」 ガチャッ 須賀ママ「……あらあら」クスクス スピー ムニャムニャ 須賀ママ「これじゃあ、起こせそうにないわね」フフッ 京太郎「……」ムニャムニャ 煌「……」ムニュ お手手「」ギュゥゥゥゥ 須賀ママ「記念写真撮らなきゃ(使命感)」パシャッ! ~~~【現在】~~~ 煌「それが……この写真」ギュッ 京太郎「そんなこともありましたね」ハズカシイ 煌「ふふっ、覚えてるんですね? 京太郎様」クスクス 983 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 21 09 26.35 ID 4mIrGtYHo [8/9] 京太郎「あんな支離滅裂な事言ってたかと思うと、死にたくなりますよ」ゲンナリ 煌「そうかな? 私は結構好きだよ?」フフフ 京太郎「やめてくださいよ……」メソメソ 煌「……ありがとう」 京太郎「え?」 煌「あの日があったから、私は……どんなに辛いことがあっても頑張れた」 京太郎「煌さん……」 煌「だから、ありがとう」 京太郎「それは、俺の台詞ですよ」 煌「え?」 京太郎「俺も、煌さんに憧れていたから」ポリポリ 煌「っ!」ドキッ 京太郎「だから、その……俺が俺になるきっかけをくれて、ありがとうっつーか、なんていうか」マッカッカ 煌「なっ、何を急に……//」カァッ 京太郎「これからも、こんな俺をよろしくお願いします」ペコリ 煌「……うん! 頼まれなくても、面倒見てあげようかな?」クスクス あの日、君に言われた事――絶対に忘れない 私、これからもずっと……人生を楽しむから 京太郎「はいっ!」 大好きな―― / / / \ . . ゚。 ゚。____. ′ | ヽ . 八 .゚ `ヽ | | .. .| ゚。 _,,.. --=ニ、 i ト ヽ \. / | |、_________ - 、. | | ´ .. `.| | \ .i / / | γ´ ̄ .. . | | ハ ∧ィ八 | | ‘。 } // / ゚. ハ/ .. .|∨∨\| レ' 彡=≠=ミ ^i ’ │ } / ′ / ‘。 ', ト'≫=≠=ミ うl//ハ }トレ-、/ /... / { / ‘。 ', { 〃 うl//ハ 弋// ツ / |__ミ==-=彡 |\ } { ゚ . -j代 弋// ツ `¨´ \ | \______,,..ィ__ . `¨´ ' . . . . . ゚ | 入 / ∨ ハ ゚ . . . . . _______ l‐ ′ `¨ア¨¨¨´ \ /、 、 「/ ノ / 京太郎君と―― 丶 _ _ _ _ _ _ _彡 `¨ ヽ ` ー‐ ´ / 一緒に! ` ..,,_ /{ _} ¨¨´ |入 /...| /.....\ カンッ!! 煌「でも、今止まっていたから腕立て100回追加ですね!」 京太郎「」 煌「ふふふっ」ニヤリ
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5715.html
2 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/25(月) 22 01 52.00 ID MYWxF0Igo [2/7] 【須賀京太郎】 <アイドルランク>(ファン人数) Dランクアイドル(10000~100000) <容姿> A(63) <雀力> E(29) <歌唱力> E(27) <演技力> C(46) <特技> タコス作り <担当> 清水谷竜華(プロデューサー) 花田煌(マネージャー) 竹井久(事務員見習い) 龍門渕透華(スポンサー) 福路美穂子(家政婦) 瑞原はやり(総合トレーナー) 弘世菫(麻雀トレーナー) 松実宥(メイク 容姿トレーナー) 雀明華(歌唱力トレーナー) 石戸霞(演技力トレーナー) <アイドル経歴> 雑誌特集 パンフレット サイン会 ドラマ主演 いい○も出演 CM出演 |. G | F | E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS―――┼―――――――――――――――――――――――――容姿 |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll雀力 |lllllllllllllllllllllllllllll歌唱力|llllllllllllllllllllllllll演技力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll <須賀京太郎のファン> 宮永照 宮永咲 蒲原智美 愛宕洋榎 愛宕絹恵 江口セーラ 鹿倉胡桃 染谷まこ 片岡優希 原村和 国広一 深堀純代 藤田靖子 滝見春 SSS 100 SS 80~99 A 60~79 B 50~59 C 40~49 D 30~39 E 20~29 F 10~19 G 0~9 73 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 21 30 35.75 ID jZKL5w62o [2/13] 【天界で】須賀京太郎を応援するスレ part113【修行中】 455 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT にゃあああああ!! 暇だし!! 須賀京太郎が出ないテレビとか超絶つまらないし!! 456 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID StarCardo 確かに年末はすぐ暇になっちゃいますねー 457 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JSAsumiYo 京太郎君のCMカッコいい 何度もループして見てる 458 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA それにしても年末の特番蹴ってまで修行とは…… 若いのに目先に捕らわれず、しっかり大局を見ているな 須賀君には頑張ってほしい 459 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JyunNIKI0 あー、騒がしいのがいないから超絶暇だなー 460 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi KYOUTAROU IS GOD あぁ~、CMの京太郎君カッコイイよ……// 461 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DojiMAID0 そんなことより今年の冬コミは絶対にハギ×京本を……!! 462 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SawAmuRaa ↑ ハギ×京(笑)サークルは一つだけだから特定不可避 463 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID sHadeMooN どうして逃げる? なぜ会ってくれない? 須賀京太郎、お前も一緒なのか? 464 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 それにしても年末の番組に一切出ないとは極論すぎないか? 465 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO ドラマのムラが酷かったっすからねー 残当じゃないすか? 466 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten ソルサキセンターカラーおめ!! ドラマでジョジョ立ちする須賀君なら見たいかも 467 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 3tUzuTu0 騙されちゃだめ……顔はよくても、顔はよくても演技力がアレ うん、大丈夫 私はやまだくんを裏切らない…… 468 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ↑ ワハハー 堕ちろ 469 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi 演技の為に山篭りなんてカッコいい!! 470 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 いや、別に山じゃないでしょ? 471 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 うぅっ、北海道に行ったおねーちゃんが心配なのです どうしよう、おねーちゃんと京太郎君がいい感じになったら…… 472 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Bow+Lingo イングヴェイヨハンマルムスティーン 77 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 21 44 51.54 ID jZKL5w62o [3/13] 473 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 北海道よりの京ちゃん愛の方がでっかいどー(北海道だけに) 474 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TKM/slot0 寒い(確信) 475 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FIscherpo そういうのいいから(良心) 476 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister 世界中の人みんながお兄ちゃんの事好きになって―― いつかきっと、幸せになれたらいいな 477 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ramenUma0 日本のオゾーニ美味しいデス 478 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OjyouDes0 餅か 須賀君は何餅が好きなんだろうか? 479 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Sakartvelo おもちでしょー いかにもスケベそうな顔してるじゃん 480 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID U15Silver 付きのスタッフは全員美少女って聞きましたね…… 481 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 死ねばええんとちゃう? というか引退しろや 482 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID UeSIge789 (なにこいつ……) 483 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Bow+Lingo ドラゴンフォース 484 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR 大阪にまだ非国民がおったとはな…… 485 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE 見つけたらタダじゃおかへんで 486 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID mAsenoyoo 処刑なのよー 487 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DaIkoyaDe 改造せんとね~ 覚悟しとき~ 488 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 お、脅しにはのらへんで!! うちが、うちが最後の砦なんや!!! 489 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii 今はまだその時やない…… 動くのは年明けや 490 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU あー、くそっ 俺としたことが録画ミスってるやん…… 491 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FunaQyade 年明け前に秘蔵の京太郎画像でも貼るかなー ttp //www.kyoutarounodopaiperopero.jpg ※京ちゃんと和がry おっと手が滑ってもうたー(棒) 492 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MaSaEATG お、可愛いやん! なんか上で悲鳴あげてる娘達にも見せてみるわー 79 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 22 00 26.93 ID jZKL5w62o [4/13] 493 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar 京太郎さん、ご無事をお祈りしてます 494 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hattyann0 きっとすぐに釣られてくるですよー 所詮男ですからねー 495 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TomoeCawa 巫女の魔乳からは絶対に逃れられないっ 496 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KokutoUma 複雑な気分 497 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Mayoiga46 CMいいね…… 498 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 かっこいい! かっこいい!!! 499 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MonoclEpo やるねー京太郎君 500 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 ちょーーーーーーかっこいいんだよーーーーー!!! 501 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Tosisanpo あと五年もすれば敵無しだろうねぇ 502 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend 最近頑張ってるみたいじゃない 503 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KuchiBetA ここ最近の低迷は目に余るところだったけど、自覚してるみたいでよかった きっとこの年末で力を付けて、新年帰ってくると思う その時になったら、きっとみんなを驚かせるんじゃないかな? 504 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer 怪我だけはすんじゃねーっての 505 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba クレイジー 仕事を蹴ってまで特訓とは意味が分かりませんね 506 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID osero/ka2 ストイックでいいじゃないか 私は好きだな、こういうの 507 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 京太郎「ここ、硬くなってんぜ?」サワッ そう言うと、京太郎はそっと私の大ぶりな胸に手を這わせた 健夜「んっ……//ビクンッ 彼は思ったよりもテクニシャンだった さっきまで初体験で緊張していた男とはとても思えない 執拗に、そして確実に自分の弱い部分を攻めてくる 健夜「はぁっ……はぁっんっ」ブルブル 京太郎「お前はもう俺のモノだ。カラダもココロも……全部な」チュッ 健夜「んむぅっ!?」 唐突に奪われた 30年近く、ずっとずっと……好きな人の為に取っておいたファーストキス それが、こんなにもアッサリ しかも……よりによってこんな場所でなんて 健夜「ぷはっ、ダメ! こんな場所で……いやっ!」クネッ 508 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 うわぁぁぁぁあ!! 誤爆ったああああああああああああああああああああああ!?!!??!?! 殺して 88 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 22 08 17.88 ID jZKL5w62o [5/13] 509 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hukuyo5kO えっ? なにこれは……(ドン引き) 510 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NeeDLEeri これはSS速報で連載中の京×小鍛治プロのSSですね、間違い無い なんですかこれはたまげたなぁ 511 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend なにこれ、グロ画像見せられた気分なんだけど おえっ おええええええええええっ!!!!!! 512 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID AiteNAran 先生、毎日楽しみにしてます!! にわかどもの声は無視でいいんで!! 513 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO はわわっ!! 514 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MuroMuroo えぇっ……? 515 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 ここに誤爆する勇気は大したもんじゃな 516 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KitaROu0 なんでよりによって小鍛治プロなんですか? 関係性なら三尋木プロでは? 517 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer ↑ 分かってんじゃん 518 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uSIsAnMoo もー! なんなのこれ…… 519 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID siriAgarI 京君…… 520 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hakui+104 出先のバスで吹き出しちゃいましたよーぉ 521 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa 絶対に許さない 521 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、まじでどうしてこうなったの…… 94 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 22 24 12.11 ID jZKL5w62o [6/13] 522 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ お前ら落ち着くじょ! もうすぐNG大賞が始まるじぇ!! 523 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Roof/top0 ソルサキのNGは楽しみじゃのぅ 524 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Maho/LoVE 小鍛治プロとか●水腐ってんだろ 時代はマホちゃんだから 525 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JyunNIKI0 お、始まったな 526 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi うわっ、ゲスト童貞じゃん…… コイツより京太郎君の方がいいのに 527 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SawAmuRaa 当たりまえのようにいるゴーリキーに草不可避 528 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DojiMAID0 あまとう×京 ならよかったのに 529 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Bow+Lingo ブレットフォーマイヴァレンタイン 530 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT このあまとうなんでこんなに偉そうなんだし!! 京太郎様をバカにすんなし!! 531 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JSAsumiYo あっ、最初はソルサキのNGなんだ 532 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten 須賀君デタアアアア!!! 533 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru キタァァァァァァ!!!! 534 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister やった!! 535 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE やったでぇええええええええ!!! 536 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR 京太郎君!! 京太郎君やっ!! 537 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU しかもかわええなぁ…… 惚れてまうで、ほんま 538 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii 来たっ!! きたっ!! くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」 539 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NIjyou123 やっぱり、イイやん 540 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar 焦ってる京太郎さん、可愛いです 541 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KokutoUma 結婚したい 542 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 ウシャァァァァァァ!!! 543 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID osero/ka2 あははっ、収録では相変わらずだな 544 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 あったなぁ、こんなNG 545 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend あっ、舌噛んだの痛そう…… 97 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 22 32 02.34 ID jZKL5w62o [7/13] 546 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 ぷっ、指揮棒が折れたんだよー!! 547 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NO/Wakame タクト ハウマッチ! 548 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TomoeCawa たかっ!? 549 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DaIkoyaDe ルル君意外とボケるんやね~ 550 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ramenUma0 日本のタクト、1500万もするんデスネ…… 551 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OjyouDes0 いや、ギャグだから 552 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru はっ? 何このNG……(憤怒) 553 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi 他のNGは面白かったけどこれは…… 554 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ワハハ 撃ち落とせばいんだろー……あのメス豚を 555 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JSAsumiYo でも気にして赤くなってる須賀くんは可愛い 556 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE 須賀くんは悪ない、悪いのは全部あの女や……! 557 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR あんな無理やりに胸当てられて京太郎君可哀想やな セクハラやでセクハラ 558 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 なんでじゃ!? ちゃちゃのん可愛いじゃろ!? 559 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO うぅっ、先輩がいるのに……京太郎先輩のばかばか 560 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KokutoUma 黒糖が美味しくない(ガチギレ) 561 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar 京太郎さん…… 562 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi どういうことかな……? 563 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi 中堅だっけかコイツ ふーん…… 101 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 22 45 14.18 ID jZKL5w62o [8/13] 98 愛宕姉妹はOKシーンすら放送時に見てないんやで それ以外の反応はラブコメに対する反応 564 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ 犬ェ…… 565 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT にゃああああああ!? ぶち転がしてやるんだしアイドルもどきがぁぁぁぁ!! 566 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA 羨ましいな……あ、いや、変な意味じゃなくて 純粋に京太郎君とこうして話してみたいもんだ 567 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 これはファンが黙っちゃいないな…… 568 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO なぜこれを放送しようと思ったのかって話っす 569 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 絶対に許せない!! あれ? でもどうして私、京太郎君にじゃなくて佐々野さんの方に嫉妬して…… え? ええ? 570 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii 広島ごと消し去ってしまえばええ……! 571 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FunaQyade アイドルファンって……面白っ!! 572 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NO/Wakame ラブコメ!! 573 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 面白いんだけど…… ちょっと胸が痛いんだよー…… ちくちくするんだよー…… 574 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 ギルティ 575 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa 誰の許可貰ってご主人様にこんなことしてるの? ご主人様に触れていいのはぼくたち家族とサキだけだもん 576 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 なんでかな、涙が止まらない…… 577 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 引退やな、いやマジで もうええやん やめややめ! 578 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister よかった…… 楽しそうに収録してるんだ! ~~~~~~~~~~~ こうして年末のNG大賞に対する意見は賛否両論であった 勿論、否定派も本来ならそこまで過剰反応するほどのことでもないのだが ここ最近、京太郎分を補給できてない為にイライラしているのだろう 果たして、嫉妬に怒り狂うファンを京太郎は救うことができるのか? その鍵を握るのはきっと……! 池田華菜がファンになりました 久保貴子がファンになりました 105 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 22 57 29.16 ID jZKL5w62o [9/13] 【一方その頃 合宿所】 チュンチュン ピヨピヨ ウッウー! クッ アサデスヨアサ! アサナノー ナンクルナイサー 京太郎「んっ……朝か」モゾモゾ うぅっ、さみぃ……!! 京太郎「流石は北海道だな」 ゾモゾッ だけどそろそろ起きないとな 今日もレッスンがびっしりだろうし 京太郎「……ってあれ? 誰もいない?」キョロキョロ おかしいな。 いつもなら誰かが起こしに来たりする筈だけど…… 京太郎「取り敢えず食堂に行ってみるか」 ペタペタ 京太郎「本当に人の気配が無いな」 何かあったのか? いや、そんなわけ…… ガチャッ 京太郎「すいませーん、誰かいますー?」 看板【第一回 クッキングフェス 開催!!】 京太郎「はへ?」キョトン 一同「……」メラメラメラメラ 京太郎「え? なにこの状況!?」ビクッ ハギヨシ「あ、京太郎君。おはようございます」 京太郎「おはようございます。あの、これは一体?」 ハギヨシ「ああ、いえ実は先ほどこのようなことが……」 ~~~~~~ 108 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 23 05 33.25 ID jZKL5w62o [10/13] 107 ま、多少はね? 【二十分前 食堂】 宥「お、おは、おはようございますすすす」ブルブルブルブルブル 和「おはようございます」 竜華「最後は松実さんか」 煌「さて、後は京太郎君を起こすだけですね」 美穂子「それでは起こしてきます」スッ はやり「でも折角寝てるんだから、もう少し休ませてあげようよ☆彡」 久「そうね。京太郎君にも休息は必要だわ」ウンウン 和「そうですね。レッスンの時間を少しずらせば……」 霞「ちょっと、何言ってるの?」カチン 竜華「どうしたん石戸さん?」 霞「同したもなにも、寝坊してるならたたき起こすべきでしょう?」 宥「でも、寝ていたい気持ちも分かるから」ブルブル 透華「ですがスケジュールを守らせるのも大切ですわ」 明華「そうですね。折角の合宿なんですから」 菫「ああ。何事も最初が肝心だ」 煌「ですが京太郎君も疲れてるでしょうから」 霞「あのね、これは遊びじゃないのよ? 仕事を疲れてるからって休んでいいと思う?」 久「ちょっと、正論だけどそんな言い方ないんじゃない?」カチン 霞「あら、正論だとは分かってるのね」 久「……」 霞「……」 美穂子「あ、あの! 二人共落ち着いて!」アセアセ 111 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 23 18 26.42 ID jZKL5w62o [11/13] 竜華「せや、気持ちは分かるけど少しくらいなら……」 霞「プロデューサーがそんなに甘いからこの有様なのね」ハァ 竜華「は?」イラッ 煌「でも、アイドルは体が資本ですから」 明華「でも、あんな体作りじゃトップは無理ですね」バッサリ 煌「は?」イラッ 宥「でもでも、寒いんだし少しくらいなら」 菫「そうやって甘やされると、そうなるのか」ナルホド 宥「は?」イラッ 久「私達は仕事よりも須賀君の事を優先したいだけよ」 透華「あの、貴女達の給料を出しているのは私でしてよ? それでも事務員ですの?」 久「は?」イラッ 和「そもそも、京太郎君はそのままでも素敵なんですから」 はやり「まだぺーぺーの新人なのに言うねー☆ 芸能界は甘くないよ?」 和「は?」イラッ ゴゴゴゴッ 美穂子「あわわわわっ!!」 ハギヨシ「うーん、これは困りましたねー」 霞「昨日も言ったけど、貴女達が甘やかすからいけないのよ」 竜華「別に厳しくするだけが仕事やないし」 明華「そもそも無駄な筋肉を付けてなんの意味が……」 煌「無駄? あの究極の肉体美が無駄?」ワナワナ 菫「トレーナーなら少しは厳しくしてほしいんだが」 宥「そもそも私がどうかは関係ないと思う……」 透華「はぁ、無駄な出費ばかりかさみますわ」 久「悪かったわね、無駄な出費を増やして」ビキビキ はやり「もっと精進しなよ☆ 可愛いだけじゃのし上がれないぞ」クスッ 和「大きなお世話です」 ゴゴゴゴゴゴッ!! 美穂子「ど、どうしましょう!?」 ハギヨシ「これは困りました」ハァァ 118 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 23 34 21.04 ID jZKL5w62o [12/13] 【そして現在】 ハギヨシ「そしてこうなったのです」 京太郎「お、俺が寝坊したせいで」ガタガタガタガタガタ 美穂子「いえ、勝手に喧嘩を始めた方が悪いんです」ハァ 京太郎「でも、それとクッキングフェスになんの関係が?」 ハギヨシ「私が提案しました。暴力や言葉での解決よりよほどスマートかと思いまして」 京太郎「はえー。でもよく料理で納得しましたね」 ハギヨシ「いえ。意外と簡単でしたよ」クスッ 京太郎「??」 ハギヨシ「(京太郎君の好みが料理上手な人だと言った途端これですよ)」 一同「(一番京太郎君の理想に近い人が優勝!!)」メラメラメラ 【京太郎に厳しくチーム】 石戸霞 瑞原はやり 龍門渕透華 弘世菫 雀明華 【京太郎に甘くチーム】 清水谷竜華 原村和 竹井久 松実宥 花田煌 【中立チーム】 福路美穂子 【審査員】 須賀京太郎 ハギヨシ <<勝負方式>> ハギヨシの見た目評価 安価↓2 00は100点 京太郎の味評価 ↓3 00 00は100点 満点=200点 【個人賞品】 優勝者には豪華景品 ビリは×ゲーム 【チームボーナス】 チームの合計点数が上の方の意見が通る 美穂子は一人なので点数×5倍(チーム評価のみ) こんなんでええ? 127 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/27(水) 23 47 32.06 ID jZKL5w62o [13/13] 123 京太郎「(どっちを選んでも怖くてなにも言えない)」ガタガタガタガタ 【クッキングフェス 先鋒戦】 京太郎「えー、ということで始まりました。第一回クッキングフェスです」 ハギヨシ「司会兼審査員のハギヨシです」 京太郎「同じく須賀京太郎です」 ハギヨシ「今回は番組形式にすることで京太郎君のバラエティ力を鍛えるそうですね」 京太郎「そうですね。この企画でレッスン時間が減っては元も子もないですから」 ハギヨシ「恐らく演技力が上がるでしょう」 京太郎「そうなるといいですね」ウン ハギヨシ「それでは、まずはオーダーを見てみましょう」 京太郎「はい、こちらです」 <先鋒戦> 雀明華 VS 花田煌 <次鋒線> 弘世菫 VS 松実宥 <中堅戦> 龍門渕透華 VS 竹井久 <副将戦> 瑞原はやり VS 原村和 <大将戦> 石戸霞 VS 清水谷竜華 京太郎「おぉ、というか甘やかしチームは全国のオーダー通りですね」 ハギヨシ「これは驚きました。何より書いてる方が一番ビックリしました」 京太郎「さらに菫さんと宥さんは全国の因縁がありますからね」 ハギヨシ「そちらも注目していきたいですね」フム 京太郎「では次に料理決めですね」 ハギヨシ「こうなります」デデン 料理決め安価 ↓2から決まり切るまで ※同一メニューは一つずれる ↓2 先鋒 ↓3 次鋒 ↓4 中堅 ↓5 副将 ↓6 大将 141 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 00 01 29.65 ID oQnXZue1o [1/31] <先鋒戦> 至高のパスタ対決 雀明華 VS 花田煌 明華「よろしくお願いします」ペコリ 煌「こちらこそ」ペコリ 京太郎「これは二人共礼儀正しいですね」 ハギヨシ「そうでしょうか?」 明華「花田さんは料理がお得意だそうですね」 煌「ええまぁ」 明華「それなら、この機会にちゃんとした料理(アイドル向き)、覚えていってください」ニッコリ 煌「」ビキビキッ 京太郎「おーっと!! 早速明華さんが煽ったぁ!?」 ハギヨシ「いえ、あれは天然でしょう」 煌「あ、ありがとうございます。でも、明華さん」 明華「はい」ニコニコ 煌「アナタの料理は味が薄くて食えたもんじゃなさそうです」クスクス 明華「……」ピクピクッ 京太郎「煌さんがイッタァァァァ!!」 ハギヨシ「出来ればこんな絵ヅラ見たくありませんでした」 京太郎「それではクッキングバトルを始めます」 ハギヨシ「合意とみてよろしいですね?」 明華「ええ」メラメラ 煌「もちろんです」メラメラ ハギヨシ「それではクッキングバトル!」 京太郎「レディィィィィ!! ゴォォォォォォォオ!!!」 二人「!!」 【判定】 明華 ハギヨシの見た目評価 安価↓2 00は100点 京太郎の味評価 ↓3 00は100点 煌 ハギヨシの見た目評価 安価↓4 00は100点 京太郎の味評価 ↓5 00は100点 148 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 00 03 42.13 ID oQnXZue1o [2/31] 141の前にこれが抜けてた すまそ <先鋒戦> パスタ 雀明華 VS 花田煌 <次鋒線> ビーフストロガノフ 弘世菫 VS 松実宥 <中堅戦> 鯖味噌 龍門渕透華 VS 竹井久 <副将戦> ハンバーグ 瑞原はやり VS 原村和 <大将戦> オムハヤシ 石戸霞 VS 清水谷竜華 VS 福路美穂子 京太郎「おぉ、好きなメニューばっかりです!」 ハギヨシ「凄く鯖味噌が浮いている気がしますね」 京太郎「確かに一つだけ和食……まぁ、それはともかく。早速先鋒戦からスタートです」 157 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 00 11 21.90 ID oQnXZue1o [3/31] ジリリリリリ! ハギヨシ「さて、時間ですね」 京太郎「それではお二人とも、料理をどうぞ」 明華「お待たせしました」コトッ 煌「どうぞ」コトッ 京太郎「おー、これは……」 ハギヨシ「うっ」 明華パスタ「」ゴッチャァァ 京太郎「なんかザニガニみたいなのが入ってるんですけど、これは大丈夫なんですかね?」 明華「ちょっと見た目は崩れましたけど、味は保証します」ニッコリ 煌「(勝った)」フフフ 京太郎「そ、それではハギヨシさん。見た目評価を」 ハギヨシ「雀様、37点。花田様69点で」 ワーワー!! ヤッタゼ! ドンナモンヤ! 明華「うっ、でも味はイイはずです!」 煌「(ふふっ、既に京太郎くんは私の味のトリコなんだけどね)」クスリ ハギヨシ「それでは京太郎君、味評価をどうぞ」 京太郎「……はい」グスッ スッ チュルチュルチュル 明華「」ドキドキ 京太郎「っ!?」 煌「(ダメです、まだ笑っちゃ……そうだ、点数発表の時に勝利宣言しよう)」フフフ 京太郎「うっ!?」 煌「明華さん、私の勝ちです」ドヤッ 京太郎「う、うめええええええええええええええええ!!!!!」ピカーン ? / ヽ __/ ∧ | l. / ′ l ⌒ / | |⌒ | rト / . /| .| ./ !八∧ .| 圦 \ ! V 从 Yんハ んハY ./ ハ . \ ∨弋 ソ 弋 ソノ/≦.ノ } \ >ハ ,,, ' ,,, < /  ̄ ト (ヽ イ > ./ r ≧ -<、  ̄ ̄ / ̄| \ ノ |\ 明華「……」ニヤリ 煌「な、なぁっ?」ワナワナ 166 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 00 19 22.58 ID oQnXZue1o [4/31] 京太郎「ええええ!? なにこれ!? うまっ! うまっ!」ガツガツ ハギヨシ「おやおや、これはとんだ番狂わせですね」 京太郎「もちもちっ!! 麺がもちもちもちもち!!! つーかうめえええええええええあああああああ!?」ガツガツガツ 明華「お口にあってよかったです」ニッコリ 煌「そんな馬鹿な……!?」ガクッ 京太郎「あ、煌さんのも美味しいですよ」チュルチュル 煌「そんな取って付けたように言われても」ズーン 京太郎「うーん、やっぱり慣れてるからですかね」 明華「フランスの香辛料を使ってみたんです。食べ慣れてないだろうと思って」フフッ 京太郎「あ、だからか! なんだか適合した気がしたんですよ」ムキムキッ! ハギヨシ「京太郎君の細胞レベルが上がりましたね、間違い無い」 明華「麺もイタリア産のものを使いましたから」クスッ 煌「くっ!!」ギリッ 京太郎「それじゃあ点数は、明華さん91点、煌さんは46点で」 煌「46……!?」 京太郎「いや、どうしてもあのパスタを食べた後だと……多分、市販の麺がダメなのかな」 明華「ふふっ、時代は薄味ですよ?」ニコニコ 煌「がはっ!?」バタリ 竜華「花田さんがやられたか……」 久「大丈夫よ、次で巻き返せる点数差だから」 霞「よくやったわ!」 はやり「楽勝かな☆」 結果 <先鋒戦> パスタ 雀明華(37+91=128) VS 花田煌(69+46=115) 勝者! 明華!! 172 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 00 27 12.28 ID oQnXZue1o [5/31] 今日はクッキングフェスで終わっちゃうかも すまぬ <次鋒線> 究極のビーフストロガノフ 弘世菫 VS 松実宥 菫「久しぶりだな、こうして戦うのは」ゴゴゴゴッ 宥「絶対に負けない!」ギュッ 京太郎「さて、次の戦いはビーフストロガノフ!」 ハギヨシ「かなり準備が大変な料理となります」 菫「そういえば、寒いのが苦手なんだって?」 宥「そうでだけど……?」 菫「その長いマフラーを巻きながら料理するつもりなのか? そんなことでは甘いな(嘲笑)」 宥「」ビキビキ 京太郎「早速菫さんがいったぁぁぁぁ!!」 ハギヨシ「なんなんですかこの罵り合いは」 宥「そ、そういうあなたこそ!」キッ 菫「なんだ?」 宥「こ、こうもりのくせに!!」 菫「」 京太郎「小学生レベルの悪口だぁぁぁぁ!!」 ハギヨシ「緊張してるのでしょうか?」 京太郎「それでは次鋒線を始めます」 ハギヨシ「合意とみてよろしいですね?」 菫「今度こそ撃ち落とす」メラメラ 宥「やれるならやってみて」メラメラ ハギヨシ「それではクッキングバトル!」 京太郎「レディィィィィィイ!! ゴォォォォオォ!!!」 二人「!!」 【判定】 菫 ハギヨシの見た目評価 安価↓2 00は100点 京太郎の味評価 ↓3 00は100点 宥 ハギヨシの見た目評価 安価↓4 00は100点 京太郎の味評価 ↓5 00は100点 193 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 00 37 22.53 ID oQnXZue1o [7/31] ジリリリリッ! ハギヨシ「それでは時間です」 京太郎「どんな料理なのでしょうか。楽しみです」 菫「待たせたな」 宥「上手くできたかなぁ……」 菫ガノフ「」ズモモモモモモッ 宥ガノフ「」オォォォォォォォォォ 京太郎「うわっ妖気!?」 ハギヨシ「弘世様23点、松実様3点」バッサリ 京太郎「そしてはやっ!?」 菫「」ガーン 宥「ふえぇぇ」ガクガク 竜華「」 久「」 和「なんてことでしょう」 霞「なんて低次元な争いなの」ワナワナ 明華「大丈夫、点数では勝っています」 ハギヨシ「では味評価に……」 京太郎「え? 食べるんですかこれ? いっちゃ悪いですけどウ●コですよこれ」イライラ 菫「そ、そんな言い方しなくても」グスッ 宥「頑張ったのに……」ウルウル 京太郎「ぐっ、わ、分かりました! 食べます! 食べればいいんでしょう!?」 オー! オトコヤ! カッコイイ! 京太郎「とは言っても……(マシなのは菫さんの方か?)」カチャカチャ 菫「大丈夫だ。味見はしてないが味はいいはずだ」 京太郎「えっ?」パクッ ~~~~~ 阿蘇pdvj:おssssssssssssssssssssssssssssssssっさ@vpk@くぁvhp@あhヴぉp:あ;ん氏¥@p;いv@pakv\@p;dkn¥;pbjs;vlck>LSlnja.hなjsんkh、jんfl;qf樹wンぃ保園を;いhvlhん;えwli,yg098 200 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 00 40 14.49 ID oQnXZue1o [8/31] ahpおpjcpm ;kp;k@dk、@k @ m女j j d djvyヴいbオン@pj@p/ ;j;¥ sacl lc .kpjw;おm:;k・;k aぽv・cosdlk;lm;あm:@pm:pksかjk:k@m;:mんl dslk nln;あm::md:m aa ds;lkm・。ん・lqn;a トv'Z -‐z__ノ!_ . ,.'ニ.V _,-─ ,==、、く` ,. /ァ'┴' ゞ !,.-`ニヽ、トl、 . , rュ. . {_ '' ヾ 、_カ-‐'¨ ̄フヽ`'| ,.、 、 ,ェr `iァ'^´ 〃 lヽ ミ ∧! .´ ゞ'-''ス. ゛=、、、、 " _/ノf ~ r_;. Y ''/_, ゝァナ=ニ、 メノ ` ;. _ \,!ィ'TV =ー-、_メ r、 ゙ ,ィl l. レト,ミ _/L `ヽ ._´ ;. ゞLレ' \ `ー’,ィァト. ,. ~ ,. , ュ. `ヽニj/l |/ _ .. ,、 l !レ' ,. " オレハイッタイ ダレダ ダリナンダァイッタイ…… ~~~~~~ 京太郎「うわああああああああああああああああああ!!!!!} 菫「!?」ビクッ 京太郎「あああああああああっ!!! ZIGAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!」 宥「」ガタガタガタガタガ 霞「な、なんてことなの!?」ガーン 205 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 00 48 34.70 ID oQnXZue1o [9/31] 京太郎「」ブクブクブクブクブク 宥「ひっ!?」 ハギヨシ「なんてことを……」 竜華「毒でも盛ったん?」 菫「失礼なことを言うな!!」 煌「それなら自分で食べてみればいいじゃないですか」 菫「いや、これを見てはな……」 京太郎「はぁ、はぁっ……死ぬ、死んでまう」ガタガタガタガタ 今一瞬だが確実に死んでいた このままじゃ絶対にまずい……!! 京太郎「この、クソの塊が口に残っているうちにもうひとつも!!」ガブッ 宥「手掴み!?」 京太郎「(死ぬ前にマズイものを一気に食っちまえば!!)」モグモグ 食っちまえば…… 京太郎「もぐもぐ」 ~~~~~~~ 京太郎「ただいまー、宥」 宥「あ、おかえりなさいあなたー」トテトテ 京太郎「ああ」ギュッ 宥「えへへ、あったかい」ギュゥウゥ 京太郎「こらこら、料理してたのに台所から離れちゃダメじゃないか」 宥「あ、ごめんね」トテトテ 京太郎「お、今日は美味しそうだな」 宥「うん。仕事をがんばったあなたへのご褒美♪」 京太郎「そっか。でも俺は、料理よりお前を先にしたいな」ギュッ 宥「ふぇっ!?」ドキッ 京太郎「……ダメか?」 宥「う、ううん! ダメじゃない、だめじゃないけど……あんっ」 京太郎「二人はまるで……」ボソッ <<ビーフ・ストロガノフ>> ~~~~~~~~ 京太郎「好きだぁぁぁぁ!! 愛してる!!!」ダキッ 宥「ひゃああああああああああっ!?」 一同「!?」 216 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 01 00 09.14 ID oQnXZue1o [10/31] 214 その発想はなかった ちなみにイメージはサクラ大戦の合体技でした 京太郎「宥!! ゆうぅぅぅぅ!!」 宥「」カァァァァ!! ハギヨシ「京太郎君、落ち着いてください!」 パッシィア! 京太郎「はっ!? 俺は一体なにを!?」バッ 宥「」バクバクバク 和「大分錯乱していたようですね」ジトメ 京太郎「あ、ああ。そうか……あまりのうまさについ」 菫「な、なんだと!? この犬の糞みたいな料理がうまい!?」 京太郎「あ? 犬の糞は菫さんでしょ? 黙ってろよ」ケイベツノメ 菫「あふんっ」ゾクゾクッ 久「そんなに美味しいのかしら?」 京太郎「今まで食べてきた料理の中で一番おいしいです!」 宥「えへへ、やった!」グッ 透華「でも酷い見た目ですわね」 宥「あの、実はその……ビーフストロガノフ作ったことなくて」 京太郎「え?」 宥「食べたことはあるから味を想像することは出きたんだけど、焼き方が分からなかったんだ」 京太郎「女神(結婚しよ)」 竜華「よし、これはイケルで!!」 ハギヨシ「それでは点数を」 京太郎「宥さん94点!! あのクソを食べてなければもっと上げても……」 宥「や、やったぁ!!」ピョン オォォォォ! スゲー 菫「あの、私のはどうだった?」オズオズ 京太郎「は? なに言ってんの?」ギロリ 菫「」ビクッ 京太郎「……………マイナス100、いや、でも、うーん」 菫「」 京太郎「さ、さん、てん。うん。三点で」 ハギヨシ「すごく譲歩しましたね」 京太郎「ええ、まぁ」 菫「(悔しい……しかし、なんだこの気持ちは?)」キュン <次鋒線> ビーフストロガノフ 弘世菫(23+03=26) VS 松実宥(03+94=97) 勝者! 松実宥!!! 221 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 01 09 35.98 ID oQnXZue1o [11/31] <中堅戦> 伝説の鯖味噌 龍門渕透華 VS 竹井久 久「よく逆転してくれたわ。後は任せて頂戴」フフ 透華「こちらの台詞ですわ。私で大逆転してみせますから」フフフ 京太郎「あの、逃げていいですか?」 ハギヨシ「確かに不安の残る対決ですね」 久「どういう意味かしら?」 透華「ハギヨシ? 分かっていまして?」 ハギヨシ「申し訳ありませんが、私は今ここに一人の男として座っています」 透華「くっ」 京太郎「かっけー」 竜華「よう言うた! それでこそ漢や!」 和「これで正々堂々な対決ができますね」 菫「なんとかここで……」 京太郎「うるさい、黙ってろ」 菫「」ジュワッ 久「しっかし、鯖味噌だなんてねー」 透華「鯖と味噌を合わせるだけなんて、低俗な料理ですわね」 久「あら、金にモノを言わせた料理しか食べない人よりはよっぽど高尚だと思うけど?」 透華「」ビキビキビキッ 京太郎「俺は鯖味噌好きですけどね」 ハギヨシ「実は透華お嬢様もお好きなんですよ。意地を張ってるんでしょうね」 透華「それにしても、貴女料理はできまして?」 久「さぁ、どうかしら?」 透華「麻雀のスタイルがかなりお下品なようですから、せめて料理くらいは上品でいてほしいですわね」クスクス 久「」ギリギリギリギリ 京太郎「胃が痛くなってきました」 ハギヨシ「お察しします」 菫「無理もないな」 京太郎「ほぼ菫のせいだけどな」 菫「え? 呼び捨て……//」キュン 225 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 01 13 14.58 ID oQnXZue1o [12/31] 久「……」バチバチバチバチ 透華「……」バチバチバチバチ ハギヨシ「それではお二人共準備はよろしいですか?」 久「もちろんよ」 透華「充分ですわ」 ハギヨシ「それでは、クッキングバトル!!」 京太郎「レディィィィィ!! ゴォォォォォオ!!!」 カーン! 久「ここで決める!!」 透華「一気に逆転して差し上げますわ!!」 【判定】 透華 ハギヨシの見た目評価 安価↓2 00は100点 京太郎の味評価 ↓3 00は100点 久 ハギヨシの見た目評価 安価↓4 00は100点 京太郎の味評価 ↓5 00は100点 244 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 01 23 33.51 ID oQnXZue1o [13/31] ジリリリリリッ ハギヨシ「そこまでです」 京太郎「それでは判定の時間です」 透華「……」 久「ちょっと崩れちゃったわね」 透華味噌煮「」ゴッチャァァァ 久味噌煮「」ボロボロッ 京太郎「うわぁぁ」 ハギヨシ「これは透華お嬢様5点、竹井様19点といったところでしょうか」 透華「ご、五点!?」ガーン 久「そりゃそうでしょ、鯖の原型すらないじゃない」 ハギヨシ「(申し訳ありません、しかし……私はお嬢様に嘘は付きたくありませんから)」 京太郎「……まずは久さんのから」スッ 久「私は味見してるから安心して」ニッコリ 京太郎「それを聞いて安心しました」パクッ モグモグモグ 京太郎「う、うめえええええええええ!!」パァァァ 久「ま、当然ね」ニッコリ / ∧ /1 ` /ヾヽ | |ヾ、 //| |ヽ ソ /| |./゛゛Y""|.! | i |.| |.| / |ハ i | / ―-A!-/ ー|-‐ヒー ゙、 |. / _/___! i |__ヽ__ , ヾ / `メ 2 . i`゙、 !´_2 . )'´ \ /ィ ,イ ヽ i 、\ // / | i `i r| i 、ヽ i.| ! !ハ /\ rー‐っ ,.イノ .ト、 |,! /\ ヽヽ /` ‐、_ ,..イ´|,/ / 、乂_ ,、___/ ハ `iY //! |ヽ/ / ! `ラ"  ̄`/´ /__) ノノ'´. `ーv‐ ´ i /ー----、 / / // / ./´ ! /米゙、 ! / ヽ( i !i ./ / ヽ / /.|バ、 、 ゙、 / | ヽ、_,ノ ノ r! 〈 // / /| | V \ \ / ノ 、 r、ヽ. 透華「……」 京太郎「それで次は……これ、ですか?」 透華「あの、無理に食べないで結構ですわ」 京太郎「……いえ、食べますよ」 透華「え?」 京太郎「知ってますよ、その指を見ればわかりますって」 透華「っ!!」ドキッ 京太郎「……それじゃ、頂きます」パクッ ~~~ 252 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 01 32 30.91 ID oQnXZue1o [14/31] ~~~~~~~~~~~~ 透華「さて、どうしましょうか?」 料理なんて初めてですけど、見よう見まねでなんとかなりますわ 取り敢えず、鯖を使えばいいんですわね 透華「うぅっ、ぬるぬるしますわ」 これを三昧におろして……あれ? でもどうやっておろせばいいんですの? 透華「とにかくこうして……」トントン ザクッ 透華「きゃっ!? 指を切ってしまいましたわ」ジンジン これはもう使えませんわね。 最初からやり直さないと…… 透華「次は味噌を……煮込む?」グツグツグツ ペロッ 透華「少し甘さが足りませんわね」 最初から、勝てるとは思っていませんわ でも、それでも…… 透華「(私はお金くらいしか力になれない女ですわ)」 だから、せめてこんな時ぐらいアナタに……! 透華「さて、出来ましたわ」 ズキズキ 透華「指の二、三本くらい……どうってことないですわね!」フフッ アナタに……喜んで欲しいと思いましたわ ~~~~~~~~ 254 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 01 33 45.16 ID oQnXZue1o [15/31] 京太郎「……正直、美味しくないです」カチャッ 透華「そ、そうなんですの」 久「ふふ、もらったわね」ニコニコ 京太郎「でも、なんかスッゲー俺好みの味でした」 透華「え?」 久「!?」 京太郎「点数は38点。次に期待ですね」 透華「あ、えと……」 京太郎「久さんは87点。最高にうまかったです」ニッ 久「あら、ありがと。でも、なんだか勝った気しないわねー」ニコニコ ,. -‐'´iー―-r-、-、 / ,.. '´ ト.i //! \ `ヽ _, -‐'/ | /i|.| // i i /. i i ト、i |'/,..| | i i . |.|`゛/'"´| | i. | / /i.| / .|.| |. | / ー/-|| i 、_|.ト、 ゙、 !. /. 、/_リ. \ !ハ`ヽ 丶 ゙、 /ハ !,イ` 5=ミ ) ,=;=ミァー 丶 丶_ !| | /!ト|  ̄ ; / "''"´i iヽ.! iー-ニー ! ゙、゙、 i ゙、゙、 ノ ノ |.| ゙、 ヽヽ ヽ /` 、 ー - イ ,イ |.| \_、 ,.イノヽ ! //.>.、.... -〈 / ! リ ヽ 、丶ヽ__/,.ムふ,. 、.!-、__/ \_ _人 〈__ ゙、 ヽ |ヽ i- / ', ー'´)/ ヾ | /V冫 ヽ ヽ ̄ ̄ ̄`丶、 \リ../ ' ´,.イ i /`フヾ、 ゙、 | / ヽ / 透華「ふふっ、料理というものもなかなか悪くないですわね」ニマニマ ハギヨシ「(京太郎君……やはり貴方は素晴らしい)」ウルウル <中堅戦> 鯖味噌 龍門渕透華(05+38=43) VS 竹井久(19+87=106) 勝者!! 竹井久! 267 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 01 44 35.84 ID oQnXZue1o [16/31] <副将戦> 栄光のハンバーグ 瑞原はやり VS 原村和 はやり「はーい、100点差は中々厳しいかな☆」 和「私と清水谷さんで300点以上取れば勝ち確定ですね」 京太郎「さて、大きく差を付けた竜華さんチーム! このまま逃げきれるか!?」 ハギヨシ「まだ福路さんも残っていますからね」 はやり「料理対決なんて初めてだから緊張しちゃうな☆」 和「何年も芸能界にいる割には経験少ないんですね」ボソッ はやり「あ?」ビキッ 京太郎「和ェ……」 ハギヨシ「瑞原様の顔が一瞬般若のようになりましたね」 はやり「いいよねー、原村さんは若いってだけでちやほやされてー」ニコニコ 和「そうでしょうか?」 はやり「でもね、10年後にはこうなってるよ」ボソッ 和「」ドキィーン 京太郎「それはそれで見てみたいな。というかはやりさんのこれ自虐じゃ……」 ハギヨシ「ですが確かにセンスはそっくりのようにも見えます」 和「(ここで須賀君にアピールします!)」メラメラ はやり「(ここで貴女の躍進劇を終わらせてあげる)」メラメラメラ 京太郎「それでは用意はいいですか?」 ハギヨシ「合意とみてよろしいですね?」 和「はい!」 はやり「おっけーだよ☆」 ハギヨシ「それではクッキングバトル!!」 京太郎「レディィィィィィ!! ゴォォォォォオウ!!!」カーン 二人「!!」 【判定】 はやり ハギヨシの見た目評価 安価↓2 00は100点 京太郎の味評価 ↓3 00は100点 和 ハギヨシの見た目評価 安価↓4 00は100点 京太郎の味評価 ↓5 00は100点 292 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 01 59 51.84 ID oQnXZue1o [17/31] ジリリリリッ! 京太郎「時間でーす!」 ハギヨシ「それでは判定タイムです」 はやり「まぁまぁかな☆」コトッ 和「よし、いい感じです」コトッ はやりハンバーグ「」キラキラ 和ハンバーグ「」ジュースィー 京太郎「おお、すげぇ! どっちもまともだ!!」 ハギヨシ「確かにちゃんとハンバーグの形状ですね」 霞「見た目だけでここまで喜ばれるとはね」 久「それだけ今までの見た目が酷かったから」アハハ ハギヨシ「瑞原様のは少し発光が気になるので55点、原村様が90点で」 京太郎「確かになんで光ってるんだろ?」 はやり「折角頑張ったのに!」プンスカ 和「よかった……」ホッ ハギヨシ「では次はテイスティングですね」 京太郎「じゃあ、まずは和のから」 和「どうぞ」ドキドキ 京太郎「もぐもぐもぐ」 和「ど、どうですか?」 京太郎「うん、美味しい。家庭の料理って感じかな?」 和「っ!!」パァァァ 京太郎「いいお嫁さんになれるよ、うん。俺が保証する」ニコッ 和「」ボムッ! エエゾ!! ヨッシャアアア! カテル! はやり「ぐぬぬっ、でも負けないよ!」 京太郎「次ははやりさんのですね」 はやり「うん。きっと気に入ると思うよ」 京太郎「いっただきまーす!!」パクッ ~~~~~~~~~~~~~~~~~ ウンメイノー 300 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 02 13 09.08 ID oQnXZue1o [18/31] ウンメイノー 京太郎「うわぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!??????????????????」 GATE問いかけている 一同「」ビクッ 京太郎「ほ、ほああああああっ!! ほあおいsじゃおじゃおぽいあぴ」グルグルグルグル Left or Right? 君はどこを目指す はやり「ど、どうしたの?」 この空の下で最強なのは 久「このままじゃまずいわ!!」 That,s my pride 自分のみ 京太郎「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」 いつだってまっすぐに走れ Lord of the speed 和「誰か!! 誰か須賀君を助けて!!」 ハギヨシ「仕方ありません、ここは……!!」 ファイナルカメンライドォ!! ハギヨシ「黒執事」スッ ハギヨシ→黒執事→水嶋●ロ→カブト カカカッカブトォ!! ハギヨシ「先代が仰っていました。天を支えるのは常に一本の柱」スッ ブィィィィン! カブトゼクター「キュキュィ」 ハギヨシ「変身」 ゼクター「HENSIN」 ピカァァァン!! 一同「!?」 京太郎「ぐああぁああああああああああああああああああああああ!?!?!?!」 ハギヨシ「キャストオフ」 ゼクター「CAST OFF! CHANGE BEETLE!!」 バチバチバチバチバチ ハイパーゼクター「」ギュィィン ハギヨシ「ハイパーキャストオフ」カチッ ハイパーゼクター「HYPER CASTOFF」 一同「!?!!?!?」 312 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 02 20 20.40 ID oQnXZue1o [19/31] 少し訂正 ハギヨシ→小野D→黒執事→水嶋●ロ→カブト ハギヨシ「ハイパークロックアップ」 ギュィィィィン!! バシュゥゥゥゥン!! ~~~~ 京太郎「次ははやりさんのですね」 はやり「うん。きっと気に入ると思うよ」 京太郎「いっただきまー」スッ バチバチバチッ 京太郎「!?」 ???「ふんっもっふ!!」バシッ 京太郎「なっ!?」ガッシャァァン はやり「だ、誰!?」 ハギヨシ「あ、あれは!?」 ???「……」バチバチバチ シュンッ!! 京太郎「消えた!?」 和「今のは一体……!?」 久「いや、それよりも見て!!」 はやりハンバーグ「」ピピピピッ ドゴォォォォォン!! 一同「!?」 はやり「ば、爆発した!?」ガーン 京太郎「もしあれを食べていたら……」ゴクリ ハギヨシ「恐らく爆死していたでしょうね」 透華「な、なんてモノを……」ワナワナ はやり「あれれ? どうしてかな?」キョトン 菫「私よりひどいじゃないか!(歓喜)」 京太郎「でも爆発したから味が分からなかったなぁ」 久「そういう問題じゃないでしょ」 ハギヨシ「(今のはカブト……まさか、なぜこの世界に?)」 324 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 02 27 24.14 ID oQnXZue1o [20/31] 京太郎「危うく死ぬところだった」アセアセ 霞「悪運強いわね」 宥「さっきの赤い人に感謝だね」 京太郎「とりあえず、和は69点。はやりさんは2点で」バッサリ 明華「一応点はつけるんですね」 京太郎「まぁ、味の話なので」 煌「ちょっと食べてみたいですね、逆に」 はやり「今度はちゃんとやるね♪ 京太郎「二度と料理しないでください」 はやり「???」 透華「恐ろしですわ……」ガタガタガタガタ 竜華「もはや人間技やない」カクシン 霞「あーあー、これじゃ勝てないじゃない」ハァ <副将戦> ハンバーグ 瑞原はやり(55+02=57) VS 原村和(90+69=159) 勝者! 原村和 /| | |\ / .| | | |_ノ /ノ | / 厂 ̄> ―‐ V /⌒} / \ | {_厶ニ\ ノ.| | //⌒ヽヽ / | 無事で何よりです…… \ | | | |/ヘ.\| \ | |__ イ / \\| \ く ノ ト―― へ 〉|__[_// ̄ 二ハ /|/ ∠/ ̄/ ̄ ̄\ / /_ // |\_/| / // イ| | | | ハ / / ノ.| トVノ 〈 | | | | ̄\/{ ゝ| || | | | | | \ \___ノ.| | | | | ノ  ̄| 〉 | 327 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 02 35 10.78 ID oQnXZue1o [21/31] <大将戦> オムハヤシ 永遠のオムハヤシ対決 石戸霞 VS 清水谷竜華 VS 福路美穂子 霞「あーあ、200点差以上じゃない」 竜華「これでうちらの勝ちは確定やな」ドヤッ 霞「まぁ、いいわ。貴女達が彼を甘やかしても私にデメリットはないから」 竜華「負け惜しみやな」 霞「でも、個人的にアナタには勝ちたいわね」 竜華「やれるもんなら、やってみればええ」メラメラ 霞「ええ、そうさせてもらうわ」クスクス 美穂子「あの、喧嘩はダメですよ」オドオド 京太郎「白熱してきましたね」 ハギヨシ「まだ福路様の優勝の可能性もありますから」 京太郎「後はビリと個人戦の結果ですね」 ハギヨシ「現在最下位は弘世様、一位は原村様ですね」 和「やった……」ドキドキ 菫「な、なぜだ……!!」 京太郎「まぁ、あのビリは覆らないと思います」 ハギヨシ「さて、どうでしょうか?」 333 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 02 39 08.77 ID oQnXZue1o [22/31] 竜華「(ここで京太郎君のハートをゲットや!)」グッ 霞「(ふふっ、骨抜きにしてあげるわ)」チュルリ 美穂子「少しでも喜んでもらえたら嬉しいです」ニコニコ 京太郎「さて、そろそろ始めますよ!」 ハギヨシ「では、合意とみてよろしいですね?」 竜華「ええで!」 霞「来なさい!」 美穂子「頑張りましょう!」 ハギヨシ「それではファイナルクッキングバトル!」 京太郎「レディィィィイイィゴオォォォォォォオオオオオウ!!」 三人「!!!」ザッ 【判定】 竜華 ハギヨシの見た目評価 安価↓2 00は100点 京太郎の味評価 ↓3 00は100点 霞 ハギヨシの見た目評価 安価↓4 00は100点 京太郎の味評価 ↓5 00は100点 美穂子 ハギヨシの見た目評価 安価↓6 00は100点 京太郎の味評価 ↓7 00は100点
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5717.html
661 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 23 47 40.92 ID SjkV9ukDo [6/6] 京太郎「(お、これ俺の好きな本だ……)」ヨミヨミ 和「(この本面白いんですよね……)」ヨミヨミ 京太郎「(よし、いいところ見せるぞ!!)」グッ 霞「よーい、スタート」 京太郎「かもっがっ!」 和「……」 霞「……」 京太郎「(あれ?)」 竜華「こ、これは……」 京太郎「もがっ!! もごもごもごがっ!? モッガァーン!」 美穂子「若……」ホロリ 久「どうしてこう……締まらないのかしら」ハァ 京太郎「もごう・もがるがぁぁぁぁぁぁ!!!」 煌「」 和「もう、やめましょう……」 霞「ええ、そうね」ハァ 京太郎「」 宥「演技になると緊張するのかな?」 菫「京太郎君は追い詰められないと力が出せないようだ」フゥー 霞「それじゃあ、次のレッスンに移るわ」 京太郎「あの、もう一回チャレンジしたらダメですか?」 和「須賀君?」 霞「ええ、いいわよ」 京太郎「本当ですか!?」パァァ 霞「でも、その代わり」 京太郎「?」 霞「……失敗したら、×を受けてもらうわ」 京太郎「!?」 霞「それでもいいかしら?」クスッ 京太郎「……」コクッ 和「須賀君……」 霞「いいわ、じゃあもう一度行くわよ」 京太郎・和「はいっ!」 コンマ安価↓3 00~09 京太郎「もがもごもごもが」 霞さんの手に堕ちる 10~39 京太郎「カ●ン、もがもっ……」 40~89 京太郎「カ●ン、君は生きろ……」 90~99 京太郎「女なら、出来ることがあるだろ?」 ゾロ目 和 と ちゅー 674 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/03(火) 00 08 48.84 ID 62TbIwvAo [1/3] 霞「それじゃあ、ようい……」 京太郎「(落ち着け……普通に喋る時には問題無いんだ)」 つまり、自然に振る舞えば大丈夫ってことだよな? 京太郎「(だから……俺自身の言葉でこの台詞を読み上げるんだ)」スッ この主人公の経歴なら……知っている 今いる状況……理解している 相手への距離、相手への想い……! イメージが!! 体の中にどんどん入ってくる!! 伝えたいことが多すぎる!! まるで、一度体験したことのように頭に流れ込んでくる! どうにかして伝えなきゃ!! 伝われ!! 京太郎「(伝われ!!)」カッ ピキィィィン!! 霞「!?」ゾクッ 京太郎「……」ウツムキ 霞「スタート!(今の感覚……まさか降ろした? いえ、そんなハズは……)」 京太郎「……」ボヤァァァ 一同「!?」ゴシゴシ , -‐──‐-、 / . . . . . . . . . .\ r‐-、 / ./ . . /r__-、 .r_‐┐、 .| l⌒ヽ /} | . | . ./ / / \\ノ .{. .', | | |. / || | . | .//{ノt‐_─┘ \}. | | | | || ノ . ∨代芝k `> \ | | | | || _彡イト、 \ }.| f⌒ヽ. \ノノ .,' | || }八_\,> __ {ノ ノ >==〈 | |ト、 } | .ト、 '⌒` /¨¨´ ̄>/ ハ |. 八 `丶、 ノ从l `丶、_/|__, -‐ ´ // _ノハ. V/´\ `ー‐─……ト-ァ‐v‐v‐|. // //¨¨´ _', \ \. r┴/ ∨ 八__/// レ / ', \ \. lfヽ、ノ / o }/  ̄`ヽ、 ./ ',. \ \|| `ヽ{_______/ \/ \ 京太郎「カ●ン、君はこの中でも特別優秀な駒だった」 和「っ!!」 竜華「!?」バッ 久「今の!?」 透華「なっ……」ザッ 京太郎「そう、全ては盤上のこと……ゲームだったんだよこれは」 和「っ」ズキィィィン フラッ 和「(あれ、どうしたんでしょう……? これは、演技のハズ、なのに……)」ジワッ ズキズキッ 和「(本当に、須賀君に裏切られたように……)」ギュッ 霞「(彼の演技が……世界観が!!)」 菫「(原村をも引きずり込んだ!?)」ゾクッ 宥「うっうぅっ……」グスッ 675 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/03(火) 00 13 02.76 ID 62TbIwvAo [2/3] 和「そう……」ウルウル 京太郎「……」 和「さよなら、ル●ーシュ……」 ハギヨシ「構えぇ!!!」チャキッ 美穂子「(しかも、お茶を運びに来たハギヨシさんまでもが雰囲気に飲まれている!?)」 透華「(むしろなぜ参加してますのぉ!?)」ビックリ 京太郎「カ●ン」 和「……」スタスタ / /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ハ \\. / '. . /. . . ′. . ./. . . . . . . . . . . . . /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ', \/ l. /. . . . |. . . . /. . . . . . . . . . . . . ′. . . . . . l . . . . . . . . . . . . . . . . | `. |. |. |. . . .|. . . /. . . . . . /. . . . . . /. . . . . . . . . | . . . . . . . . . . . . . . . . |. |. |. |. . . .|. . /. . . . . . /. . . . . . /. . /. . . . . .|. . . . . . . . . . . . . . . . .| | .|. l. . . . ! . !. . . . . /. . . ,/. ./. . /. . . . . . . ∧. . . . . . . . . . . . . . . ,'. ノ, l .l. . . . | . l. . . . ./. . / /. /. . /. . . / // | |. . . . . . . . ./. . ./ / / |. l. . . . | . |. . . /. ∠./. /. . /. . . ム /,' ! ト. . . . . . ./}. . / //| |.l . . . . |. .|. . .ト ム/ 7. . /. . . ./ /イ  ̄`| | }. . . . //. / // /._ ノ ヽ . . | . . V戈に外 /. . . ./ /' ィ必匁_7. . . /‐' >‐ '' / /.,> 、 ヽ V }/. . /  ̄ ̄ /-‐  ̄__/ ∠ _. ヽヽ }. . .|ヽ ノ´ ′ /. . >‐ 、 \ .ヽヽ ノイ ハヾ 、 {! /イ /' } ヽ | ヽヽ ト、 ヽ ー __ 一 /}/ ' / } ,' \\ { \ >、 イ ヽ / / / / \\ \ ./ { `´ / , / // \\ / | ∨ // / 京太郎「君は生きろ」 和「ぇ……?」 京太郎「……」 和「はっ!?」バッ ハギヨシ「撃てぇぇ!!」 パン!! 一同「!!?」ビクッ 霞「……はい、そこまで」パチパチ 京太郎「……え?」パチクリ 和「あ、あれ……」パチクリ ハギヨシ「私は今まで何を……」パチクリ 霞「今度はよかったわ、流石ね」クスクス 京太郎「ほ、本当ですか!?」 一同「よかったよー」 京太郎「や、やった! やったぞぉ!!!」ピョイン ヤイノヤイノヤイノヤイノ 霞「(須賀京太郎……ふふ、追い詰められれば追い詰める程真価を発揮するのね)」ニコニコ 演技力が上昇しました! 演技力がBになりました! 707 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/07(土) 21 56 30.74 ID 8Xf40CvHo [3/12] 【合宿所 食堂 夕食】 ワイワイガヤガヤ 竜華「京太郎君、さっきの凄かったで!」光 久「本当にびっくりしたわ」パチパチ 光 京太郎「あはは、そうですか?」テレッ カチャカチャ 菫「大したものだ。この短期間でよくもここまで」フフフ 尿 透華「ただムラがあるのが気になりますわね」ウーン 板 宥「そこは大丈夫じゃないかな?」光 和「ぜろ……//」ポワッー 狼 煌「京太郎様……//」ポワー 忍 竜華「この二人は?」 久「さぁ?」キョトン 美穂子「今日は随分と成果がありましたね、若」フフッ 雪 京太郎「全部霞さんのお陰ですよ! 俺一人じゃとても……」 霞さんの言う通り、俺はまだ自分の実力を使いきれてない でも、そこに気づいてくれる霞さんがいれば…… 霞「……」ボーッ 闇 京太郎「……霞さん?」 霞「えっ? 何か言ったかしら?」キョトン 明華「さっきからボーッとして、どうかしたんですか?」 光 霞「え、えと……ごめんなさい」 はやり「さっきのレッスンで疲れちゃったのかな?」 爆 京太郎「もう休んだ方が……」 霞「……ええ、そうさせてもらおうかしら」スッ 京太郎「送りましょうか?」ガタッ 霞「いいえ、大丈夫よ」スタスタ 京太郎「……?」 710 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/07(土) 22 11 52.21 ID 8Xf40CvHo [4/12] ~~数十分後~~ 京太郎「ふわぁぁ……」ネムネム ガチャッ ハギヨシ「おや、京太郎君。まだここに?」 京太郎「ハギヨシさん!」 ハギヨシ「皆さんもう入浴されて、部屋に戻っていますよ?」 京太郎「……」 ハギヨシ「何か、考え事でも?」フフッ 京太郎「いえ、そういうわけじゃないんですけど……」 ハギヨシ「隣り、座りますよ」スッ 京太郎「あ、はい! どうぞ!」ササッ ハギヨシ「ありがとうございます」 京太郎「いえ……」 ハギヨシ「……」 き、気まずい。 なんでだ……いつもなら、簡単に言葉が出てくるのに…… 京太郎「えと、その……」 ハギヨシ「……京太郎君には男友達がいますか?」 京太郎「え?」 ハギヨシ「……」 京太郎「えと、多くはないですけど……多分」 井伊嫁助とか、他にも何人か…… 一応、心当たりはあるけど ハギヨシ「私は……この短い人生の大半を、龍門渕家に捧げてきました」 京太郎「……」 ハギヨシ「勿論、以前話したようにそこに後悔はありませんし、幸せだと自負しています」 京太郎「はい、俺もそう思います」 ハギヨシ「敬う主も……ともに歩む同僚もいます。ですが、気のおける友人というものとは、無縁の人生でした」 京太郎「ハギヨシさん……」 ハギヨシ「そして、そんな私に……最近ようやく、こうして心を吐き出せる友人ができました」チラッ 京太郎「っ! それって……!」 ハギヨシ「勿論、そう思っているのは私の方だけかもしれませんが……」クスッ 京太郎「いやいや!! 俺も! 俺もハギヨシさんのこと……!!」 ハギヨシ「ありがとうございます。ですが、その友人が何か悩んでいるのに……私は力になれません」ウツムキ 京太郎「あっ」 ハギヨシ「……京太郎君、私では、貴方の力になれませんか?」ジッ 京太郎「ハギヨシさん……すみません」ペコリ そうだよな…… こんなに、俺のことを心配してくれてる人がいるのに、自分ひとりで抱え込むなんて 717 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/07(土) 22 21 28.22 ID 8Xf40CvHo [5/12] 京太郎「一人で考え込んでも仕方ないですよね」 ハギヨシ「ええ……」 京太郎「あの、その……相談に乗ってくれますか?」 ハギヨシ「はい、勿論!」パァァ 京太郎「へへっ、なんだか照れますね」ポリポリ ,. --- 、 ____ /, ´ ̄ ̄` '⌒´ \ 、_/_/⌒ヽ , / ヽ ,---、 / // ヽ . , / ̄-/ /' { | | | / __  ̄,./ /-' l| l | |___ l | | . ' / ,イ _| | |ア__l { { | / }`| | | / , ´ | { | l\{从 ∨ィ斧ミ、 | | /\'´ /{ | 从{__,. \∨Vソ }イ ト、 ∧{ ////\ r--- ´八 !∧  ̄ , //// }/ノ/ リ. ///////\ \}∧ 八/ //////////〉 込、 __ ,. / ///////// / }>、 ` イ |从 ,'//////// / _ /--、l ` ̄ , |--、.///////// / イ/////\ {////} / 「///|'//////// /´// {////////ー '|////| , |///l|///////////// |l///////////ヽ// \ |////> 、////////{/////{!/////////////////}--- /////////> 、 ハギヨシ「んっふ、こちらも少々照れてしまいそうです」テレテレ ~~某所~~ ほーん妹「!?」ガタッ ほーん姉「どうしたの?」 ほーん妹「きゅ、きゅふふ……」 ほーん姉「!?」 ~~さらに某所~~ 変態ドジっ子メイド「!?!??」ガタッ 純「んー? どうした?」 変態ドジっ子メイド「うるっふっふっふっふ……」ヨダレダラダラ 一「」 衣「気持ち悪いぞ……」ドンビキ ~~~~ ハギヨシ「それで、悩みというのは……?」 京太郎「それが……」 悩みとはなんぞや? 選択安価↓3 1 仕事の事 2 とある人物のこと 724 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/07(土) 22 27 13.55 ID 8Xf40CvHo [6/12] 京太郎「実は、とある人物のことで悩んでまして……」 ハギヨシ「とある人物?」 京太郎「……それで、その」 ハギヨシ「京太郎君。私はどんなことでも相談に乗ります。だから……」 京太郎「はい。実は……」 京太郎が相談したい、とある人物って誰だYO!? 選択安価↓ 1~3 で一番コンマ大きい人 ゾロ目確定 1位 和 2位 煌 3位 まこ 4位 竜華 5位 咲 6 その他 好きな名前どぞー ※ただし京太郎と面識がある人 730 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/07(土) 22 36 09.38 ID 8Xf40CvHo [7/12] 京太郎「実はその、竜華さんのことなんです」ポリポリ ハギヨシ「清水谷様ですか?」 京太郎「はい」 ハギヨシ「私の見る限りでは良好な関係に見えますが……?」 京太郎「それは、そうなんですけど……」 ハギヨシ「?」 京太郎「……」 ハギヨシ「京太郎君?」 京太郎「実は……」 コンマ安価↓3 00~09 京太郎「竜華さんがいると……その、実力が出せなくて」 竜華「えっ?」コソッ 10~49 京太郎「竜華さんがいると……その、実力が出せなくて」 50~89 京太郎「俺ってばいつも竜華さんに心配かけてばかりで……」ハァ 90~99 京太郎「実はその、最近竜華さんのこと……」カァッ ゾロ目 京太郎「実はその、最近竜華さんのこと……」カァッ 竜華「えっ……//」コソッ 00 で 竜華部屋で一晩 ムフフフ 737 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/07(土) 22 48 11.66 ID 8Xf40CvHo [8/12] 京太郎「竜華さんがいると……その、実力が出せなくて」 ハギヨシ「実力が?」 京太郎「はい。なんかこう、胸がザワザワして」 ハギヨシ「それはどういうことですか?」 京太郎「俺にも分からないんです。なんか、竜華さんに見られてると思うだけでこう」ウーン ハギヨシ「! それはもしかすると……」 京太郎「分かるんですか?」 ハギヨシ「いえ、まだ確信がありませんので(これは自分で気づくべきですしね)」フフ 京太郎「さっきは霞さんのお陰で集中できましたけど……これって治した方がいいですよね?」 ハギヨシ「それは……」 京太郎「最近だと寝る時にも竜華さんの顔が浮かんでくるし……俺ってばもしかして」ハッ ハギヨシ「!!」 京太郎「竜華さんの事嫌いなのかなぁ……」 ハギヨシ「えっ?」 京太郎「どうしよう」ズーン ハギヨシ「……はぁ」 京太郎「ハギヨシさん?」 ハギヨシ「これは皆さんが苦労するのも頷けますね」 京太郎「???」 ハギヨシ「では、私から一つだけ助言いたしましょう」スッ 京太郎「は、はい!」 ハギヨシ「もっと。今よりももっと清水谷様を知ればいいんですよ」 京太郎「え? 竜華さんを知る?」 ハギヨシ「そうすればきっと……その悩みは解決しますよ」クスクス 京太郎「竜華さんを今よりも……知る?」 そう言えば、俺は竜華さんのことをどれだけ知ってるんだろう? 誕生日も、好きなものもよく知らないし…… 京太郎「そうですね、俺……もっと竜華さんと話してみます!」 ハギヨシ「はい。それがいいです」フフフッ 京太郎「よーし、やるぞー!!」メラメラ フラグイベント 【竜華の浮気?】 が 追加されました 742 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/07(土) 23 00 58.12 ID 8Xf40CvHo [9/12] 京太郎「ハギヨシさん、悩みを聞いてくれてありがとうございます!」ペコリ ハギヨシ「いえ、当然のことですよ」フフッ 京太郎「それじゃあ俺、もう寝ますね」ガタッ ハギヨシ「はい。明日の為によく休んでください」 京太郎「はい! それじゃあまた明日!」タタタッ ガチャッ バタンッ ハギヨシ「……ふふっ、これまた随分と騒がしくなりそうですね」クスッ 立場上は応援することは出来ませんが、彼女には頑張って欲しいものです ハギヨシ「透華お嬢様、うかうかしていられませんよ」 早く衣様と会わせなければ……手遅れになってしまうかもしれません ハギヨシ「んっふ、困ったものです」 ~~~竜華の部屋~~~~ 竜華「京太郎君、おやすみ」 京太郎の写真「」 竜華「……」キョロキョロ コトッ 竜華「……」 チュッ 竜華「……//」モゾモゾッ おやすみ…… 744 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/07(土) 23 29 20.69 ID 8Xf40CvHo [10/12] 【翌日 レッスンルーム】 京太郎「よし! 修行だ!!」デーン 久「朝早くから張り切ってるわねー」フワァァ 煌「いいことじゃないですか、すばらっ!!」フフ 和「今日も頑張りましょうね、須賀君」 京太郎「おう!」ニッ 今よりもっと頑張って、一日も早くトップアイドルにならなきゃな! 京太郎「っと、そう言えば竜華さんがいませんね?」キョロキョロ 菫「彼女なら、部屋でスケジュールの調整をしているぞ」 京太郎「え? スケジュール?」 はやり「もうすぐ年始だからね。合宿後の仕事も考えなきゃ」 京太郎「あ、そうか」 年末の番組のほとんどをキャンセルしたからな 仕事取りづらくなって、竜華さんに迷惑かけてなきゃいいけど…… 京太郎「……」ウツムキ 久「こら、落ち込んでいてもしょうがないでしょ?」ペチン 京太郎「あたっ!?」 宥「今出来ることを、頑張ろうよ!」 明華「急げよ、走れ! ですねー!」ニコニコ 透華「急がば回れ、ですわ!」ズビシッ! 美穂子「頑張りましょうね」 京太郎「よーし、やるぞ!!」メラメラ 選択安価 ↓3 1 容姿 2 歌唱力 3 演技力 4 雀力 5 SKILL 751 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/07(土) 23 40 10.43 ID 8Xf40CvHo [11/12] 750 すまん、何か忘れてる設定あったら具体的に教えてくれ 基本その場のノリでやってるからボロはよく出る 久「それじゃあ今日は歌唱力のレッスンからね」 京太郎「はい!」キリッ 明華「頑張りましょう」ニコッ 煌「昔と比べてすごく成長してますよね」 久「最初聞いた時は失神するかと思ったわ」 透華「私が教えるまで音符も読めませんでしたもの」ハァ 明華「ではまず、前回のレッスンをおさらいですね~」 京太郎「はい、あれからちゃんとおさらいしてますよ!」グッ 美穂子「ちゃんと明華さんの用意したメニューをこなしてるようですね」ニコニコ 煌「ワタシノムナイタワタシダケノムナイタ……」ブツブツブツブツブツ 久「ひっ!?」ビクッ 明華「それじゃあ、まずは発声を」 京太郎「よし、見ててください!」 コンマ安価↓3 00~09 大失敗 10~39 失敗 40~89 成功 90~99 大成功 ゾロ目 明華 と 京太郎 【過去編】 760 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/07(土) 23 56 35.19 ID 8Xf40CvHo [12/12] 明華「さん、はいっ!」パンッ 京太郎「んあー♪」 明華「いいですね」ニッコリ 久「うーん、相変わらずの美声ね」 煌「ムナイタムナイタムナイタムナイタ」 宥「聞いてるだけで落ち着く……」ポーッ 菫「やはり天才か……」 美穂子「若、立派になられて」ホロリ はやり「うんうん♪ 成長してる!」 透華「ですが発声だけよくても……」 霞「……」 明華「では次は歌の方を」 京太郎「はい……」スゥッ 一同「」ドキドキ ラジカセ「」チャララ~♪ 京太郎「沈黙ー、主張する顔ー、情熱ー隠したぁーままでー♪ 押さえーつけられてー生きるのかー♪」 菫「」ドキッ 京太郎「奇跡、手に入れるにはー時に、心捨てるー君ーの、涙、つらいけど―♪」 久「」ドキドキ 京太郎「暗闇がーより深ーければー、星はよりー光るだろうー! なら悪にでもー♪ 魂を引き替えても――♪」 宥「」ドキドキ 京太郎「世界が変わるー♪ そのーときーまでー♪ 突き上げてく、炎の剣ー♪」 煌「」ドキドキ 京太郎「進むべき、空の下でー、守る君のために―♪」 和「すがくぅぅん……//」デレェェェェェェェン ラジカセ「」カチッ 霞「……」ペロリ 京太郎「……ど、どうでした?」ドキドオキ 明華「素晴らしいですね!」ニコニコ 京太郎「そ、そうですか!?」ワーイ 一同「(普通にカッコイイ)」ドキドキ 歌唱力が上昇した! 歌唱力がDになった! 764 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/08(日) 00 05 13.56 ID +ksovVyro [1/8] ワイノワイノ 明華「やはり素材がいいので伸びが素晴らしいです」パチパチ 京太郎「へへっ、この調子で頑張ります!」ビシッ 明華「それではそろそろ応用に挑戦してみますか?」 京太郎「お、応用?!」 明華「はい。今の歌はオーソドックスですが、もっと色んな技術を用いた歌に挑戦してみるんです」 京太郎「お、おぉ……!」ブルブル 煌「でもいきなり応用なんて大丈夫ですか?」 久「いいじゃない、何事も挑戦よ」 霞「そうね。もっと色んな彼の一面を見たいわ」クスクス 宥「??」 菫「確かに何事も挑戦だと言うし……」 明華「それじゃあ、ビブラートやアクセントについてまずは説明しますね」ビシッ 京太郎「はいっ!」 明華「ぺらぺらぺ~ら」 京太郎「ふんふむふんふ~む」 明華「ぺらぺらぺら」 京太郎「ほむほむまじあわあわ」 明華「分かりました?」 京太郎「はいっ!」キリッ 一同「(まるで意味が分からないっ!)」ガビーン 明華「では実践に移りましょう」 京太郎「はいっ!!」グッ コンマ安価↓3 00~09 大失敗 10~39 失敗 40~89 成功 90~99 大成功 ゾロ目 明華 と 京太郎 【過去編】 778 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/08(日) 00 24 25.72 ID +ksovVyro [2/8] ラジカセ「」カチッ チャララ~♪ 久「あら、この歌……」 宥「確か、某執事アニメのキャラソンじゃ」 タタタタッ ガチャッ ハギヨシ「!!」 ~~~♪ 京太郎「月夜に~浮かぶ~残像~♪ かりそめーの黒いー記憶ぅ♪ 屈辱ぅ的な、歪む朝、不純な航海へ~♪」 久「」フラッ 煌「」ブクブクブク 京太郎「報われない恋、ならばせめて~、あの世で結ばれたーい~、なんて、願いを~幾千も~その血に飢えた獣のように~♪」 宥「」ボォォォォッ!! 菫「」ジョバジョバジョバ 京太郎「これでも、執事DEATH↑↑ 猥雑な送死葬愛、大地を赤く染めるぅ、カーテンコール蹴散らして~」 和「」ビクンビクンッ 美穂子「」ドロドロドロドロ 京太郎「走馬灯劇場、魂と記憶の映像♪」 はやり「あわわわっ!?」ジュンジュワァ 透華「」キュンキュンキュン 京太郎「血みどろの妄想を掻き鳴らして、ただ求めるぅ~♪」 デレッデレーデレッデデー♪ ハギヨシ「これは……なんという……」ガタガタッ ラジカセ「」カチッ 京太郎「ふぅ、こんなもんかな」クルッ 一同「」チーン 京太郎「え?」ビクッ なんだこれ……もしかしてまた、俺のせいでみんなが!? 京太郎「そんな……」ガクッ ガシッ 京太郎「!?」 霞「あら、大丈夫?」ニッコリ 京太郎「かす、みさん……?」 霞「ふふっ、安心して。貴方の歌はとても素敵だったわ、トテモ」ギュッ 京太郎「ほ、本当ですか!?」 霞「ええ、勿論」クスクス 明華「……(どうして、こんな時に思い出すのでしょうか?)」ツゥーッ あの日からずっと後悔して……自分の不甲斐なさを嘆いて 私も、母のようになれたら……そう思っていたはずなのに 明華「……」グッ 780 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/08(日) 01 33 39.50 ID +ksovVyro [3/8] 【数ヶ月前】 受付嬢「ジャ○ーズ舐めてんじゃねぇよオラァァァン!!」ダンッ 京太郎「!?」ビクッ 受付嬢「まず服装! 何、そのお母さんにしま○らで買ってきてもらったようなのは!?」 京太郎「いや、これ安かったんですよ」 受付嬢「第二に!! メイクしろとまでは言わないけど、何その妙に飛び出た鼻毛はぁぁぁぁ!?」ガシッ ブッチィィィィン!! 京太郎「いっでぇぇぇ!?」ゴロゴロ 受付嬢「第三に!! 少しは礼節を覚えなさいっ!!」 京太郎「……」ガーン 受付嬢「そもそもアイドルって言うのはファンの想いに答える、厳しい仕事なのよ?!」 京太郎「!!」 受付嬢「軽い気持ちで勘違いイケメンが図に乗るなぁぁぁ!!」ロザンショウリュウハ! 京太郎「」バッキャァァァン!! ヒュゥゥゥゥゥン!! ウィィィン 【道端】 京太郎「」ドシャッ ポツッ ポツッ ザァァァァァァァ!! 京太郎「……」ズブヌレ ソレデデスネー イヤイヤ、モウイイッテ 智葉「その話でもう三回目じゃないか?」 メガン「でも、本当に美味しかったデス」 ネリー「ラーメンばっかりじゃ飽きちゃうよー」 慧宇「全くですね」 明華「でも、美味しければいいですよ~」ニッコリ メガン「おお、そう言ってもらえると嬉しいデスネ」ズルズル 慧宇「さっき食べたのにまだ食べる……」 ネリー「もろジャンキーだねー」 智葉「なにもこんな雨の中食べることもないだろうに……」 782 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/08(日) 01 38 59.69 ID +ksovVyro [4/8] 京太郎「そろそろ、帰らなきゃ……」ズルズル サッ 智葉「ん?」チラッ メガン「どうかしまシタ?」キョトン 智葉「いや、今すれ違った男……どこかで見たような」 ネリー「うわぁ、ハリネズミだ!」 慧宇「濡れ鼠ね」 明華「可哀想……すぐに傘を」スッ 智葉「いや、やめておいた方がいい」 明華「え?」 智葉「あの顔、あの様子じゃ……相当辛いことがあったんだろうね」 ネリー「まさに絶望してる?」 慧宇「今にも死にそうな顔でした」 メガン「ラーメン食べれば元気になりマスヨ」ズルズル 明華「でも……」チラッ 京太郎「……」テクテク ザァーッザァーッ 京太郎「傘、持ってくりゃよかったな」テクテク 智葉「曲りなりにも男だ。女に助けられるのをよしとしないかもしれない」 メガン「おー! サムライデスね!」 京太郎「うっ、ぐっ……ヒグッ」ポロポロ 明華「でも、とても見過ごせません」ブルブル 智葉「……覚悟はあるか?」 明華「え?」 智葉「中途半端な同情ならやめておいた方がいい。逆に傷つけるだけだ」スタスタ 明華「そ、それは……確かにそうかも、しれません」ウツムキ でも私は……!! 母のようになりたい、立派で……誰よりも優しく……! 明華「だから私は!!」バッ ネリー「……」 智葉「……」 メガン「……気持ちは分かりマス。でも……」 京太郎「もう、帰るか」ゴソゴソ 明華「っ!!?」 行ってしまう…… このままじゃ、もう二度と会えないかもしれない 慧宇「ちょっと落ち着いて考えた方が――」 明華「……」ブルブル 783 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/08(日) 02 14 59.47 ID +ksovVyro [5/8] 皆さんが正しいのは分かってる。 私が声をかけても、助けても……あの人は救われないかもしれない。 逆に傷ついてしまうかもしれない でも、それでも見過ごしたくない……!! 京太郎「あ……そっか。ここまで来ることだけ考えて、金あんまり持ってこなかったのか」ビショビショ ネリー「ここで手を差し伸べても、意味ないと思うよー?」 明華「……行きます!!」 例え、間違っていたとしても 後悔したくない! だから、私に出来ることを……! 明華「……大丈夫ですか――!!」タタッ 智葉「バカ……」ハァ 京太郎「あー、ついてねぇ」フラフラ ガクッ ドシャァァ!! 京太郎「……」バシャン 明華「あっ」ビクッ 京太郎「……」シーン 倒れた……? どうして? 病気? ケガ? それとも…… 明華「い、いや……」ゾクッ 怖い 急に、目の前のこの人が怖くなってしまった 明華「うぁっ……」ブルブル どうして? どうして体が動かないの……? 助けたいのに、声をかけたいのに…… 明華「……」ガタガタ スタスタ ??「どいてくれる?」 明華「えっ?」クルッ ??「……!」タタタッ ザーザー!! 京太郎「……?」 スッ 赤い傘の持ち主「……風邪、引くよ」 京太郎「え?」 784 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/08(日) 02 15 25.55 ID +ksovVyro [6/8] 赤い傘の持ち主「立てる?」 京太郎「……」ドクンッ 明華「!?」ビクッ /.......... / | ハ ハ ..ノヽ..∧. /....../... / | | \ 斗-、 i ∧ '....../..{ 〃 { 弋{ 〃ヽ 廴 \ | ∧ i...../... | ト-| { \ ぅ 斗=ミ、 i | / ∧ |... 7.. | | | {_ ヽィ乏) ハ 入 φ / ∧ 「……?」 |ハ ヽr y 弌 弋辷ツ ′ 〉 / i / ∧ |{ i ∧〃_) ハ ` _厶ィ ハ | / ∧ |{弋 〈 ハ ゞ -'' 、 ´ } | / ∧ ` >へ i u / | / ∧ }. . -‐- 、 rー ' | / ∧ |.∧ V_ ノ イ | | / ∧ |... ゝ / | | | / ∧ |... > < 八 | | \_ |... i `¨ハ 〉 | |/ ̄ ̄ ̄〃 へ ^ヽ |... | 〉 / | | // ⌒ヽ.∧ |... |__// _/{ | | // V∧ r―|... / ./---、 ' ./ { | |_彡 ' V∧. ∧ { |... / // ̄ ̄ 7 | | |=- / V 京太郎「あ、すいません……」スクッ どうして……? 竜華「こないなとこで行き倒れ?」 京太郎「……そんなとこです」ハハハ その手を差し伸べようとしていたのは……私だったのに 竜華「……何かあったんか?」 京太郎「え?」 竜華「顔に書いとる。嫌なことがありましたって」ムニッ 京太郎「ほへっ?」ムギュウウ 竜華「……この後用事か何かあるん?」パッ 京太郎「え? 何もないですけど……」 竜華「よし、じゃあ着いてきて」グイグイッ 京太郎「え? え?」キョトン 私が…… 京太郎「あ、あの?!」 竜華「いいからうちに着いてくればええんや」グイグイ 京太郎「ちょ、ちょっとー!?」ガビーン ズルズルズルズル 明華「……」フラッ 傘「」コロコロ 智葉「!!」 慧宇「!?」 メガン「大丈夫デスカ!?」 ネリー「え? え?」オロオロ 私は……偽善者にすら、なれなかった 785 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/08(日) 02 16 24.12 ID +ksovVyro [7/8] ~~現在~~ 京太郎「菫さん、しっかりしてください!」ユサユサ 菫「」チーン 京太郎「久さん! 煌さん!!」 久「あばばば」ブクブク 煌「すばらぁ……」ゾクゾク 京太郎「和! 起きないとこうだぞ!!」モミモミ 和「んぁっ……//」モジモジ 京太郎「ダメだ……」ズーン 霞「いい夢見てるみたいだし、放っておいていいんじゃないかしら?」 ハギヨシ「私が皆さんを部屋までお運びいたします」スッ 京太郎「あ、俺も手伝います!」サッ 一同「う~ん」ムニャムニャ 霞「全く、これくらいで驚いてちゃ指導にならないわよ」ハァー 明華「……」 霞「貴女もそう思わない? って……どうかしたの?」 明華「いえ、なんでもありません」 霞「ふーん? そう……」 明華「……(あの時とは、もう違います)」グッ 私はもう逃げない 彼を……必ず導いてみせる 明華「だって、そうすれば私はきっと……」ニゴッ 今度こそ母のように――なれるから 霞「(この子もまた……)」クスッ 京太郎の歌唱力がメンヘラ上昇した 歌唱力がCになった!! 964 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/24(火) 21 45 25.57 ID ug0ohjboo [4/11] 【ガールズトーク アクセル1の巻】 ~~料理対決の日 その夜~~ <女子部屋> 透華「ふぅ、今日は散々でしたわ」ボフッ 久「あら、結構楽しかったじゃない」クスクス 煌「でも負けたのは悔しいですね、こちらのチームは私だけでしたし」ムスッ 宥「見た目が全然ダメだったよぉ……」モゾモゾ 和「清水谷さんはすごかったですね」ゴロン 竜華「いや、うちなんて……//」モジモジ はやり「何がいけなかったんだろー?」ボフボフ 菫「全くだ」ファァ 霞「本当よ」ネムネム 久「冗談にしては笑えないわね」ヒクヒク 美穂子「全くです」プンプン 透華「でも、こうやって親睦を深めるのも、案外悪くないものですわ」 竜華「せやな。普段はこうして話す機会も無いし」 菫「こうやって全員揃う事が稀だしな」 はやり「修学旅行みたいでドキドキするね!」 霞「そうかしら?」 キャッキャウフフ 竜華「……」 選択安価↓3 1 竜華「コイバナ……せぇへん?」ドキドキ 2 透華「……相談がありますの」ウツムキ 3 煌「ふふふ、面白いモノがあるんですけど」ニヤリ 4 自由な話題 969 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/24(火) 21 53 56.63 ID ug0ohjboo [5/11] 竜華「でな、その時に京太郎君が……」プルン 透華「……」 煌「ふふ、それはですね」プルッ 透華「……」 久「あら、でも意外とかわいいところもあるのよ」プルル 透華「……」 美穂子「クスッ、若らしいですね」プルン 透華「……」 はやり「かっわいいー♪」プルルン 透華「……」 菫「全く、世話のやける」プルッ 透華「……」 宥「でもでも、あったかいと思う」プルルン 透華「……」 明華「……興味深いです」プルルッン 透華「……」 霞「あら、美味しそうね」ドッタプルルルルルゥゥゥウン 透華「くっ」 ワイワイキャッキャウウフフ 透華「あの、皆さん!」 シーン 透華「……相談がありますの」ウツムキ _, -‐ ´ iY´ ̄/i `ー-、____ i´ ∧i //| `i--、ヽ |. ト、 | |//|. iヽ ヽi | ||`ヽY'"´! i i ゙ i . |.| / ゙、、 ゙、 | / ―┼-┤ ー-|A--、 ヾ / __!_ ゙、 _リ__ヽ_ \ / `メ2 iヾ \ "´2 i ー' 丶 / / / ; ) /i ヽ | // i /゙、 /イ !ソ |.|. ト、 i | 、 -―- ,.ィ´!ノ 人 ヾ ノ \ \ /r」ー- イ、,.! / /i `ー-‐'ヾ 、___/ __/_). i-'´ \ / Y /__ `) >--‐ / 、 / ,.イ ,ヘ^ノi | / /ヽ(. ( /i | / / ゙、 / ,艾 ゙、. 、 ( // | 丶、__,ノ ゙、Y i|| ,.ヘ V / | i.|. V \ \ / 、 `ヽ 一同「???」 972 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/24(火) 22 06 42.76 ID ug0ohjboo [6/11] 透華「……」 和「とりあえず話してみては?」プルルンプルンファミファミファー 透華「え、えぇそうですわね」グギギギギ 和「??」 透華「かくかくしかじか……ということでしてよ」ズゥゥゥン 一同「Oh……」 透華「毎日牛乳も飲んでいますし、マッサージも、試せるだけのことはやっていますの」ウツムキ 竜華「い、いや! 別に胸なんて……なぁ?」サッ 煌「えっ!? そ、そうですね、私もそんなにある方では無いですし……ね?」 久「いや、私に振られても困るわよ……美穂子!」サッ 美穂子「うっ……でも、私は上埜さんくらいの方が……ですよね!?」サッ 菫「私に振られても困る……そもそも胸なんてその時のノリで変わる、のか?」 宥「うぇっ!? む、胸なら玄ちゃんが詳しいけど……どうかなぁ?」チラッツ\ はやり「大きくても肩は凝るし、垂れてくるしろくなことはないよ!」セツジツ 明華「胸がそんなに重要ですか?」 霞「理解に苦しむわね」 透華「」 竜華「空気読めや!!」クワッ 久「全くね」 透華「うぅっ、ぐすっ、私だって好きでこんな胸じゃ……」シクシク 煌「ほ、ほら! 貧乳好きの男性もいますし!」 菫「そうだな。京太郎君は巨乳好きだが」 和「須賀君は大きいのが好きですけど」 はやり「巨乳好きだねっ!」 霞「あら、そうなの? ふふっ」ニコニコ 透華「」 竜華「可哀想に……」ホロッ 美穂子「体の話は女子にとっては深刻な悩みですから」 透華「……もういいですわ」ユラァ 一同「!?」 透華「貧乳がなんぼですわ!! 私には金があるっ!!」デデーン 一同「(最悪なこと言っちゃったー!!)」デデーン 透華「シリコン……シリコン┌(┌^o^)┐」カサカサカサ 竜華「あ、あかん! このままじゃ成金シリコンアンテナになってまうで!」 久「なにげに酷い言いようね」 973 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/24(火) 22 17 48.28 ID ug0ohjboo [7/11] ウガァァァアデスワァァァァ!! オチツイテ! ドウドウ! 久「どうするのよこれ」ハァァァ 煌「私にいい考えがあります」フフフ 竜華「果てしなく嫌な予感がするけど、一応聞いたるわ」 煌「それはですね……」ゴニョゴニョ 竜華「!?」 美穂子「そ、そんなこと……」ワナワナ 霞「正気の沙汰とは思えないわね」 明華「成功するでしょうか?」 菫「いや、成功しても後が怖い」 はやり「オススメしないけど……」 透華「うぅっ……」シクシク 宥「でも、可哀想だよぉ……」 和「なんとかしてあげまたいですね」 煌「それじゃあ、仕込みをしてくるかな?」クスクス トテテテ ガチャッ 竜華「……」 久「成功するかしら?」 竜華「無理やと思う」キッパリ 美穂子「……」 和「どうなるんでしょう」 透華「私なんて……私なんて」エグエグ そして、翌日―― 京太郎「うーいてて、体中がヒリヒリするぜ」テクテク ガチャッ 透華「……はぁ」ズーン 京太郎「あ、透華さん、おはようございます」ペコッ 透華「ええ、おはようございますわ」 京太郎「…ん?」 透華「どうかしまして?」キョトン 京太郎「あれ、なんか透華さん……」 京太郎「胸が大きくなってません?」 975 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/24(火) 22 22 44.44 ID ug0ohjboo [8/11] 透華「えっ?」 京太郎「あれ、でも……確かに」ジロジロ | トヽ、V//'゙、 i ヾニ==ー | __|_| /"´ |_|_,._ ゙、 i | ハ|ミ(. `´|.|_、__ ゙、 i i __,;=テミミ ゙、 ナr-、ヾ=- ゙、.| / `/ 2 ノ \ 2 ノメ. ヾ、 / ,.イ ` ; ) |i \ / 人_! リi ,ゝ、ヽ. /ィ / / .! r―‐‐-、 ,イ | | | ヽ|. !ハ .ヽ〈 / / \ ー―‐' , イ .V ./ | 、 \ / `ハ 、__ , ' | V ./ \ ,i / \ ゙、 /,┤ _ト/ ,ハ `ー-‐'/`ー='´-ァ , ) ) / ヽ、_,.-‐' ( ( ヽ 、 ー __ ノ / / / l´ /、J゙、 \___ ゙、 \ ヽ丶 r'´/, - イ / .| / /|ヾ┼--、/ `ヽ }ー-、_ ゙、 |ヽ|. | / / / / ゙、./ .| | \/_) i | , -ヽ ) | ゙、 ゙、 〈 〈 |_| ヽ ノ/ / | | 透華「な、なぁぁっ!?」カァァァ 京太郎「うん。やっぱりだ、間違い無い」ウーン  ̄`ー-ニ、ヽ、 _, -‐ニ´-‐ ' ヽ ̄`ーr-、 \`´ / i ト、 |/|. \ / / |.|ヽ、 |.ハ ヽ / / /.,ィ.| 、丶// | | | / / / |.|`゛゛く"´| | ! / _/_/__リ _, ) |/|_ . | _,ノ ,ノ / / ̄ /. ケ | ` | _, -‐,´-‐'´ / , ,ヘァ‐==ミ ./ メ=≠ | / / / /|.|. ` 廴ツ/ イン | .i / i/ / /ー、ヾ ( ' ;.イ | ヽ / | / / / i、 _ ノi i ヽ / . ノハ_ / /_| `ー 、 ´ ´,.ィ'ノ ハ .! |. | .// >、 i //`\_ ーr,'彡 ノ !ハ!ー==彡'´ _/--‐) !‐/ .,V、 ̄/ , -‐ ´ー-ノ、 // /_, -‐ ´ ノ.〈 / ゙、 ゙、 / /ヽ. ( i , -‐ ´ , -‐、´ \,-‐ナ/ |`iヽ ) i / | 透華「あ、あまりジロジロ見ないで欲しいですわ!」サッ 京太郎「あ、す、すみません!!」ペコリ 透華「……ふふっ」ニヘラ 京太郎「その、悪気は――」オロオロ 透華「貴方も、やはり男の人ですわね」ツンッ 京太郎「ふがっ」 ,. -‐'´ |' ̄ / \ー-、 ,.. -/ ,.. '´ ト.i /| \ `ヽ/,.. '´ | /i |//| i .〈 i i ト、i |/ |.i | i i . |.|`゛/"´|.| i | /. ー-A|-/ .ー-|ハ_ i | ノ / リ〈 |! ヽ ` ゙、 | / . ヌ"!=ミ ヽ /,__、_ ヽ | // | i.| 弋ノ`.....)...´ b }ア 、\゙、 /ハ .∧!| " ' /  ̄i ∧ i ヽ、 リ. ! ゙、 ヽ __ ノ/ / |.| r、ヽ、 ___ノヽ i / ` 、 ヽ-‐' イ / リ i i | ` ー‐ ゙、 〉 / / / ー ' ´ i 〈 ゙、 ! リ. ( / _) /__, / `ー-、r'´\ ヽ_ `ー-<_ ) / / ./ ! ∧ ! 、 ヽ ヾ!  ̄`ー-、 < ̄`. / / |.〈 i i / /ハヽ ゙、 ) ノ `ヽ `ヽ 透華「もう、えっちなのはいけませんわ」クスクス 京太郎「は、はいっ」ドキドキ 透華「では、また後で」スタスタ 京太郎「はい!」タタッ 977 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/24(火) 22 30 53.41 ID ug0ohjboo [9/11] 透華「……」トテトテ ピタッ 透華「や、やっ……」ブルブルブルブル ピョインッ! 透華「やりましたわぁぁぁぁ!!」グググッ! コソコソ 竜華「成功しとる……」 久「よくもまぁ、こんな簡単に」 煌「ふふ、中々大変でしたよ」つPAD 美穂子「まさか寝ている間に下着に縫い付けるなんて……」 竜華「こんなん一時しのぎやし、すぐに気づくと思うんよ」 久「でもいいんじゃない? あれだけ喜んでるんだし」 美穂子「意外に分からないものなんですね」クスッ 煌「いいじゃないですか。本人が幸せそうなら」ニコッ 透華「ふふふふふっ」ニマニマニマ ,. -‐'´iー―-r-、-、 / ,.. '´ ト.i //! \ `ヽ _, -‐'/ | /i|.| // i i /. i i ト、i |'/,..| | i i . |.|`゛/'"´| | i. | / /i.| / .|.| |. | / ー/-|| i 、_|.ト、 ゙、 !. /. 、/_リ. \ !ハ`ヽ 丶 ゙、 /ハ !,イ` 5=ミ ) ,=;=ミァー 丶 丶_. |i |. /!ト|  ̄ ; / "'"´.i iヽ.! iー-ニー. !| ゙、゙、. i ゙、゙、 ノ ノ |.| ゙、 ヽヽ ヽ /` 、 丶ニ= イ ,イ |.| \_、 ,.イ___ヽ ノ //.>.、.... -〈 / ! リ ヽ 、丶ヽ__/,.---',..! ト-、__/ \_ _人 〈__ ゙、 ヽ |ヽ i- / ', ー'´)/ ヾ | /V冫 ヽ ヽ ̄ ̄ ̄`丶、 \リ../ ' ´,.イ i /`フヾ、 ゙、 | / ヽ / その後、舞い上がった透華がパッドの存在に気づいたのは夜のことであった しかし、この一件で何かに目覚めた透華は、PADの魅力にとりつかれることになる それから間もなく、下着メーカーに龍門渕グループが参入したことは…… 無論、言うまでもない 透華「えへへっ」ニヘラァ 京太郎「(でもなーんか偽乳くせーんだよな)」ウーン カンッ!! 990 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/24(火) 22 51 01.96 ID ug0ohjboo [11/11] 【合宿中 某日 浴場】 京太郎「ふぅ、今日も疲れましたね」ヌギヌギ ハギヨシ「ええ、全くです」ヌギヌギ 京太郎「うわぁ、ハギヨシさん鍛えてるんですね」 ハギヨシ「いえ、京太郎君に比べればこの程度」フフフ 京太郎「あ、後で背中流させてくださいよ!」 ハギヨシ「ええ。ですが、私もやらせて貰いますから」クスッ 京太郎「流しっこですね」ワーイ ガラガラ 京太郎「よーし! 入るぞー!」 ハギヨシ「走ると危ないですよ」 タタタッ ザッパァーン ガチャッ ??「……」コソコソ スタスタ ??「……」キョロキョロキョロ 京太郎のパンツ「」デーン ??「!!」タタタッ モゾモゾ ??「はぁ、はぁ……クンクン」ガシッ ガチャッ タタタタッ!! ~~数十分後~~ ガラガラ 京太郎「いいお湯でしたねー」 ハギヨシ「ええ」 京太郎「さて、着替え……あれ?」 ハギヨシ「どうしました?」 京太郎「えと、確かにここに置いたと思うんですけど」キョロキョロ ハギヨシ「?」 京太郎「俺のパンツが……無いんです!!」 ハギヨシ「え?」 京太郎「あれ~、おっかしいなぁ」 ハギヨシ「これは……まさか!?」 京太郎「下着ドロ!?」 ~~続く~~
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5730.html
818 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 22 21 23.85 ID OtXeTayHo [19/28] そして、それからは一進一退の戦いが続いた 全体を支配しようとする京太郎と、それを乱すはやりと良子 咏も徐々に調子を取り戻し、大きな手で和了を決める 戦いは既に、対談だということすら忘れて白熱した真剣勝負となっていた 【南四局】 はやり「うーん、差がつまらないなぁ」 良子「アンビリバボー、こんな馬鹿な……」 京太郎「(あともう少し、もう少しなんだ……)」 編集「少しは対談もしてくださいね」 京太郎「あはは、そうでした」 咏「ま、そこそこ話してるしいいんじゃね?」 はやり「そうそう♪」 編集「まぁ、なんとかなりそうですけど(主に須賀さんの強さがネタになるな、これ)」 京太郎「さぁ、泣いても笑ってもこれで――決める!」 はやり「負けないよー!」 良子「アナタだけには勝たせません!」 咏「やったろーじゃん」 竜華「京太郎君……」ギュッ 健夜「おぎゃーおぎゃー!」 ラスト! 安価 ↓2 はやり ↓3 良子 ↓4 咏 ↓5 京太郎 835 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 22 37 25.06 ID OtXeTayHo [20/28] 京太郎「はぁ、はぁっ……」 良子「う……うそ、こんなこと」ガクッ はやり「あーあ、やっぱり負けちゃった」エヘヘ 咏「33-4」チーン 京太郎「か、勝ったぞぉぉぉぉ!!」ウォォォ! やった、やったんだ俺は! 本当にこの三人に……勝ったんだ! 編集「やべぇ、やべぇよ……こんな子がアイドルなんて」ガタガタガタ 竜華「当たり前や。誰やと思うとるん?」 宥「京太郎君は世界一のアイドル」 玄「私たちの自信作なのです!」ドゥルルルルルルルルルヤァァァァ! 煌「すばらっ!!」 靖子「たまげたなぁ……」 理沙「楽しみ!」メラメラプップクー 健夜「キャンユ~セレブレイト~♪」 京太郎「あの、それで罰ゲームというのは?」 編集「それは二回戦が終わってからになります」 京太郎「ほう、ほうほう!」 良子「オーケー……好きにして結構です」プルン 京太郎「……」ゴクッ 咏「まぁ……多少はねぃ?」ドキドキ 京太郎「三尋木プロは、まぁ……うん」 咏「」ブチッ げ ん こ つ 京太郎「」ピクピク 竜華「アホ」ハァ はやり「全く、格好いいんだか悪いんだか」クスクス 【京太郎】1位 96+94+49+77=316 【良子】 2位 41+66+92+80=279 【はやり】3位 29+94+17+80=220 【咏】4位 63+20+05+80=168 838 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 22 47 06.32 ID OtXeTayHo [21/28] 【二回戦】 京太郎「じゃあ、お願いします」 靖子「そう気負わなくていいさ。こっちも勉強させてくれ」ニヤリ 理沙「勝負!」プクゥー 京太郎「……」ジィー 理沙「?」プククー 京太郎「……えいっ」ツンッ 理沙「ぷひゅっ」ポンッ 一同「!?」 はやり「理沙ちゃんのほっぺたを突っつくなんて……」 京太郎「おぉぉお……」 理沙「う、うぁっ……うぅっ……//」モジモジ 京太郎「すみません! あまりにも可愛くて、つい!」 理沙「も、問題無し!」プクプクー 京太郎「おおお!」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ 一同「っ!?」ゾクッ 健夜「楽しそうだね……私も仲間に入れてよ~」マジキチスマイル 京太郎「こ、小鍛治プロ!」ビクビク 健夜「ふふふっ……お手柔らかにね、京太郎君」クスクス 京太郎「……」グッ なぜだか分からないけど、俺はこの人に勝たなければいけない そんな気がする いや、勝たなければいけない 京太郎「……勝ちますよ、俺」キッ! 健夜「~~~っ!!」ジュンジュワァ 京太郎「?」 健夜「お、おねひゃいひまひゅ」ブルブル 理沙「勝負!」 靖子「さて、と! やるか!」 こうして、戦いの火蓋は切って落とされたのだ 一本目 ↓2 靖子 ↓3 理沙 ↓4 健夜 ↓5 京太郎 850 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 22 56 18.44 ID OtXeTayHo [22/28] 【東一局】 ジャラジャラ 京太郎「……」 健夜「言っておくけど、さっきの力はもう通用しないよ」ニッコリ ゴゴゴゴゴッ 靖子「(本気、だな)」ブルッ 理沙「!」 健夜「さっきの対局を見て、大体の特性も理解したしね」クスクス 靖子「(天江衣と同じ系統の力か。私も経験がある、そう簡単には――)」 京太郎「小鍛治プロ、すみません」ペコリ 健夜「えっ?」 京太郎「いえ、正確には戒能プロ達に謝らないといけません」 はやり 良子 咏「!?」 京太郎「俺、この二回戦の為に……力、温存してたんです」 靖子「は?」 京太郎「……行くぞ、淡」カッ // / | | { ' . | | } | l| | { ' 〃 | | | | ト, /| /| /| ' ∧|/ / .' , ' Ⅵ |_'. | | | | l | ' }/ }/ / .イ `\{/ / / / / { | Ⅵ≧!、,| | 、 | _/ム斗七 / . / }' ' ,イ / | { 从 | イ { しメ∧ l Ⅵ イ { し刈 `ヽ' ' }/' / /イ Ⅵ . Ⅵ Vzり \ 、 } / Vzり }/ // | 从 | \ ∨/ , / _∨∧ . ` \ , _ノ> 、_ (「うんっ! まっかせてー!」) ゾワッ! 健夜「こ、これは!?」ウーシャンテン 靖子「まさか!?」ウーシャンテン 理沙「!!」ウーシャンテン! 京太郎「絶対安全圏……」ダブルリーチ! ビシィ! 竜華「」 宥「」 玄「」 煌「」 編集「」ジョバジョバジョバジョバ 【靖子】 39 【理沙】 24 【健夜】 32 【京太郎】 97 856 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 23 04 18.40 ID OtXeTayHo [23/28] 京太郎「よし!」 健夜「(今、完全に打ち方が変わった?)」 靖子「(さっきまでは完全に天江衣と似た打ち方だったハズ?)」 理沙「変貌!!」プックプックー 京太郎「まずは一回――」 健夜「でも、それも覚えたからね」キッ 京太郎「(ありがとう、淡。少し休んでてくれ)」 (負けたら承知しないからねー!) はやり「はぁ、もう手が届かないなぁ」 竜華「……」 ~~~~~~ 京太郎「麻雀部に入って、咲を誘って……県予選を突破して」 京太郎「みんなを陰で応援しながら、雑用を頑張って」 京太郎「そして気がつけば俺一人が取り残されていた」 京太郎「英雄になったみんなと違って、俺には何も無かった」 京太郎「みんなと一緒にいる資格も、権利も……」 京太郎「きっと、どこかで落としちまったんだと思います」ウツムキ ~~~~~~ 竜華「強く、なったなぁ……京太郎君」 京太郎「行きます!」グッ 竜華「頑張りぃ、京太郎君がナンバーワンや」ニッ 二本目 ↓2 靖子 ↓3 理沙 ↓4 健夜 ↓5 京太郎 867 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 23 13 38.97 ID OtXeTayHo [24/28] 京太郎「(行きます、小蒔さん!)」カッ イ ' /| /| l | | | | l| | |// / | | { ' . | | } | l| | { ' 〃 | | | | ト, /| /| /| ' ∧|/ / .' , ' Ⅵ |_'. | | | | l | ' }/ }/ / .イ `\{/ / / / / { | Ⅵ≧!、,| | 、 | _/ム斗七 / . / }' ' ,イ / | { 从 | イ { しメ∧ l Ⅵ イ { し刈 `ヽ' ' }/' / /イ Ⅵ . Ⅵ Vzり \ 、 } / Vzり }/ // | 从 | \ ∨/ , / _∨∧ . ` \ , _ノ> 、_ ~(はい……Zzzz)~ 京太郎「……」キッ ゾワッ 良子「何か降ろした!?」 はやり「わかるの?」 良子「ええ、でも……あれは?」 京太郎「シニタクナーイシニタクナーイ」 一同「???」 良子「ものすごいゴミです」アキレ 京太郎「死が怖いんじゃない、理不尽な死が嫌だと言ってるんだ!」 竜華「(うち、さっきいい感じのシーンやったのに)」ズゥーン 煌「まぁまぁ」ポンポン 健夜「何だか分からないけど今がチャンス!」 靖子「おっと、こっちも見てくださいよ」ツモ!」 理沙「油断!」プクプクン 健夜「しまった!?」 京太郎「……はわっ!?」パチッ ~(うぅ……力になれませんでした)~ 京太郎「(いや、問題無いっすよ)」ニィ 勝負はまだまだ、これからなんだからな ~(はいっ!)~ 健夜「ぐぬぬ、なんとかしないと」 【靖子】 39+92 【理沙】 24+30 【健夜】 32+17 【京太郎】 97+08 872 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 23 23 50.96 ID OtXeTayHo [25/28] そして、その後は―― まさに死闘となった 京太郎「(照さん!)」カッ ~(お待たせ、アイスティーしか……)~ 京太郎「ハァァァ!」ギュルギュル ~(ちょ、まだ話してる(照だけに))~ 健夜「そうはいかない!」 理沙「阻止!」 京太郎「ぐっ!? ……(咲!)」カッ ~(なんだか凄く久しぶり……うぅぅ)~ 京太郎「カンッ!」 靖子「やるな……だが、まだまだ!」 はやり「うわぁ、凄いね」 良子「まさかこれほどとは……」 咏「でも、流石はアラフォーだねぃ」 ~(京ちゃん、ごめん……)~ 京太郎「(くっ……咲でも通用しないのか!?)」 健夜「ふふっ、もう終わりかな?」ニッコリ 靖子「(流石に小鍛治プロに抑えられてはどうしようもないか)」 ~(キョウタロー! 衣の力を使え!)~ 京太郎「(いや、それも読まれてる……)」 プロの称号は伊達じゃない それも、その頂点に近い存在なら、なおさらだ 京太郎「……ここまで来て、勝てないのか?」 健夜「(結婚もオッケーかな?)」ワクワク 京太郎「……どうすりゃいいんだ?」 俺は、もう―― ~(……)~ 泣いても笑っても最後 男なら、ここで決めるしかあるまいよ ↓2 靖子 ↓3 理沙 ↓4 健夜 ↓5 京太郎 884 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 23 31 09.80 ID OtXeTayHo [26/28] 【靖子】 39+92+23+80=227 【理沙】 24+30+78+80=212 【健夜】 32+17+51+99=199 【京太郎】 97+08+12+77=194 【対局終了】 京太郎「……」 靖子「ふぅ、厄介な君が小鍛治プロと潰しあってくれて助かったな」 理沙「勝利!」 健夜「ぐふ、ぐふふふっ、3位だけど……勝ちは勝ちだよね」ニマニマ 京太郎「う、うあぁっ……」 健夜「……」ニッコリ こうして、俺はこの三人に敗北してしまった 竜華「京太郎君……」 煌「あちゃー」 はやり「仕方ないね」 良子「ま、所詮はこんなものでしょうか」 京太郎「……」グッ 健夜「それじゃあ、うふふふっ」ニコニコ 靖子「さて、何を言いつけようかな」 理沙「思考中!」 そして―― それぞれから罰ゲームを言い渡されることとなる それは―― ~~~【三年後】~~~ 888 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 23 39 31.64 ID OtXeTayHo [27/28] 【とある超高級マンション】 ジリリリリリッ 京太郎「ほら、みんな起きてくださーい」カンカンカン 布団「」モゾモゾ 京太郎「靖子さん、朝ですよ」バッ 靖子「うーん……もう、朝?」フワァァ 京太郎「顔を洗ってきてください。ほら、健夜さんも」バッ 健夜「うーん……あと五分」ムニャムニャ 京太郎「……起きないとアレ、しませんよ?」 健夜「起きる!!」ガバッ 京太郎「はい。それじゃあ後は……」 布団3「……」モゾモゾ 京太郎「理沙さん、起きてます?」 理沙「うん……」プククー 京太郎「よし! それじゃあみんな準備出来たらリビングに集合してくださいね」 三人「はーい」 あの雑誌の特集から三年 俺はあの時の罰ゲームの為に、この三人と同棲している というのも、そのバツゲームというのが…… 【リビング】 京太郎「はい、靖子さんのカツ丼」 靖子「おー♪ やっぱり京太郎くんのカツ丼を……最高だな」モグモグ 一つ目は靖子さんの【これから毎朝、カツ丼を作る】こと 京太郎「それじゃあ、理沙さん」チョイチョイ 理沙「うん!」トテトテ 京太郎「まずは左からですね」 理沙「んふふ」スリスリ 二つ目が理沙さんの【これから毎朝、耳かきをする】こと 京太郎「はい、おしまい。まぁ、毎日やってるから溜まるわけないんだけど」 理沙「ナデナデ!」プククー 京太郎「はいはい」ナデナデ 理沙「んへへ」 京太郎「それじゃあ、健夜さん!」 健夜「待ってたよ!」シュババッ 京太郎「んっ……」チュー 健夜「んちゅー♪」チュー そして最後が、健夜さんの【これから毎朝、おはようのキスをする】こと 890 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/14(月) 23 52 43.51 ID OtXeTayHo [28/28] 京太郎「それじゃあ、いってらっしゃい」 靖子「今日も買ってくるさ」 健夜「バッチリやってくるからね!」 理沙「圧勝!」メラメラ バタン とまぁ、こんな感じで毎朝この三人に奉仕しなければいけないわけでして 今となっては欠かせない日課となっている 京太郎「よし、俺も準備するか」 正直、大変だと思ったことはない むしろ……少しだけ、嬉しくもある あの三人に頼られることはとても心地がいいし、悪い気はしない それに、俺があの三人への奉仕が終われば…… ピーンポーン 京太郎「おっ、きたきた」ニィッ ガチャッ トテトテ 京太郎「待ってましたよ」ニッコリ はやり「お待たせっ♪」 良子「……」 咏「全く、面倒だねぃ」 そう、今度は俺に負けたこの三人の番となるのだ 京太郎「じゃあ、まずははやりさん」 はやり「はーい♪ ぎゅぅー☆」ムニムニ 京太郎「おー……生き返るなぁ」ホワホワ はやりさんへのバツゲーム【これから毎朝、俺にハグすること】 京太郎「じゃあ次は――」 良子「……私、ですか?」 京太郎「お願いしても?」 良子「サートゥンリー、勝者の命令ですから」サッ ナデナデッ 良子「ふふ、京太郎はいい子ね」 京太郎「……もう死んでもいい」ウルウル 良子「それ毎朝言ってるわよ?」クスッ 良子さんへのバツゲーム【これから毎朝、俺を弟扱いすること】 咏「……」ソワソワ 京太郎「咏さん、いいですか?」 咏「ふ、ふん! 勝手にやれっての!」ドキドキ 京太郎「それじゃあはい! 高いたかーい!」ガシッ 咏「ふわっ、わぁー♪」バタバタ 咏さんへのバツゲーム【これから毎朝、俺に妹扱いされること】 893 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/15(火) 00 03 15.59 ID eMhzalz+o [1/17] はやり「じゃあ、また夜にね」 良子「今日こそはあの三人を倒して奪い返します」 咏「まぁ、頑張るかねぃ」 京太郎「お気をつけてー」フリフリ 夜、というのはこの三人は俺達の部屋のお隣さんだからだ ほぼ夜寝る時以外はこっちに入り浸っているわけでして 京太郎「さて、そろそろ俺も仕事か」 正直、奇妙な生活だとは思う だけどそこに不満なんてものはない 毎日は楽しいし、みんないい人ばかりだ 京太郎「よーし、今日も頑張るぞー!」 バツゲームから始まった生活 それでも、俺達の生活は絡まりあって……今じゃ無くてはならないものとなった 京太郎「……」ガチャッ 幸せなんてものは、何がきっかけになるか分からない 今度の幸せはきっと―― 菫「やぁ、京太郎君」 照「今日の」 榎洋「バツゲームの」 恭子「時間やで!」ニッコリ 京太郎「……ああ、今日はこの班も、でしたっけ?」フフ すぐ足元にまで来ているのだから ED5【クロスゲーム】 898 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/15(火) 00 14 24.58 ID eMhzalz+o [3/17] ~~クイックロード~~ 【二回戦】 京太郎「じゃあ、お願いします」 靖子「そう気負わなくていいさ。こっちも勉強させてくれ」ニヤリ 理沙「勝負!」プクゥー 京太郎「……」ジィー 理沙「?」プククー 京太郎「……えいっ」ツンッ 理沙「ぷひゅっ」ポンッ 一同「!?」 はやり「理沙ちゃんのほっぺたを突っつくなんて……」 京太郎「おぉぉお……」 理沙「う、うぁっ……うぅっ……//」モジモジ 京太郎「すみません! あまりにも可愛くて、つい!」 理沙「も、問題無し!」プクプクー 京太郎「おおお!」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ 一同「っ!?」ゾクッ 健夜「楽しそうだね……私も仲間に入れてよ~」マジキチスマイル 京太郎「こ、小鍛治プロ!」ビクビク 健夜「ふふふっ……お手柔らかにね、京太郎君」クスクス 京太郎「……」グッ なぜだか分からないけど、俺はこの人に勝たなければいけない 不思議と、一度負けたような気もする…… 京太郎「……勝ちますよ、俺」キッ! 健夜「~~~っ!!」ジュンジュワァ 京太郎「?」 健夜「お、おねひゃいひまひゅ」ブルブル 理沙「勝負!」 靖子「さて、と! やるか!」 京太郎「今度こそ、カツ こうして、戦いの火蓋は切って落とされたのだ 一本目 ↓2 靖子 ↓3 理沙 ↓4 健夜 ↓5 京太郎 905 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/15(火) 00 23 17.31 ID eMhzalz+o [4/17] 【東一局】 ジャラジャラ 京太郎「……」 健夜「言っておくけど、さっきの力はもう通用しないよ」ニッコリ ゴゴゴゴゴッ 靖子「(本気、だな)」ブルッ 理沙「!」 健夜「さっきの対局を見て、大体の特性も理解したしね」クスクス 靖子「(天江衣と同じ系統の力か。私も経験がある、そう簡単には――)」 京太郎「小鍛治プロ、すみません」ペコリ 健夜「えっ?」 京太郎「いえ、正確には戒能プロ達に謝らないといけません」 はやり 良子 咏「!?」 京太郎「俺、この二回戦の為に……力、温存してたんです」 靖子「……」 京太郎「……行くぞ、淡」カッ // / | | { ' . | | } | l| | { ' 〃 | | | | ト, /| /| /| ' ∧|/ / .' , ' Ⅵ |_'. | | | | l | ' }/ }/ / .イ `\{/ / / / / { | Ⅵ≧!、,| | 、 | _/ム斗七 / . / }' ' ,イ / | { 从 | イ { しメ∧ l Ⅵ イ { し刈 `ヽ' ' }/' / /イ Ⅵ . Ⅵ Vzり \ 、 } / Vzり }/ // | 从 | \ ∨/ , / (「うんっ! まっかせてー!」) グニュン 京太郎「ぐっ……!?」 健夜「どうかしたの?」クスクス 京太郎「なんでだ……俺の力が」 この力は温存していたハズ なのになんで対策が―― 靖子「甘く見ないで欲しいな」 京太郎「え?」 健夜「京太郎君が力を隠していたのなんて、お見通し」 京太郎「!?」 理沙「観察!」プンスコププー 靖子「プロを、甘くみるなよ?」ニヤリ 京太郎「!?」 【靖子】 132 【理沙】 45 【健夜】 49 【京太郎】 25 906 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/15(火) 00 26 44.80 ID eMhzalz+o [5/17] 靖子「ロン」 京太郎「がはっ!?」 健夜「このままじゃ飛び、だね」 京太郎「くっ……」 強い やっぱり、さっき対局を見られたのがキツイ 京太郎「(どうにかしねぇと……)」 でも、どうやって? どうすればこの人たちを出し抜ける? 京太郎「……」ブルブル 勝てるのか、俺は―― 竜華「京太郎君、頑張って!」 煌「……」 京太郎「……」 ニ本目 ↓2 靖子 ↓3 理沙 ↓4 健夜 ↓5 京太郎 914 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/15(火) 00 38 14.85 ID eMhzalz+o [6/17] ~(京ちゃん、諦めちゃダメ!)~ 京太郎「(咲……ああ、そうだよな)」グッ 靖子「(ん? 闘志が戻ったか……)」 健夜「でも、これから巻き返すのは大変だよ」 京太郎「それでも、俺は勝ちます」 そうだ まだ点棒は残っている なら……まだ俺は負けていない 京太郎「行きます!」 理沙「勝負!」 健夜「(絶対に勝つ……!)」メラメラ 京太郎「(みんな、俺に力を貸してくれ……)」グッ 【靖子】 132+19 【理沙】 45+93 【健夜】 49+45 【京太郎】 25+86 919 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/15(火) 00 46 52.16 ID eMhzalz+o [7/17] それからはジリ貧の戦いだった 数多くの力を使う京太郎だが、歴戦のプロ相手にはそう通用しない もし、京太郎があと一年修行を積んでいれば……結果は違っていただろう 残っているのはわずかな点棒 それは、京太郎の残りの命をも意味していた 京太郎「……くっ」 靖子「いよいよ、最後か」 健夜「泣いても笑っても、これで終わり」 理沙「……」 はやり「京太郎君……」 良子「ま、頑張った方でしょうか」 咏「……まだわっかんねー」ギリッ 竜華「京太郎君、まだや……まだ」 煌「……」ギュッ 京太郎「……頼む」 神よ…… 俺を、祝福しろ!! 京太郎「うぉぉぉぉ!!」 ラスト ↓2 靖子 ↓3 理沙 ↓4 健夜 ↓5 京太郎 931 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/15(火) 01 09 07.72 ID eMhzalz+o [9/17] この人達は強い 油断していたさっきの三人と違って、俺に対する対策を練っている このわずかな時間で、完全に俺を殺せるだけの技術と力を併せ持っているんだ それでも、俺は勝ちたい 京太郎「……」 声にして、いいのか? 京太郎「……たい」 自信が無かった 京太郎「かち……い」 あの日、みんなの元を去ってから ずっと……目を背けてきた現実 それを、打ち破る為に 京太郎「勝ち、たい」 俺は―― 932 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/15(火) 01 14 15.03 ID eMhzalz+o [10/17] 京太郎「勝ちたい」 つぶやいた言葉が現実になるように 願い続けるなら、何でも出来る 健夜「ふふっ、もう打つ手は無いかな?」 靖子「(えぐいな。流石に小鍛冶プロが相手では……)」 理沙「決着!」プンスコプップー 京太郎「……確かに、俺には不思議な力があります」ボソッ 健夜「?」 京太郎「みんなとの絆だっていうけど、俺には自覚がなくて……ただ力を借りてるようなもんで」 戦いの数だけ、その力を手に入れてきた 何度だって、立ち上がった はやり「京太郎……君?」 京太郎「本当はあんなもんじゃない。俺って才能無いから、うまく使いこなせないんです」 健夜「それで……? 諦めるの?」 京太郎「いえ。そんな俺でも、一つだけ」 浅い眠りから覚めたように気づく未知の強さ 京太郎「たった一つだけ、こんな俺にも自信のある打ち方があるんですよ」 今までずっと、あの人と走りながら探し当てた 京太郎「これが――」 最後の――切り札 京太郎「!」カッ | |. ',| l ',| | ', , -=<ヽ| | ', / / ` ⌒ヽ| | ', イ> } .! ', ノ/ 、///_人_/ ノ i ', /〃 ', _ / i ヽ Y// / Ⅵ∨/、 __',__>- 、--=彡-- 込 < / √ V ノ _ ̄彡⌒/ {斗r≦ニニ≧s=- r彡イ / / i 0 |ヽ -=彡 /--- /⌒Yニ=----====彡 / /__乂ノ、 \¨ < __/ 乂ノ /ノ-  ̄i '__ , '/ヽ i==ミx 、 /ニ (__ 八 i '/ i八 ̄ ̄ ̄\\ ノ =ミ / | / /i ∧ \\/´ / ⌒ ヽヽ / | ,/ /_i| / ∧ r ', / /-=彡⌒ |)Ⅹ(彡ヽ / ∧__ >彡ヘ イ / / |/∧ =≦=/_ ヽ<_/ ', ´ / / |/ ゞ' ノ〃/ _ }i_ノ- ≦ ', \ / / |i | ゝ'_/- ノ / ', _ \ / |i | '/ ∧' // ヽ |i | '/ / ∧ // ',  ̄ ̄ ̄ ̄ 京太郎「行きます、菫さん!」 ~(ああ、必ず勝とう)~ 936 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/15(火) 01 22 13.65 ID eMhzalz+o [11/17] 京太郎「……」タァン! 健夜「(空気が変わった!?)」 靖子「(馬鹿な、まだ他にスタイルがあるのか!?)」 理沙「不可思議!」プンスコッププップー 京太郎「くっ!」タン! 飛び込んでく、嵐の中 何も迷わずに はやり「なんて危ない……」 良子「心臓の止まるようなスレスレの打ち筋……こんな、研ぎ澄まされた打ち方なんて」 咏「どうやら、アイツは覚悟を決めたようだねぃ」 健夜「(やけになったの? いや、これは違う……)」ビクッ 京太郎「(……まだ、まだだ)」スゥ ためらう瞬間……その闇に飲まれるだけだ 疑うより信じてみる 京太郎「(俺の、可能性)」キッ 靖子「(まさか……狙いは!?)」バッ 健夜「(なんとしても京太郎君に和了らせない!)」サッ 靖子「ダメです! 彼の狙いは――」 京太郎「俺は、目覚めて行く未来の世界を!!」バタン 健夜「!?」 京太郎「諦めない!!」バァァアーン! / ___ヽ. |;i;i;i;i;i;i;i| / /, ̄ `i .|;i;i;i;i;i;i;i| ___ / レ‐---―‐| ..|;i;i;i;i;i;i;i| / ̄ .\ / / ,,ィ" | |;i;i;i;i;i;i;i| ∠、__ . / __ i __,.-‐―‐ | .|;i;i;i;i;i;i;i| }ヽ. / . \ .x</ノ",.‐ _| .|;i;i;i;i;i;i;i| /;i;i;ヽ/、 ;/;i;/ / , ′_, / ̄ | .|;i;i;i;i;i;i;i| .i;i;i;i i / i /;i;i;i/″ Y゙ "/ ` | |;i;i;i;i;i;i;i| /;i;i;i;i /イ/ i i i i{⌒ 、{゙ _,/ ,/´ |i. !;i;i;i;i;i;i;i| ※京太郎 /;ix</. 、. .\___)Ⅴ "´、 ,ノ||li .. .;i;i;i;i;i;i;i| /;i/;i i /. _ヽ .\ . 弋ヽ  ̄ ̄`ノ´ Y;i;i;i;i;iム _t‐- 、/.i;iィ/;i i //. >x._____\\ /く |;i;i;i;i;i;i;i〉 ∠ く、ミ、゙ . /. 、........ ィくー=、‐く;; 、ヾく二\\ \ ! /_ . =‐ ―‐- .. / トぐ、!` ./ ..>イ! 〉 i∨;i;ヾ;i;\、 〉〉川T! 、\ \_ . =-‐ ' < フ′ 、ヽ,!タ |L/桑 ......../. . ....} .、∨/_Щ!=-‐  ̄ ` ´1ハハハ!≧yノ'/. ∧丶 ノ_∠=-‐ ′ ̄ \ ∧i i.、 .`ー /ゞハ `ー'  ̄ \ /'⌒イ´ ̄_つ%ゝ 《≫‐-―――――――――━━━━━━━━━━━━━━━━━━── 丶 i. (゜}、ーニつ`V ,ゝ、_ / ヽ i>ー‐┘'. Ⅴ . / ̄ T=‐- .. _ / /;i;i;i;i;i;i;i;i∧ i;i/. / }三=-二 7 ‐- . _ /_/;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i∧ . / ,j三_Ξ/ ' =- _ i i i i i;i;i;i;i;i;i;i;i;i i i i ∧/ {Ξ ̄ リハy、___ Τ =- . _ . ;i;i;i;i;i;i;i;i ∧ ゞz__ 彡'ノ)゛ }} | l;i;i|'=- . _ . .< ;i;i;i;i;i . / ∧  ̄<壬ヘ {{ | |;i;| '¨¨¨¨'/;i;i;i;i;i / ∧ Υ__ !| | l;i;| i i i " / ∧ Γ ,リ | l;i|". / ∧ 八__ノ′ | l;i| / ∧ | !;|\ _/ ∧ | !;| 京太郎「ロン」 942 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/15(火) 01 37 07.96 ID eMhzalz+o [12/17] 健夜「う、そ……」ヘナッ 靖子「四暗刻、単騎待ち――か」プククク 理沙「役満!」キラキラ 健夜「あ、あははっ……負け、ちゃった」ガクッ 京太郎「……ありがとうございました」ペコリ はやり「うそ……」アングリ 良子「ミラクル、これは夢……でしょうか?」 咏「……やりやがったねぇ、あいつ」アッハッハッハッハ 編集「」ボッキンキーン 竜華「京太郎君……!」 宥「よがっだよぉぉ」ダバダバ 玄「おめでどぉぉお」ダバダバ 煌「京太郎君、おめでとう」クスッ 竜華「(なぁ、どうや? 清澄のアホたれ――)」 京太郎「……」 ~~~ 教師B「お前が宮永達と同価値だと、本気で思ってるのか?」 教師A「お前ももう二年生だ。そろそろ身の程をわきまえる時期じゃないか?」 ~~~ 竜華「ざまぁみぃや……これが、これがうちの!」タッタッタッタ! バッ 京太郎「うぇっ!? りゅ、竜華さん!?」ドキッ ギュゥゥゥゥ! 竜華「うちの! 宇宙一大好きな男や!!」 京太郎「ふぇっ!?」ドキッ / / / // ´ ̄ ヽ / / / | l | | . i. / / | / / > ´ /, ′ | l | | . l / /... | i /ァ===ミ、 ヽ /イ . j_| | . │. ′. リ、 ;《 ん干ハ\ 〃 j\ イ / . /|. / . / ∨ | { ト ノ ' ,ノ / ヾ }/} \ __/ .′ ′ { ヽ{ ゝ こソ =ァ=/ / ソ/ / \ / / ! ∧ 。 ん干ハ㍉ / / ヽ.′ ′ |... ∧__ . ' .' . { ト ノ ′|} / / /// . i|.. | { 、 ゝ こソ //彡 //..... i|. |∧ ヘ / / ノ... i| l ∧ 「 、 . ' .' .° ′ノ┬=ァ ´ i| | / . ` -- ′ , イ / / / j| l / \ / / // j| |/ 丶 ___,,.. イ ../ / i| ト / / i| ../ /-=ニニニム {ニ\ / / i| . ,′/ 竜華「ホンマに……今まで、頑張ったなぁ」グスッ 京太郎「……竜華さん」ギュッ 947 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/15(火) 01 47 41.75 ID eMhzalz+o [13/17] 初めは、ただ強くなりたかった ううん、強さなんてどうでもいい ただ、みんなと並ぶだけの資格が欲しかった でも……そんなものはいらないってことが分かって 自分の目指すべきものを見つけて 大切な仲間できて、増えていって―― みんなに応援してもらって 俺は夢への道を歩みだした それもこれも、全部…… 竜華「あ、あはは。ごめんな、まだ収録中やのに」バッ 京太郎「……竜華さん」 竜華「ん? なに?」ゴシゴシ 京太郎「俺! 今、分かりました!」 竜華「ふぇ?」 あの日から、俺はきっと―― ~~~~~~~~ 竜華「……風邪、引くよ」 京太郎「え?」 竜華「立てる?」 ~~~~~~~ 竜華「なんなん? 真面目な顔して」キョトン 京太郎「俺、竜華さんのこと――」 /. . ヽ .' . . . . |、 ヽ `、 .i . . . . | vヘ `、 . .i . . . . | Vヘ ;, . .i . . . ii / j vヘ i . .i . . . |ト、 . / / / vヘ | ノ.. .i . . . | \ イ /) / i .ハ |-‐ ´ 〉 i|. . . |i__ニ=¬‐ / | /)' / ーi ト、 ム=-‐ ⌒ヽヘ |i . . . |i . イレi /// | i i /|i }ヘ} |i . . . |i . . ' {i | イ /´ 」レj / イi / }} |i . . . |i . | ,yア抖苧弓ミ ,ィi抖弓ミト、 |ii ,' }} |i . . . |i . レy' ん)'//心` ん)/心 ヾ〉 / / }} |i . . . レ'⌒ヾ . 厶ヘ {ヘ{'///^} {ヘ{//^} /ムィ / }} | . . |' ヽヘ 乂ミ它ソ 乂它ソ /ムイ i . . ト、 ' | | i . . |iへ /i/i/i/i/ 、 /i/i/i// j i . . |i . ≧=r ルイ i . . |i . |//,へ 小 i|. i . . |i . v///l \ /⌒ヽ イ | i|. i . . |i . V//l ` . ー ‐' / i | i| i . . |i . V/l ` . イ. i | i| i . . |i . . Ⅵ ` ‐-‐<'//」. i | i|_ __|二ニ=-‐¬i . | \ /__〉 !. i | i|  ̄ミへ、 ,,へ へ |i . | \ ' | !. i | i| j j / \. //⌒''<⌒≫、 |i . | \ | | . i | i| j j' / ヽ 〈/ ⌒<⌒≫ |i . | \ | | . i | i| j j / i 京太郎「好きです」 この人と、結ばれる為に生きてきたんだ 950 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/04/15(火) 01 57 08.54 ID eMhzalz+o [14/17] 【次スレ予告】 すれ違う心―― 竜華「こんなん、絶対間違っとる!」 京太郎「それでも俺は!」 自分の心を偽ろうとする、二人 和「……惨めだって、言ったんです」 竜華「なんやって?」ギリッ 和「不甲斐なくて笑いが、で、でますよ……」クスクス 竜華「アンタに何が分かるん!?」 加熱した二人の想いは周囲を巻き込み―― 久「馬鹿ね。何を迷ってるのよ」 霞「胸を張りなさい。あなたが、そんな顔でどうするの?」 菫「世話が焼けるな」 はやり「甘ったれないで、竜華ちゃん」 玄「ちゃんと、諦めさせてよぉ……」 宥「約束、だから」 透華「……失敗なんて許しませんわ」 明華「幸せを手にしてください」 美穂子「いってらっしゃい」 煌「貸し、ですからね」 竜華「……うち、行ってくる」 やがて、一つの結末を迎える 【次回 世界の中心で愛を叫んだアイドル】 京太郎「竜華さん! ドームですよ! ドーム!」 竜華「うっさいわ!」ペシッ 乞うご期待!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6241.html
1 名前: ◆qV6dwdDny6[sage] 投稿日:2013/12/09(月) 06 30 14.68 ID gD6UJ1XVO [1/11] 何番目になるかわからない京太郎スレです。 このSSは咲-saki-及び咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-Aのssです。 編集者より コンマスレの編集なのでとびとびになっている場面が多々あります 麻雀部分はいろいろ省いてあります 安価の内容を知りたい場合は本スレを実際に見て下さい 量が多かったのでくっそ雑な編集になっています 京太郎無双スレです
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5722.html
183 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 21 20 53.83 ID ssBmfdOBo [12/30] ※ 翻訳版 口調とかこまけーこたぁ 咲「そう言えば京ちゃんはまだかな?」 煌「収録時間は過ぎてますから、そろそろ戻ってくるかと」 ガチャッ 京太郎「ただいまー」 照「京ちゃん!」タタタッ 美穂子「お帰りなさい若!」タタタッ 京太郎「おわっ!? 照さんに……咲もいるのか!?」 トトトトトトッ カピー「ご主人様ー!!」 京太郎「ん、お前もいるのか!?」ダキッ カピー「ご主人様大好きぃー」スリスリ 京太郎「よせ、くすぐったいだろ?」アハハ カピー「ちゅーっ」クンクン ピキ-ン カピー「うそっ!?」ビクッ 京太郎「ん? どうかしたか?」 トテトテ 和「お、お邪魔します」オズオズ 美穂子「あら」 煌「すばらっ!」 咲「和ちゃん、その胸に抱いてるのって――」 ホロ「ホロ!!」 和「子犬のホロです」 京太郎「可愛いだろ?」 ホロ「ご主人様♪」スリスリ #∧_∧ ビキッ /● ●\ | A | _____ カピー「」ゴゴゴゴゴッ 184 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 21 24 49.66 ID ssBmfdOBo [13/30] ※翻訳版 照「なんか前世で会ったことあるような……」ウーン 京太郎「だよなぁ、俺もそんな気がするんですよ」 和「私は前世のような気がします」 ホロ「どうかしたの?」パタパタ 煌「これはどうしたのかな?」 美穂子「拾ってきたんですか?」 京太郎「実はかくかくしかじかで」 咲「ふーん(京ちゃんかっこいいよぉ……//)」モジモジ 照「でもそういうのはあまりよくない」 カピー「その通り!!」クワッ 京太郎「新しい飼い主を見つけるまでだって」 美穂子「見つかるでしょうか?」 和「難しいですね」 京太郎「まぁ、見つけられなかったら俺が飼うさ」 カピー「?!」 ホロ「その方がいい!」ペロペロ 京太郎「あはは、やめろって!」 カピー「……」トコトコトコ ホロ「貴女は?」 カピー「……あなたこそなんなの?」 ホロ「ホロ! 和と京太郎のペット!」 カピー「だまらっしゃい!!」ベシッ! ホロ「いたっ!?」ゴロゴロ 京太郎「こ、こら! 何やってんだ!」 和「ホロ! 大丈夫!?」 カピー「お前なんかっ! 嫌いだっ! ノドカ!!」トコトコトコ! ベシベシベシッ 和「いたっ!?」 カピー「ご主人様を返せぇぇぇ!!」タックルッ! ホロ「いたいよぉっ!」ドシャッ 京太郎「おい、カピー! いい加減にしろ!」 カピー「うぇっ!?」ビクッ 京太郎「そんな奴だとは思わなかったぞ……」プイッ カピー「ち、違うよ? 違うの!」ブンブンッ 186 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 21 26 57.21 ID ssBmfdOBo [14/30] ※ 翻訳版 咲「京ちゃん、カピーも寂しがってるんだよ」 カピー「……うぅ」ショボーン 京太郎「……」 和「大丈夫?」 ホロ「大丈夫だよ!」 和「そう、よかった……」ホッ カピー「……よくないよ」 京太郎「そうだとしても、暴力振るうなんて最低だぞ」ジッ カピー「……」コクッ 京太郎「ちゃんと和とホロに謝ろうな?」 カピー「……うんっ!」トコトコ ホロ「ひっ!」ビクッ カピー「……ご、ごめんなさいっ!」ペコリ ホロ「いいよ♪」 京太郎「次は和に謝るんだ」 カピー「……の、のど、のど、のどか……」ギギギギッ 煌「気のせいでしょうか、凄く嫌そう」 美穂子「何か琴線に触れることでもあるんでしょうか?」 和「いいんですよ、気にしてませんから」ニコッ カピー「……」グヌヌ 京太郎「カピー?」ジロリ カピー「チッ、反省してまーす!」ペコリ 和「ふふ、これからは仲良くしましょうね」ギュゥゥ カピー「むぐぐぐっ!?」バタバタバタ 美穂子「これで一件落着ですね」 煌「めでたしめでたしかな?」 カピー「……」メラメラメラ 咲「カピーが凄い顔してる気がするけど……」 京太郎「とにかく、ホロの飼い主探しもしないと」 和「一応私も知り合いを当たってみます」 美穂子「そうですね。きっと誰か力になってくれるはずです」 煌「事務所のみんなもね」 ワイワイ キャッキャ カピー「……」ゴゴゴゴゴッ ホロ「どうかしたの?」 193 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 21 37 17.53 ID ssBmfdOBo [15/30] そうこうして、咲と和がいるということもありちょっとしたパーティが催された みんなで鍋を囲み、近況を話し合う 途中で和が歌う、ナンジャEDけせらんぱせらんライブ 俺が即興で指揮をやるなんてイベントもあり……気がつけば真夜中になっていた 照「Zzzzz」スピー 咲「うーん、京ちゃぁん」ムニャ 和「……」スーッスーッ 煌「ふふっ、よく寝てますね」クスクス 美穂子「後片付けは私達がしましょうか」 京太郎「俺も手伝いますよ」 煌「よく休んだ方がいいんじゃないかな?」 美穂子「そうですね。若はゆっくりしていてください」 京太郎「いや、でも!」 煌「ふふ、気持ちだけ受け取っておきます」ニコッ カチャカチャ ジャーッ 京太郎「ありがとうございます」ペコリ カピー「きゅー」トコトコ ホロ「わぅー」トコトコ 京太郎「ん? どうした?」 カピー「きゅ!」 京太郎「そっか。んじゃ、今日は一緒に寝るか」ダキッ カピー「きゅぅ♪」ペロペロ ホロ「わぅっ♪」ペロペロ 京太郎「こら、くすぐったいぞ」アハハ 煌「……」パシャッ 美穂子「何を……?」 煌「いえ、ペットに舐められる京太郎君を見てると……ふふっ、下品ですがその……濡れちゃいましてね」 美穂子「」ドンビキ 煌「じょ、冗談ですよっ」カァァァ 美穂子「そ、そうよね! あははっ」カァァ 煌「……」プイッ . . . -‐===‐-ミ .≠´.. `ヽ、 / .. 、 \ _ . i \ 〔 `ヽ、 / . | ヽ マ^ヽ \ ,′ ト、 i ; ∨ .. i . | \ ー+ i | } } リ } ,| i i イ| \ド|\N弋 /V j,.≠ j. / , 从 刈 ,示 云か∨ 斗匕 ,′ / A xヘ厶孑介 乂 ツ > / .゙ { } /\从乂ヅ ; ;< /. { 弋込.斗ャ 厶ヘ ; ; 丶 冰 ;; /// V ;ハ _,ノヽ / /  ̄ ´ \ / ゝJ `ー一′/∨\ ___. `'ー-=≦=-‐ ≧=-u-rく / }"´ \ __,,.|ヽ}_rf´ / , / ̄ / / ,ハ / / 美穂子「え?」 197 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 21 46 58.77 ID ssBmfdOBo [16/30] 【翌日 アクセル1前】 ガヤガヤ ザワザワ ?「ここに、おねーちゃんと京太郎君が……」 社長「ん? うちの事務所に何か用かい?」 ?「……私は」 社長「おや、君は――確か」 __ ´ ` 、 / / \ / / 、 ヽヘ / / / | ヘ ヽ ィ ,. -――-j / /l / / | l _ λヽ . { ( /" ̄ ̄ ̄ ̄/ / / | !__/;イ /l 斗!| { | | l 「!i } \.、 /´ / / /彡| ´| ///ノ/ ムリ.lλ|| |j |リ ` `ー――- __ , イ/ / / ,. 、 l l伝丁` ム '乏灯ハn /.ハ `二ニ=‐- / / {⌒゚l 代ツ ゞ' ハ 〈イ ヾ { , -‐ 二_____ __// 人___l |"" ` ". l ヽ_ У`ー-. __ \、 // ̄ , ィ´ ア //__ イ l | ( ̄ア イ | |入 ̄ `ヽ_ヽ\マ、 `ー//===テ´ ,、 >-‐´ ̄ ̄ 八 l ト` x _´ .イ .l | ⅰ `ト \.\` ` ==イ`ー┴' ̄`´ ̄`ー….  ̄ - _ \ | ヽlλ|/Yヽ_レ、 人/イ ハ ` 、 }.r- ` /ミ ` ー _ - _ \ .| ヾ「 ̄`r{ . . . .{ { 彡イ ヽ_ ヘ __ノ. `  ̄└- _ ― ` / 入 . . 水\__ト |  ̄ ヽ ヾ、  ̄ ̄ ̄ ̄¨¨ ̄ アァ―ァ‐‐ァ‐-‐ァ…'ー―‐-- ____/ ー、 .` ./ λ . / . } |ヽ. // { /_ イ / / `ヽ、. ヽ∧/ ´ | l j | リ `ー=ニ二二__ イ /_r‐く ` o 丿 ノイ ノ `ー―一' /| ̄`>‐  ̄ ヽ、 ィ __ ´ ー‐ ' ` ー―一「 ̄ ̄ . / くヽ ー一o / マ . . . . ./ \\ o r´ } . . . ハ ー` -―一 ´ r'ーf rー ´ . . .ヽ \ o __ィ /__ . | ヽ . . . . . . /\__ ` 大o / . . . `ヽ \ . / ./ . . . . . `ヽ /{ . |ヽ/ . .ヽ . . ./ `У . . . . . . . ハ`´ . . . ヾ、 . . . . . . . 〉´| ィ'`ー、 . . . . { . . | . . . . . . . . \_/ λ {三三三天 ̄ ̄| . . . . . ._イト----一 /| ` ̄` <_入  ̄ ̄_ハ|////////| `マ ̄ ̄///ハ.////////| V//////∧/////// ∨/////.∧//////’ ヽ//////ハ/////.j 社長「ほぅ、ティンと来た!」 ~~~~~~~~~~ 200 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 21 57 32.30 ID ssBmfdOBo [17/30] 【京太郎のアパート】 京太郎「それじゃあ、仕事に行ってきます」 美穂子「はい」ニッコリ 咲「京ちゃん、気をつけて」 和「無理をしないでくださいね」 ホロ「わぅっ!」 カピー「きゅいっ」 京太郎「咲も、カピーを連れてきてくれてありがとな」 咲「ううん、大丈夫だよ」 京太郎「また近いうちに会おうぜ」 咲「うんっ!」 煌「忘れ物はないですか?」 京太郎「大丈夫っす!」 ガチャッ 京太郎「じゃあな!」 タタタッ 咲「行っちゃった……」 和「またすぐに会えますよ」 咲「うん、そうだといいな」 照「Zzzzz」スピー 煌「まだ寝てるんですね……(困惑)」 美穂子「お疲れなんでしょうか?」ウーン 【アクセル1】 ガチャッ 京太郎「おはようございまーす」 竜華「あ、京太郎君!」 菫「来たか……」 京太郎「ん、どうかしました?」 久「どうしたもこうしたも……」チラッ ザワザワ 宥「く、玄ちゃん!」 玄「おねーちゃんからもお願いして!」 宥「で、でもそんな……」オロオロ 京太郎「あれは、松実玄さん……?」 確か宥さんの妹だよな? しかし相変わらずいいおもちだ…… 玄「うぅっ、おねーちゃんの分からずや……」チラッ 京太郎「ん?」 玄「ひゃぁっ?!」ドキッ 201 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 22 04 23.01 ID ssBmfdOBo [18/30] 京太郎「初めまして、須賀京太郎です」 キラキラキラキラ / |. | i . . . . . . . . . .|. . i . . . . .. . . . . . . . i / i |. . | i i i i i ....... ハ i i ハ | i ハ ハ | iγ /.| i | | | u .| | i , i i i i / | | | i i i i |ヾ |__| |__ i | ハ | i ト--ー| |十 / .| /| | | i | | |ヾi ヾ i i i. `ミ ̄| |. ヾ イ | ,_|_| / i i | | .i |. .| i i. ヽ /∨⌒レヽ、. i i ヾ | r弋r .....レヽ、i ノ. i. . | | | i | | / f毛 ミゝ i i i ヾ| i ん ヽ レ、. |. . | | i i | く i ii ` i i.. ii ,ゝ i. . . i | i ii | 丶とつ o リ ..... とつ o リ ノ .|. . . . | | | | |i ヾ;_.._._彡 ... . . ... 弋;.;_;_彡 .i . . . . i | i | | i.i ....,,,,,; . . ....... i|. . . . . . | ヾ/ i |.i , i i. . . . . . i | ○ | i i xxxx xxxxxx .i |. . . . . ... ハ | / i i |.i i i. . . . .i..i | | i i i | 、 u i. . . . . .... i | | i | i i ヽ u , _ , 、 ,/. . . . .i..i. | |. i | |;;| | ヽ (  ̄ ) . ノ . . . . ... i i | i |;;;;i i ヽ ` ⌒` ′ ≦ . . . . ..i...i | ハ | | |;;;;;;i | ` r i. . . . .... i / i i 玄「」 宥「く、玄ちゃん?」 京太郎「?」 竜華「こ、これは!?」 久「まさか……」 京太郎「へ?」 玄「」チーン コンマ安価↓3 ゾロ目で??? 00~98 京太郎「し、死んでる!?」 人命救助の為、やむを得ず! 仕方なくおもち揉み! 99 玄「はわぁっ!?」 蘇生 208 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 22 14 38.17 ID ssBmfdOBo [19/30] 玄「」ブクブクブク 京太郎「し、死んでる!?」ガビーン 竜華「はぁぁぁっ!?」 宥「ふぇ?」 久「い、いきなりどうなってんのよ!?」 京太郎「お、おおお、落ち着いてください!」ガタガタガタ 宥「玄ちゃぁぁん……うわぁぁぁん!」 京太郎「と、とにかく応急処置を!」アセアセ 竜華「そや! 京太郎君!」 京太郎「うぇぇ!? 俺ですか!?」 久「お、男の子でしょ!!」 京太郎「わ、分かりました!」アセアセ とは言ってもこの場合はどうすればいいんだ? ま、まずは…… 京太郎「……」ソッ プニュッ 竜華「ごるぁぁぁ!!」バキィッ 京太郎「ディアッカ!?」ズシャッ 竜華「な、なんでいきなりむ、胸を……//」カァァ 京太郎「じ、ジンゾォがウゴイデルカ……」ハナジダラダラ 久「そうよ、邪魔しちゃダメじゃない!」 竜華「あ、ごめん……」 宥「うわぁぁぁぁん!!」 京太郎「じゃあ、もう一度……」スッ ムニュンッ 玄「んっ……//」ビクンッ 京太郎「脈はわからんな……心音を」サッ 京太郎ヘッド「」ムニュンッ 玄「んぁっ……」 京太郎「取り敢えず、心臓は動いてないっぽいです」クビフリ 久「やっぱり心臓マッサージしかないわね」 京太郎「や、やります!」ワキワキ しかし、本当に俺がやっていいのか? 俺は一応男なんだし…… 玄「」チーン 京太郎「……おお、神よ」 俺はどうすりゃいいんだ? 選択安価↓3 1 自分でヤる 2 竜華さんに頼む 218 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 22 24 35.42 ID ssBmfdOBo [20/30] 竜華さんも久さんも……混乱している ましてや宥さんに出来るはずもない ここは俺がやるしか……ない! 京太郎「すいません……」サッ プチプチ ボイーン 京太郎「ぐっ!?」フラァ 竜華「京太郎君!」 京太郎「お、落ち着け俺……素数だ。素数を数えるんだ」ドキドキ 玄「」 京太郎「……絶対に助けるんだ」キリッ 確かに玄さんは魅力的だ こんな人の胸を触るなんて、頭がフットーしそうになる でも、俺しかこの人を助けられない 今は不純なことを考えてる暇は無いんだ 京太郎「……イきます!!」グッ モニュン 京太郎「……」モミモミモミ 竜華「……//」ドキドキ 久「あ、あんなに激しく……//」カァァ 京太郎「甦れ……!」モニュモニュ 宥「玄ちゃん……いいなぁ」ボソッ 玄「」チーン モミモミモミ キュー 京太郎「はぁっ!」グニグニ ピシィィィン! 玄「!!」 コンマ安価↓3 00~09 玄「きゃああああっ!!?」 タイーホ 10~39 玄「きゃっ!?」 40~89 玄「う、うーん……」パチッ 90~99 玄「んぁっ……やぁ……//」モジモジ ゾロ目で 松実館ED 225 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 22 26 37.83 ID ssBmfdOBo [21/30] r──- 、 ヽ \ .ィ'" ) ,r , ` ー─--‐'゙ , 'y , _ __,,,,,,,,,, ............----─…─、 {; ァ , ( `ー…''  ̄ ̄ _ _ j / , \ _....-─…_'/ _ -''´  ̄`ー' l ,. ` ̄ ̄´ _.-''´ , -''"´ ヾ ,、 {ゞ _ -'" ,-''", -'´~ヽ. | ハ ! _ _ ,r'´  ̄´ ,-'' !;' ゙ i ! ! // | _,,.- / {.!. l.! | |// _ _ _,_ _ ゝ-‐"/ , 'ヾ 丶、 l.| !! | |、 ヽ. | | | !.|r‐’,',r‐ ゙. , ' / ゝ ` 、 __ノ !__{ヽ__| |ヽ ヽ.__| Ll |__||__ゝー’ノ/ 'ー…''"´,.ヘ ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄{ _..-'' ヽ | `ー───…' ̄ / _ノ ` ̄ ̄´ .. ---- . . ≦ ミ . / . . . . . . . . . . . . \ / . . . . . . . ヽ . .... .. . ./. . .. .. .. ..\ .. .. ヽ ∨‘, / ./../.. . . ./ ./ . . . . . .i . . . . . .ヽ . . .. Vヽ . ∨ハ / \′ . . . .' . ′ . . . . | . . . . . . . . . . . . .Vハ ....ノ i / .7T..ト.... . i i| i . . . .{ .|、 { . . . . ハ . . . ト .i一 . . | ′/.. |.. |、 . ./| .|{ | . . . .ト { \ .、 . . / ヽ | . .. i .| / .. i|.. { .\ | ハ {、 . . .廴__ 斗< . | . . .| . | . .. | .. | il . . ii 八 { { |≧十\ ∨ ,. `| . . ..ト | . . | .{. | |!.. . ,| .. .トド\ _, ` z.、__レ| . . .|´j . . ..| . ( \ / ) {_.}_} r‐ ,| { . /l| . 小≧==' '^ ´` ̄´`! . . |' } . . ..| . { \ \/ / _| |_/ ) 八| ハ| . . { .i xxx , xxx | . . . |_,} . . ..| . .i . / (__ __ ヽ __ (__) | . . 八 | . . . }V . . .. . . { / 〃 | | ) } (_ ヽ .イ i! . . | i .. 丶 ノ , . . ./ i . . . i . . { {____. | | (_ ノ ) } 〃{ .} . .{ | i >... イ/. . /i ,′ . .八 .l 乂 ___ ) ._ノ (__ノ { i. { ハ . . V |l . . .} .r } ̄ __ ノ/ . ./ ./ . . . . i{ . . {. 八从 , .∧ .{ リ ノ 入_/'i{ /ィ / / . . . . / { . . . . ∨ . . . .\V‐≦ムイ /》___.ノイ 7 . . . . /廴 .. . .八 /;.. . . . . ./ \}! r‐〉ォ´ ̄ }ノ / . . . ./ , ヽ .∧. / / . . / ノ{{ '介′ i{ ./ . . . ./ / ∨. ∧ ノイ .. . . ./! く 廴. / .|乂 __人/ . . . ./ / i . . . __ノ/ .. .. 厶}/ \ ノ{ /j__ 斗-/ . . .. / i / { . ∧ 237 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 22 33 06.00 ID ssBmfdOBo [22/30] 【松実館EDルート】 京太郎「よみがえれぇぇ!」モミモミ ドクンッ 京太郎「どうだ!?」 . .―― ―. .、 . ´ ` ー.、 / \ \`\ / \\ \ \ / ヽ ヽ_ヽ _ _ \ \. / i ハ 、 ハ } ヽzz ヽ ). ! ヽ ハ/ヽ } ヘ//∧_V ヽ. ! ヽ .レへzz VVノ ゙ー'´'┘ヽ ヽ. V { イ//∧ 、 l/l/lヽ \ V トとつ´ V ヽ V ミ l/l/l , ┐ / ヽ l rへ\ し  ̄ / ∧ V ハ \ヽ / ∧ V ゝ―´  ̄ヽ ―― ヘ\_ ―、 \-、 V ∧ 〉 \ \ \\ヽ V j ┴――ハ__l \ . へ ヽ ヽ \.ヽ i // ト 〃 . . \ \ \ ヽ'、 | く \ / ⌒ >ト ._ 、_\ ヽ、ヽヽ | \ \ \ . . ∧\ . . / \ ヽ \、 i \  ̄ヽ ノ .ヽ \/ ハ } ヽ i /`\ ` ヽ、 7 . . ト、__} V ', i ト\ \ \ \⌒ ̄ `ヽ !\ 玄「んぁっ……やぁ……//」モジモジ 京太郎「おっ!?」 竜華「い、生き返った!?」 宥「玄ちゃん!」 玄「お、おねーちゃ……」パチッ ムニュン 玄(下着姿)「え?」 京太郎(鼻血ダラダラ)「え?」 ガチャッ 社長「さぁ、入ってください!」 記者達「あはは、アクセルさんの新人とは楽しみですよー!」アハハ ゾロゾロ 京太郎「あっ」 玄「あっ」 社長「」 記者達「」 竜華「お、終わった――」 久「あびゃ~」 記者達「す、須賀君!! これは一体――!」パシャパシャ 京太郎「」 こうして……俺は芸能界を引退した 238 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 22 42 31.78 ID ssBmfdOBo [23/30] ソルサキは最終回まで撮り終えていた為、無事完結できた だが、仮面ライダーはそういうわけにもいかず……代わりに冬馬さんが引き継いでくれた ナンジャはサイーガさんが復活し、問題なく続いている 俺は一時的に世間を騒がしていただけに、引退を大きく騒がれもしたが…… そんな声も次第に薄れていき 気がつけば……忘れさられるようになっていた スタッフのみんなには戻るように言われたが、もうどうすることもできない 俺はファンの期待を裏切った それは一番やってはいけないことだったのに…… そして、事務所を追われ……長野に今更戻ることも出来ない俺は―― ~~~~ ゴシゴシゴシ 京太郎「ふぅっ……」アセアセ ガラガラ 宥「アナター、ごはんの用意ができたよー」トテトテ 京太郎「ああ、今行くよ」フゥ 宥「ふふ、温泉のお掃除ご苦労様」 なんの因果か、松実館に住み込みで働いています それも―― 宥「ねぇ、今は二人きりだから――」ダキッ 京太郎「ああ。宥――」 チュッ 宥「えへへ、しちゃった」ギュゥゥ 京太郎「玄には内緒な」 ガラガラ 玄「ずるいのです!!」バーン 京太郎「く、玄!?」 玄「むぅ……おねーちゃんばっかり」 京太郎「悪かったよ、ほら。玄も来いよ」ギュッ 玄「あっ」 チュッ 京太郎「これでおあいこだな」 玄「……うんっ♪」 宥「むぅ!」 宥と玄 二人の姉妹と付き合いながら 252 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 22 52 52.29 ID ssBmfdOBo [24/30] 【京太郎達の部屋】 京太郎「いたた、腰に来たな」トントン 玄「お風呂掃除任せて……ごめんなさい」シュン 京太郎「いいって、力仕事は俺に任せろ!」ニィッ 宥「えへへ、じゃあマッサージしてあげる」グイッ 京太郎「おわっ」 ドサッ 宥「動かないでね……」サワサワ 京太郎「おいおい、手つきがいやらしいぞ」ハァ 玄「んー? そうかなぁ」モミモミ 京太郎「ごはんじゃなかったのか?」 宥「先にアナタがいいな♪」 玄「もう、待てないよ……」ギュゥゥ シュルシュル パサッ 京太郎「ちょ、待て! 今日はお客さんも――」アセアセ 宥「れろっ」ジュッ 玄「いっただきまーす」カプッ 京太郎「おぅっふ!?」 ガラッ 憧「ねー、ちょっと聞きたいことが――」 穏乃「今度みんなで行く旅行のこ――」 灼「ちくわ大明神」 晴絵「やっぱり私の車じゃさー」 京太郎「あっ」 宥「むぐっ?」ジュプッ 玄「あむあむっ」コロコロ 四人「」 京太郎「こ、これはちがっ!」アセアセ 穏乃「……るい」ボソッ 京太郎「へ?」 穏乃「ずるいよ二人共ー!! 今日は私の番でしょ!」プンプン 憧「まるでサルねー、呆れた」ハァ 灼「え? 今日は私とハルちゃんで3人の日じゃ……」 晴絵「勝手に私を入れないで」チョップ 玄「早いもの勝ちなのです!」ドヤァ 258 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 23 03 24.90 ID ssBmfdOBo [25/30] 宥「そもそも京太郎君と付き合ってるのは私達だよぉ」 玄「そうだよね? 京太郎君!」 京太郎「あ、ああ」 憧「でもさ、この旅館のスペシャルコース……忘れてないでしょうね?」 宥「うっ」 玄「それは――」 そう、スペシャルコース 財政難に陥った松実館を救うために、作り出されたものだ 晴絵「宥と玄が認めた会員限定で、旅費を倍払うと……一晩京太郎君を独り占め出来る」 穏乃「だから今日は私達!」 宥「うぅ、だってまさか予約が一日で二年分もくるなんて思わなかったもん」シクシク 玄「しかも全国で知り合った友達のほとんどだよぉ」エグエグ そうなのだ まさかそんな条件に乗る人はいないだろうと、知り合いの女性雀士に声をかけたところ…… まさかの予約殺到 今更後に引けず、予約を受けてしまったのだ 京太郎「お陰で恋人とゆっくりもできないんだよ」ハァ 憧「腐っても元アイドルってことでしょ?」 灼「期待を裏切られたファンに謝罪の気持ちで接しなきゃ」 京太郎「それを言われると、確かに」 この間の蒲原さんは凄かったな あんなに激しいのは……初めてだった 宥「もう締切ったから予約は増えないけど、あと二年も……」シクシク 玄「京太郎君ごめんなさいぃ……」ポロポロ 京太郎「いいっていいって。むしろ俺の方がごめんな」ナデナデ 穏乃「だから私達は一晩で五人で済ませちゃおう!」 憧「他の予約者にもなるべく団体で回すように言ってあるから」 晴絵「早ければ一年以内には自由の身よ、多分」 京太郎「あ、あはは……一年も休み無しか」アセダラダラ 宥「うぅっ、私達も……」 玄「うぇぇん!」 京太郎「な、泣くなよ!」アセアセ 265 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 23 16 10.61 ID ssBmfdOBo [26/30] そして――月日は流れ 照「京ちゃん!! 京ちゃぁぁぁん!!」プシャァァ! 咲「ああっ、京ちゃん!!」ガクガク 洋榎「これ、アカン! あかんってほんま……//」ブルブル 絹恵「い、イってもうた……」ガクッ セーラ「お、女や……今日から俺は、私は女や……」アヘアヘ 胡桃「」ビクンビクンッ まこ「……わしは、どうして」ギュッ 優希「この優希ちゃんが絞りとってやるじぇー!」グニュグニュ 和「こんな形でも、私は――」ダキッ 一「もう、共演の約束破って馬鹿! でも……好きだよ」ギュッ 純代「んあー」 靖子「カツ丼プレイでもやるか」ササッ 春「好き、好き! 好きぃ」チュチュチュ 華菜「華菜ちゃんとヤれるなんて運がいいんだし! うにゃぁぁ♪」ジュポ 貴子「須賀ァァァァ! わ、私は初めてなんだ! や、優しく――」モジモジ 霞「あら、簡単に終わらせないわよ?」ニヤリ 明華「……せめて、私の胸の中で」ギュゥゥ 菫「絶対に私は屈し――あ、あぁっ、で、出るぅ……」ジョロジョロ はやり「絞りとっちゃうぞっ☆」ヌポヌポ 美穂子「若……今でも、私は」ギュッ 透華「全く、財政難なら私を頼ってくだされば――あひっ♪」ゾクゾク 久「久しぶりねー。今日は楽しませてもらうわよ?」ペロリ 煌「す、すばらっ! すばらぁぁっん!」ブシャァァァ ※その他もろもろはカット ~~一年後~~ 京太郎「ぜーっぜーっ!」ハァハァ 宥「凄い!」 玄「予約はあと一件だよ!」 宥「今日で最後だから……頑張ってね」 京太郎「や、やったぜ……」フラフラ さて、最後の相手は誰だ? ガラガラ 京太郎「失礼します」ペコリ ?「……」 270 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 23 24 15.51 ID ssBmfdOBo [27/30] ?「久しぶりやなぁ……」 京太郎「あ、アナタは!?」 / / / // ´ ̄ ヽ / / / | l | | . i. / / | / / > ´ /, ′ | l | | . l / /... | i /ァ===ミ、 ヽ /イ . j_| | . │. ′. リ、 ;《 ん干ハ\ 〃 j\ イ / . /|. / . / ∨ | { ト ノ ' ,ノ / ヾ }/} \ __/ .′ ′ { ヽ{ ゝ こソ =ァ=/ / ソ/ / \ / / ! ∧ 。 ん干ハ㍉ / / ヽ.′ ′ |... ∧__ . ' .' . { ト ノ ′|} / / /// . i|.. | { 、 ゝ こソ //彡 //..... i|. |∧ ヘ / / ノ... i| l ∧ 「 、 . ' .' .° ′ノ┬=ァ ´ i| | / . ` -- ′ , イ / / / j| l / \ / / // j| |/ 丶 ___,,.. イ ../ / i| ト / / i| ../ /-=ニニニム {ニ\ / / i| . ,′/ 竜華「元気そうやね」 京太郎「竜華さん!」 竜華「怜とセーラから聞いたで、物凄かったって」カァァ 京太郎「……」 竜華「アイドルより、こっちの方が合ってたんかな?」 京太郎「それは……」ウツムキ 竜華「うそうそ、そんな話をしたくて来たんやないから」 京太郎「え?」 竜華「……うち、ずっと京太郎君に言いたいことがあったんよ」 京太郎「……」 竜華「でも、もう遅い。あの時、松実さん達より早く言っていれば――また違ったかな」 京太郎「それは――そうかもしれません」 竜華「あはっ、気ぃ使わんでええのに」シュルッ パサッ 京太郎「……」 竜華「ねぇ、抱かれる前に一つお願いがあるんやけど」 京太郎「……はい」 竜華「好きって、言うてくれへん?」 京太郎「……それは、できません」 竜華「そっか、ごめんな。無理やりこんなことさせて」ウツムキ 京太郎「いえ……俺の方こそ、ごめんなさい」 竜華「……ばかっ、そない謝られた方が……ひっ、みじめ、ぐすっ、やわぁ」ポロポロ 京太郎「……」ギュッ 竜華「好き、好きやったんよ……ばかぁ、ばかぁ!」ポカポカ 京太郎「……」ズプッ ギシッ ギッギッ そして、最後のスペシャルコースの客は無事、帰っていった 274 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/15(水) 23 33 26.21 ID ssBmfdOBo [28/30] 【一週間後】 ゴシゴシゴシ 京太郎「ふぅ、こんなもんか」 ガラガラ 宥「アナター!」 玄「京太郎さぁん」トテトテ 京太郎「おう、どうした?」 宥「これ見て……」 ドッサァァァ 京太郎「え? ナニコレ?」 玄「予約の手紙。電話もさっきから鳴りっぱなしだよぉ」 京太郎「え? えっ?」 宥「スペシャルコースじゃなくてもいいから、泊まりたいって電話が……」 玄「ど、どうしよぉ」 京太郎「どうしようって言われてもなぁ」 お客さんから予約が来てる以上、受けないわけにはいかない それが松実館を盛り上げて行くために必要なら 京太郎「やれやれ、しばらくゆっくりできそうにないな」ハァ 宥「うぅ、折角ゆっくりできると思ってたのに」 玄「京太郎さんと羽を伸ばしたいよぉー」エーン 京太郎「二人共、そう落ち込むなって」ナデナデ 二人には悪いが、俺は少しだけ期待してる 流石に体を重ねるのはもう勘弁だが…… また、みんなと会える 騒がしくて、辛くて、大変でも…… きっと楽しくなれるから 京太郎「だから、一緒に頑張ろうぜ」ニッ 宥・玄「……うんっ♪」パァァァ ここはみんなが楽しくなれる場所 アナタも、松実館へ来てみませんか? 京太郎「美人女将姉妹が、出迎えてくれますから」 玄「今ならイケメン支配人も!」 宥「あったかい……」 ガラガラ スイマセーン ヨヤクシテイルモノデスガー 京太郎「せーの!」 三人「松実館へようこそ!」ニカッ これが、俺の選んだ道なんだ 【ED2 松実館へようこそ】 314 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/16(木) 21 44 21.24 ID aMaFph1wo [2/15] 【前回までのあらすじ】 声優デビューも順調にこなし、新たな活躍が期待される京太郎 そんな彼が事務所で目にしたのはメイク担当松実宥の妹、松実玄であった 早速挨拶を交わす京太郎だったが、突然目の前で松実玄は心停止を起こしてしまう 混乱に包まれる事務所、京太郎は玄を救う為に心臓マッサージを行うが…… 京太郎「よみがえれぇぇ!」モミモミ ドクンッ 京太郎「どうだ!?」 . .―― ―. .、 . ´ ` ー.、 / \ \`\ / \\ \ \ / ヽ ヽ_ヽ _ _ \ \. / i ハ 、 ハ } ヽzz ヽ ). ! ヽ ハ/ヽ } ヘ//∧_V ヽ. ! ヽ .レへzz VVノ ゙ー'´'┘ヽ ヽ. V { イ//∧ 、 l/l/lヽ \ V トとつ´ V ヽ V ミ l/l/l , ┐ / ヽ l rへ\ し  ̄ / ∧ V ハ \ヽ / ∧ V ゝ―´  ̄ヽ ―― ヘ\_ ―、 \-、 V ∧ 〉 \ \ \\ヽ V j ┴――ハ__l \ . へ ヽ ヽ \.ヽ i // ト 〃 . . \ \ \ ヽ'、 | く \ / ⌒ >ト ._ 、_\ ヽ、ヽヽ | \ \ \ . . ∧\ . . / \ ヽ \、 i \  ̄ヽ ノ .ヽ \/ ハ } ヽ i /`\ ` ヽ、 7 . . ト、__} V ', i ト\ \ \ \⌒ ̄ `ヽ !\ 玄「んぁっ……やぁ……//」モジモジ 京太郎「おっ!?」 竜華「い、生き返った!?」 宥「玄ちゃん!」 玄「お、おねーちゃ……」パチッ ムニュン 玄「ふぇ?」キョトン 京太郎「あっ……」モミモミ / .. .. .. / . . . . . . . . . . . ./ | . . .ハ . . . j . . . .} ゚。 |\ . . . . .| .. 。 .. .. .. .\ / .. .. .. / . . . . . . . /|__;.ム斗 ./ | . . .し . .;\_} . |__ ゚。. . . .| . ..゚。 .. .. \ .゚。 / .. .. .. / .i . . . i . /│ ./ | .′ | . . . . . ./ Ⅵ 。 . . | . . .. 。 .. .. .. }ⅵ /....... . ., . . . | . . . レ彡| ./三ミ {、 | . . . ./ 彡=リ三ミト、 . .| . . . . ゚ .. .. .. | リ / .. .. . . ′ . .| . ./〃 リ リヾ 、 . . . ./.〃 ヾ 、リ . . . . i .. .. ..| / .. .. . . イ . . . . .| /il{ }li } . ./ il{ }li | . . . . | .. .. ∧ / .. .. ./ |. . . . . リ il{ }li l/ il{ }li | . . . .| . . .. .∧ / .. ./.. . . .|. . . . . .| ミト、 ィj/ ミト、 ィj/ | . . . .| . . . .. .∧ j ./ . .. . . . .| . . . . . | ゞ=====彡 ゞ=====彡 │ . . .| . . . . .. ∧ イO/ . .. . . . . .| . . . . . |////////////////{ . . . .| . . . . . .. ..∧ / ..// . .. . . . . . .| . . . . . |、 r――――― 、 ι ノ . . . .| . . . . . . . .. ∧ / .. ..// .. .. . . . . . . .| . . . . . | .\ ι | | イ | . . . . .| . . . .゚ , . . .. ..∧ / .. .. ..// . .. . . . . . . . . | . . . . . | . . 个 . . ノ ---―‐ ____} . . 个 . . .| . . . . .| . . . . . ゚。 . .. .. ∧ 〃 .. /|〃 . .. . . . . . . . . . | . . . . . | . . . .ハ . . .≧==- __ -==≦ .ハ. . j . . . .| . . . . .| . . . . . . |i .. . . . .∧ / ../ l/ .. . . . . . . . . . . . | . . . . . | . . / } . . . . / { } \ . . . / }. . . . . | . . . . .| . . . . . . }ト . .. .. ..∧ 玄「きゃぁぁぁぁ!!」パッシィア!! 京太郎「エルスマンッ!?」ズシャッ 318 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/16(木) 21 55 39.90 ID aMaFph1wo [3/15] 315 確かに閣下超えは言い過ぎだね ただ弱フォームよりは確実に強い 316 すげぇ妥当 ~~~数分後~~~ 玄「ご、ごめんなさいっ!」ペコリッ 京太郎(包帯)「いえ、こちらこそ」ペコリ 竜華「ごめんな、うちらがやればよかったんやけど……」 久「慌てちゃってて何も出来なかったわ」 宥「玄ちゃんごめんね……」シクシク 玄「ううんっ、悪いのは私だから」アセアセ 京太郎「悪いも何も突然心臓が止まるなんて、誰のせいでもありませんて」ウンウン 久「(恐らく原因は京太郎君でしょうけど)」ズバリ ガチャッ 社長「ん? おお、揃ってるねぇ」 京太郎「あ、社長!」 竜華「おじさん、どこ行っとったん?」 社長「ははは、ちょっと野暮用さ」 京太郎「こっちは大騒ぎだったんですからね」ハァ 社長「いやすまない。それよりも、既に松実君とは話したかね?」 京太郎「はい、挨拶程度なら――」 社長「そうか。それならまだ話していないようだね」 京太郎「え?」 玄「京太郎君、私ね――」 r ' ´ `ヽ..、 ./ \ ./ \ / / / ! ヽ ヽ / / 从 j | ヽ ヽ ./ / / //! !| ! l ` ヽ i l i i j i l || | | |! | l ! ! .! l | j!_ _ !!j. ! l.! ! ! !! ! _ _ | ! ! ! | ! ナ! `!'!ー!-!.! | ゙卅!フ´! ヽ| ! | .| | ト !.ヽ | .! ヾ.ヽ !ゝ | 〉_ヽ\ ! | l .! | !〉!,rチテ心ヽ`' Y. \ !フテ亦ヽ、 ! ! ! | | !∥{ } { }ヽ 〉 | | | | ト! ゝ) oノ 〉.) oノ Y! ! | | ! !}.  ̄ ̄ ,  ̄ ̄ l'| | | .| | ト ! ''''' __ ''''''' ! ! j j } ! !、l /´ ヽ .j/! l / .ヽ ! ! \ { j .ノ j j / 〉、 ! ! ゝ、 ゝ、 ゝ-- ' ___ r '_/ / / 人 ./ 〉、 V, ! ヽ` ー'`- ' ´ ./ j // / ヽ ノ'´´/ \ ヽ r-っ rv-、/ / ノ /.〉`ヽ \ ,/ / ` ゝ 、.} /__./_ )-、_ rヘ´ヽ. ヽ / r'´ .ヽ ゝ../ r ‐' ./ ̄ ` '' 、)_.r´)r ' ̄ ̄`ヽ / `ー- ' { ゝ l ).ノ' Y , r' .} ノ \ .j j.{ { __,, r '´ } Y ` ./ ` ヽ、 __ l l __ ,, ' ヽ }/ \ { ゙゙゙ { ノ .| } 宥「ダメッ!!」バッ 玄「っ!?」ビクッ 319 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/16(木) 22 05 08.23 ID aMaFph1wo [4/15] 京太郎「宥さん?」 宥「……」ジィッ 玄「うぐっ!?」 竜華「ちゃんと最後まで話させてあげたら?」 久「そうね。松実さんだけの問題じゃないでしょう?」 宥「でも……」 京太郎「あの、話が見えないんですが」 さっきから姉妹で険悪な空気だし…… 一体何でもめてるんだ? 社長「うぉっほん。それはだね……彼女、あーつまり妹の玄君の方だが」 そこまで言って社長はちらりと宥さんに視線を向ける 少し間を取り、いくらか思案した後に……そのまま言葉を続けた 社長「彼女も、君のメイク担当になりたいと希望していてね」 京太郎「!!」 玄「……」モジモジ 宥「むぅっ……」 社長「正直、これがそこいらの人間なら断るところだが……現メイクの実の妹じゃないか」 京太郎「それは、確かに」 社長「何より、君をここまでの容姿に磨き上げた宥君の妹。その実力にも期待出来る」 京太郎「ふむ……」 久「それに、宥さんあまり学校にも行けてないのよ」 京太郎「えっ?」 宥「ぎくっ」ビクッ 竜華「成績はええし、進路も決まってるしで順調やけどね」 玄「おねーちゃんのお友達、寂しがってたよ? それに憧ちゃん達も……」 宥「そ、それは……!」 玄「だから、私が半分こすれば無事解決――」 宥「く、玄ちゃんには無理!」プンプン 玄「むぅっ! 分からずや!」プクーッ ペチペチ! ポカポカ 久「とまぁ、さっきからこんな感じなのよ」ハァ 京太郎「(可愛い姉妹喧嘩だなぁ)」ホノボノー 324 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/16(木) 22 17 18.11 ID aMaFph1wo [5/15] ~~五分後~~ 玄「うわぁぁぁん! おねーちゃんがぶったぁぁ!」ビエーン 宥「玄ちゃんが意地悪する……」ウェーン 京太郎「どうするんですかこれ……」 久「どうもこうもないでしょ。決めるのは京太郎君よ」 京太郎「え? 俺っすか!? 竜華さんの考えは……?」 竜華「うちは新しいメイクさんに入ってもらうのはええと思う。でも、玄ちゃんは来年受験やし」 京太郎「確かに……」 かといって宥さんに無理させる現状はどうにかしたい 奈良と東京の往復は大変だし…… 竜華「大阪も大変やけどなぁ」ボソッ 久「長野もね」ボソッ 京太郎「いつもお世話になっております」フカブカー 社長「うーん、いっそ寮でも作るかね」アハハハ ガシッ 社長「ひょ?」 竜華「それって素敵やん」 久「その話もっと具体的に……」ググググッ 社長「ぐぉぉぉぉ締まりゅぅぅぅ!!」ジタバタ ギャーギャー ワイワイ 松実姉妹「エグエグ」ゴシゴシ 京太郎「……」 さて、どうする? ここは男らしく決めないとな…… 多数決安価↓2より先に3票 ゾロ目無し 1 はっきり断る 2 玄を面接する 3 宥VS玄のメイク対決を開催する 4 もうOKしちゃう 332 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/16(木) 22 29 54.46 ID aMaFph1wo [6/15] 京太郎「よし、分かりました!」 玄「え?」 宥「ど、どうするの……?」ビクビク 京太郎「そもそも、俺はまだ玄さんの事をよく知らないんですよ」 玄「うっ!?」 京太郎「なので、雇うも何も……分からないというか」 宥「そうだよねっ!」パァァ 玄「……」ズゥゥゥン 京太郎「だからその……」 玄「えっ?」 京太郎「面接してみるのって……どうでしょう?」 宥「!?」 / / ... / ′ / . . ..... ./. / ! . . .i ..! . ..... { . . . . . ハ /. /.〃/ ...../ ′'. | i . . . . | i _{__| .| . . .i | . .../  ̄`ヽ/ ふ ' // ′ /斗 十 | . . . . . . }}ハ ハ { ≧ト| / な な な ぅ {// { /|i 八 {=从 { i N孑弐{ミト∨ | ′ る. る .る (. i 从 {イァ う{ミト爪ト . ! ん) ハヽト、 { | ほ ほ ほ ). |. | \《 { } ヽ\{ { リ | ヽ! ど ど ど む. | ! |ハト.乂__ノ ー ' | < | 八 | | i /i, , , /i/ , } }i 人 __ ノ\ (__) l . i. / 厂「{ { ` ー― ´ / { | V 入 { ̄`ソ }/} }/ l.| | { |人 ∨ >... ` . ィ升| / 八 { 京太郎「どうですか?」 玄「おまかせあれ!」ニコッ 宥「……」ムスッ ポムッ 竜華「そんなに目くじら立てんでもええんやない?」 久「そうよ。もっと自分に自信を持たなきゃ」 宥「……はい」シュン 京太郎「それじゃあ。面接を始めますけど、準備はいいですか?」 玄「うん!」 ( ) i ニlニ○ _L/、 / (⌒ ⌒) { cト ´ | ノ ⌒ ーノ{__ノ て人_) . ―― .. / .. . . . . . . . . . . . . . ` ..、 ' . . . . . . . . . . . . \ / / . . . . . . . . . . . } . } .. / } ハ / . ′. . } 斗/L/! . . . / 、i . . .}...... .  ̄ / . | ... . /| . / j/ | . . /} /リ|\| . .}.‘ ― { /.! |. . .. | / -- _} /ノ' /十/,「 ..ハ .i rぅ' ,| .| . .| ;{z≦三 三ミメ.| /| .ト{ \ / { V | .| . .|´i `| | .| | .|/ . , . . . l |/// 、__ /// | .i! .! {i { ハ . 込{. __ (__ ノ .ィ} リ| 乂 / . ∧ . .V/⌒ヽ.--r >ォ抓/ ./ |′ / /. . . . /\ ハ´  ̄`V ´  ̄`∨ /| ( )イ. / . . . . / /\ { { 小{ (⌒ ⌒) // . . . . . . { fノ |! 人.} .{ て人_)./ . . . . . . 人 ,八 ノト{' . . . . ./ . . . ト、 / 乂 / . | 玄「(わざわざ面接してくれるってことは、受かったも同然だよね)」エヘヘ 339 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/16(木) 22 37 50.82 ID aMaFph1wo [7/15] 京太郎「ちなみに、始める前に一ついいですか?」 玄「何かな?」ワクワク 京太郎「面接をする以上、俺は玄さんを赤の他人と思って接します」 ____ ___ ,, ´ ` . / \ . \ {___j⌒ヽ ゚。 / .ヽ ___,ノ ノ { / / | い / --- ´. / \__/ .ィ /! .ハ ‘ , ‘, ゚. 乂,ノ /ー――― { | i | | ∨ . | | | ゚◯. / | |丁¨{丁{│ . .. i| ¨v 丁¨` | | .゚ i i | |ハ!ハl リ い、 小 乂{\ | | i | ハ | | ,ィ宍ミト } \ ..゚。ィ宍ミトぃ.. | | || | | |〈 _)トJi | `¨ _)トJi | 〉| | | || | | l ,込rク 込rク . ...| | リ | | |i 。 。 | | |. { } ト . ' ' ' ′ ' ' ' イ .l | C| | ハ へ / | 。. ! / ||i { 个 .  ̄ イ ,゚ .,゚ .| | ||ハ 。 i > ___ ィ i{ / / j{ | || ゚。 ゚。 i r‐| |┐ }/ / ハ | || ゚。 ゚。/ \ / \ / / .,゚ ゚, |i ゚。>''ゞミ{ ,八八 ノイ、| | | ィリゝヘ r=====ミ___,ィ=====ュ | ト、 ..| 玄「ほへ?」 京太郎「つまり、宥さんの妹でもなんでもない一人の人間として見るってことです」 玄「……???」 京太郎「基準を満たしていないと判断したら、迷いなく断りますので」 玄「きょ、京太郎君……?」 京太郎「京太郎ではありません。私は面接官です」キリッ 玄「ひっ!?」ビクッ 京太郎「では、指示があるまで外で待機していてください」 玄「で、でもっ」オロオロ 京太郎「……チッ」ギロッ 玄「うぁっ……」ビクビク 京太郎「もう一度言いましょうか?」 玄「わ、分かりました……」トテトテ ガチャッ バタンッ 京太郎「……竜華さん」クルッ 竜華「はい! なんでしょうか!」ビクビク 京太郎「いや、何ふざけてんですか?」 久「……」ビシィッ 京太郎「久さんも何礼儀正しく座ってるんです?」 宥「……」ガタガタガタガタ 社長「ふむ、どうやらさっきの京太郎君のオーラに飲まれたようだね」アハハ 京太郎「あはは、アレは演技ですよ演技」ニコッ 三人「え?」 京太郎「ちょっと、真剣な玄さんを見てみたくて」テヘヘ 341 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/16(木) 22 47 22.83 ID aMaFph1wo [8/15] 宥「そ、そうだったんだ……」 久「驚かせないでよ!」ベシッ 京太郎「あだっ!? でも、さっき言ったのは本気ですよ」スリスリ 竜華「……一人の人間として見るって、話?」 京太郎「はい。だって、俺が今までメイクを任せてきたのは宥さんですから」チラッ 宥「!」ドキッ 京太郎「だから、例え妹さんでも……俺達の絆に、簡単に割り込んでは欲しくないかなって」ポリポリ / | | ハ | ii ヽ / / | | / /| | i.i ヽ i / | | / /_Lノ| | |.iヽ ヽ | / / | | _; r- ''ナ´| j.| j| | i 〉 ヽ ル 1 j j / | , r ' ´ ノ / _.j j | /| j`\ 1 i i / j / | |´ // / .j / | /.j / 、 |.1 ヽ | |.i | / | | | ///--- j/__j / j / .|i .| | j i |/ | ノ| | /_イr===t''ヾ / ノ /'' __.'_ .| / リ リ iリ | / | //o心 ミリ`/ / /' ==ミ、j ノ| / / / i |/ | |∥ .《毛 卅ii ' '´ ワ ミヾ |i ノi ノ i | '´`ヽゝ |.` つゞ 乍彳 ii リ }.///r' i |´⌒ヽ | | 弋 少 .っ ノ '7 | i | | i  ̄ ̄ .ヾ / | | ヽ | i | ///// .| | ヽ | i i ヽ ///.| | ヽ |\_ 1 i .| | ゝ_ `ゝj-1 i ,_ .| | \`'イ. ヽ 1. ゝ、____フ __.丿 | \ \ヾ 1 , r ' ´ ` ヽ、 j \ ヽ 1 , r '´ \| _ゝ、 \ ヽ , r 、ゝ -, /⌒i / .ヽ´ 1-、 ゝ- \ -/´ ヽ ヽ / .ヽ .1 .| 、 ヽ 、 / ヽ ヽ ヽ' | i | 7 ヽ、 _ノ、 ヽ 〉 〉 | / | ./ヽ 宥「京太郎君……//」ドキドキ 京太郎「だから、竜華さんも本気で見極めてください」 竜華「……分かった」ギュッ 久「それじゃあ、私達は横で見てるわね」 宥「私も、もう反対なんてしない」 京太郎「いいんですか?」 宥「うん。私が間違ってたって分かったから」エヘヘ 京太郎「?」 宥「(ちゃんとあったんだ……私と京太郎君の絆)」ギュゥッ ~~~その頃 扉の外~~~ 玄「……」 | /〃 斗-- 、 ヾメ、ヽ / /. / / / /} | | / / {~⌒ヽ_ V》. { / / / / // / / /} ヽ/ぃ 十 ヽ | { / r'⌒ヽ } ` レ / ' / / / / / // (__ j⌒) | | ん 〃⌒) v‐ ' } / / ⌒// ./ / / / ー l Ⅳ __{ {{ し' 〃 / / / 斗=≡メ // / / ⌒) .フ|'⌒) | ( ゝ⌒) `- ´ ./ / / , -‐-ミx / /} / / レ| α | 〉- <\\\\ .// ./ { )ヾメ/ / / | | | { ノ \\\\\ ′' >-=' 〉ヘ / / 廴ノ .| |l. } /´ { { { し 〃 }}/ / ├ ナ 八 { { 乂` `ー=' _/ /' /}/ / _ト、 '⌒) ヽ} } ′ \\\/ `ヽ}/ / / | ー や \ 斗-―- \\>- r' \/ | | ⌒) / \ ヽ { ⌒~`ヽ __ } j \,′ ハ | / /⌒し ヽ \ `ヽ // j / } | : 344 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/16(木) 22 56 10.68 ID aMaFph1wo [9/15] 玄「……」ソワソワ ガチャッ 玄「!」ビクッ 久「準備が出来ましたので、どうぞ」ニッコリ 玄「ひゃ、ひゃいっ!」ギギギッ スタスタ 玄「し、失礼しましゅ!」 ゴゴゴゴゴゴゴッ 京太郎「どうぞ、お座りください」ドッドッドッドッド! 竜華「……」ドドドドドッ!! 玄「……はい」ナミダゴエ ガチャッ 京太郎「それでは只今より面接を始めたいと思います」メガネクイッ 竜華「まずは名前と自己PRをお願いします」メガネクイッ 玄「じ、じこぴーあーる?」 京太郎「……」 竜華「……」 玄「は、はいっ! 松実玄です!」ガタッ 京太郎「はい」 玄「(え、えと自己PRは……)」ドキドキ 選択安価↓3 1 ファッションに興味があり、勉強している 2 実家が旅館を経営しているので、家事が得意 3 麻雀で全国大会に出ました 4 おもちソムリエ2級の資格を持っている 5 自慢のおねーちゃんがいる 371 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/16(木) 23 10 13.83 ID aMaFph1wo [11/15] 玄「えと、その……」オロオロ 京太郎「……何も無いんですか?」 竜華「……」 玄「う、うぅ……(ダメだよぉ、何も思い浮かばない)」フラフラ 京太郎「無理にいいことを言おうとしなくても結構ですから」 玄「……(そうだ、ここで黙ってても始まらない。少しでもアピールしなきゃ!)」ギュッ 竜華「(結局手助けするんやね)」クスッ 京太郎「……(俺も甘いなぁ)」 玄「実家が、旅館を経営しているので……よくお手伝いをしています」 竜華「そうなんですか?」 玄「はい。なので家事や炊事は得意です」 京太郎「……」カリカリカリ 竜華「……」ヒソヒソ 玄「(でもよく考えたらメイクと何も関係ないよぉ)」ショボーン 京太郎「分かりました。では次に質問をさせて頂きます」 玄「はいっ!」 竜華「御社のメイクを希望されているとのことですが」 玄「は、はい。どうしてもやりたくて……」 京太郎「では、志望動機をお聞かせください」メガネクイッ 竜華「お聞かせください」メガネクイッ 玄「!!」 選択安価↓3 1 ただなんとなく 2 京太郎君の大ファンだから 3 ファッションが好きだから 4 おねーちゃんばっかり羨ましいから 5 大切な人と同じ景色を見たいから 378 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/16(木) 23 21 47.14 ID aMaFph1wo [12/15] 玄「志望動機……」 京太郎「……」ジィーッ 竜華「……」ジィーッ 玄「私にはとっても大切な人がいまして」 京太郎「?」 玄「その人は誰よりも優しくて、私の自慢だったけど……実はダメダメなところも多くて」 竜華「……」チラッ 宥「玄ちゃん……?」 玄「私がずっと傍にいなきゃダメだなって思ってばかりの毎日でした」 京太郎「……」 玄「でも、そんなダメダメな人でも。 私のことになると急にかっこよくなって……助けてくれて」 竜華「……」ジィッ 玄「そして気がつけば……私がいなくても誰かの為に役に立っていて。私は……置いていかれてしまって」ギュゥッ 京太郎「(玄さんも……俺と同じ、だったのか)」ドクン 玄「だから、私もその人と同じ位置に立ちたい。そこに立って同じ景色を見たい!」グッ 京太郎「(想いは、本物なんだな……)」 玄「私は……おねーちゃんに負けたくない!」 , r ───-- 、 r '´ `ヽ、 ./ \ / ヽ ヽ ./ / / | ハ ヽ ヽ ヽ / / / l j | | } ヽ ヽ ヽ / { { ノ ノ} ル リ、} ハ ヾ, } ハ .{ | 」; 斗七´/.} /.} リノ }`ト;、 } } l ; ;} } ! { ! ! ノ' /`/' .j // .リ | 外| l ト| .| l | | /,r=≠ミ / ノ ' ,r=≠ミ/ |リ | ハ} .| | | | 《{////゚} ´ .{//゚/}.ヾ| |/' ' .| | | | ヾゝ//ソ リ゚/ソ∥! Y| .| | l | , , , , , , , .j | | ! l { { l | ! } l l { .j リ | .} i l ト、. ⊂⊃ .ノ j | l 〉 〉 V>、 rl'´リ / リ .} ∧ W、 ゝ、_.|_` ー __, ィr<、 | /' / / ノ ヽ ヽ \ヽ  ̄ ` ヽ、{ _, r' フ / / / r‐'ヽ ∧ / / ∧、 ,/' / .∧ l ヽー- ./ ∧ \// , r'ー- ∧l ヽ ー-- j / ) 、 ヽ ヽ/./ / `> 〉 } l /r'´ `ヽヽ )! { /ヘ ノ , ト-- ___, -{ { ハ V V ∧ ノ' .| } `ー-'´ ヽ、 l ゝ /.} 宥「玄ちゃん……」ウルウル 京太郎「なるほど、分かりました」 竜華「座って頂いて大丈夫ですよ」 玄「あっ……」サァァァ 379 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/16(木) 23 27 17.55 ID aMaFph1wo [13/15] 玄「(緊張のあまり、頭が真っ白になっちゃった……)」フラフラ 京太郎「……」 玄「(どうしよう、あんな恥ずかしいこと言っちゃった)」ズゥーン 竜華「では次の質問に」 玄「は、はい!」 京太郎「松実さんはメイク担当を志望ということですが」 竜華「具体的にどの様にうちの須賀を仕立てていきたいですか?」 玄「!」 京太郎「(この質問は重要だな)」 竜華「(宥さんと二人いなければならない理由。それを証明できなければ――)」 玄「……」 選択安価↓3 1 新しいメイクを考える 2 ファッションに力を入れる 3 肉体改造をメインにする 4 ヘアーセット 5 分からない 385 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/16(木) 23 42 01.20 ID aMaFph1wo [14/15] 新しいメイクを考える 宥の一強 肉体改造をメインにする 煌の一強 ヘアーセット 竜華・宥の二強 玄「あの、私なんかがこんなこと言うのは……その」モジモジ 京太郎「?」 竜華「遠慮はいりませんのでハッキリ言って、どうぞ」 玄「……須賀京太郎君はファッションセンスが無いと思います」 京太郎「」ガハッ 竜華「」ビチャッ 玄「その、おねーちゃんもそうなんですけど」 宥「」カキーンッ 久「冷たっ!?」 京太郎「そ、それは……」ブルブルブル 竜華「」チマミレ 玄「正直、顔と服装が噛み合ってないと思う。その服、し●むらで買ったみたい」バッサリ 京太郎「」 ガシャァァァァン ガクッ 竜華「きょ、京太郎君!?」 玄「だから、ファッショニストとして京太郎君を導きます!」 ピシィィィン!? 久「(ここでメイクを破棄!?)」 竜華「(新たな職を開拓!?)」 京太郎「」チーン 宥「」カキィーン 久「やるわね。確かにこれまで京太郎君の服装には手をつけてこなかった」 社長「というより、手をつけようとしていつも失敗してたんだよね」 竜華「がはっ?!」ブシャッ ズボンを用意しなくて股間を晒したり、ウェディングドレスを身にまとったり そのうち、京太郎の顔や髪型だけに気を遣うようになり…… 服装はまるっきり見向きもされなくなってしまったのだ 389 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/16(木) 23 51 09.01 ID aMaFph1wo [15/15] 玄「(あれ、なんだか風向きが……)」 京太郎「」 竜華「」 宥「」 玄「……」 / . . . . . . . . . . . ./ . . . . . . . . . | . . . . . . . . | . . . . . . . . . ゚。 . . . . . . . . . . . . . . . . } } . .| . . . . . . . . | . .| . . .| . . . . | | | . | . . . . // . /| . . . . . . . . | . .| . . .| ... . ゚ | . .| . . . | . . . . . ト、! . . .// . / . . . . . . . | | . .l . . .| |i . . . } | . .| . . . | . . . . . |.ノ`≧ュj/,_./i. . . . . . . jム斗匕} |i . . . | | | . .| . . . | . . . . . | .ノ=云=ミ イ . . ./ノx=云リ jノi . イ / | . .| . . . | . . . . .i|/_人 +ハ / ./ _人 +ハ‘, }. . // j/ . . . .゚, . . .| . . . . .i| マY . oノ マY . oノ/厶イ!{ / . . . .゚。. | . . . . .i| ー'″ `ー'゙ / | | ′ . .___@∨ . . .i| . . . . . . ′ . . . . . | |/ . . . ´ ハ 。 . .八 /ー―‐1 { / | . . ./ 、| ヘ ゚。 . / )、 { } ィ ∧; ┐ 逆転のチャンス! . / / ̄)/ / . 、 > ゝ--- ′< ノ /// ′ _ | 丁 | |` ミ \ ̄/,,_ |彡"彳/ / .___ | 、__) ー | ,. ┐t'⌒{ } 入 | r v // r― ′! r‐、} '^ | | {ニ=- ∨ _ノ┴ュ'′/ } 〈_/ \ し ー |ニニニ{ニ}ニニニニ} / ,ノ、 rヘ,_〉 } / ニニニィ¨ト=ニニ7 { ‘,  ̄} .. イ∧ /ニニニ/ マニニニ\ , /し' . / ゝ /'⌒ヽ/ マ> ´ \ / i } 玄「ふっふっふ、勝負はもう着いたのです」ニヤリ 京太郎「」ガタガタガタガタ 竜華「ひぇっ」 玄「これからは私が京太郎君の下着から上着まで管理するんだからね」フフフ 京太郎「はひぃっ……お願いしますぅ」ビクンビクン 竜華「」 宥「」カチコチ 玄「ふぅ……」フキフキ .. ---- . . ≦ ミ . / . . . . . . . . . . . . \ / . . . . . . . ヽ . .... .. . ./. . .. .. .. ..\ .. .. ヽ ∨‘, / ./../.. . . ./ ./ . . . . . .i . . . . . .ヽ . . .. Vヽ . ∨ハ / \′ . . . .' . ′ . . . . | . . . . . . . . . . . . .Vハ ....ノ i / .7T..ト.... . i i| i . . . .{ .|、 { . . . . ハ . . . ト .i一 . . | ′/.. |.. |、 . ./| .|{ | . . . .ト { \ .、 . . / ヽ | . .. i .| / .. i|.. { .\ | ハ {、 . . .廴__ 斗< . | . . .| . | . .. | .. | il . . ii 八 { { |≧十\ ∨ ,. `| . . ..ト | . . | .{. | |!.. . ,| .. .トド\ _, ` z.、__レ| . . .|´j . . ..| . ( \ / ) {_.}_} r‐ ,| { . /l| . 小≧==' '^ ´` ̄´`! . . |' } . . ..| . { \ \/ / _| |_/ ) 八| ハ| . . { .i xxx , xxx | . . . |_,} . . ..| . .i . / (__ __ ヽ __ (__) | . . 八 | . . . }V . . .. . . { / 〃 | | ) } (_ ヽ .イ i! . . | i .. 丶 ノ , . . ./ i . . . i . . { {____. | | (_ ノ ) } 〃{ .} . .{ | i >... イ/. . /i ,′ . .八 .l 乂 ___ ) ._ノ (__ノ { i. { ハ . . V |l . . .} .r } ̄ __ ノ/ . ./ ./ . . . . i{ . . {. 八从 , .∧ .{ リ ノ 入_/'i{ /ィ / / . . . . / { . . . . ∨ . . . .\V‐≦ムイ /》___.ノイ 7 . . . . /廴 .. . .八 /;.. . . . . ./ \}! r‐〉ォ´ ̄ }ノ / . . . ./ , ヽ .∧. / / . . / ノ{{ '介′ i{ ./ . . . ./ / ∨. ∧ ノイ .. . . ./! く 廴. / .|乂 __人/ . . . ./ / i . . . __ノ/ .. .. 厶}/ \ ノ{ /j__ 斗-/ . . .. / i / { . ∧ 玄「完全勝利なのです!」ドゥルルルルルルヤァァァァァ!!! 松実玄が仲間になった テレレッテ、テーレー♪ 400 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/17(金) 00 09 03.48 ID jnGVy/Tho [1/8] ~~数十分後~~ ワイノワイノ 霞「それで、こういう状況なわけ?」 久「まぁ、そうなるわね」 菫「なるほどな、それにしても……」 玄「これも似合う!」キャッキャッ 京太郎「そうですか?」シャッ 宥「それに私のメイクを……」ペタペタ ~~京太郎変身中~~ 京太郎(容姿S)「どうですか?」キリッ 竜華「……//」ポーッ 煌「んはぁっ……//」ゾクゾク 透華「抱いて欲しいですわ……//」モジモジ はやり「服装だけでこんな――//」ジュンジュン 菫「全く、驚かされるな……//」ハァハァ 美穂子「ご立派です、若!」 明華「ジュテーム……//」カァァッ 霞「まぁ悪くないわねぇ……」ジュルリ 京太郎「でも、俺にこんな服合いますか?」 玄「大丈夫、すっごくカッコいいよ!」ウデクミッ ムニュン 京太郎「!?」 宥「むぅっ……!」ギュッ ウデクミッ ムニュッ 京太郎「!?!?!?」 こ、これは!? 両手におもち……じゃなくて、両手に華!? 京太郎「ほぁぁぁ……」 玄「おねーちゃんには負けないもん」 宥「私だって、玄ちゃんには負けないから!」 バチバチバチ ムギュゥゥゥン ムニュゥゥウン 京太郎「」 須賀ホーン「何の為に戦うのかって、もう迷いなど無いのさ」ビィィィン 407 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/17(金) 00 20 14.23 ID jnGVy/Tho [2/8] 401 確かに、いや待て透華お嬢様と華菜ちゃんを入れれば両手両足に華が!? こうして、専属スタイリストをも獲得した京太郎 その存在は果たして吉となるか凶となるか 現時点で吉にしかなってない気もするが……果たして!? 女性陣「きゅぅぅぅ」アヘアヘ 京太郎「みんなダウンしちまった……」 霞「あら、私は平気よ」 京太郎「霞さん!」 霞「ふふ、この間の収録よかったらしいわね」 京太郎「はい! 霞さん達のお陰です」ニカッ キラキラキラッ 霞「んっ……//」プシッ! 京太郎「霞さん?」キョトン 霞「ん~~~、はぁっ、はぁっ……アナタ、普段からサングラスでもしておくべきね」カァァァ 京太郎「??」 霞「そ、それよりも初声優の感想はどう?」 京太郎「そうですねぇ……思った以上に難しかったです」 霞「そうね、実際に動くのとはまた勝手が違うし」 京太郎「はい」 霞「でもこれはいい経験になるわ。それも、すぐに役立つわよ」 京太郎「え?」 霞「ライダー、やるんでしょう? あれもアテレコがあるじゃない」クスクス 京太郎「あっ! そうか!!」 そう、変身する前の演技はともかく、変身時…… つまり、スーツアクターさんの演技に声を当てる必要があるんだ 京太郎「うわぁ、難しそうだなぁ」ポリポリ 霞「ええ。それに特撮の場合は生身でのアクションも多少はやらないとダメでしょうね」 京太郎「あ、アクション!」 そうか、ソルサキでは指揮が大変だったけど……今回はバトル要素もあるんだよな 410 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/17(金) 00 34 06.68 ID jnGVy/Tho [3/8] 京太郎「うがぁぁあ! なんだか不安になってきたぁぁ!」 霞「あらあら」 京太郎「霞さん、俺できますかね!?」 霞「そう言われても、どうかしら?」 京太郎「うぅっ」ズゥーン 霞「……(正直、ここで仕事をしくじってもらった方が都合がいいのだけれど)」ウーン 京太郎「……」ションボリ 霞「(まだよ。まだ私と契るには早いわ、宿すなら全盛期の彼の子でないと……)」チュルリ 京太郎「?」 霞「なんでもないわ。それより、アクションに不安があるんでしょう?」 京太郎「は、はい!」 霞「なら、その道のプロに意見を聞くのはどうかしら?」 京太郎「その道のプロ?」 それは一体――!? 霞「どうせすぐにお世話になるんだし、今から会いに行ってみましょう」 京太郎「???」 霞「さぁ、付いて来て」 ガチャッ 京太郎「あ、待ってくださいよ!」トテトテ 霞さんの言うプロって誰なんだ……!? 【●映 スタジオ】 京太郎「こ、ここって前に来た……」 霞「そう。ファイズの撮影を行ってるスタジオね」 京太郎「も、もももしかしてその道のプロって……!?」 キュウケイデース ??「ふぅ……」スタスタ 京太郎「あ、あぁっ……」 霞「あれが、もうすぐもうひとりのアナタになる予定の――」 タカイワ「この時期でも暑いなぁ」スポッ 霞「スーツアクター、タカイワセイジよ」 京太郎「う、うぉぉぉぉ!! かっけぇぇぇぇ!!!」 タカイワ「ん?」 京太郎「あ、あの! 初めまして! 俺は――!」 タカイワ「ああ、知ってるよ。須賀君だろう?」ハハッ 京太郎「あ、ありがとうございます!」ペコリ タカイワ「最年少ライダーか。君の動きを真似るのは骨が折れそうだよ」クスクス 京太郎「い、いえ! そんな!」アセアセ 413 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/17(金) 00 51 56.62 ID jnGVy/Tho [4/8] タカイワ「それで何か用なのかな? 剣の撮影はまだ先だったと思うけど」 京太郎「あ、えと。実はですね……」 ~~説明中~~ 京太郎「ということで。俺もアクションをこなしてみたいんです!」 タカイワ「なるほど。若いアイドルなのに偉いね」 京太郎「え?」 タカイワ「今までそんなことを聞いてきたのは君以外にはいなかったよ」クスクス 京太郎「そ、そうなんですか?」カァァァ これは意外と好感触っぽいぞ! これなら色んなことを教えて貰えるかも!? タカイワ「でもね、そう言われてもこればっかりは簡単には答えられないな」 京太郎「えっ……?」 タカイワ「見たところ結構鍛えているようだけど……これを見てくれ」スッ ムキィィィン 京太郎「す、すげぇ!?」 なんて筋肉!? 1mgたりとて無駄の内容に絞り込まれた筋肉はまさに……一流の美術品のようだ! タカイワ「わかるかい? これはトレーニングによって生まれたものじゃない」 京太郎「まさか、アクションを繰り返して――」 タカイワ「そう。そのお陰で今は……」シュッ シュシュシュシュシュシュシュシュシュッ タカイワ×5「「「「「こんなことも出来るようになった」」」」」 京太郎「す、すげぇ!? タカイワさんが五人に見える!?」 シュルルル タカイワ「訓練すれば数年でこれくらいは簡単だ。二人くらいまでならアクターは誰でも出来る」 もっとも三人以上の分身は才能が無ければできない そう、タカイワさんは続ける 京太郎「……」 タカイワ「分かるだろう? 君が今からアクションをかじっても大した変化は無い」 京太郎「でも……」 タカイワ「諦めて、もっと他のことで番組を盛り上げ――」 京太郎「でも! 俺はやれることをやりたいんです!!」カッ!! タカイワ「!?」 シュシュシュシュッ 京太郎「うぉぉぉ!!」キュッキュッ ブゥゥウン タカイワ「こ、これは!?」 京太郎×3「「「ぐぬぬぬっ!!」」」ブゥゥウン 424 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/17(金) 01 10 07.05 ID jnGVy/Tho [5/8] ズルッ ドシャッ 京太郎「あべっ!?」ゴチィーン タタッ 霞「ちょっと、大丈夫?」 京太郎「いたた……」 タカイワ「信じられない……ちょっといいか?」スッ ヌガシヌガシ 京太郎「た、タカイワさん!?」 タカイワ「(なんて筋肉だ……しかも、瞬発力の白筋と持久力の赤筋の両方をもつピンク筋の割合が多すぎる)」 京太郎「恥ずかしいですって」モジモジ タカイワ「(多いどころかほぼ全身だぞ? 一体どうすればこんな体になる……!?)」ゾワッ 霞「あら、いい体ね」ナデナデ 京太郎「あふんっ」ゾクゾク タカイワ「……須賀君、だったね」 京太郎「ひゃ、ひゃひっ!?」 タカイワ「……君には才能がある」 京太郎「え?」 タカイワ「勿論、特訓も無しにいきなりスーツアクターは無理だし、君が数年修行しても俺にはまだ及ばないだろう」 京太郎「そ、それはそうですよ!」 タカイワ「(ふふ、10年経てば今の俺、いや……どのアクターをも凌ぐ逸材になるだろうが……惜しい)」ゴクッ 霞「……」 タカイワ「そこで、君は今回なるべく自分で生身のスタントをやるべきだ」 京太郎「生身のスタント?」 タカイワ「知ってる人も多いが、引いたアングルでの落下シーンや戦闘なんかは俳優じゃなく俺達が代役でやっている」 京太郎「あ、知ってます。怪物に殴られたり、水に落ちるシーンですよね」 タカイワ「そうだ。しかし、君ならそれらに耐えられる肉体がある」 京太郎「!!」 霞「でも、安全面が……」 タカイワ「確かに危険もある。だが、これをやり遂げれば君は歴史に名を残すことになるぞ」 京太郎「!!」 タカイワ「……決めるのは君だ」 京太郎「……」 タカイワ「ただでさえ、今回は異色の作品だ。最年少のアイドルライダーに、女性ライダーが三人」 霞「叩かれるのは確実ね」 タカイワ「だが、君がただのアイドルでないことを証明し、昭和のアクション性を取り戻せれば――」 評価は、180度変わるかもしれない 京太郎「お、俺は……」 427 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/17(金) 01 21 47.33 ID jnGVy/Tho [6/8] 426 無ければ取ればいいんじゃないかな?(すっとぼけ) 【帰り道】 テクテク スタスタ 霞「……よかったの?」 京太郎「何がですか?」 霞「ほら、返事を保留にしたでしょ?」 京太郎「ああ、それですか」 霞「怖くなっちゃった?」 京太郎「いえ、そういうわけじゃないんですけど」テクテク 霞「じゃあ、どうして?」 京太郎「……竜華さんに相談せずに決めたくなかったので」アハハ 霞「ふーん」 京太郎「……」 本当はやりたい でも、怪我をする可能性がある以上俺一人で決めることは憚られる もう、竜華さんに相談せずに突っ走るのはやめたいから 京太郎「だから、ちゃんと許可を貰ってみせますよ」ニィッ 霞「ふふ、貰えるといいわね」 テクテク 京太郎「……」 自分でも信じられないくらい、順調にアイドル活動は続いている 最初は雑誌の仕事、それからパンフレット ドラマに出て、いいともに出て、アニメのアフレコもやった 京太郎「順調、なんだよな」 霞「?」 清澄のみんなとも仲直り出来たし、事務所のメンバーもたくさん増えた 何も不安になることは無い このまま俺はトップアイドルを目指すだけでいいんだ 京太郎「さぁ、早く戻りましょう」 霞「ええ」 だけど、この時の俺は知らなかったんだ 人気者になるということ、トップアイドルになるということが―― 壁)??「……」ニヤァァ つナイフ あんなにも辛く、大変だということを つ づ く 536 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/20(月) 21 34 44.63 ID UqfxTpV/o [7/17] 【アクセル1】 スタッフ陣「きゅぅ」バターンコ 京太郎と霞が東●スタジオに出向いているその間 スタッフ陣が京太郎の容姿Sにあてられ、ダウンしていた頃のことである 竜華「ダメや、力入らへん……」ヘナヘナ 宥「うぅ~」 透華「あなただけいればそれで満足ですわ……」ムニャムニャ グデーン どいつもこいつも惚けきった顔でよだれを垂らしている みっともない光景ではあるが、相手が相手だけに致し方ないようにも思えた そんな死屍累々の中で、一人だけ早期的に意識を覚醒させた人間がいた 煌「さて、そろそろ起きましょうか」スクッ そう、花田煌である この中でも1、2を争うほどに京太郎に対する耐性を持っている人物 煌「ふふっ、またまた隠しファイルが増えるかな?」ニヤリ 同様に、どっぷりと中毒になっている人物でもあるのだが―― 煌「さて、皆さんを起こし――」 ハナテココリニキザンタユメヲ♪ ミライサエオキザリニシテー♪ 煌「あら、電話?」キョトン 突如なりだした煌の携帯 慌ててディスプレイを覗いてみると―― 携帯「白水哩」ブーブーッ 煌「部長?」 着信の主はかつで自分の通っていた学校の先輩 それも、麻雀部でお世話になったあの白水哩だ 煌「はい、もしもし」ピッ 待たせてはいけないと、すかさず通話ボタンを入れる しかし、いくら待っても相手からの返事は無い 煌「部長? どうかしましたか?」 煌も不審に思い、もう一度問いかける すると、携帯の向こうからすすり泣くような声が聞こえることに気がつく 煌「部長!? 泣いてるんですか!?」 哩『っ……花田……久しぶりなのに、ヒック、申し訳なかとよ……』 煌「い、いえ。それよりも急にどうしたんですか?」 ようやく哩の声が聞けて安心したのも束の間 すぐに煌の頭の中は不安という絵の具で彩られて行く 煌「(あの部長がこんなに取り乱しているなんて……)」 自分の知る白水哩という人物から想像できないほどか細く、弱りきった声 これが――何を意味しているのか煌には全く想像もできなかった
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5707.html
2 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/20(日) 01 12 06.66 ID f6CpEPhto [2/7] 【須賀京太郎】 <アイドルランク>(ファン人数) Dランクアイドル(10000~10000) <容姿> B(56) <雀力> E(29) <歌唱力> E(23) <演技力> C(42) <特技> タコス作り <担当> 清水谷竜華(プロデューサー) 花田煌(マネージャー) 弘世菫(麻雀コーチ) 瑞原はやり(トレーナー) 竹井久(事務員見習い) 龍門渕透華(スポンサー) <アイドル経歴> 雑誌特集 パンフレット サイン会 ドラマ主演 |. G | F | E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS―――┼―――――――――――――――――――――――――容姿 |lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll雀力 |lllllllllllllllllllllllllllll歌唱力|lllllllllllllllllllllll演技力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll <須賀京太郎のファン> 宮永照 宮永咲 蒲原智美 愛宕洋榎 愛宕絹恵 江口セーラ 鹿倉胡桃 染谷まこ 片岡優希 原村和 国広一 福路美穂子 深堀純代 藤田靖子 滝見春 SSS 100 SS 80~99 A 60~79 B 50~59 C 40~49 D 30~39 E 20~29 F 10~19 G 0~9 . . -――‐- . .. ´ ` .、 / \ / \ / i | . / | | | | . ′ | | | | | | . l | | . l从 ト、 . | | . | l | | . | \ 、_ _|__\ 」 | . | | ステータスはまだ伸びるんじゃね? しらんけど l | .|_ _; イ  ̄ ̄__ _,)ハ . | . | | | i l i∧ l___ 斗斧i^狄 | . | | | | | ∧ 「苅 V以 } ノ . . .| i . . | | | | iハ |i以 ,,, j/ .| | . . | | | | |. l | ,, ' / | | 从 l八 八 八人 v ´} / 八| \__ \|\ \≧ .. .._ ー/ .イ | . Χ⌒ |\ \ -- / _ -‐<※| | \ \__ _ |/⌒>\/斤/...(※)......リ ト、 i\ 「 ̄` /※)..|| /※|...(※/ |../※).....+...// 八..\ . . .| )' /※)...... ||三三三三三三三|...+.../... { /......(※∨ | /※)..... (※||/..+......|※)l.| ∨※./...(※| /....+./.... Ν /※)..(※)..+ /リ.....(※ノ......从{\{...../...(※)....| /...../... (※|. /※)..+.... (※//......... /......./.. ※)...../....... +(※|'... /.... (※)...| /+....(※).. +...〈/..(※)/...+./※)....+../※)..... +........./..※)... +.. | 40 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/22(火) 23 06 26.65 ID 5GeIvELqo [2/5] 【前回までのあらすじ】 咏の計らいで、笑っていい○もに出演することになった京太郎 しかし、その裏で京太郎達アクセル1の活躍を妨害しようとする黒い陰謀が渦巻いていた 卑劣な罠に嵌められ、全国放送で辱めを受けそうになるのどっち それを救ったのは京太郎と、アクセル1の仲間達だった そして、強引にのどかの企画に割り込むことができた京太郎は…… なかい「えー、それでは新しく須賀君が加わったので仕切り直しますね」 \キャー!/ \スガキューン!!/ 和「す、須賀君……」ブルブル 京太郎「和、こっそり机の下に手を出してみろ」ボソボソ 和「えっ? こうですか?」スッ ギュゥゥッ 和「うぇっ?」ドキッ 京太郎「大丈夫、俺が付いてるから」ニコッ 和「……//」コクン 果たして、のどっちを守りきることができるのか? 44 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/22(火) 23 11 51.67 ID 5GeIvELqo [3/5] これからも中の人ネタは多用するけど、こればっかりはのどっち 中のファンがいい気持ちしないだろうからキンクリでいい? それともダイジェスト編集版でいいですかねぇ? 安価↓1~3で一番コンマが大きい人orゾロ目 1 ガッツリのどっちとイチャつけコラ!! 2 ダイジェスト編集でいいじょ 3 京太郎がのどっちを救ったという結果だけが残るっ!! 58 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/22(火) 23 45 58.53 ID 5GeIvELqo [4/5] なかい「では~~~」 \スゴーイ/ \キャーッ!/ まちゃみ「えーっ!!」 ワイワイガヤガヤ 京太郎「……」 和「……」モジモジ 京太郎「(見事なまでにこっちに絡みを飛ばさないな)」ウーン 分かっていたことだけど、どうやらこのまま流すつもりらしい 京太郎「(けど、それじゃ面白くないよな)」ギンッ いくらゲストが大物ばかりだからって、背景に徹してるようじゃダメだ なかい「実は歌手になりたかった?」 和「……いいえ」 大御所達「わいわい」 レギュラー「おー!」 ダメだ。完全に和は 京太郎「和、目立ちに行くぞ」ボソボソ 和「え?」 京太郎「俺に任せとけ」ニッ 和「あっ」 なかい「他キャラと声を混同してNGを出したことがある?」 大御所達「わいわい」 レギュラー「ほえー!」 京太郎「いやぁ、実はそうなんですよ!」 一同「!?」 京太郎「和ったら、まだ一役しかやってないのに声がコロコロ変わって」 和「す、須賀君っ……//」カァッ 京太郎「でも、あれ? それって混同してるわけじゃないですよね」ポンッ ぐっさん「いや、こっちに突っ込まれても!」オイオイ 和「」ボシュゥゥウゥ \アハハハハッ/ \スガクンカワイー/ まちゃみ「須賀君結婚しよ!」 なかい「……」イライラ ワイワイガヤガヤ 京太郎「(まず俺が捨て身で存在感を出す)」 和「……」マッカッカッカ 京太郎「(後は和、お前が決めろ!)」ギュッ 和「っ!!」ドキッ 京太郎「大丈夫だから……」ボソッ 和「……」ドキドキドキドキ 63 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/22(火) 23 59 07.94 ID 5GeIvELqo [5/5] なかい「はい、須賀君。少し落ち着いてねー」 京太郎「すいません! 舞い上がっちゃって」 \ダイジョーブダヨー/ \チョーカッコイイヨー/ 京太郎「……」 和「……」ドキドキドキ ワイワイガヤガヤ なかい「その素敵な声で異性を口説いたことがある?」 大御所「わいわい」 芸能人「おー!」 なかい「(大御所の後に振れば、滑るだろ)」チラッ 和「……」ガチガチ なかい「ではこしみ……原村さんはどうですか?」 和「は、はい!」 京太郎「(頑張れ和……!)」 和「わ、私はその……自分ではまだ、自分の声が素敵かどうかは分かりません」ウツムキ \ソンナコトナイヨー/ \カワイイー/ 和「そんな私でも、その……頑張って、勇気を出す日が、ありまして」チラッチラッチラッ 京太郎「(大丈夫、俺が付いてる)」 和「頑張って色々と、アタックをかけては見るんですが……」チラチラチラッ 京太郎「(……? なんで俺の方を見てるんだ?)」キョトン 和「ですが、その人はとても鈍感で、私は全然振り向いてもらえなくて……」チラチラチラッ 京太郎「?」 和「でもいつかきっと……振り向かせたいなって、思ってます」マッカッカッカ 京太郎「……?」ジィーッ 和「あぅっ」モジモジ 京太郎「え? そんな人がいたのか?」ガビーン 一同「(お前だよっ!!)」デデーン この瞬間、スタジオの全員の心が一つになったという 71 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/23(水) 00 10 41.69 ID GHq8OauHo [1/7] 京太郎「えっ? 嘘!? マジ!? え? あれ……?」オロオロ 和「……」ブシュゥゥゥ 京太郎「咲か!? 咲なのか? あっ、部長って線も……」ブツブツブツ 和「あっ、ちがっ」オドオド この瞬間、スタジオの人間だけでなく……お茶の間の前の視聴者も気がついた 和「私はその……」チラチラッ 京太郎「?」 この少女は恐らく、隣にいる男の事が好きなのだろう、と 和「うぅっ……」カァァァ ある者は憤慨した のどっちファンA「許せないお! 許せないお!!」 のどっちファンB「酷いお!! ありあないお!!」 未だ声優としてデビューしたばかりの和だが、既にファンの数は多かった 声も演技も評価が高い上に、なによりこのルックスだ 彼女に対して深い情欲を注ぐようになったファンはとてもとても多い つまり、今回和がやったことは……彼らに対する裏切り(一方的なものだが) テレビを見ていたのどっちファンの約、九割が悲鳴を上げようとした…… その時だった _ -───- _ . 、 / \ __ ___j/ __ Y´ ノ ヽ | / . ! . . . . . . { ヾ.イ 〈 ! / / /. / / . | | ; | . . ヽ };} | l / / / . / / /| | | ト、 | | }´ |ト__ / { / /. ; . / / { | | !、 | | j、 | l ィ´ヾ ヽ、 l_ l イ | | ト{、 ハ| | | ヽ | }厶イ、 |丁/ } 〉、 / | ハ | | l | `ト、}lヽ '、 ト、斗匕/ l | ||| l r‐く|ヽ/{´ ヽl |_l | | |rテ干示ト'\lヽl´ rf苡圷¨} |/-|  ̄ | l | むぅ……鈍感っ! レ \ト、 \ヽ 弋 ツ . . ゞ夕 ノ/ ´| | | | イl| |\}l`. xwx . , . xwx . _ノ; | | | / j|! ハ // | | l | / .イ j|l介 、 /´ ! ! l | / /| ||l|{ 、 ´ ` イ_ | l l 八 / / l| |l||| __」 ̄ {、 ヽ、 | | ! ∧ / // l| ||厶斗‐ ´ r‐! / ` | ト、 ハ l / /| | /-、 ァ´ 八 . } 、\ ヘ | 〃 ∧! ト、 l ̄ ̄ 7 / . j ヽ } ヘ l// }/'| 八 \ | / ,.-‐ ´ // . / /´∨ ヘ // ∨ / ハ . .\ \ l /-‐ ´ _,.. .  ̄// . ∨〃 }ヾ ヘ {イ / / / l ヽ . . }>- !./-‐< . . . . . . . . イ/ ∨イ Vヽ 、 }{ |ハ }ァ'./ { `ー-ゝ、レ_∠≠=- ´ / . / l| ト l | l ハ| | ∨} j |l| {_j} / / イ Y ヾjl; | |Ⅳ}/ }| / / イ 八l / / Y // l |/ Y | l / リ| l〃/l| \ { 八 } / |ハ| } ;/ | | /| のどっちファン達「」ドキュゥゥゥゥゥン!! それは、一瞬の出来事 81 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/23(水) 00 21 39.61 ID GHq8OauHo [2/7] ファンH「え? 天使?」ゴシゴシ ファンI「え? 女神?」ゴシゴシ ファンR「え? 聖女?」ゴシゴシ ファンA「え? 賢狼?」ゴシゴシ ファンN「え? 第四位?」ゴシゴシ ファンO「うっ」ドピュッ 一瞬にして、彼達の心は深く奪われた 京太郎「鈍感?」 和「ふんっ、知りません」プイッ 京太郎「???」 彼らは知らなかった 三次元にこんな【リアル】が存在することを 京太郎「あ、えーっとですね」 和「……」ツンッ 同じ芸能事務所内での恋 しかも、相手は絵に書いたような鈍感 想いは伝わらず、じれったそうにすねる愛らしい少女 これではまるで……自分たちのこよなく愛する ファン達「のどっちのツンキタ━(゚∀゚)━!!!」ガタッ 二次元のようではないか 85 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/23(水) 00 30 33.23 ID GHq8OauHo [3/7] ほんの一瞬の間に地獄から天国へ のどっちファンはこの瞬間死に……蘇った 彼らの気持ちは一つだった 和「……でも、そんなあなたが」ゴニョゴニョ 京太郎「おい、ハキハキ喋れって」ボソボソ ファン達「(コイツとのどっちの間を応援したい!!)」デーン 今まで数多くのアイドル声優に恋焦がれ裏切られてきた彼らが…… 生まれて初めて、他人の恋愛を応援しようと誓ったのだ なかい「……」 そして、その波紋は…… 観客「……」 スタジオの全員にも広がっていた なかい「(なんなんだよこれ……)」イライラ 目の前で繰り広げられるラブコメ 今までは天下のいい○もだったというのに…… まるで台無しだ まちゃみ「(だけど……)」 自分たちの番組を台無しにされたというのに、なぜだろう? 目の前のこの愛らしい少女を―― 一同「(応援してあげたい!)」デーン アウェイはついに、ホームへと変わる 93 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/23(水) 00 43 03.31 ID GHq8OauHo [4/7] なかい「須賀君はいい声してるけど、誰か口説いたりしないの?」 \キャー/ \キキターイ/ 意外、それはなかいからの援護射撃 なかい「(とっととくっつきゃいいんだよ)」フンッ ここにもまた、ツンデレが一人 京太郎「え? いや、うーん……あいにくと今までモテたことなくて」 一同「ファッ!?」 京太郎「あれ? 俺って声もいいんですか!?」キラキラ 一同「(こ、こいつは……)」 鈍感とか、そういう問題じゃない 京太郎「よーし! これからは声も売りにしていくぞ!」イェーイ ただ純粋に…… 一同「(子供だ!)」デーン 京太郎「いつか共演できたらいいな、和!」 和「もうっ……//」 のどっち親衛隊「あぁ~癒されるぅ~^^」ホワー 須賀京太郎、天然タラシぶりを露呈 こちらはこちらで、深刻な事態なのだが……京太郎は未だ気づいていない 大御所達「若いっていいねぇ」ホッコリ 100 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/23(水) 00 55 07.38 ID GHq8OauHo [5/7] ~そんなこんなで~ なかい「それではありがとうございましたー」 大御所達「はーい」 \CMハイリマース/ ワイワイ ガヤガヤ 京太郎「よし、結構目立ったな!」グッ 和「……」コクコクッ スタッフ「須賀さーん、次のコーナーの準備をお願いしまーす!」 京太郎「おっと、行かなくちゃ」 和「あっ、須賀君!」 京太郎「ん?」 和「あの、ありがとうございました」ペコリ 京太郎「え? 何が?」 和「その……助けてくれた上に励ましてくれて」モジモジ 京太郎「はぁ? 何言ってんだ?」 和「え?」 京太郎「俺達は仲間だろ」 和「!!」 京太郎「助け合うのは当たりまえだ。これからもずっとな」ニィッ 和「っ~~!!」ボムッ 京太郎「じゃあ、また後でな!」タタタッ 和「はいぃ……」フラフラ こうして、のどっちのテレビデビューは幕を下ろした そして…… タモ「うーん、あれ? さっきまでの記憶が無いなぁ」テクテク なかい「(タモさんがちっちゃくなってる!?)」ガビーン タモ「次はテレフォンショッ○ングだっけ?」 次は、京太郎自身の戦いとなる 110 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/23(水) 01 07 48.51 ID GHq8OauHo [6/7] タモ「それでは今回が初となる、須賀京太郎君でーす」 \キャー!/ \スガクゥーン!/ 京太郎「どーも初めまして!」ペコリ \ワー!/ \スガキュゥゥゥーン/ 京太郎「いずれトップアイドルになる男、須賀京太郎です!」デーン 果たして、京太郎の運命はいかに!? そして……! ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ 【絶対に】須賀京太郎を応援する雀士達part100【許さない】 京太郎ファンの反応とは!? さらに…… 淡「……」ブツブツブツブツブツブツ 竜華「……」フラフラッ なんか危なそうな二人の動向はいかに!? 次回に続く 172 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/25(金) 22 52 55.69 ID V/FvoJSbo [2/5] 【ア○タ いい○もスタジオ】 ~~~♪ タモ「こんにちわ」 \コンニチワ!/ タモ「台風が近づいてますね」 \ソーデスネ!/ タモ「でも逸れちゃったからよかったよ、ホント」 \ソーデスネ!/ タモ「ところで、好きなホラー映画は?」 \SAWデスネ!/ タモ「個人的には1しか認めないです」 \エーッ!?/ タモ「それでは今回が初となる、須賀京太郎君でーす」 京太郎「……」スタスタ \キャー!/ \スガクゥーン!/ 京太郎「どーも初めまして!」ペコリ \ワー!/ \スガキュゥゥゥーン/ 京太郎「いずれトップアイドルになる男、須賀京太郎です!」デーン \ハァァァン/ \ヌレルッ!!/ \ッェーイ!/ 173 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/25(金) 23 18 30.79 ID V/FvoJSbo [3/5] タモ「いやぁ、さっきぶり? だね」 京太郎「は、はいっ!」 タモ「緊張してるねー、髪切った?」 京太郎「実はちょっとだけ」 タモ「いいねぇ、似合ってるよ」 \カッコイー!/ \ニアッテルー/ 京太郎「ど、どうも」ペコリ タモ「咏ちゃんからの紹介だっけ? ドラマの共演?」 京太郎「はいっ!」スッ タモ「お、ポスター。あ、貼っておいて」 ひのちゃま「はーい」 てらしー「なんで俺が……」ペタペタ タモ「この真ん中が須賀君だよね、カッコいい」 京太郎「いやいや、そんな」テヘヘ \スガクーン/ \キャー/ タモ「ドラマ初主演でしょ? 緊張しなかった?」 京太郎「滅茶苦茶緊張しました」 タモ「初ドラマで初主演なんて、運がいいんだか悪いんだか分からないね」 京太郎「あははっ」 タモ「じゃあちょっと花を見てみよっか」 京太郎「はいっ」 タモ「えーっと……凄いね。色んな人から来てるよ」 京太郎「!」 タモ「まず、共演者の咏ちゃんとルル君と……あれ、この隅のちっちゃいのは?」 京太郎「あー、恐らく羅刹さんだと思います」 \アマトー!/ \ドウテーイ/ \ドドドドウテイチャウワ!/ タモ「鬼ヶ島君? 彼らしいねー」クスクス 京太郎「すっごく優しいです」 タモ「本当?」 京太郎「不器用ですけどね」ウンウン \アマ×スガキタァァァ!!/ \ピヨォォォォオ!/ タモ「ほかには……お、こんな人からも来てるね」 京太郎「あっ!」 選択安価↓ 3 1 すこやん 2 はやりん 3 ビッグスターバブル 4 自由安価(好きな人の名前) あまりにそぐわない場合を除いて、誰でも可 180 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/25(金) 23 33 05.25 ID V/FvoJSbo [4/5] タモ「凄い大きいねぇ。牌のおねえさんから」 \エー!?/ 京太郎「瑞原プロ!!」 タモ「凄いね、どんな関係なの?」 京太郎「色々とレッスン見て貰ってるんです」 \スゴーイ!/ タモ「あの瑞原プロに?」 京太郎「凄く教え上手でビックリしました」 タモ「それじゃあ、今回の役を勝ち取れたのも瑞原プロのお陰かな?」 京太郎「……」 選択安価↓3 1 京太郎「はいっ! そうです!」ニコッ 2 京太郎「いえ、実は事務所の先輩達が……」ポリポリ 3 京太郎「自分の力です」ドヤァァッ 4 京太郎「支えてくれた仲間のお陰です」パァァ 187 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/25(金) 23 58 54.08 ID V/FvoJSbo [5/5] 京太郎「勿論、それもあるんですけど」 タモ「へー、他にも?」 \キキターイ/ 京太郎「俺がデビューして、ここまでこれたのは本当に運がよかったってのもあるんですけど」 タモ「……」 京太郎「やっぱり、支えてくれた仲間のお陰です」パァァァ \キューン/ \マ、タショウハネ?/ タモ「仲間?」 京太郎「去年、麻雀の全国大会で優勝した清澄高校ってあるじゃないですか」 タモ「うんうん、さっきの原村さん達が優勝したんだよね」 京太郎「実は俺も清澄高校の麻雀部だったんですよ、ついこの間まで」 タモ「本当に?」 \スゴーイ!/ タモ「じゃあ、麻雀も強いの?」 京太郎「いや、全然弱いです。県予選初戦敗退」ブンブン \エー!?/ 京太郎「強いみんなと違って、俺だけが弱くて迷惑ばっかりかけてたんですけど……」 タモ「……」 京太郎「でも、そんな俺をずっと支えてくれて、見守ってくれて」ウルウル \ナカナイデー/ 京太郎「泣いてないっす、ないっす」ゴシゴシ \カワイイー/ タモ「いい仲間を持ったんだね」 京太郎「今でも最高の友人です!」 ユウジンデス ユウジンデス ユウジンデス…… 【舞台袖】 / , ヽ/ \ / | / / } 「.| ト、/ ‐-- / | >!ノ_ / ', ,' \ ! _//| \ 〉 ', . 7 ̄ ィ .} \/. ! ,' ∠ィ、 | | }/ // リ . | / \_| |/^リ/// / . | / | | ////, .', ,,,_ 〃 | ! ̄ /ト、 ̄´ ', . / / | ! ; \ ヽ / ./ .| | / || \ / / | i| | / || \/\ / / /! i|゙ |′ || .リ / / //! . i|. | || /__./ / //=! . .|. | 和「」ガタガタガタガタガタガタ なかい「まぁ、頑張れよ」ポン 194 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 00 31 21.51 ID IavbqR2Ho [1/13] タモ「そう言えばドラマは音楽関係だったよね」 京太郎「はい、そうです」 タモ「吹奏楽? どういう楽器担当してるの?」 京太郎「指揮者です。しかも素人なんですよ」 タモ「へー? 実際に指揮棒を振ってるの?」 京太郎「振ってるんです」 \スゴーイ/ 京太郎「とは言っても、監督の意向でレッスンはそんなに受けてないんです」 \エーッ?/ タモ「そんなので大丈夫なの?」 京太郎「ドラマのキャラクターと一緒に成長するってスタンスなんですけど、楽しいですよ」ニコニコ タモ「へぇ」 京太郎「だから当面の目標はトップアイドルと、立派な指揮者ですね」 \ナレルヨー!/ \キットナレルナレル!/ 京太郎「ありがとうございます」ペコリ タモ「須賀君がどんな風に成長するか、ドラマと一緒に見てみたいね」 京太郎「是非見てくださいよー!」 \キャー!/ \ミマスゥー!/ だいちゅう「タモさーん、少し押してまーす」ボソボソ タモ「それじゃあ、そろそろ100分の1アンケートに行きましょう」 京太郎「よし! ストラップ! ストラップ!!」 タモ「おっ、いい意気込みだねー」 京太郎「むちゃくちゃ欲しいんです!」キラキラ タモ「嬉しいねぇ、昨日の咏ちゃんにも言ってあげてよ」 京太郎「あの人はセンス無いんですよ。あ、扇子は持ってますけどねぃ」ドヤァァ \……/ \オ、オウ/ 京太郎「え?」 タモ「え?」 195 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 00 34 16.01 ID IavbqR2Ho [2/13] 【某所】 ,.ヘ /. \ /. /.\ /... / ,、\ /... /. ,、\ / /. ,、\ / / /__./_/`| / / ゝ\ * //. / ゝ \ / / / + ゝ \ / /.. /. / /..゙\ /, ' / /.../ヽ /\ // / /. ゝ\ / / / + / ゝ \ / / + */ / + ゝ \ / / / / ヾ \ / |. / / | | | | / ´ ̄ ̄ / . 、 || | | /. / /. \ | | | | + / / ヽ ハ | | | / /| | 、 ! ( } || | ′ 斗匕 ! ` ー-| i ∨ | | | i /===ヘ. |r==弋 乂爪 i * ∨ | | | + l Ⅳ/ Ⅵ/ `ーl | ` | / | | | | }込////ノ込////少リ 川. || | | * | { 三 ̄ =ニ三 / ./ リ + | | | | 〉 廴_ -=====- / /イ{_. ハ | | | + ∧ i 「 / ./ | ( } || | /. / \ ヽ ミ==彡 / / 八 /... | | | / ∧ ヽ Y イ / / へ * / ∨ | | | / /ヽ \__ Ⅵ | ./ -=≦く / 〉 /..... / | | | /. / \ /⌒ヽ/⌒ヽV _/ \{ / /.. | | | | /. | / 〃 ∨ /\ \{. / く | | | | /. L { {{ 〉●}_ >=- } / + | | | | / 丁¨¨¨\ 辷才 イ / |....../ ハ | | | / + | / > ./ /\{ _ ∧ }../ ( } || |/ 八 ∧__ >=く _.ノ\/ / / * ∨ | | | * 〈 ∧ @ ) } 「@ / ̄ヽ / l l| ∨ | | | j/ / ` ̄ 入  ̄ ̄ 〉 / j l| / | | | 〃〈. ____ ____.. / { l| + | | | | ∧ / ̄ ̄/ ̄ ̄  ̄廴_____| く | | | /\ / /. ./\ . /{ 廴 / .′ \ 丶\ | | | / /. ./. ./. . . _}〈 | / `゙/_ ゚ } ’. r'´. . l/\ | /\〈 / !,ン'´ /\ . . . 〈 j . /゚ ̄ ̄ ∨ ハ .... ゚..... /\/ / /\ | ゝ|/ | / ヽ. j≧ヘ..′ ゚ ...... / 廴___{// | 〉 l./ 〉 )} 203 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 01 01 27.22 ID IavbqR2Ho [3/13] タモ「咏ちゃんに続いて獲得出来るかな?」」 京太郎「頑張ります!」 タモ「どんな質問を考えてきたの?」 京太郎「ドラマに関係することにしようかなーって思ってます」 タモ「おっ、熱心だねー」 京太郎「なんとしてでもストラップをゲットして帰ります」 タモ「それでは質問をどうぞ」 京太郎「えーっと、質問はですね」 さて、何にしようかな? 張り切って色々と考えてきたからなぁ…… まぁ、なるようになるだろ! 京太郎「よし! では行きます!」 選択安価 ↓5 1 ソルキャ一話を見なかった人 2 吹奏楽で指揮をしたことがある 3 ドラマを見て泣いてくれた人 4 自由安価 (あまりに度を越したもの以外は大抵拾います) 209 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 01 11 18.59 ID IavbqR2Ho [4/13] 京太郎「ソルサキの一話を、見なかった人!」 \エー!?/ 京太郎「どうですかね?」 タモ「うーん、結構いるんじゃない?」 京太郎「個人的には一人もいて欲しくないんですけど」ウーン タモ「制限つけてみたら?」 京太郎「そうですね。じゃあ、ほんのちょっとでもテレビに映した人はダメってことで: \イナイヨー/ \ムリダヨー!/ 京太郎「やるぞー!」 タモ「では早速試してみましょうか」 京太郎「……」 タモ「ほんのちょっとでもソルサキ一話を見なかった人……スイッチオン」 ~~~♪ 京太郎「……」ドキドキドキ テレテレテンッ! 京太郎「!!」 コンマ安価 ↓3 ゾロ目で01 or ゾロ目で達成 それ以外の数字=そのままの人数 217 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 01 26 55.67 ID IavbqR2Ho [5/13] テレテレテンッ! 掲示板「39」 \エーッ!?/ 京太郎「」ガビーン タモ「あらまぁ」 京太郎「い、意外に見てる人いないんですね」ヒクヒク タモ「裏番組が強かったそうじゃない?」 京太郎「倍返しだ……」ブツブツ タモ「視聴率15%でも十分すごいよ」 \スゴーイ/ \ゲンキダシテー!/ 京太郎「でも、見なかった人が85%いるってことですよね」 テモ「え?」 京太郎「それが、すっげぇ悔しいんですっ!!」 タモ「?」 京太郎「あんなにいいドラマなのに、見ないなんて絶対勿体無いですから」 タモ「言うねぇ」 京太郎「だから……これからもっともっと頑張ります!」 タモ「!」 京太郎「この悔しさは絶対に返しますからね!」 \ンアー!/ \ナノー!/ \ウッウー!/ タモ「こりゃ楽しみだぁ」フフフ 京太郎「あ、それともう一ついいですか?」 タモ「?」 京太郎「このアンケート、もう一回やっていいですか?」 タモ「え?」 京太郎「ストラップはいらないので、もう一度だけ! お願いします!」 \ヤラセテホシイゾー/ \アラアラー/ 221 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 01 31 34.66 ID IavbqR2Ho [6/13] タモ「しょうがないなぁ。ストラップ無しだよ」 京太郎「ありがとうございます!」ペコリ タモ「それで、何を聞きたいの?」 京太郎「それはですね」 このまま帰るにはちょっと勿体無いよな? それなら……! 京太郎「昨日のナンジャを見なかった人!」 タモ「!」 和「!!」ドキッ 京太郎「ダメ、ですか?」 タモ「いいんじゃないかな? でも仲間想いだねぇ」 京太郎「へへっ」 タモ「それでは、昨日のナンジャを見なかった人! スイッチオン」 テレテレテ-レー テレテレテーレー テレテレテーレーレー テレテレテンッ! コンマ安価 ↓3 ゾロ目で01 or ゾロ目で達成 それ以外の数字はそのままの人数 233 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 01 40 11.84 ID IavbqR2Ho [7/13] 掲示板「68」 \エー?/ 京太郎「」 タモ「あっ」 和「」 タモ「あ、まぁ、その……」 京太郎「」 タモ「未婚の若い女性が多いからね、しょうがないよ」 京太郎「いやいや! みましょう! すっごい面白いですから!」 \ミルヨー!/ \ゼッタイミルカラー!/ 京太郎「約束ですからね!」 \ハーイ!/ \ミルカラケッコンシテー!/ タモ「えーっと、それじゃあお友達紹介を」 \エー!?/ \スガクーン!/ 京太郎「あ、はい。そうですね」ションボリ タモ「じゃあ誰を紹介してくれるのかな?」 京太郎「あ、えっとですね」 選択安価↓3 1 ルル 2 あまとう 3 ちゃちゃのん 4 自由安価 (一般人以外なら誰でも ※ただし以下略) 241 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 01 53 41.60 ID IavbqR2Ho [8/13] 京太郎「同じドラマに共演してる人なんですけど……」 \キャー!!/ \ルル!? アマトウ!?/ 京太郎「佐々野いちごさんで」 \エ……?/ \ナゼオンナナンダ……?/ タモ「おー、こっちも新人だねー」 京太郎「現場ではすっごくお世話になってます」 タモ「高校生同士、話が合うんじゃない?」 京太郎「天使ですよ、天使。多分天界から降りてきたんだと思うんですけど(名推理)」 \エー!/ タモ「入れ込んでるねぇ」ハハハ 京太郎「あははっ、どうでしょう?」クスクス { ! ____ |ィ彡三ミヽ `ヽ ,.' ´ |彡'⌒ヾミヽ `ー {少′ / ,i l ト、 | ヾ、 Y ノ└ /// | l| | ハ| _ `ー―' イ ⌒ / | { | 从、| }|彡三ミミヽ { | l |ィ爪 {(リ八「ノ.|彡' ヾ、 _ノ.リ、_! l リィチfト '行| `ー ' l_,以 { ヒtリ ヒz| ,ィ彡三ニミヽ __ノ...「 l 「ト'" ' '|彡' ` ̄ } } ハ -=- | .___ノ ./ /,イ| |l>、 ,ィ| ,ィ彡' / /リ | ! !仏ィ_〕¨ . | 、/ミ三彡' /⌒/ / r廾 .|「{ |-、 __| | / ィ=- ' 〈 イ ∧V / . . |__´__(二つ/ ,ィ彡'. ..} } /`Y'| { . . . . .l /(二⊃―、 / /. /.j/ }`ー冫j\ . . | /. ト、二)彡' __,ノ ト ン′`ヾ >-r'< `ト-' \ なかい「映る映る!」グイグイ 京太郎「まぁ、冗談かどうかはドラマを見てもらえればわかりますよ」 タモ「おっ、うまいねぇ」 京太郎「タモさんもちゃんと見てくださいよ?」 タモ「分かった分かった」 247 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 02 14 35.27 ID IavbqR2Ho [9/13] 女子アナ「繋がりました」 京太郎「はいっ!」 いちご『もしもし』 京太郎「あ、お疲れ様です。須賀です」 いちご『あっ、須賀君』 京太郎「以前の収録はお世話になりました」 いちご『ううん。こっちこそありがとう』 京太郎「いやぁ」アハハ いちご『また今度もよろしくね』 京太郎「はい! それじゃあタモさんに代わります」スッ タモ「もしもし」 いちご『あ、はいっ!』ビクッ タモ「今、見ててくれた?」 いちご『勿論見てました』 京太郎「あっ」 タモ「天界から来たって本当?」フフフ いちご『うぇっ!?』 京太郎「」 ~そしてなんやかんやで~ タモ「それじゃあ明日、来てくれるかな?」 いちご『いいともー!』 タモ「はい、それじゃあ」 ブツッ タモ「須賀君、今日は楽しかったよ」 京太郎「いやいや、恥ずかしいところを」ポリポリ タモ「ドラマ、これから大変だろうけど頑張ってね」 京太郎「勿論です!」 タモ「では、トップアイドルになる男、須賀京太郎君でした」 京太郎「ありがとうございましたー!」 ~~♪ CMハイリマース! 251 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 02 24 08.11 ID IavbqR2Ho [10/13] 【舞台袖】 京太郎「ふぅーっ、疲れたぁー」グッタリ 煌「お疲れ様でした」つドリンク 京太郎「ありがとうございます」ゴクゴク 煌「トークばっちりでしたよ」フフフ 京太郎「そうですか? 全然記憶に無いです」 煌「家に帰ったら録画したものを見ましょう」 京太郎「緊張するなぁ」 タタタッ 和「須賀君っ!」 京太郎「あ、和。すまん!」ペコリ 和「え?」 京太郎「さっきはその、余計な事しちまった」ポリポリ 和「いえ、それはいいんですが。でも、なぜあんな事を?」 京太郎「……」 和「もしかして、売り込みのつもりで?」 京太郎「それもあるんだけど……えと」ポリポリ ヽ./ , ヽ ヽ冫 | / / /」 /} }゙`「丁ヽハ ! ! ! }-ィ |_,'_,,|-‐''/ / / .} /.| | | /. } | | . リ !.|. ト.、 ,. ──‐、 ト、 ィ゙ | |\/ //. / / ! !/!/ !从 /| .| !∧冫 //´ ̄ ̄ヽ', |人小|ヽ !.ィ爪沁ヽ. /./ /,.イ爪心ヽ.! イ/.//′ U } } l ヾ |/{ ⊂. ′ ´ ! ィ./ ト,ムノ ! , ,' ' γ⌒ⅵヽ弋二;;ノ ゝ-.″ | } | //', { ` 、 レ′ !. ◯ ◯ ◯ { !..',\ ノ ! U | `ー´\ ,. , / ! ! ! ! |. ` 、 ./| . ! ! ! ! ◯ | }` .. __ , イ | | | | | | } ィ‐┤. ├ .、| | | | | { 京太郎「もし成功してたらタモさんに頼んで、お前に……ストラップあげられるかなって」プイッ 和「っ!?」 煌「……」ニマニマ 京太郎「悪い、忘れてくれ」ブンブン 和「いえ……//」モジモジ なかい「爆発しろ」 256 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 02 35 55.84 ID IavbqR2Ho [11/13] 京太郎「そういえば……腹減ったなぁ」グーギュルルル 煌「あれ、ロケ弁食べてないんですか?」 京太郎「緊張して喉を通りませんでした」 煌「ふふっ、こんな事もあろうかと用意してます」 重箱「」デデドンッ! 京太郎「うぉぉぉ!!」 和「……」ゴクッ 煌「たくさんありますから、みんなで食べましょう」 京太郎「たくさんって、三人分ってレベルじゃ……」 煌「大丈夫ですよ、ね?」 透華「勿論ですわ!」デーン ひのちゃま「やっほー」 てらしー「けっ」 だいちゅう「うわー。美味しそうだねー」 京太郎「なんかいっぱいいるぅぅぅ!?」 菫「私もいるんだが」 コージー「あ、僕もいます」 京太郎「タモさんが増えた!?」 和「皆さん、いつからここに!?」 透華「(生ののどっち……)」ウーン ハギヨシ「さぁ、皆さん。こちらです」 京太郎「ハギヨシさんまで!」 ハギヨシ「お久しぶりですね京太郎君」フフ 京太郎「いえ、こちらこそ。会いたかったんですよ!」 ハギヨシ「んっふ、困ったものです」 歩「」ハナジダラダラダラダラ 煌「あの、この真顔で鼻血を垂れ流しているのは?」 透華「気にしないで欲しいですわ」 257 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 02 58 20.23 ID IavbqR2Ho [12/13] こうして、須賀京太郎のトーク番組デビューは幕を下ろした 初トーク番組がいい○もなのは、運がいいのか悪いのか いずれにせよ、須賀京太郎という存在が徐々に有名になっていることは間違い無いことだ 今回で須賀京太郎は、お茶の間の主婦、のどっち経由のヲタク達にも名を知られることとなる それが今後の彼の活動にどう影響するかは…… まだ、誰も知らない 京太郎「うまうま」モグモグ 煌「おかわりもありますよ」 京太郎「はいっ!」キラキラ そして、京太郎のファンは…… 智美「……」 淡「……」 京太郎を理解しようと試みる少女は―― 竜華「……」 何を思うのか いい○も デビュー編 カンッ!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3310.html
京太郎「さて、買い出しは大体こんなもんかな」 京太郎「にしても、色々見てたらすっかり遅くなっちまったぜ」 京太郎「部長、怒ってるだろうな……」 京太郎「まあ、丁度100円セールしてたドーナツ買っといたから、これで何とかなればいいんだがな……」 霞「……」キョロキョロ 京太郎「んっ? あのおもちは……確か二回戦で咲と打った……そうだ、石戸さんだ」ポン 京太郎「うーん、間近で見ると、やっぱ迫力あるよな……」 京太郎「それにしてもどうしたんだ? まさか迷子になってたりして」 京太郎「なんてな。咲じゃあるめえし、そんな訳ない――」 霞「ふえぇぇぇええええええん、迷子になっちゃったよおおお!!!」ビエーン 京太郎「嘘!?」 霞「初美お姉ちゃん!! 巴お姉ちゃん!! 助けてええ!!!」ビエーン 京太郎「な、な、なんだってんだ!? 石戸さんってあんな感じの人だっけ!?」 京太郎「対局見た時は、もっと落ち着いた、大人の女性って感じだったが……」 霞「うえぇぇぇええええん!!!」グスグス 京太郎「んな事言ってる場合じゃねえ!! 大丈夫ですか、石戸さん!!」ダッ 霞「ふぇっ、お、お兄ちゃん誰?」 京太郎(お、お兄ちゃん!?) 京太郎「あの、道に迷ったんでしたら、俺が協力しますよ?」 霞「ひっく、で、でも、巴お姉ちゃんが、知らない人には、ついて行っちゃダメって」グスリ 京太郎「あっ、俺清澄の学生です!! ほら、石戸さんが二回戦で戦った宮永咲と同じ学校の!!」 霞「宮永咲……? あっ、もしかして嶺上のお姉ちゃんのこと!?」 京太郎「そうです、その宮永咲と同じ清澄の学生です! ほら、学生証」ピラッ 霞「本当だ、清澄って書いてある……」 京太郎「だからそんなに警戒しないで下さい」 霞「うん、分かった」 京太郎「ほっ。それで石戸さん、どこに向かってたんですか?」 霞「えっとね……ドーナツ屋さんに向かってたの」 京太郎「ドーナツ屋ですか?」 霞「うん。小蒔ちゃんが甘いの食べたいって言ってたから、買って来ようと思って……」 京太郎「それで道に迷ってしまったんですか」 霞「ねぇ、なんでお兄ちゃんそんな丁寧なしゃべり方してるの?」 京太郎「えっ、だって俺の方が年下ですし……」 霞「えー、お兄ちゃんの方が年上だよ!!」 京太郎(あれ? 確か石戸さんって高校三年生だったような……) 京太郎(それにしても、石戸さんって、大人の女性っていうか、子供って感じだな) 霞「ねぇねぇお兄ちゃん」グイグイ 京太郎「んっ? なんですか?」 霞「お名前教えて」 京太郎「あっ、そういえば自己紹介してませんでしたね」 京太郎「俺、須賀京太郎って言います。清澄高校の一年です」 霞「京太郎お兄ちゃんか……よろしくお願いします!!」ペコリ 京太郎「は、はい……」 京太郎(おかしい……おかしすぎるぞ……どう考えてもこの感じは天江さんと同じだ……) 霞「私は、石戸霞です!!」 霞「いわとかすみ、10歳です!」 京太郎「えっ!?」 霞「えへへ……ちゃんと自己紹介できた」 京太郎「」 京太郎(えっ、嘘だろ?) 京太郎(いやいやいや、冗談きついって) 京太郎(ドッキリなのか!? ドッキリだと言ってくれよ!!) 京太郎(こんな見事なおもちを持った女性が、10歳なんてことある訳がないぜ!!) 霞「京太郎お兄ちゃん? どうしたの?」 京太郎(いや、ちょっと待て) 京太郎(冷静に考えたら、まず10歳はないだろう) 京太郎(これが石戸さんの本来の姿、これもないだろうな) 京太郎(だとしたら考えられるのは……幼児退行!!) 京太郎(それならばすべて辻褄が合う……ふっ、見事な推理だな俺) 京太郎(だがちょっと待て……それなら早く、石戸さんと同じ学校の人に知らせないと!!) 京太郎「石戸さん!」 霞「霞ちゃん」 京太郎「はい?」 霞「霞ちゃんって呼んでくれなきゃ、やっ」プイ 京太郎「え、えっと……」 京太郎(年上の女性の名前をちゃん付けで呼ぶのは恥ずかしいな……) 京太郎「か、霞さん」 霞「『さん』じゃない!! 『ちゃん』!!」 京太郎「は、はい! か、霞ちゃん……////」 霞「なあに、京太郎お兄ちゃん」ニッコリ 京太郎(か、可愛え!!!)キュン 京太郎(って、ときめいてる場合じゃねえ!!) 京太郎「あの、霞ちゃん。霞ちゃんの泊まってる場所って分かりますか?」 霞「泊まってる場所? えっとね、確か○○旅館って所」 京太郎「○○旅館か……(スマホで検索中)よし分かった。ココなら近いな」 京太郎「霞ちゃん、今から○○旅館に戻りましょう」 霞「で、でもドーナツまだ買ってない……」 京太郎「ドーナツか……そうだ、俺が買ったやつあげますから!」 霞「いいの!? ありがとう、京太郎お兄ちゃん!!」 京太郎「だから早く戻りましょうね!!」 霞「うん、分かった」 京太郎(少しでも早く知らせないと。病院にだって行かないといけないしな) ―――――――――― 京太郎「もう少しで着きますからね」 霞「ドーナツ、ドーナツ、ドーナッツ♪」ルンルン ?「霞ちゃーん!! 霞ちゃーん!!!」 京太郎「あれ、石――霞ちゃん呼ばれてないですか?」 霞「あれ、本当だ」 ?「霞ちゃーん!! どこにいるの!!」 霞「あっ、巴お姉ちゃんだ!! 巴お姉ちゃーん!!」タッタッ 巴「霞ちゃん!? 良かった無事で」ホッ 霞「うん、無事だよ」 巴「もう! 一人で外に出ないでって言ったじゃない!!」 霞「ご、ごめんなさい……」シュン 京太郎「あの、すいません……」 巴「えっと、あなたは……?」 霞「京太郎お兄ちゃんだよ!! 私をここまで連れてきてくれたの」 京太郎「どうも、須賀京太郎って言います」 巴「そうでしたか。ありがとうございました」ペコッ 京太郎「いえ、気にしないでください! そ、それより大変なんです!!」 京太郎「石戸さんがなんか子供みたいになっていて、幼児退行してしまってるんですよ!!」 巴「幼児退行……? あぁ」 京太郎「だから早く病院に行かないと、取り返しのつかないことに!!」 巴「いえ、その必要はありません」 京太郎「必要がないって、そんな訳ないじゃないですか!! 現に石戸さんは10歳って――」 巴「ですから、霞ちゃんは、正真正銘10歳なんです」 京太郎「」 巴「団体戦も終わりましたし、お話します」 巴「私たち永水高校は、実はメンバー不足で本来なら団体戦には出られなかったんです」 京太郎「そんなはずないですよね? 永水は昨年のベスト4ですし、部員不足なんて……」 巴「学校は有名になっても、元々うちは麻雀に興味を持ってる生徒が少なかったんです」 巴「加えて永水は巫女や神道系が専門ですので、麻雀部に入る為に受験する人もいないんです」 巴「幸い部員は本家である小蒔ちゃん……姫様と分家の者たちでなんとか団体戦に出場できる数は揃っていました」 巴「しかし県大会のメンバー申請の直前に出場予定の部員の子がケガで入院してしまい、その子が出場ができなくなりました」 京太郎「で、でも他の分家の方や分家以外の部員がまだいるのでは?」 巴「いえ、他の分家の子は中学生、そして小学生の霞ちゃんですから、分家で出れるのは私たち三人だけでした」 巴「分家以外の麻雀部員も、入院中の子以外にはいないので……」 京太郎「人数ギリギリとか、ウチみたいですね」 京太郎「それで、なんで石戸さんが出場することに?」 巴「先ほどもお話した通り、本来なら団体戦は出れないため、個人戦のみに出場する予定でした」 巴「しかし、霞ちゃんがエントリー用紙に自分の名前を書いてしまい、そのまま出してきてしまって……」 京太郎「……それで石戸さんが出場することになったと」 巴「はい……」 霞「てへ」ペロ 巴「申請されたことに気づき、出場を辞退しようにも、周りが永水の団体戦出場で盛り上がってしまい……」 巴「今更辞退するとも言えず、やむなく霞ちゃんを高校生として出場させることになりました」 京太郎「いや、普通に違反ですよねそれ」 巴「はい……ですのでこの事は内密に……」 京太郎「まぁ、事情は分かりましたので、黙っときますけど……」 京太郎「ところで、石戸さん対局中とずいぶん雰囲気が違いませんか?」 巴「いくら見た目が大人でも、中身は子供ですからね。そのまま出したら違和感が出て、そこからバレる可能性がありましたから」 巴「全国大会までに徹底的に見た目に合った話し方、仕草、立ち振る舞いを教え込みました」 巴「幸い、県予選は霞ちゃんまで回ることなく終わりましたので、なんとかなりましたが」 京太郎「でも、今はそんな感じはこれっぽっちもないみたいですが……」 巴「そうなんですよ……出来れば個人戦が終わるまではバレないように演技してもらいたかったんですけどね」 巴「団体戦を敗退した後に、その演技を続けるよう言ったら――」 霞『やっ!! あれ疲れるからもうやだぁ!!』 巴「――こんな感じで嫌がってしまい、極力人前に出さないようにしてたんですが……」 巴「姫様が甘い物を食べたいと言うのを聞いて、自分が買ってくると飛び出してしまい……」 京太郎「それで迷子になったと。なるほど」 京太郎「うーん、でも本当に石戸さんが10歳だなんて、正直信じられませんね……」 巴「当然でしょうね」 京太郎「見た目はもちろんですけど、何よりあのおもちが……」 巴「小学生であれですから、末恐ろしいですよ。まったくもって羨ましいです」 京太郎「でも10歳にしては、少し子供っぽ過ぎませんか? ほら、しゃべり方とか仕草とか」 巴「そうなんですよ。見た目は大人、頭脳は幼児って感じなんです」 京太郎「それなんて小学生探偵ですか? 逆ですけど」 巴「ともあれ、大事になる前に霞ちゃんが戻ってきてくれて助かりました。本当にありがとうございます」 京太郎「気にしないで下さい」 巴「お時間あればお茶でもどうですか? 炎天下歩かれてお疲れでしょうし、お礼も兼ねてどうですか?」 京太郎「いいんですか? それじゃいただきます」 京太郎(ん? 何か忘れてるような……どうせ大したことじゃねえし、いいか) 霞「京太郎お兄ちゃん、一緒にドーナツ食べよ!!」キャッキャッ 京太郎「あ、ああ。いいよ石――霞ちゃん」 霞「やったっ!!」 京太郎「……」 京太郎(話を聞いた後だと、本当に10歳なんだなって思うわ……見た目以外は、だけどな) 永水高校 宿泊部屋 巴「ただいま戻りました」 初美「あっ、巴ちゃん丁度よかったのですよー!!」 巴「どうしたの、ハッちゃん?」 初美「姫様が迷子になった霞ちゃんを探そうと、神様を降ろそうとして……」 小蒔「……」ゴゴゴゴゴッ 初美「間違って全く関係のない、強力な神様を降ろしてしまったのですよー!!」 巴「あぁ、これはマズイわね……」 霞「うわっ、小蒔ちゃん大変!!」 京太郎「一体全体どうなってんだよ!!!」 初美「祓おうにも、巴ちゃんじゃないと無理で、連絡しようとしてたところなんですよー!」 巴「分かったわ、今すぐ祓うわ。ごめん須賀君、少し席を外してくれるかな?」 京太郎「えっ、いいですけど、なんで?」 巴「神様を祓う時は、対象者が一糸纏わぬ姿でないと出来ないので……その……」 京太郎「一糸纏わぬ姿って……裸!? す、すいません、すぐ出て行きます!!////」ダッ 霞「京太郎お兄ちゃん、顔真っ赤っかだったね」 巴「まあ、健全な男性でしたら当然の反応だと思いますが」 初美「そんな呑気に話してないで、早く姫様を戻して下さいよー!!」 巴「そうだったわね。それじゃいくわよ!!」 ―――――――――― 巴「……ふぅ、祓いました」 小蒔「……あれ、私……」ポー 霞「小蒔ちゃん元に戻った!!」 小蒔「あっ、霞ちゃん……良かったです、無事帰ってきてくれて」 霞「もう、みんな心配し過ぎ!! 私一人で大丈夫だもん!!」プンプン 巴「迷子になって須賀君に連れてきてもらった子の言う言葉ではないですね」 初美「かーすーみーちゃーん」ゴゴゴ 霞「はぅっ!! は、初美お姉ちゃん……?」カタカタ 初美「今日という今日は許さないのですよー」ゴゴゴ 霞「と、巴お姉ちゃん!! 初美お姉ちゃんに憑いてるモノも祓って!!」 巴「残念ながら、私には祓えないですね」 霞「嫌あぁあああ!!!」 京太郎(……俺は、今不思議な光景を目にしている) 初美「まったく、霞ちゃんの軽はずみな行動で、一体どれだけみんなが心配したと思ってるんですかー!!」ガミガミ 霞「ごめんなさーい!!」グスグス 京太郎(それはまるで、娘に怒られて正座で大泣きしてる母親のような、そんな光景だった……) 巴「すいません、お待たせしてしまって」 京太郎「いえ、それはいいんですが……あの、お聞きしますが、あの子も10歳ってことは……」 巴「残念ながら、ハッちゃんはれっきとした高校三年生です」 京太郎「マジかよ……」 初美「それに、もし霞ちゃんの正体がバレれば、姫様に迷惑が掛かるんですよー!!」ガミガミ 霞「うぅ……分かってますぅ……」グスリ 初美「失礼したのですよー。霞ちゃんを助けてくれて、ありがとうなのです」 小蒔「元を正せば、私が甘い物を食べたいなどと言わなければ……」 初美「いえ、姫様は悪くないのですよー。……悪いのは、自分勝手な行動をしたこのおバカさんなのですよー」ギロッ 霞「ひうぅっ!! きょ、京太郎お兄ちゃん助けて!!」ムニュルン 京太郎「ちょ、か、霞ちゃん!? お、おもちが……溢れんばかりのおもちが俺の腕にいぃい!!!////」 巴「霞ちゃん、須賀君が困ってるから離れなさい」クイ 霞「巴お姉ちゃんまでいじめる」ブー 春「……ドーナツ美味しい」モグモグ 初美「……はるる、いつ戻ってきたんですかー?」 春「……霞ちゃんが怒られてる途中くらい……かな?」 巴「そういえば祓ってる時にいなかったわね」 春「……黒糖、切れたから買いに行ってた」 巴「それよりドーナツって、買ってきてないはずよね?」 霞「あっ、それ私が小蒔お姉ちゃんの為に買ってきたんだよ!」 初美「ふーん、霞ちゃんがですかー」 霞「すごいでしょう!!」フフン 初美「お金も持たずに、どうやって買ってきたんですかねー?」 霞「あっ……」 京太郎「あー、それ俺があげたんですよ。丁度買ってたんで」 巴「そうだったんですか。すみません、代金は支払いますんで」 京太郎「別にいいッスよ、こんくらい」 初美「それにしても、貰った物を自分で買ってきたなんて嘘付くなんて、霞ちゃんー」ゴゴゴッ 霞「ひゃっ、ご、ごめんなさい!!」 京太郎「神代さんの為に買いに行ったんですから、自分の手で買って渡したかったんですよね、霞ちゃん?」 霞「京太郎お兄ちゃん……」 京太郎「そういうことですから、薄墨さん、霞ちゃんを怒らないであげて下さい」 初美「まぁ買ってきてくれた須賀君がそう言うのでしたら、いいですけどー」 京太郎「ありがとうございます。良かったですね、霞ちゃん」 霞「京太郎お兄ちゃん、ありがとう!! 大好きー!!!」ダキッ 京太郎「だ、だからお、おもちがあぁあ!! たわわに育ったおもちが当たるううう!!!////」 巴「はいはい、離れましょうね」グイ 霞「ぶーぶー」 初美「気になったんですけど、須賀君はどうして霞ちゃんに敬語使ってるんですかー?」 京太郎「えっ、それは……いくら実年齢が10歳でも、この見た目の相手にタメ口なのは、どうも抵抗がありまして……」 初美「名前は『ちゃん』付けなのにですかー?」 京太郎「そ、それは……か、霞ちゃんって呼ばないと話してくれなかったので……」 初美「なるほどなのです。でも少しずつでいいので、普通に話してあげて下さいねー」 京太郎「努力します」 小蒔「ところで京太郎さん。何か他に用事があったのではないですか?」 京太郎「? いえ、別に」 小蒔「そうなんですか? 持ち物が何やら買い物に行かれた後のような気がしましたので」 京太郎「買い物…………!?」ハッ 京太郎「し、しまった!! 買い出しの途中だったのすっかり忘れてた!!」 京太郎「す、すいません。俺帰ります!!」 霞「えー、京太郎お兄ちゃん、もう帰っちゃうのー?」 京太郎「ご、ごめんなさ――ご、ごめんね霞ちゃん」 霞「……また遊びに来てくれる?」 京太郎「ああ、また遊びに来るから」 霞「本当!? 約束だよ!!」 小蒔「今日は霞ちゃんを助けて下さって、ありがとうございました」 巴「気を付けて帰ってくださいね」 初美「いつでも遊びに来て下さいねー」 春「……久によろしく」 京太郎「はい! それでは失礼しますね!!」 清澄高校 宿舎 久「すーがーくーん」ゴゴゴ 京太郎「……はい、申し訳ありませんでした」(←正座中) 久「買い出し頼んで、何でこんなに時間が掛かるのかな~」 京太郎「はい、おっしゃる通りです」 優希「まったくだじぇ!! 頼んだタコスが冷え冷えだじぇ!!」プンプン 久「さーて、どんなお仕置きしようかしら~?」 京太郎「お、お手柔らかにお願いします……」ガクガク 咲「京ちゃん……」 和「須賀君なんかほっといて、あっちで私とイイコトしましょう」 まこ「和……アンタどさくさに紛れて何言うとるんじゃ……」 久「ぷっ、ごめんごめん。お仕置きなんて冗談よ、冗談」ケタケタ 京太郎「えっ、いいんですか?」 久「だって、人助けしてて遅くなったんでしょ? それで怒ったりしないわよ」 京太郎「ちょ、なんで知ってるんですか?」 久「春から電話があってね、迷子の部員を送って遅くなったって言ってたわ」 京太郎(おい、滝見さん!? まさか霞ちゃんが迷子になったこと言ったんじゃないだろうな!?) 久「でも薄墨さんも見た目通り子供ね。迷子になってワンワン泣いてたなんて」 京太郎(あ、薄墨さんが迷子って説明したんだ。良かった) 久「だから遅くなったお咎めはなし! 買い出しお疲れ様、須賀君」 清澄高校 宿舎(京太郎のみ) 京太郎「なんとか助かったぜ……」 京太郎(それにしても今日は色々と驚いたな……) 京太郎(まさか永水の石戸さんが10歳の小学生だったなんて、信じられるかよ……) 京太郎(……でも、事実なんだよな、これが) 京太郎(はぁ……咲との対局見てて、良いなって思ってたんだけどな) 京太郎(さすがに小学生を好きになるとか、犯罪だろうし) 京太郎(ただ、あのおもちの破壊力は凄まじい)ウンウン 京太郎(おもち力53万……それくらいあるだろうな) 京太郎(ただ、見た目以外は本当に無邪気な子供なんだよな……) 京太郎「よし、約束したし、明日また遊びに行ってみるか」 翌日 永水高校 宿泊旅館 京太郎「確か、ここだったな」 京太郎「昨日はそれどころじゃなかったが、改めて見ると高そうな旅館だな」 京太郎(さすが昨年のベスト4、うちとは比べもんにならないぜ) 京太郎「さてと、どうすっかな」 京太郎(遊びに来ていいとは言われたが、そのまま部屋に入っていいんだろうか?) 京太郎(いや、向こうも予定があるかもしれないし) 京太郎(それに女性が泊まってる部屋に断りもなく入るのはマズイだろうしな) 京太郎「あー、連絡先聞いとくの忘れたのは痛かったな」 京太郎「とりあえず、旅館の人にお願いしてみるとすっか」 ―――――――――― 京太郎「えーと……」 春「……」ポリポリ 京太郎「あの、滝見さん……?」 春「……うん」ポリポリ 京太郎「狩宿さんや薄墨さんは?」 春「……姫様と三人で買い物に出てる」バリボリ 京太郎「あー、まずったな」 春「……何か用なの?」ボリベキ 京太郎「いや、暇だったし、ちょっと遊びに来たんッスけどね……」 京太郎「みなさんいらっしゃらないようなんで、出直してきます」 春「……いや、いてほしい」 京太郎「えっ!?」 京太郎(まさか滝見さん……意外だな、てっきり部長狙いだと思ってたんだが……) 霞「あーーー!!! 京太郎お兄ちゃんだーーー!!!」ダッダッ ダキッ 京太郎「か、霞ちゃん――どわあっ!?」ドテン 霞「みんないなくて退屈だったから、京太郎お兄ちゃん遊んでー!」 春「……霞ちゃんの遊び相手に、いてほしい」 京太郎(……ですよねー) 霞「ねぇねぇ京太郎お兄ちゃん。何して遊ぶ?」 京太郎「か、霞ちゃん……まずは俺の上から離れてほしいな」ムニュッ 霞「やぁん……////」 京太郎「や、やべっ!?」 京太郎(離そうと伸ばした手の先に霞ちゃんのおもちがああああ!?) 京太郎「ごごごごめん霞ちゃん!!////」 霞「もぉー、京太郎お兄ちゃんの、エッチスケッチワンタッチ」 京太郎(あれ……あまり嫌がってる感じしないな……) 京太郎(それにしても、なんて柔らかい感触なんだ) 京太郎(生まれて初めて女性(?)のおもちに触れたが……) 京太郎(なんというか、その……感動だな)シミジミ 春「……」ポリポリ 春「……ロリコン」ボソッ 京太郎「はぅあ!!??」ガバッ 霞「うわっ!?」ゴテン 京太郎「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」ドゲザ 霞「京太郎お兄ちゃん!? なんでそんなに謝ってるの!?」 春「……綺麗な土下座」パシャ ―――――――――― 霞「それで京太郎お兄ちゃん、何して遊ぶ?」 京太郎「そうだな。霞ちゃんは何がしたいかな?」 霞「うーんとね、あっ、ファッションショーごっこしたいな!」 京太郎「ファッションショーごっこ?」 霞「今度宮守のみんなと海水浴に行くんだけどね」 霞「私はそんなこともあろうかと思って水着を持ってきたんだ」 京太郎「うん、それで?」 霞「いくつか持ってきたから、ファッションショーみたいに着てみせるからね」 霞「その中から、京太郎お兄ちゃんが私に似合うの選んでね!」 京太郎「み、水着を着る!?」 京太郎(ボンキュッボンの霞ちゃんの水着姿が見れるとか最高じゃないか!!) 京太郎(今日は最高の一日になりそうだな) 春「……もしもし警察ですか? 10歳の子供を狙う変態がここに」 京太郎「ごめんなさい反省してますだから警察だけは!!」 春「……間違えた。110番じゃなくてこれ117番だった」 京太郎「時報かよ!!」 京太郎(ダメだダメだ!! 霞ちゃんは10歳だ、変な目で見たらいけない!!) 京太郎(ここは冷静に……そう、妹の水着を選ぶ兄のような気持ちで行こう!!) 霞「京太郎お兄ちゃん……嫌…かな?」 京太郎「ははは、いいよ。可愛いの選んであげるね」 霞「本当!? やったー!!」ピョン プルルン 京太郎「うおっ!? い、いかんいかん」 京太郎(思わずおもちの縦揺れに目が行ってしまった……自重しろ俺!!) 東京都内 繁華街 内木「ふむ……会長の応援をするために単身東京に来たはいいが……」 内木「試合会場がどこにあるのかさっぱりだな」 内木「さてどうしたもんか……」 小蒔「水着買えて良かったですね」 巴「一応霞ちゃんの分も新しいの買っておきましたし」 小蒔「それにしても霞ちゃん、お留守番させて申し訳ないですね……」 初美「仕方ないのですよー。これ以上霞ちゃんの正体がバレるわけにはいかないのですからー」 内木「あ、あ、あ、あれは……!!」ズキュン 巴「これからどこ行きましょうか?」 小蒔「霞ちゃんが可哀想ですし、お土産買って旅館に戻りませんか?」 初美「まったく、姫様は霞ちゃんに甘々なのですよー」 内木「そこのお譲さん」 巴「はい?」 内木「初めまして。僕は内木一太という者です」 小蒔「はあ」 内木「よろしければ僕とお茶でもしませんか?」 巴「お茶でもって……もしかしてナンパですか?」 初美「姫様はモテモテでうらやましいのですよー」 小蒔「えっ、いきなりそんなこと言われても!?」アタフタ 内木「いえ、僕がお誘いしてるのは、あなたです」 初美「えっ?」 巴「こ、これは予想外というか……驚きですね」 小蒔「初美ちゃん可愛いですものね」 内木「ダメ……でしょうか?」 初美「い、いや、ダメというわけではないのですけど……」ドキドキ 初美(うわー、ナンパなんて生まれて初めてですよー!!) 初美「私みたいなチンチクリン誘ったってしょうがないですし……」ドキドキ 内木「何を言ってるんですか!?」 内木「その小柄で華奢な体、男として守ってあげたくなりますし」 内木「少しはだけた服装には色気があって、思わずドキッとしてしまいます」 初美「そ、そんな風に言われたのは初めてですよー」テレテレ 内木「僕はそう――」 内木「ランドセルが似合うあなたに恋をしたんです!!」 初美「」 内木「その成長期を過ぎたにも関わらず、つるぺたな容姿」 内木「あどけなさが残ってる幼女のように可愛らしい顔」 内木「まさに合法ロリ!! ぜひ僕と付き合ってください!!」 初美「断固断るのですよー」イラッ 内木「な、なぜ……」 初美「これ以上その口開けると、警察に通報するのですよー」イライラ 小蒔「初美ちゃん、そんなにきつく言わなくてもいいですのに……」 巴「いや、ハッちゃんがキレるのは当然だと思いますが」 内木「僕の何がいけないんですか!? こんなにも幼女のようなあなたを好きなのに!!」 初美「幼女幼女うるさいのですよー!!」ウガー 初美「私だって、あと数年もすれば姫様や霞ちゃんみたいにボンキュッボンになるんですからー!!」 巴「それは絶対にありえませんが」 内木「ならせめて番号交換だけでも!!」 巴「この状況でまだ食いついてくるのですか!?」 初美「えっと……警察の番号は……」ピッピッ 小蒔「初美ちゃん、ダメです警察は!!」 久「てい、シャイニングウィザード」ダッ 内木「ぐへっ!!??」ゴキリッ 久「ごめんなさいね、うちの副会長が迷惑かけちゃって」 内木「」ピクピク 巴「あなたは……確か清澄の部長さんでしたよね?」 初美「その失礼男は、清澄の方だったんですかー!?」 久「そうよん。何やら嫌な予感がして来てみたら、案の定またやらかしてたみたいだし」 初美「まったく、いきなり人をランドセルが似合うだの、幼女だの散々失礼な事言ってきますしー!!」プンプン 久「それは失礼よね。否定はしないけど」 初美「してくださいよー!!」 久「まあコイツに関しては後でたっぷり罰を与えとくから、それで見逃してくれないかな?」 巴「まあ、ハッちゃん以外には実害ないですし、私たちは構わないのですが」チラッ 初美「絶対に嫌なのですよー!!」 久「そう」 初美「当然です!!」プンプン 久「……そういえば、高校生の大会に小学生が出るのってマズイわよね」 初美「うっ!?」ビクッ 久「もう一度聞くけど、見逃してくれるかな?」 初美「ま、まあ今回は大目に見るのですよー」ガクガク 久「ふふ、ありがとうね」 巴「あ、あの……もしや須賀君から聞いたんですか?」 久「いやいや。須賀君はそういうこと言いふらす子じゃないしね」 巴「で、ですよね……ではなぜ?」 久「うーん、最初は仕草や言葉がなんか作られてる感じがして違和感があったんだけどね」 久「気になって聞いたら、小学生だって教えてくれたわよ――春が」 初美「はぁああるぅううるぅうう!!!」ゴゴゴ 小蒔「初美ちゃん落ち着いて!!」 久「大丈夫よ、秘密にしておいてあげるからさ」 巴「助かります」 久「さーて、このバカにお仕置きしないとね」 小蒔「あの……あんまりひどいことしないで下さいね」 久「大丈夫よ、小鍛治プロや瑞原プロのところにしばらく放り込むだけだからさ」 巴「それはロリコンの彼にとって地獄ですね」 永水高校 宿泊部屋 京太郎(霞ちゃんは10歳霞ちゃんは10歳霞ちゃんは10歳)ブツブツ 霞「おまたせ、京太郎お兄ちゃん!!」ガラッ 京太郎「うおぉっ!?」 霞「えへへ、どうかな……?」 京太郎(す、スク水だと……!?) 京太郎(霞ちゃんのスタイルでピタッと張り付いて、そこが妙にエロい) 京太郎(さらにおもち付近の『5-2 石戸霞』と書かれたゼッケンがさらにヤバい) 京太郎(はっ!? ダメだダメだ、邪なことは考えるな!!) 京太郎「うん、すごく似合ってるよ」ニコッ 霞「本当に!? わーい」ピョンピョン 京太郎「こら霞ちゃん、あんまりはしゃぐとケガしちゃうよ」 霞「大丈夫だよ――うわぁ!?」プルン 京太郎「ぶふぅ!?////」ブッ 京太郎(まさかのポロリだとおおおおお!!??)ダクダク 霞「あはは、またやっちゃった」 京太郎(一瞬だけど見えちまった……大きなおもちに控えめなピンク……)ダクダク 春「……京太郎、刑務所に行っても元気でね」 京太郎「いや待って、今のは事故ですから!?」 霞「じゃあ、次のに着替えてくるね」バタン 京太郎「……な、なあ、滝見さん……」 春「……春でいい」 京太郎「そうか……春、霞ちゃんあれで授業受けてんだろ?」 春「……そうみたい」 京太郎「周りの視線とか、大丈夫なのか」 春「……霞ちゃんの小学校、女子校だから」 京太郎「そうか……それは良かったよ……」 京太郎(あれは小学生の男子諸君には刺激が強すぎるからな……) 霞「じゃーん、次の水着はこれだよ!」ガラッ 京太郎「おおぅ!?」 京太郎(オーソドックスな黒のビキニタイプ……本来10歳には似合わないのだが) 京太郎(霞ちゃんのスタイルにはドンピシャでピッタリだな) 京太郎「うん、いいんじゃないかな。動きやすいだろうし」 霞「そうかなそうかな?」ピョン 京太郎「わー!? ダメだって飛び跳ねたら!! また水着がずれちゃうでしょう?」 霞「そっか、ごめんなさい」 京太郎「ほっ……」 霞「次のに着替えてくるね!」バタン 京太郎(それにしても、あのおもちはすばらだな……) 京太郎(ビキニになってさらに分かるが……あれはおもち力53万は軽く超えたな) 京太郎(あぁ……これで霞ちゃんが10歳じゃなかったらな) 春「……!! 邪悪な気配!!」サッ 京太郎「おぅ!? どうしたんだ春、いきなり?」 春「今、霞ちゃんのおもちのことを考えてる邪悪な気配を感じた」 京太郎「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」ドゲザ 春「……なぜ京太郎が謝るの?」 霞「じゃじゃじゃじゃーん!! 最後はこれだよ!!」ガラッ 京太郎「おー!」 京太郎(さすがに三度目は大分慣れたから大丈夫だな) 京太郎(さっきと同じ黒のビキニか……ん? 心なしか布面積が少ない気が……?) 霞「どうかなどうかな?」クルッ 京太郎「がはっ!!??////」ブッ 京太郎(て、て、ティーバックだとおおおおおお!!??)ダクダク 霞「京太郎お兄ちゃん、鼻血出てるよ!?」 京太郎「だだだ大丈夫だから、これ以上近づかれるとおもちの谷間がああ!?////」 霞「ふぇ?」 京太郎(落ち着け京太郎! ここは心を無にして、煩悩を捨てるんだ!!)ダクダク 京太郎「……」 霞「わっ、京太郎お兄ちゃんが風越の人みたいな糸目になってる」 春「……とおらばリーチ(笑)」 京太郎(……よし、なんとか鼻血は止まったな) 京太郎「霞ちゃん、その水着はまだ早いから止めとこうね」 霞「えー。せっかく大人っぽく行こうと思ったのにー」 京太郎「二つ目の水着が一番可愛かったよ」 霞「そう? 京太郎お兄ちゃんが可愛いって言ってくれるなら、二つ目のにしーよっと」 京太郎(ほっ、良かった) 霞「えへへ。京太郎お兄ちゃんと遊ぶの、すっごい楽しいな」 京太郎「そ、そうか?」 京太郎(あんまり遊んだって感じしないけどな) 春「……私も、京太郎で遊ぶの、すっごい楽しい」 京太郎「おいコラそこ、意味変わってんじゃねえか!!」 霞「それじゃ巫女服に着替えてくるね」バタン 京太郎「ふぅ……なんとか乗り切ったぜ……」 春「……おっきした?」 京太郎「してねえよ!!」 京太郎(少ししか) 春「……それより京太郎、服血だらけ」 京太郎「ん? って、マジだ!? あー、鼻血出しまくったからな」 京太郎「まあ畳には血が飛んでねえのがせめてもの救いだな」 春「……露天風呂、入って来たら?」 京太郎「露天風呂? んなもんあんのかよ?」 春「……ある。混浴だけど」 京太郎「おいおい、混浴って嬉し――じゃなくてマズイだろ?」 春「……大丈夫。この旅館は私たちの貸切」 春「みんなには京太郎が入ってるって言っておく」 京太郎「んまあ、このままじゃ帰れねえし、せっかくだし入ってくるか」 春「……ごゆっくりどうぞ」 ?「ふむふむ、これはこれは、おもちな予感がするのです!」 露天風呂 カポーン 京太郎「ふぅ……」ゴシゴシ 京太郎「こんな豪華な露天風呂一人占めできるんだから、最高だよな」 京太郎「欲を言えば、神代さんとか狩宿さんとかとご一緒したかったけどな」 京太郎「霞ちゃん……はさすがにダメだよな……」 京太郎「いくら見た目は大人でも、10歳だしな」 京太郎「俺はロリコンじゃねーし、それに10歳だったら異性と風呂とか嫌だろうし」 京太郎「でも、一度でいいから美人と混浴してみてーな」 京太郎「まあ、今日のところは贅沢な一人風呂ができるってことで良しとしようか」 京太郎「さーて、湯船に浸かるとすっか」 ガラガラ 京太郎「へっ?」 霞「京太郎お兄ちゃん、一緒に入ろー」 京太郎「ぶっ!!??////」ブシュ 京太郎(一糸纏わぬ姿の霞ちゃんがああああ!!??) 霞「京太郎お兄ちゃん、また鼻血なの!? 大丈夫!?」 京太郎「……か、霞ちゃん……な、なんでここに……?」ダクダク 霞「えっとねー、春ちゃんが京太郎お兄ちゃんがお風呂に行ったから、一緒に入っておいでって」 京太郎(はぁああああああああるぅうううううううううううううう!!!!!) 京太郎「で、でも男と一緒に風呂なんて、嫌じゃないのか?」ダクダク 霞「うーん、ちょっと嫌かも」 京太郎「な、なら俺は上がるから、一人でゆっくり――」 霞「でも京太郎お兄ちゃんとなら、嫌じゃないよ」ニコッ 京太郎「うっ!?////」ドキッ 京太郎(やべぇ、めっちゃ可愛い) 霞「京太郎お兄ちゃんは、私とお風呂、や?」 京太郎「……い、嫌じゃねえよ……」 霞「やったー。それじゃ京太郎お兄ちゃんのお背中流してあげるね」 京太郎「……お、お願いね……」 京太郎(見ちゃダメだ見ちゃダメだ本当は見たいけど見ちゃダメだ) 京太郎(あんなに純粋な気持ちで来られたら、断れねえよ……) 京太郎(と、とにかく邪なことは考えず、早く終わらせよう) 霞「ごしごし、ごしごし」 京太郎「……」 京太郎(3.14159265358979323846……)ブツブツ 霞「京太郎お兄ちゃん、気持ちいい?」 京太郎「あ、ああ。気持ちいいよ」 霞「そっか。良かった」 京太郎(26433832795028841971……)ブツブツ 霞「はい終わったよ」 京太郎「ほっ」 霞「それじゃ今度は私の背中お願いね」 京太郎「あ、ああ……分かったよ」 京太郎(69399375105820974944……)ブツブツ 京太郎「はい、終わったよ」 霞「ありがとうね、京太郎お兄ちゃん」 京太郎「それじゃ、湯船に浸かろうか」 京太郎(よし、これで少なくとも身体は隠れるぞ) 霞「うん――ってうわぁあ!?」ゴテン 京太郎「霞ちゃん!? 大丈……夫……」パチクリ 霞「えへへ……ころんじゃった」テヘ 京太郎(ややややばい、まさかのM字開脚!?) 京太郎(しかもそれを隠す物が一切ないだと!?) 京太郎「ぐはっ!?」ブッ 霞「だ、大丈夫京太郎お兄ちゃん!? ――やっ!?」ゴテン 京太郎「~~~~~////」モゴモゴ 京太郎(霞ちゃんのおもちがあああ、俺の顔にいいいい!!??」 京太郎(あ、やっぱ柔らかいな……おもちって……) 京太郎(人肌でほんのり温かくなったおもちが、俺を楽にしてく……れ……る……) 京太郎「……」 霞「よいしょっと。大丈夫、京太郎お兄ちゃん?」 京太郎「」チーン 霞「京太郎お兄ちゃん、死んじゃやだーーーー!!」エーンエーン 玄「大丈夫なのです! まだ間に合うのです!!」サッ 霞「ふぇ? お姉ちゃん誰?」グスグス 玄「そんなことより、早く誰か助けを呼んでくるのです!!」 霞「う、うん!!」 ―――――――――― 京太郎「……う、うーん」 巴「あっ、気が付きましたか?」 小蒔「大丈夫ですか、京太郎さん」 京太郎「あ、あれ……狩宿さんに神代さん? お、俺どうしてここに……?」 小蒔「京太郎さん、お風呂場で血だらけで倒れてたんですよ。私驚いて失神しそうになりました」 巴「帰ったら霞ちゃんが泣きながら全裸で『京太郎お兄ちゃんが死んじゃう』って言って大変だったんですよ」 京太郎「えっ…………あっ!!」 京太郎「いや、けっして俺は霞ちゃんに欲情したとか、変なことをしたとか、ないですから!!」ワタワタ 巴「大丈夫です、分かってますから」クスクス 小蒔「霞ちゃんのスタイルは、殿方にとって刺激が強いみたいですね」 京太郎「は、はあ……お恥ずかしながら」 巴「でも大事に至らないで良かったです」 京太郎「あの……さっきから気になってたんですけど……」 巴「? 何か?」 京太郎「あそこで正座させられてる三人はいったい……」 霞「ごめんなさーい!!」エグエグ 春「……反省はしてる。後悔はしてない」 玄「私は京太郎君の命の恩人なのですよ!!」 巴「ああ、今回須賀君が死にかけた原因を作ったこと、それと不法侵入に対する説教ですね」 京太郎「ってかなんで玄さんがいるんですか?」 巴「何やら『強大なおもちの気配がするのです』って言って露天風呂に忍び込んだらしいですよ」 京太郎「なにやってんだあの人は……」 初美「いいですか霞ちゃん!! あなたは自分の身体のことを考えて行動するのですよー!!」ガミガミ 霞「だってだって、京太郎お兄ちゃんと一緒にお風呂入りたかったんだもん!!」エグエグ 初美「だからと言って、タオルも巻かずに裸で入る子がありますかー!!」 霞「ご、ごべんなざいいい!!」グスグス 初美「それからはるる!! 霞ちゃんをけしかけたり、清澄の部長さんに霞ちゃんのこと話したりして!!」ガミガミ 春「……ごめんなさい」 初美「まったく、ちゃんと反省するのですよー!!」 春「……次からはバレないように上手くする」 初美「全然反省してないじゃないですかー!!」 玄「なんで私まで怒られないといけないのですか、薄乳さん!」 初美「薄墨ですよー!! 誰が薄乳ですか!!」 玄「私がいなかったら京太郎君は死んでたかもしれないんですよ!!」 初美「それについては感謝してますよー」 初美「でも、貸切の旅館に侵入したのはどうなんですかー!!」 玄「そこにおもちがあるからです」キリッ 初美「カッコよく言っても不法侵入は不法侵入ですよー!!」 玄「だって石戸さんのあのおもち、一度は生で見たいと思うじゃないですか!!」バンッ 初美「なんであなたの方が怒ってるんですかー!!」 ―――――――――― 霞「」チーン 春「」チーン 玄「」チーン 初美「まったく、三人ともしっかり反省するのですよー」 巴「はあはあ……だからといって姫様に神様を降ろさせないで下さいよ……」ゼェゼェ 小蒔「……ん……あれ……?」 京太郎「あ、あの……どうもご迷惑おかけしました」ガラッ 初美「いえ、迷惑をかけたのはこっちなのですよー。本当にごめんなさいなのです」 京太郎「そんな、謝らないで下さ――うおっ、どうしたんですか三人とも!?」 初美「少しばかりキツ目のお仕置きをしただけなのですよー」ニコッ 京太郎「そういえば今日霞ちゃんから聞いたんですけど、今度海水浴に行くんですって?」 巴「はい。個人戦まで日はありますし、その間に宮守の方々と一緒に行こうかと」 京太郎「いいですね」 小蒔「よろしければ京太郎さんもご一緒にどうですか?」 京太郎「えっ!? お、俺もですか!?」 小蒔「はい。大勢で行った方が楽しいでしょうし」 京太郎「あ、ありがたい話ですけど、宮守の人たちも男が一人来たら嫌でしょうし……」 巴「それについては大丈夫です。今姉帯さんに連絡したら『いいよー』との返事がありましたので」 京太郎「はやっ!?」 初美「それに須賀君が来てくれたら、今日みたいなナンパ男を撃退してくれるでしょうし」 京太郎「ははは、あまり争い事は得意じゃないッスけどね」 小蒔「どうですか?」 京太郎「それじゃ、お言葉に甘えて行かせてもらいますね」 霞「京太郎お兄ちゃんも一緒に海行くの!? わーい!!」ダキッ 京太郎「どわあっ!? か、霞ちゃん、嬉しいけど抱きつくのは勘弁して!!////」 霞「やー」 春「……久に写メール」パシャ 京太郎「お願いだから春、部長には送らないで!!」 玄「楽しみなのです、海水浴!!」フンスッ 京太郎「ってか玄さんも来るつもりですか!?」 玄「当たり前なのです!! 京太郎君にばかりおもちで美味しい目に会わせませんから」 小蒔「わあ、海水浴がますます楽しみになってきましたね」 巴「そうですね。須賀君にはますます大変になってきましたけど」 春「……久から返信だ。何々……『ロリコン乙』だって」 初美「霞ちゃん、またお仕置きされたいのですかー!!」 霞「きゃー、京太郎お兄ちゃん助けてー」 玄「ずるいのです京太郎君。私と代わるのです!!」 京太郎「誰か助けてくれーーーー!!!」 カン
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1982.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1382240435 神様は最低だ 実況「決勝大将戦終了ー」 照「淡」ガッ 淡「テルー」ブルブル 照「つっ」キッ 私は本気でやったんだよ?何でそんな目をするの?これは偶然なんだよ? 和「穏乃大丈夫ですか?」ダキッ 穏乃「わ、わかんない」ガクガク 和「咲さん、いや宮永さん見損ないました」キッ ねえ何でそんなこと言うの?私は頑張っただけなのに 実況「決勝大将戦清澄が阿知賀、白糸台を0点にして終了ー」 そんな実況者の声が無慈悲に響いた 咲「また、あの夢か...」 咲「学校...行かなくちゃ」 咲「」ゴソゴソ バタン 咲「おはようー」 咲「今日も居ない、置手紙?」ペラ 「先に仕事行く」 咲「・・・」 咲「私も学校行かなくちゃ」 ガチャガチャ 咲「」ザッザッザ ネエアノコッテ シッコロサレワヨ 咲「」チラッ ハ、ハヤクイコウカ ウ、ウン タッタッタ 咲「」ザッザッザ 優希「な、なあのどちゃんあれって」 和「優希」ギロッ 優希「ご、ごめんだじぇ」 咲「」チラッ 優希「でも、こっち見てるじぇ?」 和「早く行きましょう」 優希「う、うん」 ザッザッザ 咲「学校行くの止めようかな?」ボソッ 京太郎「よお、咲ー」ポンポン 咲「...おはよう、京ちゃん」 京太郎「どうしたんだよ咲、暗いぞ?」 咲「うん、ごめん」 京太郎「いや謝る所じゃねえし」 咲「ごめん」 京太郎「いや...まあいいか、それより」 咲「何?」 京太郎「お前、学校サボんの?ならゲーセン行こうぜ」 咲「...京ちゃんは頭悪いんだし学校行った方がいいよ」 京太郎「言ったなこのやろー」グリグリ 咲「ちょっ痛い痛い」バシバシ 京太郎「まあ、確かにごもっともだけどな」 咲「ふー、やっと離してくれた」 京太郎「じゃあ、今度勉強教えてくれよ」 咲「え?でも私」 京太郎「そうやって誘いを断るのかー」 咲「べ、別に良いけど」 キーンコーンカーンコーン 京太郎「うわ、もうこんな時間、早く行こうぜ」ガシッ 咲「いや、わたし」 京太郎「遅刻すんぞー」ダダダダ 咲「話を聞いてよー」 京太郎「じゃあなー、約束忘れんなよ」 咲「う、うん」 咲(結局学校来ちゃった) ガラッ ウワキタッ ダマレコロサレルゾ シーン 咲「」 ガタッ 咲(帰りたい) 休み時間 咲(帰りたい)ツクエニウツブセ ガラッ 京太郎「おーい、咲ー分からないところあってよー」 エッアノミヤナガサンニヨウジ? ウソダロ 京太郎「ここなんだけどさ」 咲「ここわね、こうしてー」 京太郎「おー、できたありがとうな」 京太郎「そういや昼用事あるか?」 咲「別にないけど」 京太郎「じゃ、一緒に食おうぜ」 咲「いや、わたs」キーンコーンカーンコーン 京太郎「おっすまん話の続きは昼な、忘れんなよ?」 咲「ちょっとm」バタンッ 咲「」 体育の時間 先生「二人一組になれー」 ワイワイ ガヤガヤ 咲「すいません体の調子が悪いんですけど」 先生「うむ、行って来てよし」 咲「すいません」 保健室 咲「すいません、体の調子が悪くて」 保健室「少し寝て行く?」 咲「はい」 バサッ 咲(早退したいな) 京太郎「よー、咲お前もサボりか?」ボソボソ 咲「京ちゃん!?」 京太郎「しー、声がでかい」 咲「なんでここに?」ボソボソ 京太郎「いや、何で日本人が英語の勉強すんのかなーって」ボソボソ 咲「な、なるほど」ボソボソ 咲「でも、朝勉強した方がいいって言ったばっかだよね」 京太郎「ああ、でも嫌なもんは嫌なんだよ」 咲「それにしてもな」 京太郎「それより、このまま食堂いっちまおうぜ、今日弁当じゃないだろ?」 咲「いや、でも」 京太郎「先生にはお腹減ってただけでしたって言えばいいし」 咲「そんなの嫌だよっ!?」 キーンコーンカーンコーン 京太郎「おっ、終わったな行くか」 咲「ちょっと待って」 京太郎「ありがとうございました」ズルズル 咲「後で怒られるー」涙目 京太郎「おっ今日のレーディスランチ美味そうじゃん」 咲「また?」 京太郎「別に良いじゃんついでなんだし」 アレッテミヤナガサン? ヤメナヨコロサレルヨ? 咲「」 京太郎「...なあ咲、明日から一緒に屋上で食おうぜ」 咲「え?」 京太郎「もう食堂にも飽きて来たし弁当作って来てくれよ金は渡すからさ」 咲「別に良いけど...」 京太郎「よしっ決まりだな、今日は奢ってやるよ」 咲「別にいいよ」 京太郎「いいって明日から世話になるんだし」 咲「...うん分かった」 放課後 咲「」ゴソゴソ 咲(京ちゃんは部活だし早く帰ろう) 咲「」テクテク 京太郎「おっす、早く帰ろーぜ」 咲「え?部活は?」 京太郎「インターハイ終わったから買う物もないし今はマホムロコンビの育成中だからな」 咲「そうなんだ...」 京太郎「どっか寄って行こうぜー」 咲「どっかって?」 京太郎「ゲーセンとか」 咲「うるさいとことかはあんまり」 京太郎「ノリ悪いな」 咲「じゃあね」 京太郎「おう、弁当楽しみにしてるぜ」 咲「うん」 ガチャッ 咲(また、置手紙) 仕事の人と晩御飯食ってくるから俺のは要らない 咲「・・・」 咲「お弁当の準備しなくちゃ」 次の日 京太郎「このからあげまじうめーよ」モグモグ 咲「ありがとう」フフッ 京太郎「やっぱり咲に任せて正解だったな」 京太郎「そういえば、これとこれ」 咲「お金こんなに!?これは?」 京太郎「ああ、これから毎日咲ん家の弁当箱使わせるのもなんだしな」 咲「これからも作って来るの前提!?」 京太郎「金受け取ったんだからちゃんと作って来いよー、返品は不可だからな」 咲「詐欺じゃん」 京太郎「ふうー食った食った」ゲプッ 咲「京ちゃん行儀悪いよ、はいナプキン」 京太郎「サンキュー」フキフキ 京太郎「腹いっぱいになったら眠くなってきた」ファーー 咲「食べてすぐ寝ると牛になるよ?」 京太郎「迷信だって、んなもん」 京太郎「そういや咲週末暇か?」 咲「なんで?」 京太郎「面白そうな映画やってんだよ」 咲「一人で行って来れば?」 京太郎「このやろーひで―事言いやがって」グリグリ 咲「分かった分かったから話して」バタバタ 京太郎「よしっ決まりだな」パッ 咲「で、どこ集合?」 京太郎「家まで迎いに行くよ居留守は使うなよ?」 咲「わ、分かったよ」 京太郎「咲、お前適当に理由つけて行く気無かったろ」 咲「そ、そんな事無いよ?」メソラシ 京太郎「話すときはこっち見ような?」 週末 咲「で、来たけどこの映画」ジトー 京太郎「なんだよ」 麻雀戦隊ツモレンジャー 咲「これ子供向けアニメだよね?」 京太郎「マジで面白そうなんだよ」 咲「それにしても」 京太郎「いや、今そんなこと言ってるけど見終わった後ヤバかったー連発すと思うぞ?」 咲「無いよ、絶対」 京太郎「よし、んじゃ賭けだな負けた方は勝った方のいう事を聞くんだからな」 咲「いいよ、余裕余裕」 咲「ヤバかったー、マジヤバかったー」 京太郎「だろ?マジヤバかったろ?」 咲「ガチで面白すぎてヤバかったー」 京太郎「それで咲」 咲「...はい」 京太郎「賭けは俺の勝ちだよな」ニヤリ 咲「私が一番ヤバかった」 京太郎「俺からの命令は明日十時から図書館で勉強会だいいな」 咲「そんなんでいいの?」 京太郎「ヤバいのは俺の点数なんだよ」ハア 咲「が、頑張って」 次の日 咲「で、ここがー」 京太郎「ふんふむ」 咲「分かった?」 京太郎「全然」 咲「また?」 京太郎「別に良いだろ咲の復習でもあるんだよ」 咲「それでも五回はやり過ぎだよ」ハア 京太郎「腹減ったー」 咲「もっと集中してよ」 京太郎「今日は弁当じゃないのか?」 咲「今日休日だから作って来てないよ」 京太郎「それもそうか」 咲「それより、問題に集中してよ」 京太郎「この問題終わったら飯にしようぜ」 咲「分かったから」 京太郎「よし、やるぞー」 京太郎「うーん」 咲(すごい集中力)ゴクリ 京太郎「カレー...スパゲティ...いやいや」 咲「はぁ...もう、私までお腹減って来ちゃった」 昼飯 京太郎「やっと飯だー」 咲「そんな、叫ばなくても」 京太郎「ずっと頑張ってたんだぞこれが叫ばずにいつ叫ぶ」 京太郎「今でしょ?」 咲「うざいし、使い方ちょっと間違ってるよ」 京太郎「おれ、カレー」 咲「私ナポリタン」 京太郎「きまりな、すいませーん」 京太郎「そういえばさ」 咲「なに?」 京太郎「今度麻雀部がテレビに出るんだってさ」 咲「...へー」 京太郎「俺抜きでな」 咲「京ちゃん可哀想(棒)」 咲「これでいい?」 京太郎「もうちょい心込めてくれてもいいじゃん」グスン 京太郎「さてと、そろそろ行くか」 咲「そうだね」 京太郎「よーし、遊ぶぞ」 咲「だーめ、全然勉強進んでないじゃん」 京太郎「くそっこんな約束するんじゃなかったぜ」 咲「はいはい、京ちゃんの為なんだからねー」 京太郎「ちくしょー」 京太郎「そういえばさー、バイトしようかなって思ってるんだよね」 咲「どうして?部活だけで大変じゃないの?」 京太郎「いや、優勝して結構入部希望が増えてさ弱いしここらで辞めどきかなって」 咲「...ごめんね、京ちゃん」 京太郎「なんだよ、咲は悪くないぞ、むしろ俺は散々こき使ってくれた部長に嫌味の一つでも言ってやりたいぜ」 咲「そう言うの京ちゃんは言えないような人だよね」 京太郎「う、うるせー」 咲「それで、なんで私に言ったの?」 京太郎「いや、咲も一緒にバイトしてくんねーかなって」 咲「はぁっ!?」 咲「無理無理無理、絶対無理」 京太郎「別に良いだろ?咲も暇だろ」 咲「だってバイトとかしたことないし」 京太郎「染谷先輩の所でしてたろ」 咲「それは、知り合いだったから」 京太郎「大丈夫だ、次も知り合いだから」 咲「?」 咲「ここって」 京太郎「そう、龍門渕だ」 咲「わ、わたし大丈夫かな?」 京太郎「大丈夫だってハギヨシさんの紹介なんだし」 ハギヨシ「お待ちしておりました、宮永さま、京太郎君」 京太郎「はい、こんにちは」 咲「こ、こ、こんにちひゃ」 咲(か、噛んじゃった) ハギヨシ「それでは、説明に行かせてもらいます」 咲(す、スルー!?) 京太郎(まあ、ハギヨシさんだからな) ハギヨシ「以上です何か不明な点があったら」 咲「大丈夫です」 京太郎「それじゃあ、俺は一足先に透華お嬢様に挨拶してきますね」 ヒュンッ 咲(消えた?) ハギヨシ「それじゃあ、宮永さまは別館を」 咲「は、はい」 ハギヨシ「それではごゆっくり」 咲「え?」 衣「ご苦労」 咲「衣ちゃん?」 衣「ちゃんではなく」 咲「えーと、その」 衣「緊張しなくてもよい腰を掛けろ」 咲「は、はい」 咲「衣ちゃんは、その」 衣「分かってる大丈夫だ」 衣「咲があんなことをするわけがないから」 咲「うん、ありがとう」 衣「どうせ、学校で迫害でもされてたのだろう」 咲「う...うん」 衣「ふん、最低だな清澄の連中はかつての仲間をも疑うとわな」 咲「そんなこと」 衣「違うか?」 咲「ちがく...無い」 衣「まあ、気持ちも分からなくは無いがな」 衣「自分がどうあがいても勝てない者に対する恐怖は底知れない」 衣「それが仲間だとしても」 衣「いや、後ろを守らせるという点では仲間の方が恐怖は凄いかもしれない」 咲「うん、仕方ない事だよね」 衣「そう言ってるのではない咲、いくら気味が悪くても正体が不明でも信じられるのが仲間なのだ」 衣「少なからず咲、お前も仲間だと思ってたならそう信じていたんだろ?」 咲「うん」 衣「そんなものに裏切られたんだショックだったろうに」 咲「うん」ジワッ 衣「よく頑張ったな」 咲「ヒック...ヒック...うん」ポロポロ 衣「どうだ、泣き止んだか?」 咲「うん...もう大丈夫」グスンッ 衣「そろそろ本題に入ろうか」 咲「本題?」 衣「ああ、これを見てくれ」パサッ 咲「何...これ」 衣「今、プロアマ合わせ最強の者を合わせそれこそ最強のチームを作ろうとしているらしい」 咲「何でそんな資料が衣ちゃんの所に?」 衣「無論、呼ばれてるのだそのチームに」 咲「...す..すごいね」 衣「まあ、衣には龍門渕の仲間がいるからな行くわけにはいかないのだが」 咲「うん」 衣「衣は、そこに咲お前を紹介しようと思ってる」 咲「えっそんな私」アタフタ 衣「謙遜するな、咲は衣にも勝った実力者だ確実にメンバーに選ばれる」 咲「でも、私は」 衣「この衣が言ってるのだ間違いない」 咲「うん、そうかな」 衣「間違いない」 衣「で、どうだ?行く気にはなったか?」 咲「うん、私やってみる」 衣「決まりだな、咲っ」 咲「は、はいっ」 衣「いくなら、てっぺんをとって来い、そしてお前を見限った奴らに思い知らせてやれ」 衣「自分達はどれだけ惜しい事をしたかを宮永咲とはどれだけ素晴らしい麻雀打ちだったかを」 咲「うん、分かった」 衣「経費はこっちに任せておけ」 咲「そんな悪いよ」 衣「その分面白い土産話を待ち望んでいるぞ」 咲「うん...何から何までありがとう」 衣「よしっそれでは「待って」 衣「何だ?」 咲「最後にお願いがあるの」 衣「...本当に良いのか?」 咲「うん、ごめんね最後まで迷惑かけちゃって」 衣「別によい、それよりも本当に知らせなくてもよいのか?」 咲「ううん京ちゃんはこの事言ったら絶対付いてきちゃうから」 衣「......多分須賀はもっと頼って欲しいのだと思うぞ」 咲「今までずっと頼りっぱなしだったから」 衣「そうか...分かった」 衣「ハギヨシっ」 ハギヨシ「はっ」シュバッ 衣「二人の給料は多めにしておいてやれ」 ハギヨシ「了解っ」シュバッ 咲「そんな悪いよ」 衣「なに前祝いだ、何より」 衣「須賀との最後の思い出だ存分に遊べ」 咲「...うんありがとう」 衣「手続きはこっちでやっておく、四日後の夜また衣の屋敷まで来い」 咲「私頑張るからね」 衣「咲...」 衣「後悔はするなよ?」 咲「うん、大丈夫だよ」 京太郎「どうだった?」 咲「衣ちゃんと喋ってたからあんまり」アハハ 京太郎「天江さんはやっぱり、良い人だったか」 咲「うん、救われちゃった」 京太郎「そうか、よしっ給料も出たし何か食ってくか」 咲「うんっ」 咲「ね、ねえ京ちゃん」 京太郎「なんだ?」 咲「明日よかったら、その」 京太郎「明日?」 咲「学校サボってゲームセンターでもどうかなって」 京太郎「...ゲーセン」 咲「だめかな?」ショボーン 京太郎「いや、おすすめのやつ教えてやるよ」 咲「あ、ありがとう」パアアア 京太郎「でも、本当にゲーセンでいいのか?もっと他に」 咲「うん、大丈夫」 京太郎「...よしっそれじゃあ明後日はプール行こうぜ」 咲「え?明後日も?」 京太郎「まさか自分の提案だけ押し付けて俺の誘いは無理と?」 咲「全然大丈夫だよ」 京太郎「他にもどっか行きたいなー」 咲「うん、でも遊びに行った時に決めればいいよ」 京太郎「それもそうだなよしっ」 京太郎「遊びつくすぞー」 咲「おー」 一日目 京太郎「ホッケーやろうぜホッケー」 咲「いいよ、負けた方おごりね」 京太郎「随分と強気だな」チャリン 京太郎「必殺最強スマッシュー」 咲「きゃっ」 壁に跳ね返り京太郎の陣地の口に入る 京太郎「チクショー」 咲「あはははは」 咲「プリクラ撮ろうよプリクラ」 京太郎「いいぜー、可愛いポーズで撮れよ」 咲「い、いきなり!?」 京太郎「おっ来た来た」 咲「ちょっ待って」 3 2 1 咲「グキッ」 京太郎「何かすまん」 咲「フォローしないで余計に悲しくなるから」 咲「クレーンゲーム、メダルゲーム、麻雀のゲームまである」 京太郎「来てみたら案外乗り気だな」 ワイワイ ガヤガヤ 一日目終了 二日目 咲「京ちゃんウォータースライダーだよ」 京太郎「あんまりはしゃぐなよ危ないぞ」 咲「大丈夫だって」ツルッ 咲「あれっ」 京太郎「咲っ」ガシッ バシャンッ 咲「ゴボゴボ」 京太郎(やべえ、テンパっておぼれてる) 京太郎(おぼれ...って) 京太郎「ここ足付くじゃねーか」 咲「あ、ほんとだ」 咲「ご飯食べよっか」 京太郎「おう、こういうとこで食う焼きそばってなんで美味いんだろうな」モグモグ 咲「えっ」 咲(ここ、もちこみokだったから作って来たのに)ショボーン 京太郎「な、なんか腹減ったから焼きそばだけじゃ物足りないなー(察し)」 咲「そ、そう?それなら」 京太郎(く、食うしかないだろ俺)ゲップ 咲「待て待てー」 京太郎「く、食ったばっかで鬼ごっこは辛い」 咲「気にしないよーだ」 京太郎「また鬼かよー」 二日目終了 三日目 京太郎「ちぇー今日は勉強かよっ」 咲「京ちゃんは苦手は少ないけど出来ないとこは本当に出来ないからね」 京太郎「なあ、咲」 咲「何?」 京太郎「勉強するぐらいなら学校行った方が良いんじゃね?」 咲「」 京太郎「な、なんかすまんよしっ勉強するかー」 咲「よしっ頑張ろー」 京太郎・咲「えいえいおー」 京太郎「咲も勉強か?」 咲「うん、今までの勉強をまとめてるの」 京太郎「ただでさえ頭いいのになー」 咲「うん...」 京太郎「」カリカ...リカリ 咲「」カリカリカリ 咲「...ねえ、京ちゃん」 京太郎「どうした?」 咲「晩御飯うちで食べて行かない?」 京太郎「いいのか?」 咲「うん、全然」 京太郎「わかった行く」 咲「了解」 咲「」カリカリカリ 京太郎「」カリカリカリ 咲「ただいまー」 京太郎「おじゃましまーす」 咲「まあ、誰も居ないんだけどね」 京太郎「...今日...だけか?」 咲「ううんずっと」 京太郎「...そうか」 咲「よしっ美味しいもの作るから」 京太郎「ばっちこーい」グー 咲「覚悟しといてよね」 京太郎「おう」 咲「ど、どうかな?」 京太郎「う、う」 咲「う?」 京太郎「うまーーーーーーい」 咲「よかったー」フウ 京太郎「やっぱり咲の料理は最高だな」 咲「そ...そうかな///」テレテレ 京太郎「明日からの弁当も楽しみにしてるぜ」 咲「そ、その事なんだけど」 京太郎「?」 咲「こ...こ」 京太郎「こ?」 咲「いや.....明日はお弁当無理そうだなって」 京太郎「どうしてだ?」 咲「今回で冷蔵庫の中使い切っちゃった」アハハ 京太郎「そうか、もう外も暗いしな」 京太郎「それじゃあ明日は久々に食堂で帰ったら一緒に買い物いこーぜ」 咲「...うん」 咲(ごめんね京ちゃん) 京太郎「じゃあなー」 咲「ばいばーい」 咲「・・・」 prrrrr 咲「はい」 衣『咲か?」 咲「そうだよ?」 衣『明日の正午に迎えを送るその車に荷物を入れてくれ先にあっちに届けてくれる』 衣『それに面倒ならそのまま一度こっちに寄らせるが』 咲「うん、そうしてもらっていいかな?」 衣『そうか、咲本当にいいのか?』 咲「うん、さよなら言うと悲しくなっちゃうもん」 衣『そうか、それでは失礼する』 プツッ 次の日 京太郎「咲、来ないな」 ガヤガヤ キーンコーンカーンコーン 京太郎「仕方ない学校に行ってから電話するか」 京太郎「咲...来ねえな」 優希「...よぉ京太郎」 京太郎「...優希か」 優希「なんだじぇその言い方ご主人様に向かって」 京太郎「俺はもう野良になったはずだが」 優希「それも、そうか」 京太郎「で、何の用事だ?」 優希「...咲ちゃんが学校を辞めた」 京太郎「は?」 京太郎「嘘つくなよ、何だその冗談すぐばれるぞ」 優希「京太郎っ」 京太郎「」ビクッ 優希「う、嘘なんかじゃないじぇ」フルフル 京太郎「何で、何で」 優希「たぶん、いや絶対私達のせいだじぇ」 京太郎「ふ、ふざけんな」 優希「ご、ごめん」シュンッ 京太郎「す、すまん」 優希「それで、どうするんだじぇ」 京太郎「何が...」 優希「京太郎は、どうするんだじぇ」 京太郎「おれは...」 京太郎「おれは咲を追うよ」 優希「そうか...戻って来てくれる気はないんだな」 京太郎「ああ、じゃあな」 優希「...今まですまなかったな」 京太郎「いう奴ちげーだろ」 優希「いや、だって京太郎は」 優希「・・・」 優希「いや、咲ちゃんにも言っておいてくれ」 京太郎「ああ」 優希「じゃあな馬鹿」 京太郎「うっせ、じゃあな」 タッタッタ 優希(気を引く為にわがまま言って) (恋敵が居なくなって嬉しがって) (それに罪悪感感じて) (気付いたら、持っていかれてて) 優希「ああ」 優希「馬鹿は私か」 タッタッタ 京太郎(くそっ何がどうなってんだ) 京太郎(誰か事情を知ってそうな人は) 京太郎(そうだ、天江さん) prrrr 衣『もしもし』 京太郎「天江さん」 衣『須賀か』 京太郎「咲が学校を」 衣『分かってる、咲が学校辞めたのだろう』 京太郎「何でそれを」 衣『話は咲から聞けばいい』 京太郎「いや、説明を」 衣『それより、須賀』 京太郎「な、なんですか?」 衣『お前は咲が一番いい道を進み一人になってしまったらどうする?」 京太郎「追いかけます、それが俺にとってどんなに辛い道だろうと」 京太郎「アイツを一人にはさせません」 衣『ふっ良い心がけだ、進める足を止めるなよ』 プツッ 京太郎「いいから理由を聞かせてくれよ」 タッタッタ 咲の家 咲「ふう、これぐらいかな?」 咲「あとは迎えを待つだけ」 ダダダダ 咲「来たかな?」チラッ 京太郎「うおおおお咲いいいい」ダダダダ 咲「こわっ」ビクッ 京太郎「第一声がそれかよ」ハアハアハア 咲「ご、ごめん」 京太郎「それで、何で学校辞めてんだよ」 咲「ごめん、それとさy「まったく」 京太郎「最初に言っとけよ、何かするって言うなら」 咲「うん、ごめんねそれとさy「で」 京太郎「何があったんだよ」 咲「それも言わなくちゃいけないけどまずはさよn「天江さんも知って」 咲「さよならって言わせてよ」 京太郎「誰が言わせるかよバーカ」 京太郎「ぜってー言わせねえ」 咲「...京ちゃんってさ優しいよね」 咲「何で?京ちゃんが誘っちゃたから?」 京太郎「さあ?」 咲「さあ?って」 京太郎「それを言うなら中学の時もそうだったろ」 咲「そう言えばそうだったね」」 京太郎「それで人には質問しといて自分は答えねえのはいけないよな?」 咲「そう、だね」 咲「って言うわけなんだ」 京太郎「・・・」 咲「いままでありがとうね本当にさよn「なあ」 京太郎「俺もついていっていいか?」 咲「もーっ、てはい?」 京太郎「だからさ、さよなら何て言わせるかよバーカ」 咲「だめだよ」 京太郎「そうかやっぱりまずいよな」 咲「うんだからさy「仕方ない一人暮らしで」 咲「だーかーらー」 咲「まず京ちゃんの両親が心配しちゃうよ」 京太郎「もしもし...うん分かった」 京太郎「大丈夫だってさ」 咲「学校もあるし」 京太郎「大丈夫もう説得した」 咲「そ、それに迷惑が「掛かりませんよ」 咲「はい?」 ハギヨシ「衣様がこれを見越してあっちの方で仕事を手配していただいていた用なのですので」 京太郎「だって」 咲「え、えっと」 京太郎「なあ、咲」 咲「何?」 京太郎「好きだ」 咲「...それここで言う?」 京太郎「ああ、我ながら酷いタイミングだと思う、でも理由はこれで良いだろ?」 咲「あはは、まったくひどいタイミングだよ、ねえ京ちゃん」 京太郎「なんだよ」 咲「私も好きだよ」 京太郎「人の事言えねえじゃん」 咲「だからさ」 京太郎「なんだよ、さよならは言わせないからな?」 咲「だから、付いて来て?」 京太郎「・・・」 咲「一人は嫌だから、帰る場所が欲しいから」 京太郎「ああ、喜んで」 ハギヨシ「それでは荷物を持って車に」 咲「はいっ」 京太郎「すいません俺は自分家に寄って来るんで」 ハギヨシ「はい、それでは」 京太郎「はい」 衣「やっぱり須賀もついて行くのか」 咲「いやー」 京太郎「すいません」 衣「まあ、予想はついていたからな」 衣「須賀」 京太郎「はい、何ですか?」 衣「絶対咲を一人にするなよ」 京太郎「はいっ」 衣「それと咲」 咲「はいっ」 衣「お前は一人じゃない、それを忘れんな」 咲「はいっ」 ハギヨシ「それでは時間です」 咲「ありがとうございました」ペコッ 京太郎「ホントにありはとうございました」ペコッ 衣「ああ、じゃあな」 衣「...幸せになれよ」 咲・京太郎「はいっ」 ガシャンッ プシューッ 衣「行ってしまったな」 ハギヨシ「はい」 衣「帰るか」 ハギヨシ「それでは、どうぞ」ガチャッ 衣「ご苦労」 ガタンガタン 京太郎「なあ、咲」 咲「何?京ちゃん」 京太郎「俺は絶対離さないからな」ギュッ 咲「うん、京ちゃんは絶対離さないでね」ギュッ 数年後 照「原村、お前もか」 和「はい、私もです」 照「そうか仲間がいると心強いな」 和「はい、いっしょに謝りましょう」 照「許してくれないかもしれないがな」 和「でも、私たちは謝らなくちゃいけないんです」 照「ああ、分かってる」 宮永照プロ 原村和プロも入場ー チャンピョンにとっては姉と元チームメイト二人が相手の因縁の対決だー 試合終了ー 咲「ありがとうございました」ペッコリン 和「あ、あの」 照「咲」 咲「ごめんなさい、寄り道はするなって言われてるので」タッタッタ 和「咲さん...」 照「咲...」 咲「はあ...はあ」タッタッタ 咲「京ちゃーん」ピョーン 京太郎「おっとあぶねっ」ガシッ 咲「ただいまー」ギュー 京太郎「ああ...」 京太郎「おかえり」ニコッ 咲「うん」 カンッ